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■2024年6月11日(火) Vol.7200

昨日は夕方から、倒れちまったね。
日が変わった頃に、 目をつぶったままトイレに立つ。 手探りで歩く。
戻りは深山が居て、 ハイ右です、ハイちょっと左です、 とベッドに座らせてくれた。
今日は起きると、歯が危ない。 ってことで、40年の付き合いがある、 歯医者の院長に電話を入れると、 すぐ来て下さい。
院長、 これ、ちょっとやそっとじゃ、 と腕を組む。
一応、明日と日曜日に、 カメラが入る事を伝える。
来週からやりますか。
家に帰ると、 外の庭仕事を、橋本と緒方。
集まり場にあった、 資料がぎっしり詰まっている本棚を3個、 深山と百武コンビで手際よく、 奥の納戸へ移してしまう。
ネズミとリスが動き回るがごとく、 早いこと、早いこと。
あっという間に、 部屋に壁を作っていた物を、 片づけてくれた。
俺、明日、しゃべれるかなー。 誰か変わってくれないかなー。

         雀鬼




部屋に残った百武さんと、 じゃあ僕らは本棚やっちゃいますか! と、最初は戸惑ったものの、 勢いに乗って意外と早くやれたかなと思います。 それには、重い本棚を運ぶ時、 連日、体調があまり良くなく、 お部屋で休んでいたはずの会長のお姿がありました。 タイミングよく顔を出され、手を貸して下さる会長に、 「凄いな」と思いつつ、頭が下がる思いでした。
(深山)

ネズミの百武です。 深山と2人でやる予定が、 会長にも手伝って頂いて申し訳なかったです。 部屋の模様替えで雰囲気が大分変わりました。 広くなった分、部屋の使い方の幅が増えたのも良かったです。
(百武)

■2024年6月10日(月) Vol.7199

土曜にシャボの誘いによって、 外への所用の準備が出来た。
たった二人の意気投合。 これって、男と女なら、 かなりの熱愛だったかもな♪
引退して、この年齢になっても、 オリンピック関係や、 俺の人生論みたいなDVD制作。 スポンサーも頼らず、独自のもの。
今週に2度も外からの映像関係を 我が家で行う。
その全ての準備や現場での仕事も、 俺とシャボのタッグで制作に携わる。 残り少ない力を2人して合わせて、勝負する。
シャボ、諸用の準備だけでなく、 全てを俺のために、相方として、 力を貸してくれる。
俺ん中から、消えそうだったものを、 彼の心や行動を以てして、 誰の力も頼らず、引き出してくれている。
土曜の活躍があって、 日曜日も、俺を明るい方に、 元気になる方へと、 たった一人で自然にやってくれる。
朝一番から、何かを思って、 俺の大好きな蟹を買って来て、 2時間近く、黙々と調理しだし、 終わると、夜が終わるまで、 その日のための掃除を始める。
セット作りのための、いる分を選んで、 余分なものを処置してくれる。
一つ一つ、一個一個と済ましていく。 シャボ、
「誰も、当てにしない」
もういいよ、と何度も声を掛けても、 後、少し、後ちょっとと、 心身を動かすことを止めない。
数年前の伊豆の海で、 大波が来て、荒波に一気に飲み込まれ、 海の波の強さに敗けて、 今度こそ死ぬな、と心を決めて、 その時を待っていた俺の姿があった。
全てをはぎ取られ、 残りは命だけ、と受け止めていた。
俺はパニックにならず、 来るものをただ黙って待っているだけの、 自分の状態や気持を、 今でもちゃんと覚えている。
息を吸うことも忘れ、 ただ強い流れに20mぐらい、 陸の岩場と沖に向かう荒波の中で、 でっかい岩場に、 頭から叩きつけられることを待つのみ。
波が作る真っ白な中を、 何も目に入らず、 すぐやってくる終わりを只待っているだけ。
そんな時、俺の大好きな175cmぐらいの鮫が、 俺の体を、後ろから柔らかく支えて、 柔らかく包み込むように、 浅場のまだ危なっかしい岩場に導いてくれた。
瞬間だったが、 鮫がシャボの姿にうっすらと変化して、 気づくと、まだ荒波に引き戻されちまう場まで、 押し上げてくれた。
何秒かの後、2人が戻されぬように、 しかと抱き合う姿があった。
2人は傷だらけ、血だらけだったが、 どうにか、生還出来たことを、 奇跡のように今も覚えている。
我が家を一人動き回るシャボの姿をのぞき見て、 その時の出来事を思い出していた。
汚れた場所を雑巾がけするシャボ。 少しでもと、俺も洗面所でそれを手洗いしたり、 部屋ほうきを使って、周りを掃く。
自分の家でこれほど動いたのは、 初めてのこと(笑)
俺の動きなんかじゃ、 役に立たないことは分かっちゃいたが、 少しでも、一人で動き回るシャボの側に 居たかっただけの、 子供のような自分だった。
やっと止めてくれて、 蟹飯を作って、 俺や何人かの者に食べさしてくれる。
涙のようにしょっぱかった味を、 一味変えてやると、 えらい旨い蟹に、瞬間で変わる。
本当に「極」の味だったよ。
たった一人動き回ったシャボだった。 引退して初めて良き日があったね。

         雀鬼




自分には勿体ないお言葉です。 まだまだ、いたらない事ばかりですが、 少しでもお力になれるようやって行けたらと思います。
(シャボ)

■2024年6月9日(日)その2 Vol.7198

ていうことで、 シャボからの助言があって、 2ケ月前に予約、となっている、 独立して6年がたつ、謙の床屋さんに行けた。
行く前に、何も食べずに、 気持ちが悪くなっても嫌だから、 橋本、コンビニでおにぎり一個買って来てよ。
橋本が走って帰って来て、 6つぐらいのそれらしき物があったが、 腹が空いている訳でもない俺には一個で充分。
俺の都合で、たった一人だけ、 閉店時間にやってくれる謙達は、 腹も空いていようと、残り物だが持っていく。
謙、真剣な姿から始まって、 やっと気が楽になったところで、 後ろで手を休めない謙の口に、 下から食べ物をくわえさせてやる。
謙とも長き良き付き合いだからこそ、 他のお客様が居ない、来ない中で、 そんなこともやっちまう。
たった少しのコンビニ食だが、 長い間の互いの信頼感を味わえた。
アシスタントのお嬢さん達も、 後ろで座って食べてくれていた。
ある意味、謙は、俺の息子以上の気持があるんだよ、 と本音を申す。
そこへ、遠い遠い茨城から、 準備立てまでして、行動して、 後始末として車で駆けつけてくれた、 もう一人の息子以上の者が現れて、 あんなに外へ出るのを嫌がっていた俺の心身が、 一気にぬくもって解放された。
「行きは嫌々、帰りは楽しい♪」
多分、そのノリで、帰りの車の中から、 のれんで店内は見えなかったが、 決して小ぎれいとは言えない、 今まで、そういうとこへ入ったことがない、 やき鳥という文字が目に入る。
「シャボ、やき鳥、食いたくねえかい」
「ハイ、食べます」
車は、その店を100mぐらい過ぎたところで、 Uターンして、何故か、のれんをくぐっちまう。
入口近くにいた10代後半ぐらいのアルバイトの女の子に、 シャボが、
「まだ入れますか」
店内は意外に狭かったが、 ボックス席にはオジサン、オバサンと、 まさに宴会感盛りで酒を飲んでいる。
入口を入った2人掛けの席の 2人組の男性の半袖の下から、筋彫りの墨が見える。
客層は、みなさん、近場の人。
車なんで酒は飲みませんけど、 いいですか。
店の奥の焼き場の主人らしき人が、 ちらりと気配を計っている。
そっちを見ずに、
「飛び込みなんですけど、スイマセン」
アルバイトの子、 カウンターに案内。
知った者同士、 酒を味わいながら時を過ごすんなら、 向い席の方がいいよね。
メニューを見て、 2人して無難な同じものを頼む。
焼き上がり前に、少々、時間があったんで、
「シャボ、俺、トイレ」
分かりにくかったトイレの文字を、 シャボが立って見つけ、
「あちらです」
と酔い客で狭くなった席の後ろを、 シャボが先頭切って、 スミマセン、スミマセンと案内。
すぐ後ろを背の高い俺が少し腰を落として、 手を切って、シャボの後ろを進む。
酒が中心の店だから、 俺達2人の下戸には全く似合わない。
酒の勢いに乗ったグループ、狂おし気なアベックさん、 これは場違いな所へ飛び込んじまったな、 と思いつつ、どこかに楽しむ気持ちがあった。
(本心は、怖くって、何が起きるんだと、  入った時からブルっちゃって、  小便に行きたくなっただけ。  なぁ、シャボ、解るよな。)
客席を過ぎて、 少し重たげなドアをオープンさせたシャボ。
そこは外廊下で、 汚ねえ通路の向こう側に共同便所。
シャボ、危ねえとこ入っちまったな(笑)
滅多に入れない店だが、 今の俺には、ピッタシカンカン。 高級店へ入るより、まさに合っていた。
席に戻って、焼き鳥を上品に頂く。 まぁまぁ食える。
たった四本ずつ。 それにウーロン茶だけ。
「つくねとレバー、もういっちょ行くか」
「ハイ」
その頃は、周りも気にならず、 2人して涼しい風。
元やん茶して、 それなりの遊び人から堅気になった主人が、 自ら持って来て、体をこごめて、
「どうぞ、ゆっくりして行って下さいまし」
と挨拶。
「ありがとうさん。  結構、旨かったよ」
と静かに返す。
俺たちの目の前の棚に、どの酒も一杯460円、 と書いてあるボトルが、8本ぐらい置いてあったが、 俺が見たことすらない酒瓶。
まぁ、お店には悪いが、 俺たち二人、酒には全く用がない。
なんかよ、飛び込みとはいえ、 お店側にとっては、ウーロン茶と、 一本いくらかの焼き鳥10本でお会計じゃ、 良客じゃねえよな。
店を出て、道路を突っ切る2人、 俺達も少しだけ大人になれたかなー。
普段、問わないが、
「お会計、いくらだった」
2人で2750円だそうだ。 これって、安いファミレス値段じゃないの。
引退して、我が家に籠っていると、 多分、ストレスが積り、 否応なく、うつ気分になるんでしょうね。 久し振りの外出だった。 来週、外部の方達のご好意で、 我が家に映像カメラが入る。 その準備のための否応なしの床屋さん。
そこで、馴染みとはいえ、、 気持が解り合った男とのふれあいや、 なんか魔が差したように暖簾をくぐっちまった、 人生初の焼き鳥酒店に行っちまったけど、 そこには、良かれ悪かれどの変化があって楽しめちまった。
我が家に戻ったら、遊びに来た者に、 マンネリ化、楽しみを忘れちまった者達が待っていた。

         雀鬼




会長と自分、下戸の2人が、お酒ありきの焼き鳥屋さんに…、 トイレは外の共同便所、若いアルバイトさん達に、 お客さんやお店の雰囲気、お値段、どれを取っても、 会長が行かれる様なお店ではない感じでしたが、 その場のノリや遊び心で大人な経験が出来ました(笑)
このところ、心身の重さを感じられていたと思いますが、 外出されて遊び心が湧いてきたりと、 心身の動きが生まれて来て、個人的に嬉しくありがたかったです。 ちなみに、何に対しても、 会長がブルっているのを見たことはありません(笑)押忍!

(シャボ)

■2024年6月9日(日) Vol.7197

自分でも行ける状態というか、 気持が外に向かなかった。
週末になって、シャボから、
「来週はテレビ局と動画の撮影が入るでしょう。  ならば、ほったらかしの髪の毛を、  せめてセットしなきゃ仕事になりませんよ」
そりゃそうだ。 まさにその通り。
我が家に来てくれ道場生は確かに、 身なりも、やることも、ほとんど、かっこ悪いから、 待っている俺も、それでいいや、と思っちまっていた。
「会長、お仕事は、お家で済ませるからって、  外部の方々や、テレビ局の方達も、  わざわざ出向いて下さるんですよ」
それすら、解っていても、気づかぬ俺に、 シャボから的確なアドバイス。
以前、そういうことを一人で思いついて、 自分なりのカッコをつけて出向いたもんなんですが、 引退という二文字が引っ掛かっていたのか、 もう外部の方々達のお仕事も終わり、 と思っちまったせいか、 元道場生の中に、知らず知らずに染まっていたんだね。
かつて、そういう連中を連れて、 都内に入ったことがあった。
ロマンスカーの待ち時間が少しあったんで、 今より、さほど、ひらけていなかった、 新宿の南口の構内に出て、 壁に寄って、タバコを一服していた。
ふと脇を見ると、 ホームレスのお仲間さんが5人座って、 楽しげに現状を語り合っていた。 女性も2人混じってね。
みなさん身なりが普通人並みにきれい。
彼等は、あるシーズンになると、 お店で売り切れなかった衣料品や靴など、 品卸しの時に、もうこれ売れない、 という商品をダンボール等に入れて、 お店の外の脇あたりに、 ゴミと同様に捨てることを、 彼等なりの情報で知っている。
売れ残り品だが、 決して古着でもない、新しいもの。
それを何軒もの店から拾い集めて、 着込んでいらっしゃる。 だから、その5人の方々は、こぎれい。
それに対して、俺がタバコを一服して、 脇を固めているつもりになっている家の道場生ったら、 上から下まで着古してボロボロ。
お前達、あの方達より・・・・。 2対8ぐらいで敗けていた。
そんな時、ホームレスさんに大敗した元道場生達が、 いまだにそれに近い格好で、部屋にあがっている。
ボロは着ていても心は錦、ならいいんだが、 外に見えにくい心も、とても錦とは思えない(笑)
「道場は終わるけど、  来たい者は俺ん家に来てもいいよ」
と一応、声を掛けておいたが、 あの道場という名の小屋では、 それも致し方がなしだったが、何度も、
「ここ、俺ん家だからね」
と忠告を出していても、 無関心な根っこがある者には通じない。
俺は引退した年寄りだから、 自由にしてるよ。
それが伝わることもなく、 ミイラ取りがミイラになっちゃった。
これ、言葉じゃなく、 黙って座っていた、 ほとんど動かない置物のような者は、 ミイラに見えるんだよ(笑)

         雀鬼




あか抜けた感じの方々がホームレスと聞いて、 驚いたのを覚えてます。 今では多少気にするようになったものの、 当時は黒ずんたジャンパーも、お気に入りにしてしまい、 その格好のままで会長のお付きとは、 あってはいけない話だったと思います。
(恒)

差し出がましいかと思いましたが、 ご連絡させて頂き、結果的に良かったです。 自分自身、この1、2ヶ月間の 環境や状況の変化について行けず、 ご迷惑を掛けてしまいましたが、 今まで学ばせて頂いた 大切にすべき事は変わらないと思いますので、 それらを忘れず行動して行けたらと思います。
(シャボ)

■2024年6月8日(土)その3 道場生コメント

生活の中心は、土曜日を中心にまわっていました。 やれるけど、やらないという判断をする時が一番難しかったです。
力相撲では、どうやっても非力な自分には勝ち目はないのですが、 感覚の技を会長に教えて頂いてからは、 なぜか強いシャボさんや深山を苦しめることができました。 それを周りの人が喜んでくれるので、どんどん楽しくなりました。
相撲をやらなくなって、5年ぶりくらいに風邪をひきました。 会長の御身体に対する影響は、自分の比ではないことと思います。 相撲の思い出は、海や旅行の思い出と同じく、 楽しく大切な思い出です。
(しげる)



土曜日は、自分にとっても特別な日でした。 しげるさんの「やります!」から始まる放課後相撲。 シャボ大横綱の胸を借り、しげるさんに苦しめられ(笑)、 そして会長と体を合わさせていただく、 そのどれもが楽しく、嬉しい事でしたし 相撲の後には、毎週のように新たな捌きや感覚で遊んでいただく、 不思議で楽しい時間を過ごさせてもらいました。 本当にありがたい日々だったなぁと思います。
ひと月ほど前、久しぶりの感覚の遊びは嬉しかったですし、 会長のお身体への良い変化を改めて感じさせていただきました。 また、そういう機会を待ちたいと思います。
(深山)



週に1度の道場相撲、会長にとっては、捌きや感覚の動きで、 お身体を使われる大切な時間だったのではと思いますし、 その中で、自分達も不思議で楽しい時間を体験させて頂きました。
毎回の様に会長が新たな技を発見されて、 その技をしげる運動部長が使って、自分や深山を痛めつける(笑) 厳しいですが、やり甲斐もありました。
道場相撲をやっていた時は、生活の中に「ハリ」がありましたね。 八百長無しのガチンコ勝負ですが、 道場生どうしの信頼等の関係性と、 会長が見守って下さっていたからこそ、 やれてこれた事だと思います。
体を少し痛めても、会長と感覚の技で遊んで頂いているうちに、 いつの間にか治っていたりと、本当に不思議な時間でした。
会長を先頭に、40過ぎのオッサン達が、夜中から朝まで、 相撲を取ったりして、汗だくになるまで体を動かして…、 こんな所、他には無い、唯一無二の場でしたね。
(シャボ)     





■2024年6月8日(土)その2 Vol.7196

4月30日に、ずーっと続けた、 大切な大切な道場を閉めて、 5月の丸一ケ月、我が家だけに居場所が変わった。
その中で、どういう現象が残るかは、 俺次第だったが、 たった一ヶ月で自分が全く違っちまったようだ。
今じゃ、2時間近く、わずかなエネルギーを出すと、 一気に疲れが出ちまう。
この頃じゃ、耐えることもなく、 静かな場所に逃げ込んで、 一時間ぐらい横になって休み、眠っちまう。
目も疲れ目、 耳は前より聞き取れず、 喉も通らない。
感性が先ずこの3つに異和感があり、 鼻と触れるは、はっきり分からない。
一ヶ月前までは、我が家と道場では、 ちゃんと切り替われ、自分らしくあれた。
毎週、土曜日は、80才にして、 夜中2時近くから、相撲を中心として、 終わりもなく、朝6時過ぎまで動きっぱなし。
それでも疲れるどころか、 どこか、心身が良くなって、 まだ動ける気で終えて、 我が家に戻る生活を何年したことだろう。
やる前は、時々、今日はちっと無理かな、 と思う状況の日もあったが、 始まっちまえば、毎度のこと。
多分、この一ケ月はそれが無しの日々、 これが俺の心身に、 大きな影響を与えていたかもしれない。
栄養やサプリメントより効いていたんだよな。 言ってることはネガティブかも知れないし、 自分的にも良かないことは分かっているが、 せめて正直に、誤魔化さずありたいと思う気持ちで、 ペンを走らせている。
そんな日々が5年以上あったかな。 運動が苦手なしげるちゃんを運動部長に任命する。 適応力、状況判断力があるしげるちゃんだからこそ、 その大役を5年も勤め上げてくれた。
その中で、毎週、優勝がシャボ。 5年連続って、凄いよな。
2番手に深山がついていた。 あとはダンゴ。 中には、恒のように一番取って、 息を切らしている奴もいた。
その強者の2人の前に立ち向かったのは、 力相撲を止めて、 感覚相撲に導かれたしげるちゃん。
しげるちゃんが2人をやり込めてくれていた。 力相撲だけなら、しげるちゃんは、 100番取って、全敗。
誰と取っても勝てなかったろう。 俺の相方となったしげるちゃん。
弱者はどうでもいいんだが、 強者2人から体力を奪い、倒したりしてくれた。
それが、また面白く、みんなを楽しませてくれた。 マニュアルも技術もなく、 その時、その場で、 日々、新しいことが起きていたっけなー。
そんな遊びの中で、 シャボ、深山、しげるちゃん、 という3人が輝いていた。
後は全員失格かー。
それでは3者からの思い出の一言をどうぞー。

         雀鬼






■2024年6月8日(土) Vol.7195

能登の崩れは大変だったね。 神戸や原発があった東北とも違う。 起き忘れた感を感じる。
俺なんか、たった一ヶ月余りで、 人間関係が足元から崩れているのを感じる。 近々の者、身近な者の心の離れ。
昨日も遠くのシャボから、 出しゃばっているかも知れませんが、 会長、撮影が何本か、入ってますよね。
「床屋、大丈夫ですか。  よければ、自分から、  床屋の謙さんに電話入れときますが・・・・」
「悪い、シャボ。  そうだったな。  そりゃ行かなければダメだった」
こんな俺でも、何時、何かやらねばならぬこと。 準備して、実行しなければ、いけませぬこともある。
それを毎日のように出会う者、 多分、その手伝いのために来てる者から、 一口も出て来ねえ。
もう内部崩壊だよな。
それを感じて、先日、俺、 怒っちまったんかなー。
会長、眠れましたか。 会長、食事は食べてますか。 ぐらいの気遣いがあってもいいんじゃねえか。
それが、逆に首を揃えて、 無口になっている。
気持ちがねえもんは、 言葉は出て来ねえよ。
こいつら、何ダマってんだ。 こいつら何、無駄な動きして誤魔化してんだ、 と丸見え。
内乱があって、内側から崩れている。 たった一ヶ月の場の変化が、 人の変化にもつながっている。
物事を作り出すには、 多年かかるが、壊すのは瞬間だ。
俺の心身だって、 多分、長い間で、層が出来たが、 そんなもの地下熱が穴を空ければ、 いっぺんに状況が変わる。
病院から出て来る俺の写真を表に出すかー。 担当のセンスが疑われる。
外の方だって、 それで心配かけちまっても、 良かないでしょう。
俺は、ありのままでいいんだが、 外部の人には、そうはいかねえんだよな。
そんなことは、 俺一人で考えてたら、たまんねえよ。
我が家に来て、 自分達の居場所も段々と片付け帰っていく。
それは、前の道場じゃん。

         雀鬼




様々な抜けが、抜けではなく、 心を無くした上で、やっておりましたこと、 会長に言わせてしまうまで、気づかずにおりました。 本来なら、会長支える立場でありながら、 逆にご負担をお掛けしておりましたこと、失礼いたしました。 自覚出来た部分、自覚できていない部分、両方に気をつけ、 来させて頂いていることを忘れずに、やり直したいと思います。
(緒方)

いたらないとこばかりですが、 シャボさんの「気持ち一つ」から、 素直にやれるようにしていきます。
(橋本)

■2024年6月7日(金) Vol.7194

木曜日は、誰一人として顔を合わせてない。 水曜の夜、俺が作った小出しの飯を、 食って帰った人達と会って以来ね。
今、金曜の朝5時かー。
少し食を取ったが、 あれほど寝るのが下手だった俺が、 20時間寝っぱなしかな。
これについては、 下手から上手になった訳ではなし。 眠気が起きる異変と、 眠気に敗ける弱さを自分に感じるだけ・・・・。
一日眠そうにしていたナルちゃん、 歯を食いしばって、 たった一人で眠気と闘い始める恒さんと、 レースは少し違うかも知んないが、 ダメダメ人レースに選手として出られそうだな(笑)
今は百武に心が見えるよな。
さて、また寝るかー。



やっぱ寝ずに、仕事の原稿一本書いちゃいました。

         雀鬼




今は、仮にスタッフがいない日でも、 動ける様に心がけて行動しています。 恒さんとナルちゃんはレースで競い合って、 オリンピックを目指してほしいです(笑)
(百武)

眠気を普通に感じて、常敗を長年続けている 自分やナルちゃんとでは、大分違います! 自分らはダメダメ具合をもう少し自覚出来ればですが…
(恒)

■2024年6月5日(水)その2 Vol.7193

本日も眠ったり起きたり。 その合間に、人生の師でもある早矢香芸能人、 過去に俺の漫画を描いてくれた、くみ先生と、 楽しみを教えてくれた女性の3名から電話が入った。 オール主婦だから、甘い話しや浮いた話しも無し。
今日、駆け付けてくれたシャボや恒よりは、 味合いはあったよな。
遅くなって何人か加わり、そいつ等に、 俺がキッチンのイスに座ったまま、 前に、まな板と包丁、後ろにトースターだけの中で、 ローストビーフを全粒粉のパンにサッと挟んで、 旨い洋食を作ってやる。
その後は、皿に乗った白米を箸で寄せて作った、 ローストビーフの寿司を握ってあげた。 洋と和だったが、 自分で言うのも何だが、旨かった。
只それを食いに来ただけで帰って行った連中。 悪いよな。
おむすび一個、睡眠もわずかで 仕事している家庭もあるのにね。
今、午前4時、眠くねえ中で、たった一人。 いつものように、湯船に肩まで浸かり、 足を伸ばしたら、また暇な時間が来ちまう。
この時間帯は好きじゃないね。

         雀鬼




他では体験出来ない味合いある物を、 奪い合いまでして、帰ってしまいました。
(恒)

■2024年6月5日(水) Vol.7192

「イエイ」
お出掛けだ!!
夜10時近くに、シャボと2人で、 百武くんに留守を頼んで、身近な者の家へ。
そちらさんも、ほぼ眠っていないから、 諸事をさっさと済ませて帰っては来たが、 出掛ける車に乗る前に、念のため、 向こうさんと連絡を取り合うために必要な
「携帯電話、持ったか」
何も言わずに、我が家に駆け戻るシャボさん。
「まさかね♪♪」
俺を先頭に、みんなが忘れん坊になっている。 みんな疲れているから、許してネ。
でも、シャボさん、運転下手になったよね。 老化したのなら、免許返納したら如何ですか(笑)
一時間しか寝ずに仕事へ行って、 何も食べてなかったり、おにぎり一個で・・・・・ 俺ですら、夕方前に、焼きそばをつっついたのにね。
生活って、それぞれだけど、大変な人達も居るんですね。 お気をつけてね。
そうそう、裏切りと間違いは、違いますからね。 いっちょ前じゃないから、一人じゃ何も出来ないから、 何人かで手と手を取り合ってな・・・・・

         雀鬼




久しぶりに会長とお出掛けだー。 携帯持って、おタバコ、飲み物も持って…忘れ物無し! 安全運転で出発っと…。 現実は厳しいですね(笑) 早め早めの免許証返納も考えておきます(笑) 自分の気持ちの乱れや余裕のなさで、 大変な方々への心遣いも出来なくなっていました。 個人的には色々と修正して行かなければですが、 僅かな仲間達と伴に手を取りあってやっていけたらと思います。

(シャボ)
シャボさんにも負担を掛けてしまいました。 悪い影響を減らせるように、 いい人を見て、合わせていきたいと思います。
(橋本)

■2024年6月4日(火) Vol.7191

俺、自室で横になって、 見るともなく、流れる映像を見ていたら、 一時半頃、誰かが入り口の廊下に、じっと正座していた。
なんだあ、シャボさんかよ、 そんな所に居ないで、中に入りなよ。
昨晩、誰かとしゃべりたかったんで、 シャボさんに電話を入れちまい、 この日の状況を説明しちまった。
そのためか、現場を感じたくって、 心配して駆け付けてくれたんだね。
くだらん迷惑を遠くのシャボにも掛けちまったんだ。
昨晩、どうにも抑えられず、怒りが出ちまったが、 夜中の3時過ぎに、やっとこさぁの 一日一食目を一人で食べて、少し眠っちまったら、 気分が怒りから、一部分を除いて、ほどけたから、 今は、ほぼ怒っちゃいないよ。
俺って、怒ると、手の施しようがないことは解っちゃいるが、 数時間で気持が変っちまうことに異和感がある。
今ある物で、シャボ、橋本と、 少し強引的に(?)食を取った。
やるべきことがないシャボさんが、 困ったように後ろに立っている。
そりゃ、しっくり行かねえよな。 あったことは現実だしな。
5月の一ヶ月間のストレスが 出ちまったのが正解かも知んないな。 どう思います、シャボさん・・・・・

         雀鬼




会長にとって大きなストレスになっている 原因の1つは、はっきりと解るのですが…。 内の事、外の事、沢山の事を考え、想って下さっている会長、 自分達には想像も出来ない程のご負担があるのだと思います。 体調やご気分もあると思いますが、 お出かけされる時には、つたない運転ですが、 お力になれたらと思います。
(シャボ)

大事な日に不義理なことが 起きてしまったことは反省しております。 道場が無くなってしまい、 知らずに本分が薄れていたと思います。 翌日のシャボさんの行動は、いざ鎌倉の精神でした。
(百武)

■2024年6月3日(月)その2 Vol.7190

31日には、目を開くことも、 立ち上がることも、俺の心身が拒否していた。
そうだったんだ、 一年前に俺の側の若い奴が命に至った日だった。 俺は忘れていたが、心身が思い出したんだよ。
それでいいんじゃねえかい。 そんなこたあ、みんなに知らせることもねえ。 ただ俺一人の中から
「そんな日だったんだよ」
心身が現わし、示してくれればいいんだ。
外は強い雨が降っている。 雨も何かを示してくれている。
俺も自らたった一人でやった生前葬。 あの日から一ヶ月至った。 何でダブってるんだよ・・・・・
涙は出ねえが、鼻水がいつも以上に沢山出て、 この項を書いている内に、 卓上の板の上にティッシュが山となっている。
くちゃくちゃになった柔らかくて白い薄い紙。 何だか綺麗に見えた。
二人は解っていたろうが、 何故か、沢山集って、酒もない食事会を昨晩やった。 倒れて起き上がれず、食欲もなかった俺だったが、 事情を知らない元道場生の中で2日分ぐらい食べれた。
俺の半分も生きずに逝った亡き者のために、 二人分食っちゃったのかなー。
今、線香をあげたら、 大粒の鼻水がポトンポトンと落ちやがった。
信仰心もねえのに、 昨日も今日も、今月何本あげちまったのか。 深夜の部屋の中を 線香と蚊取り線香の好きな匂いが流れる今日この頃。
今は我が家で一人ボッチだが、 もうすぐきっと橋本が来る。 自然に「待ってるよ!!」の想いが出た。
悲喜こもごもがあって感情も生れる。 オタクマニアのごとく偏っちゃイケンヨナ・・・・・

         雀鬼




会長のお気持ちを裏切ってしまい、 周りにも迷惑を掛けてしまいました。
(橋本)

事情も解らず、食に飛び付いてたりしました。 解った上で馬鹿な事やれたら良いのでしょうが…
(恒)

■2024年6月3日(月) Vol.7189

道場が終っても、俺と橋本は毎日逢っていた。 公もプライベートの壁もなく、二人で時を過ごす。
俺は素っ裸だから、 橋本も、さらに俺の姿を、ほぼ近くで、ふれあい、見たよな。 家族より何十倍も濃かったよな。 多分、その増加分は、元道場生にも解らんでしょう。
俺は橋本を見つめ、 橋本も俺を見つめっぱなしで、 よそに目をそらさなかった。
女性に愛を感じ、恋を何年も持ち続ける者もいるが、 俺達の一ヶ月は、そんなもんは入る余地もない。
かつて日本兵が、戦後、帰還したニュースがあったが、 俺達も何かに囲まれちゃ居たんだろうが、そんなのヘッチャラで、 2人して我が家の洞窟の中で、伴に全て気が合って過ごしていた。
食が細かった二人だったが、 俺はともかく、お前は食えよ、 道場の時は何時も後ろに隠れていた姿を、
「ハイ!!」
という強い声で俺の何倍か食ってくれた。
衣食住って、経済金儲けに押し潰されて、 死語かも知んねえが、 二人の一ヶ月は、先ず食を取った。 高価なもの、安いもの、有るもの、ていうか、 そこにあれば何でも2人して頂いた。
過去の夏の一ヶ月を、元道場生達と一ヶ月、 海の側で別荘暮らしを何年もやったが、 あん時は人も多かったが、 この一ヶ月は橋本と二人っていう気分だった。
その間に高齢者の俺は、 2日ぐらい倒れた日もあったが、 又どうにかヨボヨボかも知れんが、 立ち上がって、笑いを作るために何度か吼えた。
あの大人しかった橋本も、 俺に続いて、吼えることを覚えたよな(笑)
大人しくいい人でいるよりも、 何かに向かって吼えている方が
「オス」
らしくっていいよな。

         雀鬼




押忍!
(橋本)

■2024年6月2日(日)その2 Vol.7188

楽しみもあれば、苦もある。
夜中に俺がやるべきことを色々と考えていた。 決して金儲けや仕事じゃなく、 対人関係の始末かな。
その後、一時間ほど横になったけど、 昼一番から、
「俺、かったるいから、お前すぐ来いよ」
マックのフィレオフィッシュを、 一個買って来てもらう。 その間に橋本も呼んでいく。
昨晩の敵は、昼は仲間。
これはどうよ、これはどう思う、 とそれぞれに合った話をして、 時間があった3人で、買い物に行くぞ、と決める。
忘れていたが、 3時に恒が俺の楽しみの用を済ますために現れた。
気づいたら、又、俺ベッドに倒れこんでいた。 2時間たって、起きようとしたら、 また、両足がガクガク、昨晩の罰ですね。
みんなのとこへ、支えられて、 連れてってもらったが、 さらに体がガックガック、目も開けられないまま、 かつがれる。
微かな声で、
「ここ、どこよ」
ベッドです。
俺には、救急車のストレッチャーの上に、 乗っかっている気しかしない。
シャボさんの
「おぶりましょう」
の優しい声は覚えている。
何か、橋本、しげる、シャボの手を、 目を瞑って握って、
「サヨウナラ、サヨウナラ」
と心の中で、別れを告げていた。 いいんだ、それが希望だからね・・・・。
そん時はよろしくね。
「約束だよ」

         雀鬼




立ち直りました(笑) 約束ですね!
(シャボ)

ハイ!!
(橋本)

約束は命の次です。
(しげる)

■2024年6月2日(日) Vol.7187

昨日は、仲間から親愛のハグを受け、助けられた。
その後、茨城から、 少しあせりが入った声が聞こえてくる。 茨城の奴、夜、ソーメンでも作りますか。 と準備にかかる前の気遣いが通る。
そこでだよ。 そこなんだ!!
俺とハグ衆で、 遠方からくる良心をぶち壊してやれ、 と暗黙の思考がわく。
先に食っちまえ、食っちまえと、 ホテルのクラムチャウダーとドリアの上に、 極上のビーフシチューも作って、 3人で旨え、旨えと食い終えちまう。
それに比べて、ソーメンなんて、 チャチなもんよ(笑)
茨城の奴が、やっと着いて、 急いで調理場に立つ。
それを尻目に、俺は食卓の側に横になって、 一時間、本格的に落ちてしまう。
その前に茨城の男に、わざと聞こえるように、 腹の調子が悪い、薬持って来て、 という手を打っておく。
主犯は橋本さん。 俺は演者、しげるちゃんもそれに乗る。 このメンツならいける。
3人で上手く騙くらかして、 不安そうなシャボを、 もてあそんでやった。
たまにゃ、面白くて、楽しい行動をやらねば、 ちっとも、面白かねえ。
意地っ張りの頑固者に、 一発カウンターパンチを入れてやった(笑)
遊びを思いつかない奴は つまんねえんだよ。
善だ、悪だと、毎日それに捕まってる人は、 自分も周りも楽しませられないんですよ♪
なぁ、仲間の2人さん。

         雀鬼




前日にいろいろあって、 今日はどんな感じかと思いながら伺いましたが… 現状を受け止め難い感じがありました。 状態に合わせて、判断、行動するシャボさん、 大変な時程って教わりましたが、 役立つ者とそうではない者の差を実感しました。
(恒)

身も心も、もてあそばれて、 立ち直れそうもありません…。
(シャボ)

ですね♪
(しげる)

ハイ!!
(橋本)

■2024年6月1日(土)その3 Vol.7186

今日は、外から入る光景が気持ちよかったんだが、 内なるところで、虎オオカミの姿を・・・・。
そんな気分でソファに座っていたら、 伴に沢山眠っちまった仲間のしげるちゃんが、 顔を見せてくれる。
「隣においでよ」
としばしハグして、 心を休めたところで、 橋本さんも来て、 すぐ頭から抱きしめちまった。
そんなことをやられても、 許してくれる者が居るって、 凄え助かるっていうか、 ありがたいこっただよな。
変態とか、そっち系じゃ決してねえけど、 とっさにやりたいことを、やっちまっただけ。
御2人さん、怒ってないよね。 嫌だったら、二度としませんから♪

         雀鬼




怒ってないです♪ 嬉しかったです♪
(しげる)

怒ってないです♪ 嬉しかったです♪
(橋本)

■2024年6月1日(土)その2 Vol.7185

悪態を吐き続ける、質の悪いやつ。
暴力はいけねえっていうけど、 そういう奴にも、 じっと我慢しろっていう社会の常識。
っていうか、
「法」
って、おかしかないかい。
そのための名誉棄損とか、 侮辱罪なんていうのも、 公にはあるかも知んないが、 そんなもののために、 イチイチ法に判断を委ねるって、 俺はおかしいと思うぜよ。
まぁ、どちらにしても、 度というものがあって、 そのはざまを越えないように、 互いがすれば、治まる話なんだがね。
あと、やっぱ、人間関係もお金だけ、 っていうのも味気ないし、 愉快じゃねえよな。
そんなことを耐えて、我慢して、 限界を超えても辛抱する。
積もったものがストレスとなって、 何かの型で、嫌なものとして出てきちまう。 精神だけじゃなく、体にも悪いよな。
そして、狂となって、 歩く人もいるんだよな。

         雀鬼




暴力はダメって言う者ほど、酷い悪態を吐く気がします。 暴力より、後々まで引きずったりするのに… 先日、デパートの中で、1人で怒鳴っている人を見かけました。 他人事ではないのかも知れませんが、 狂を実感する事が増えているように思います。
(恒)

■2024年6月1日(土) Vol.7184

ここだけの暮らしで、 やっとこさあ一ヶ月が至った。 最終日は死ぬほど眠った。
すき焼きなら食べれるかと、 橋本と緒方で鍋を囲んだが、 緒方は余り食べずに、 俺も、わずかばかりの一口、二口で終い。 橋本さんだけが、しっかり食べてくれた。
すき焼きは食えなかったが、 スイカのぶつ切りは美味しく食べれて、 たったそれだけで一日の食事。
働かざる者、食うべからず、 と国の大将の言葉。
この一ヶ月で体重も変化があろうと、 秤に乗ると、4kgぐらい減っていた。
しげるさんが、又あのホテルの旨かもんを、 差し入れで持って来てくれた。
あれならイケそうだネ♪

         雀鬼




たくさん頂いてしまいましたー! 贅沢過ぎる日々を過ごさせて頂いております♪
(橋本)

■2024年5月31日(金) Vol.7183

水曜だったと思う。 仕事帰りの緒方が、午前2時頃まで我が家にいて、 話し相手になってくれた。
その後、風呂で足を伸ばして、 自室で、橋本さんが買ってきてくれた、 俺の好みの弁当と熊本産のぶっかきスイカも頂く。
夕方に自室で落ちた日なのに、 その後、4〜5時ぐらいに眠っちまって、 冷蔵庫を覗くと、橋本さんが何も言わずに、 俺が一週間ぐらい前にポツリと言った、 今は鰻かなー、の一言を覚えていた橋本、 2ヶ所の国産の鰻を、そーと置いといてくれた。
1ヶ所の方の鰻の半分で、 また飯を食べちまって、久し振りの食べ過ぎで、 また自室にこもって眠っちまった。
夜10時に目覚めて、橋本に一報を入れる。
「今、何してるの」
塩むすびと鮭のむすびを食べてるところです。 当然の一食目。
俺には高い鰻を買い置いて、自分は安いおにぎりだけ。 こんなバカな話ってあるか。 それが現実にあったんです。
眠らない男だった俺が、20時間ぐらい寝っぱなしで、 橋本の10倍ぐらい高い食を取っている。
いくら刑務所暮らし(笑)と言っても、 差し入れが多過ぎる。
多分、ああいう場所は禁煙なのに、 恒からもタバコの差し入れがあったし、 忖度どころか、割りに合わない話しだよな。
道場を引退して、我が家暮らしになって、 体をなまらして、 心も縮こまった我が家の一ヶ月は長かったが、 やっと過ぎたんだね。
みんなとバカやって楽しんだ道場は今はなし。
温泉でも行っちまうかなー。 それとも海へかなー。

         雀鬼




新たな監獄での1ヶ月が、 さらにお体を悪くされてしまう日々となりまして、 申し訳ない気持ちです。 サブマネも会長のことをお気にされて・・・。 会長とサブマネと、何人かの少数で、 ゆっくり温泉に行って頂けたらいいなぁと、 つくづく思っています。 その後に、海ですかね!!
(緒方)

かつては入院生活が理想っていう人も居ましたが… 自分は手持ちの物程度の差し入れですが、 橋本さんの心遣いは尽きないですね。
(恒)

会長とサブマネには、温泉や海と言った自然の中で、 心身のリフレッシュをされて、 気持ちの良い時間を過ごして頂きたいですね。
(シャボ)

個人的な興味だったのですが、 逆にお気を遣わせてしまいました。 伸び伸びと出来る機会があるといいのですが・・・
(橋本)

■2024年5月29日(水)その2 Vol.7182

橋本を一人置いて、 自室兼、病室の俺の部屋へ、 入っちまった。
一服どころか、 不自由な夢を見ながら、 2時間余り、眠ったらしい。
起きた瞬間、一人にした橋本が心配で、 部屋をのぞくと、 恒と哲が立っている顔が飛び込んでくる。
「一安心」
あーぁ、よかった、よかった、 という気持ちになれ、 どこかで、恒と哲に感謝していた。
無事でよかったな。
2時間も寝たのに、 全身がすごくかったるく、 しばらく何も考えられなかった。
2人は今日は食を取ってない。
橋本は家に帰って食べろよ。
おれも風呂に入ってから、 病室で食べるからね。
後2日か♪

         雀鬼




帰ってから食べました♪ 会長から色々とお気遣い頂き、 1日ほぼ怖さはありませんでした!
(橋本)

26年近い触れ合いを続けさせて貰って、 初めて感謝されました! 事情は知らなかったですが、無事で良かったです♪ 後は食友不在でも、お二人の食が進むと良いのですが…
(恒)

土日はともかく、 平日は何時間も待ちぼうけさせてしまっている現状ですが、 自分達が来たことで安心していただけたなら良かったです。 虎狼に狙われるサブマネもご無事で何よりです。
(哲)

■2024年5月29日(水) Vol.7181

俺だってガチで荒れちゃいたい時もあるが、 じっと堪えているが、一声吼えてやる。
俺と橋本は、二人暮らしの時間が、 そろそろ一ヶ月になる。
前の稿で、悪い奴は地下に潜る、と表したが、 俺が思うには、前の道場の上階には、 質が悪い奴が棲んでいたが、 こっちにも、上の階には虎狼が居て、何かを狙っている。
俺は、まだ鬼だから仕方がねえんだが、 橋本さんは、一人で怖い思いをしてるんだろうな。
危さを好む俺でも、休み処が欲しいよな(笑)
よく解らん取材も入ってくるし、
「すんなり」
っていいよな。
恒ちゃんが持って来てくれたタバコで一服するかー。
下にも上にも問題ありか。

         雀鬼




アリアリでっす!
(橋本)

質の悪いものの話、 どちらも直接被害に合う事は少なかったですが、 特に虎狼は、会長以外耐えられそうな感じがしません。 虎狼よりスケール小さなものに、 少しだけ吠えてみましたが…
(恒)

■2024年5月28日(火) Vol.7180

道場閉めてから、まだ28日目、 後3日で、一ケ月か、長えよなー。
我が家、事務所だった、この場所で、 今は下働きをさせてもらっている。 食事付きでね。
今日は、窓を開けたら、 上下に強い風が吹いて、雨が落ちて来た。 土砂降りでズブ濡れになった百武が入ってくる。
俺のズボンを貸して、 濡れたズボンはドライヤーで乾かしてあげる。 買って来てくれたスリッパのお返しにね(笑)
火曜日か、いつも来ない、 しげるちゃんも顔を見せ、 来ても一時間限りの哲も来た。
こんな爺さんのところに、 顔を見せに来てるだけで、 よしだよなー。
引退してから、一度も麻雀をやってない。 今は、牌に触るのも嫌なのかも。
今、早矢香から届いた一人娘の動画を、 眺めている。
「おかあさんといっしょ」
に合わせて、両手、両足をいっぱい動かしている。 元気いっぱいだね。
顔も少し大きくなって、 ペコちゃんに似て来たよな(笑)♪♪
ママは、テレビのお仕事忙しいでしょう。 ボクなんか、雑巾がけ(3分)の下働きでバテてます。

         雀鬼




スリッパは早速、履いて頂いて何よりです。 ドライヤーの音は聞こえていましたが、 まさかズボンを乾かして頂いているとは思いませんでした。 会長のズボンを貸して頂いていた上だったので、 こちらこそ感謝でした。
(百武)

■2024年5月27日(月)その3 Vol.7179

夜になって、食友の橋本と、 幸せは食べる時にあるという、 ナルコと恒が帰った後、 緒方、遊べないけんど、楽しまない分、 スープを飲もうか、と誘う。
しげるさんが差し入れしてくれた、 グランドホテルのクラムチャウダーを、 緒方が作って出してくれて、 2人して、こりゃ、うめえ!!
「上品な食感だよな」
飲み終えた緒方に、
「もう一つ、いっちゃわないか」
「いっちゃいます」
の言葉を入れて、 緒方が再びキッチンに。 その間に俺はこの原稿を書いているだけ。
次に食卓に出たのはドリア。 これが又、旨い。
2人してこんな場で、 贅沢すぎる物を分け合って完食。 食後のコーヒーも頂きました。
そういえば、橋本、緒方、俺で、 8時頃、大きめな生タラコ、 ほたての薄味の塩煮、 鮭の軽めのパン粉焼きに、 ソーセージを3人で食べる。
デリバリー、テイクアウトの食べ物より、 やっぱ、家庭でひと手間入れた食品は、 俺に合うんだよね、
古い人間だからね♪

         雀鬼




クラムチャウダーやドリアの味は分からないと思いますが、 残ってたソーセージを分けていただき、 気持ちが高ぶってしまいました!
(恒)

本日、2食もご自宅で、おいしいものを頂いて、 しかも、2食目はみんなを帰して、 会長と2人締め!うまかった〜!! 自分では食べられない贅沢な味を頂いてしまいました。 しげるさん、勝手にすみません、御馳走様でした。 ありがとうございました♪
(緒方)

■2024年5月27日(月)その2 Vol.7178

朝方10時、眠ろうかな、 と少し落ちた瞬間、 夢ではない悪魔に襲われた。
少し相手を感じて、 気力で追い払ったが、 そんな時間に気力を吐いたら、 ひどい疲れが残るだけ。
今日日、環境問題等々と、 大きく異なる現象が起きている。
人間達も、人間のふりして生きちゃいるが、 徐々に、悪気に犯されつつある人達も、 今まで通り、会社へ行ったり、家庭を持ったり、 外を歩いたりしている。
それにある程度、染まった人間は 地下に潜っている。
地下鉄、地下街、地下部屋、 銀行の地下金庫は、 ドアの重さが60トンあった。
昔っから、悪いことしちゃ、 ほとぼりが冷めるまで、 地下に潜るって言葉がある。 悪い奴らは大体、地下に集まる。
俺だって分からない。
もしかしたら、俺自身も そういう状態に犯されているかも知れないな。
コロナという新しい伝染病に、 たくさんの者が被害にあった。
それを流行り病の新型、 ぐらいにしか思えないんだろうが、 それ以上に、人間らしい恰好はしていても、 狂に入った恐ろしい奴はいくらでもいる。
需要と供給という社会も、 そんな関係性に、 共感、共有という型で成り立っている。

         雀鬼




デパ地下ならわかりますが、 最近は地下アイドルとか言うビジネスも成立していて、 よく分からない世の中になっています。 また、ロシアの大統領も暗殺を恐れて 地下壕にいるみたいなニュースも聞いたことがあります。 確かに地下に悪有りです。
(百武)

■2024年5月27日(月) Vol.7177

夜行性、多分、朝10時頃に寝る。
眠たい目でトイレへ。
誰か風呂場に居る。 家人かなと思ったら、シャボだった。
そのまま寝室に戻ると、 昨日までは恐かったシャボが、やさしくなって、 ベットに横になった俺の体を触ってくれる。 気持よくて、すぐ又、落ちちまった。
日曜日てことで、皆して集ってくれた。
俺と橋本さんは、向い合って、 俺が刃を入れた、まぐろ兄弟のお刺身を頂く。 中トロが旨かったよ。
みんなが集った部屋の隣で、 いつものように座布団の上で横になり、 20分ぐらい又眠っちまう。
大相撲を俺の部屋で橋本さんと2人で見た。
新しいお相撲さんの大の里、 幕内で一段、二段と登って来て、 三段目で、左手一本で、圧倒的な強さで優勝。
今までのように、その場所、その場所で、 調子がいい者が勝った時と違って、このまま伸びれば、 大物力士が生れる希望を見せてくれた大の里だった。
「優勝しても喜ぶなよ」というアドバイスもgoodだね。
久し振りに、いい相撲が観れた。
頭も良さそうだし、体も強い。 一番上に立って欲しい力士だね。
恒は関西の温泉か。 俺も、近場でもいいから、 温泉で気持を休めたいよなー。

         雀鬼




贅沢させて頂きました! ごっつぁんです!
(橋本)

大の里の師匠から通過点と言われて、 気持ちが楽になったそうで、 土俵上の様子も器が違う感じがしました。 関西の温泉、ばれてましたか。 ビジネスホテルの屋上で、 空しか見えない露天風呂を堪能してしまいました。
(恒)

温泉探してみます。
(しげる)

また会長のお身体を触らせて頂けるように、 やさしさをキープして行きたいです(笑)
(シャボ)

■2024年5月26日(日) Vol.7176

土曜ということで、 何人かの元道場生が顔を出していたが、 先日来た会計士さんが、 この近所に2軒おいしいお店がありますよ、 と述べて帰ったが、俺は全く知らないお店。
集ったもんに、すぐその話しをすると、 食いてえと、しげるちゃんが手配を入れて、 中華の物が8種ぐらい雀卓の上の食卓に拡げられる。 こいつら俺の家で食うために来ている。
俺は、その前に、 しげるちゃんが出してくれた食べ物を美味しく食べたんで、 見るだけでうんざりだったが、 全ての物を一口ずつ食べてみたが、どれもこれもダメ(笑)
みんなして何しに来やがるんですかね、全くよ!!
美味しくもなければ、おもしろくもない、 そんなのに午前3時まで居やがった。
恒がやっと消えたと思ったら、まだ雑魚が居たんだね。
これも俺の自業自得かあー。
また俺、夜型になっちまったじゃねえかー。
さあ、一人になったところで、 一風呂浴びて、足でも伸ばしますかなー。

         雀鬼




消えたふりして、ウロウロ、オロオロしております。
(恒)

■2024年5月25日(土) Vol.7175

馬子にも衣装。 今までずっと日本一の汚い道場に居た緒方が、 そこが閉まってから外へ仕事に行くようになって、 我が家に寄ってくれる時は、 出先で気付いた物を差し入れしてくれる。
その上で、体格は変らないのに、汚い野ブタだった緒方が、 それなりに新しい物を買って、小綺麗に見える。
その分、俺は、誰か来ると、自室(寝室)から そのままの姿で顔を出すだけだから、ほぼ寝巻同然の汚さ。 せめて部屋着に差し替えてから出て来るべしなんだろうが、 それも、めんどくせえんで、着替えない。
ここは
「俺ん家」
という意識があるんかなー。
今、しげるちゃんとBIGが顔を見せてくれて、 何もしないで2時間半が至っていて、 自分の家では何も作らないしげるさんが、 自ら買って来てくれたクラムチャウダーを、 今、キッチンに一人入って作り出してくれている。
道場歴28年の長い時の中で初めて見れる光景。 やっぱ変ですね。
オッと、まぐろ兄弟さんから 我が家にマグロの差し入れが届いている。
これで、たまの贅沢が出来るね。 なー、橋本さん。

         雀鬼




ハイっ!
(橋本)

ぶひー!! ここは会長のお家、 お邪魔させて頂いております。
(緒方)

会長にお出しするとなると緊張するものですね。 でも楽しくやれました。 我ながら似合わなかったです。
(しげる)

■2024年5月24日(金) Vol.7174

昨晩から一日、 一人になって時を過ごした。
午後2時前、第一発見者として、 緒方が見えた。
緒方、その後、すぐ外へ出たんで、 警察に自ら行ったのかなー。
橋本も1時頃来て、 俺が倒れてたんで、 外に所用を足しに行ったらしい。
誰も来ない一日があったはずなのに、 余りその意識がない。
その後、橋本と、客人が来るのを待っていて、 何かする気どころか、 話す言葉も弱ったらしかった。
何も食べる気持になれない2人だったが、 客人と話をしている間に、 右横腹に、縦に「隙間」が出来た感じが来る。
橋本さん、この隙間、何か入りそう、 ということで、 席を移って、二人して初めて食事を取れた♪
ナルコに、
「ナルちゃんの幸せな時って、なあ〜に」
と問うと、
「食べてる時ですかね」
確かに納得!!
誰も来ない日が初めてあったんで、 そのあくる日は、 誰が来てくれるかと思っていたら、 しげるさんとママ登場。
しげるさんが、お家の裏にある、 グランドホテルのドリアを買って来てくれた。
あのホテルで西洋風のおかゆ、おじやを、 最初に出したのがドリアだったらしい。
ソファで、横になって、数分単位で眠ったら、 何かをやりたくなっていた。
今晩も、恒公の自転車に乗りたかったのに、 彼は関西らしい。
これから、しばらく関西に転勤らしい。 今まで、ありがとうね。 バイバイ。

         雀鬼




ホテルのテイクアウト専門店が先月オープンしたので、 買ってみました。お口にあうことを願います。
(しげる)

「隙間」という表現を初めて耳にしました。 会長はやっぱり独特でおもしろいです♪
(橋本)

短期駐在の予定でして…近々復帰予定です。 図々しいかも知れませんが、 また宜しくお願いいたします。
(恒)

ホントの第一発見者なんてことになったら・・・。 起きて下さって、よかった、よかった。
(緒方)

■2024年5月23日(木) Vol.7173

我が家に暮らして、 生活基盤を老夫婦が潜む宿。
俺ですら息苦しさを感じるのに、 橋本くんは、そんな場に23日も通い続けてくれた。
今や、食欲をあまり感じない男2人で、 どうにか手軽なものや、来る者の差し入れで、 食友となっている。
橋本、明日は一人になって、 好きな場所へ行って散歩しながら、 外で行きかう人達や自然でも眺めれば、 新鮮な気分になれるよ。
「そうしろよ!!」
橋本や、緒方が、
「会長一人にして、大丈夫ですか」
と心配かけちまった。
今夜、飯も食ったし、 午前2時半になるが、 退屈も、寂しさも、ほぼゼロ。
一人ボッチの雀卓の上で走り書き故。
家人が部屋に入って来た以外は、 一日をどちらかというと、 静かに、静かに過ごせた。
待ちぼうけ、待ちぼうけ、 っていう日々があったが、 それもなく、ゆったりしたもんよ。
ベッドの中でも、早朝5時に、 多分、眠って、何度も何度も寝たり起きたりの 犬や猫だったな。
ただ一個だけ。 恒公が差し入れてくれた、 俺のお好みの弁当。
あくる日、3人で食ったよね。 そのせいか、トイレも行ったり来たりだった。
御2人は大丈夫だったかい(笑)
俺、若かったら、 世界の果てに置いてかれたいな。

         雀鬼






そこまで悪くない一日なりましたようで、 安心しました。 ご心配の件は、多少、柔らかさがあったことと、 回数が1、2回多かった程度で、 痛みや苦しさもなく、たいしたことはありませんでした。 サブマネがお散歩中に何も無かったのならいいのですが。
(緒方)

だいじょぶでしたぁー! それどころか、釣り堀へ行き、2匹釣り上げ、 会長と二人のお孫さんに続くことができ、 4人目に入れて、こんなに嬉しいことはありません! あれ、でも、会長と一緒に釣り堀へ行った人が もう一人いたような・・・・・ なんで4人目に入っていないのかなぁ!? あぁ〜くそ坊主だからか!(笑)
(橋本)

人の影響から、なるべく離れたい心境で、 世界の果てとなったのでしょうか。 会長のお好みである弁当さえも、 心配される物に変えてしまう、良い所なしです!
(恒)

■2024年5月22日(水) Vol.7172

今は、温泉でのんびりか、 何かやって、遊びたい気分。
今日も遅く、寝恒が来て、 午前1時半ちょっと前に帰って行った。
この間と同じく、 恒の自転車をぶんどって、 先を歩く者に追いついた。
チンチンとお尻は痛かったが、 ハンドルの力を抜くことを思い出しかのか、 この前より意外と、みんなの後につけられた。
これもわずかばかりの、 俺の遊び心を満たしてくれた。
子供の頃より、 自転車は蚊帳の外だったんだが、 少しだけ、興味が出た2日間でした。
「会長、この間より、  上手に乗られてますね」
なめんなよ、恒公。
70年振りかの夜の自転車だが、 個人的には、車イスより、 気持ちよかったよ。
足を上げる、何かをまたぐ行為を 嫌っている体。
明日は、同房であり、 食友の橋本さんとは、お会い出来ません。
さて、どうなるのかな・・・・。

         雀鬼




自転車を使用する際の様々な動きが、 会長の嫌いな動作になっており、 自分のアドバイスも効果なしでしたが… 前回よりスムーズに乗りこなし、 降りる際も独自の方法を見付けられてまう、 自分には全く及ばない所を また実感させていただきました。
(恒)

■2024年5月22日(水) Vol.7171

ちっと顔を出した孫が、ゲーム相手を探していた。 俺は、そっち方面は、からきしダメなんで、 橋本と緒方を相手に見つけ、結局、2時近くまで、そんな調子。
昨晩も遅かったから、早く帰りなよ、で緒方と橋本が帰る。
橋本さん、我が家から住み家まで、一人で歩いて帰った。 50分もかかったらしい。
俺なんて50歩も歩けねえかなー。
昨晩は、我が家でも、足腰に異和感があって、 眠坊の恒も居た中で、横になっていたら、 15分ぐらい落ちちゃった。
「俺、眠ってたよな」
「ハイ、そのようで」
それから、ちょっと気持が起きて、何くれとやっちまった。

何もなしの2人だから、 今、イスに座って、ペンを持っていたら、 また落ちそうになっている。

また俳優が亡くなった。
ここに来て、足腰がダメになって、心不全で、 俺と同じような年齢で亡くなった。
ちょっと今の俺に似てんのかなー。

橋本さんと2人で大相撲を何番か観た。
3番とも立ち合う前の動作で、
「こうなるぜ」
と前もって話する。
そういう取り組みで終った。
平日なのに、場所は、オジサン、オバサンで埋まっている。
お相撲さんも足首や腰を痛めている人が多いですね。

人とふれあい、遊んで、活気が自然に生れるって、恋しいね♪♪
世界の配達王を目指す緒方看守さんに呼ばれた同房の恒さんは、 まだ木工の現場かなー。

         雀鬼




立ち合い前のちょっとした動作から、 取り組みの展開をズバリ!! 会長は、先に分かっちゃうからつまんない、らしいですが、 自分にとっては、おもしろすぎです!
(橋本)

いつもより遠い作業場だったので、 戻りが遅くなってしまいました。 相撲観たかったな…
(恒)

看守、配達王、ゲーム友達、 なんでもやります!! けど、夜には落ちちゃいます!
(緒方)

■2024年5月21日(火)その2 Vol.7170

今日は、橋本さんと緒方さんと3人で、 昨晩、入房した際に、義理がたく弁当を2つ買ってきてくれた、 顔面凶器の恒の野郎の硬くなっちまった飯を食べた。
その後、入房の先輩である俺の腰まで揉んでくれたが、 大丈夫かな、それはねえよな。
やさしくしてくれるのは最初だけ。 これから、奴はきっと、 豹変の恐い分野を出してくるに違いあるまい。 橋本さん、御用心の程を。
恒の奴を真正面から 1mの近さで1分見ていたが反応なし。
俺、15分ぐらい、床に倒れるように眠っちまったら、 目が覚めた、よろしく!!
こっちへ来てから初めて、 家族のつながりがある男の孫が顔を見せた。

         雀鬼




あっちこっち用心ですな・・・ こわこわ〜
(橋本)

先輩の前で早速、自分の世界に入ってしまいました。 タイミングの悪い弁当で、 お腹の具合は大丈夫でしたでしょうか。 腰の具合も心配で… 今後も優しさを全面に出していきます!
(恒)

■2024年5月21日(火) Vol.7169

町田道場が入っていた建物は、 裏側から見たら、監獄としか見れなかった。 俺達、あんな場所に10年も居たんだね。・・・(笑)
そこから護送車に乗って、 着いたところは刑務所だったんだね。
定員6名の雑居房らしい。 そん中で、橋本さんと2人して、20日余りが至った。
結構、2人は、腹が余り空かない等々の共通点があって、 その日、その日の窮屈の暮らしながら、 どうにか耐えられた。
俺は、いくつか罪を犯しているから自業自得だが、 橋本さんは冤罪っぽい。
2人して、あるもんで食べられた仲になっていた。
ところが、昨晩、緒方刑務官は、 大概は監房の点検は、さらりとやって、 大概は罪人が働く木工場で仕事指導や監督をやって、 夜の点検の頃は、遠くにちらりと見える リクライニングのイスで落ちている。
その刑務官が、3人のお縄になった奴等を 俺達の房に押し込んでいった。
俺や橋本さんは、寝た振りして、薄目で奴等を見たら、 凶悪犯らしいツラした恒とナルコに、 詐欺師らしき深山という者が雑居房に・・・・・
それより遅く、差し入れよ、と母娘が、 お稲荷さんやポテトサラダを持って来てくれたはいいが、 ワッショイ、ワッショイと、はしゃいで、 俺達の眠りを妨げて、午前3時に帰ってもらった。
こんなことが通るのも、あの男の刑務官にも、 何かしらをつかませているからこそなんだろう。
危いのは、もう一人の女性刑務官。 こいつが、いつも聞き耳立てるは、 大人しい橋本さんをつかまえちゃ、 ろくでもねえ亭主の愚痴を吐いて、 俺達にストレスを増やしてくれる。
その亭主とやらのツラを 一度ぐらい見たいもんだよな・・・・

         雀鬼




↑どぞっ!
(橋本)

新しく同房となりました恒です。 見た目と違って軟弱ですし、直ぐ寝ちゃうので、 慣れていただければ幸いです。 女性刑務官が橋本さんを 特別扱いされているのは分かってきました。 実は女性刑務官の方が、 亭主さんに、とんでもなく迷惑をかけているとの噂ですが…
(恒)

わっしょいわっしょいの女性からは、 おっしゃる通り、袖の下をもらいました。 監獄から、監獄への移送。 新たな監獄は模範囚しかいなかったのですが、 看守が適当なもんで、新たに入ってきた凶悪犯も、 同房にしちゃいました〜!
(緒方刑務官)

■2024年5月20日(月)その2 Vol.7168

今、普通の家庭並みの刻に、食友の橋本さんと2人で、 昨晩の残り物に少しだけ手を入れて夕飯を食べた。 今まで、こんな事あったかなー。
少しだけキッチンに立ったんで、 そん時は俺が母親、 橋本さんが息子かダンナさんに変化しちまった。
俺達は、ある物で、 ちょこっとだけ手を加えただけの軽いメシ。
そんな時、あの本を伴に作ってくれた、 担当の、多分、女性♪から、 今、手料理を作ってます、と一報が入ったが、 声に気追いが強く出ている。
橋本や緒方への差し入れらしい。 つながっていますね。

         雀鬼




ますね♪
(橋本)

麻雀卓とは誰にも出来ない母親役をこなした橋本さんでも、 会長がキッチンに立たれると、子供に戻ってしまうのですね。
(恒)

道場を閉めて以来、ずっと動きっぱなしで、 自分たちのことは二の次なスタッフ橋本さんと緒方さんに、 味はともかく、ホッとしてもらえたらと思い作りましたが… いつもより大量に作るとなると、 無意識に気負ってしまっていたようです(笑)
(しかと女性♪)

会長とサブマネの二人暮らしのような日々ですね。 女性の方!さしいれ、ありがとうございます!
(緒方)

■2024年5月20日(月) Vol.7167

昨日は、午前中から夕方まで暇してたんで、 原稿3本仕上げて、少し疲れたんで、 自室のベッドで横になったが、 暇つぶしの映像を観る気がしない。 電波を通した画面と音量が入れ込めない。
日曜日、遅くなって、 病院通いの体調もいいとこなしの日々を送る年寄りの居る場に、 10人ぐらいが声を掛け合って集って来て、 恒がインドカレーを食いたいということで、 皆して、安いインドカレー店を探して、シャボが取りに行った。
早目に食べた橋本とのマックは400円、 カレー弁当みたいのは550円だってさあ。
俺は頼まなかったけど、みんなが食べる姿を見て、 俺も仲間に入っちまった。
橋本は、毎日、墓参りに来てくれる。 その時の流れで、2人して軽い食卓をはさんだ、 今は
「食友」
2人伴、食欲が小っこく、腹も空かないタイプ。
4時になれば、また橋本が来てくれる。 やっぱ
「孤とか独」
は、俺の気持に良かない。
今月も20日至ったが、外へ出たのは釣り堀一回か―。
あれだけやった相撲もなし、 ていうか、遊び心だけで生きた俺の中から、 それが・・・・・
それは、つまんねえよなー。

         雀鬼






また来ちゃいました〜 毎日、贅沢な時間で、 会長ファンの方々、すみません!
(橋本)

安い割に評判の良いカレー、 皆で突き合わせて食べれた環境も良かったようです。 40を超えたオジサンばかりでしたが…
写真を見て、昼間の運動公園のような所で、 相撲取る事を想像してしまいました。 人だかりが出来てしまいそうですね。
(恒)

■2024年5月19日(日)その3 Vol.7166

メールをくれた方、完璧という言葉が並んでいましたが、 俺の一存で、俺が体験上思うに、 完璧どころか、完全も絶対も、俺は無いと思うし、 それは全て人間の持つおごりだと思う。
完璧どころか、俺は、大概のことは、腹八分目あれば全くの納得。 それよりうんと少ない時もあったろう。 その時、人は、わびしさや悲しみを知り、 それが、わずかばかり、自らでなく、他から頂いた時に、 こんなバカな俺でも感謝心を感じた。
人つうのは、修行とか努力とかを述べて、 また一つ、また一つと何かを作って、 それを才能とかに変えて、 商品を売っている本心を隠している。
俺なんか、完全なんか先にも後にもなく、 自覚すら解らぬまま果てるんだと思うぜよ。
なんもやることねえから、 一人で出来る原稿っぽいやつ3本を書き走っちまったよ(笑)
ああ、内にいる俺はつまんねえ。 子供の頃のように外で遊びてえよな。 それすらままならぬ。 生きたために、老いるというツケが来ております。
自室に引っ込むかなー。

         雀鬼




自覚出来てないと言われる事が多く、 どうしたもんかと思ったりしますが、 会長が出来てない事、自分には尚更… ちょっとスッキリした気持ちになってしまいました。 勿論、度合いは全く異なりますが。 自室に引っこむという言葉自体、 会長には似合わない感じがして、 老いても尚で居て欲しいと思います。
(恒)

日本の侘び寂びの世界では、 不完全な方が趣きがあって良いとされます。 また、人間の体自体も左右非対称で、完璧ではありません。 そういった所からも、完璧は違和感があり、 不完全の方が、自然体で心地良いのではと思いました。
(百武)

■2024年5月19日(日)その2 Vol.7165

日々、午前中は窓を開けて、床にあぐら座りして、 半身を外に出して、流れくる風に身を寄せて、 風の流れで色々な動きを作ってくれる。 緑の葉を、ただ葉っぱの動きを眺めているだけ。
大概の葉は、木々に目一杯つけて、 昨年の冬場には葉を黄味にして、 冷たい風に吹かれ、土に落ち、 一時、その葉っぱも下に流れる風に吹かれて、 カラコロ、カラコロと柔らかい音を出して、 土の中に入れたもの、ゴミとして捨てられたものとして、 ほぼ姿を消して、今ある葉は新しくつけたもの。
「土に還る」
俺の好む言葉。
今は葉っぱで木々達は包まれているが、 もう少し輝みが増せば、花を咲かせ、実もつけよう。
俺は、どちらかというと、 花も実もない葉っぱだけの木々の頃を好む。
午後3時、あと一時間もすれば、 ある一部分で重なり合う橋本が静かに入って来るかもな。
顔を見た瞬間、この頃覚えたあくびが又出るだろう。 道場時代は決して出なかったあくび。 生あくびじゃなくて、今は、多分、心の中に、 わずかばかりのホッとする気持が成す術かもな。 それもじき終るかもなー。
俺の生前葬の時、あれほど線香一本あげるのを拒んだ橋本が、 毎日、夕暮れ近くになって、なんかお参りしている。
道場を閉める寸前の日、何故か橋本と抱き合い、 俺の顔を彼の頭に何度も何度もこすりつけたのを思い出した。 あん時、橋本の目が濡れていたよなー。

         雀鬼




間違いないっす!!
(橋本)

自分なんか、あまり躊躇なく線香あげてしまいましたが… 起きている状況の本質を、 一番理解されているのが橋本さんなんだと思います。
(恒)

■2024年5月19日(日) Vol.7164

道場をプツンと閉じたが、 その後、俺の周りの心ある者達で後始末の行動の日々。 これほどかとあった物を選別して、 捨てられる物、もう少し残しておきたい物、 36年間の思いよらぬ思い出が出てきたり、 それを動かして、また動かして、 おも立ってくれた者は休みなしの作業に追われ、 仕事以上に大変だったよな。
その時その場で大切なことに立ち合った者は、 その大切さが心の中に残り、 長い年月、大切という心の持ちようが薄い者は、 その大切さがわからぬまま、 ただ、誰かに動かし物の動きを頼まれれば、多少動くのみ。
俺、常々、道場は俺の生命線と述べ、思い続けてただけに、 大量のゴミ出しはあったが、 その時あの時の生命線をつなぎ止めてくれたものは、 これがあってこそ、俺の命の日々だった。
物はそういった選別があったが、道場自身は今はなし。 今は、一人我が家で、 どういう日が流れつくのかさえ解らぬまま日々を、 余命何年に近い日を送っている。
一応、計画も思いもなく、 道場を去ります、という一報を受けた先月の末日の6時16分、 道場あってこその俺は、自然に一人で自分の生前葬を自宅であげた。 その後、心身は、生命ある場と、 それをなくした場を、ただ漂っているような気分。
昨日なんて、それでも遊びに来てくれた者を客観的に認識して、 17日しか至ってないのに、俺ん中じゃ終い日があってから 七年ぐらい至った気がして、そこに居た者がみんな、 一気に10才ぐらい老けちまった風にしか見えなかった。
死ねば飲食はいらない。 俺自身もそれを余り望まず、 ただ日々まだここへ通ってくれるほんの数人には、逢えば、
「飯食ったか」
「食べるの忘れてました」
そいつはまだ生きているんだから、
「食わねばダメだよ、  じゃ二人で何かつまむか」
「ハーイ」
と快い返事があって、 ポツンと置かれた雀卓上の食卓で軽いものを食らう。
なあ、橋本、間違いねえよなー。

         雀鬼




間違いないっす!
(橋本)

■2024年5月18日(土) Vol.7163

今日は、仕事の原稿を2本アップした後、 一方的かも知れんが、橋本に4時間ぐらい、 あーだこうだと動いてもらって、 その上の話し相手になってもらえた。
多分だが、年寄りって、 話し相手が欲しいんだろうなと思える。
それさえ居なくなれば、 年寄りの孤独っていう人が年々増えているらしい。
だからこそ、杖や何かにつかまって、 休み休み、散歩という手を使って、 外へ出ている人達を多く見る。
橋本は机に向かって何かしている。 その背を見ながら、俺は長座布団に寝転がって、 口だけ開いていた。
そんな折り、10時頃に、 深山と金子が顔を出してくれた。
金子いわく、明日は茨城で、 その土地の女性と食事するらしい。
金子は、60才を前にして、 その女性に恋をしているのが解る。
茨城って、女性は8名しか居ない地だと思っていた中で、 一人と食事する仲を作った金子って、やるじゃん。
gogo金子。 名前の通り、3歩先に歩めよ。
俺に明日は来るんかな・・・・・ まあ、いっか・・・・・
イスに座りっぱなしだと、 エコノミー症候群化されて、 左足のふくらはぎの横っちょに、 嫌な痺れの異和感を感じる今日この頃でした。
―goodナイト―

         雀鬼






■2024年5月17日(金)その2 Vol.7162

Tさん、メールありがとうな。 でもね、あんたの御要望には、 ホイヨとは答えられません。
金メダルを3つ獲った凄い選手でも、
「会長のところへ行っていいですか」
「ダメですよ」
そんなもんなんです。
でもよ、今思ったんだけど、 その内、いつか時が経って、先のない道に、 10名近くを募集して、 俺との対面方式で、その場の流れで、
「話し場」
みたいのがあってもいいかなと、 ちらりと思っている。
ほんの束の間の一時間余り、 その点の詳細は、俺のHPにて、 後日突然発表されるかも知れません。 今ん所、不確かであることを御承知おき下さい。 よろしく。
そんなお気持がある方は、 念のため一報を入れて下されば、 こちらもやりようがあるんで・・・・・

         雀鬼




会長と話をしてみたい方は沢山いるんだと思います。 話し場が実現したら、 どのぐらいの倍率になってしまうのでしょうか。 立派な肩書きがあっても断られるのに、 何もない自分ら道場生は贅沢な環境にあって、 そこに感謝心持たなければですが…
(恒)

■2024年5月17日(金) Vol.7161

いつものように、暇つぶしで、 寝室のベットの上で寝転んで、 Mリーグを観ようとする。 これが又いいんだよね(笑)
だいたい二局も観れば、 自然に目がつぶれて、そのまま落ちる。 あの麻雀って長ったらしいでしょう。 考えることを高度とするのか、 とにかく配牌からジーと止まったまんま、 暫く一打を打たない者もいる。
彼は必死に何か見つけたり、 計算しながら時を使ってんだろうが、 俺にしたら、多少解ってんなら、 さっさっとやれよ、と思ってる間に、 待ってられず落ちちまう。
その傾向を俺や周りの人達の中では、
「睡眠導入剤ですね」
となっている。
今はMリーグは決勝戦に入って、 そのファンの人達からしたら 大盛り上がりなんだろうが、 やっぱり昨日も落ちちまった。
場を読めない奴が俺の体をたたき、
「誰か来てるわよ」
起こしやがって、 やっとMリーグさんのおかげで眠れてたのに、 仕方なく起きてみたまでは良かったが、 腹に滅多になかった腹痛が起き、トイレにこもる。
その後、気持も悪くなってなー。 これって食中毒じゃなくて、 人中毒に感じられた。
今、社会じゃ、人中毒が知らぬ間に感染して、 コロナのようなうつりがあるんだろうな。

         雀鬼




自分のような自覚ない者は、 いつの間にか感染源になっているかも知れません。 コロナのような検査も難しいでしょうし、 そのうち毒だらけの世界になってしまうのでしょうか。
(恒)

■2024年5月16日(木) Vol.7160

片付けていたら、大切に保管していた、 カメラマン・北村が 俺を撮ってくれた写真パネルが出て来て、 俺の仏壇の前にも4〜5枚置かれている。
北村と伴に開催した新宿西口のビルでの写真展を、 竹書房の宇佐美殿の協力をもってして行えた。 あの頃、俺って多分50代半ば近い。
2日間やらせてもらって、 関係者以上に一般の方々が来場してくれたことに、 今、思っても感謝心が募る。
俺が先日出版した
「吼える」
本の取材の時も、 北村がカメラを持って姿を見せていたが、 その時、彼は心身がほぼ死んでいて、 多分、俺も声を掛けなかった。
そんな北村と久し振りに電話で語り出すと、 北村は60%ぐらい声に生気を取り戻していた。
「どうしたんだよ」
「今、大阪の堺に住み替えました」
彼も生れ育った地の故郷に帰れたからか・・・・・
ある雑誌で、 田原総一郎、落合信彦、藤本義一との4方で、 連載をやっていて、 下北の俺の行きつけの馴染みの店で、 俺専用のカメラマンとして出逢ったのが北村氏。
初対面の時、
「お前さん、いいツラしてんな」
と一言申したことは今も思い出せる。
今日も彼が言っていたが、 会長に、あの頃、一番ツヤや漢の色気を感じて、 この人を撮りたいと思っていたという。
「そうかもな」 「そうだよな」
と自ら納得した。
俺の心身を通しての存在が、 彼はカメラを通して実感が重なったんだよな、 なあ、北村さん。
生き様や思考は異なっていても、 あん時は重なっていたんだよな。
そんな気持があってこそ、 それから2〜3年、海外や日本のあちらこちらに 俺が動き回っていた時、 彼はカメラを持って道連れだったっけ。
俺、そん時は、そんなに思わなかったんだけど、 あれから25年余りたって、 保管された俺の写真を改めて見たら、 自分で述べるのも何だが、全ての写真がかっこいい。 色っぽいじゃん、と思えちまった(笑)
ここに遊びに来る者にも、
「これじゃ女の子にもモテるよな」
全員、
「そりゃそうですよ」
80才を越えたジイサンの会話じゃねえよな(笑)
カメラ目線がない写真、 構えなく、何気ない動きの中で撮ってくれた、 あの頃の北村のセンス。
モデルのように、そちらに立って、 こう構えて、目線はあっち、こっち、 なんていう代物とは違うから味があったんかなー。

         雀鬼




会長、昨日はお電話ありがとうございました。 久しぶりにお声が聞けて嬉しかったです。
去年の2月に立ち退きの話が突然に出てきまして、 この1年間は心身共に大変な時期でした。 そんな時に会長の「吼える」の写真撮影の話が来て、 無理だと思いながらだらだらと撮影してしまいました。
出来上がりは惨憺たるもので、 自分の不甲斐なさを感じ、 会長にもご迷惑をおかけしました。 そんなこともあり、 会長雀鬼会の皆さんにも挨拶なしに 堺に転居してきました。 この場を借りて まずおわびをお伝えしたいと思います。
昨日会長からの電話!本当に嬉しかったです。 実は前々回のレポートの写真を見て なつかしく昔を振り返っていました。
自分自身もう昔の気力もなく、 ゆっくり過ごそうと思っていましたが、 堺に来てから気分も体調もよくなり (病気は治っていません) 精力的に動く覚悟をしました。
この地は水が合っているのかも知れませんね。 45年前のサラリーマン時代に 5年だけここで住んだことがあります。
昨日会長とお話ししていて、 昔一緒に訪れたさまざまな場所と情景が 目に見えるようによみがえってきました。
宇佐美さんも一緒で3人とも元気があった頃です。 あの頃の気力体力を望むのも無理な話ですが、 もう少し頑張ってみようかと思っています。
会長も宇佐美さんもどうぞお元気で・・・・ またどこかでお会い出来れば嬉しいです。
(北村泰弘)

■2024年5月15日(水) Vol.7159

みんなは、日々、仕事に追われている。 俺は我が家でゴロゴロだが、 本日は、昼3時から、竹書房の映像プロデューサーと、 発注された初対面のカメラマンが来てくれた。
昨日、一応の日本間のセッティングを、 橋本、緒方等が済ましてくれていた。 後はカメラマンとの設置次第。
「今日、先日の引退試合の時の  100人斬りの映像の打ち合せです」
「もう打ち合せは話しを進めながらやろうよ」
と変更を請い、久し振りの長い語りを始めた。 ほぼ休憩なしで5時間やっちまった。
次は来週あたりに続編をやりましょうと、 にわかチームを作って手を合わす。
体調次第、俺の気分次第の流れの、 ぶっつけ本番の、 一応、お仕事をこなしちまいました。
終ると、何故か、ため息とあくびが出始めた。 80才を越え、年寄りには似合わない仕事かも知れないが、 話しが進めば、やるしかねえな。
取材して解ったことだったが、 俺って、物心がついた幼な子の時に、 すでに雀鬼をやっていたということに3人で共感した。
隣の部屋には、久し振りに、 シャボや坪子のママの姿があった。
「押忍!!」
カラス、もとい、彼等が帰った後の一人ポッチ、 風呂場に行くだけで 足元がふらついていやがった・・・・・
きっと又明日が来るんでしょうね。

         雀鬼






■2024年5月14日(火) Vol.7158

前章でつづった本の新聞広告を、 担当のとも子が届けてくれた。
やっと連絡がとれた橋本と緒方と3人で、 珍しく8時頃、夕食の卓についた。
2人は明日、竹書房さんの映像部が 午後3時から自宅取材ってことで、 先ずはセットを済ましてくれた。
その最中に恒と百武が遊びに来て、 手伝ってくれる。
とも子と橋本にはその後、 俺の茶会でおもてなし。
橋本の方がしぐさよし、 とも子は女性なのにガサツだったぞ(笑)
緒方が疲労で体調悪し、 一足先に帰ったが、大丈夫かなー。
俺、オレも皆んなが帰った後、 調子悪しでした。 一っ風呂浴びて少し休むかぁー。

         雀鬼




ご自宅での取材を目の当たりにするのは初めてだったので、 準備は新鮮でした。 セッティングの雰囲気から 当日はそれっぽい服装で来てしまいました。 また、茶会での橋本サブマネは 至福の時間を楽しんでいたと思います。
(百武)

色々な変化が起きている中、 とも子さんの安定のガサツさ、流石でございます(笑)
(橋本)

翌朝に、何回もキジを撃ったら、治りました! ご心配おかけいたしました。
(緒方)

「茶は心」といわれますが、お茶でなくとも 行動や所作には心が表れるということを、 会長のおそばで長年みさせていただきました。 作法ばかり気になって、心はガサガサでしたね(笑)
(とも子)

荷物等があり、外部の人向けに暫く使われなかったような和室が、 会長の仕切りで、同じ部屋とは思えないほど、 雰囲気のある感じに様変わりしてました。 並べられた写真展のパネルは、 今の自分達と同年代、当然、全く違います(笑)
(恒)

■2024年5月14日(火) Vol.7157

ちょっと嬉しかったなー。
亡くなって3年近くになる長兄の奥方、 姉さんから、我が愚妻に一報が入る。
もう出版物も最後かも、と思って、 俺の長年の出版物の仲間達と、
「雀鬼、老いてもなお吼える」
という俺らしいと言えば、 俺らしい本を一冊残そうと、この本には、 俺の希望や意見も多く述べさせてもらった、
たいがいの本は俺の意志より、 餅屋の出版関係者にお任せしてしまう。
姉さんが、今までにないほどの元気な声で、 亡くなった兄貴が見たら、どんなに喜ぶだろうか。
亡くなって、何だかんだあって、 年月が経って、たった一冊の本で、 兄夫婦が共感したんだね。
「一杯のかけそば」
小っこい、小っこい話だったが、嬉しかった。

         雀鬼




この項を書かれている時に、 会長から直接お話を聴かせて頂き、 嬉しさや、つながり、本当に大切なことを感じると伴に、 良い話だなぁとしみじみ思いました。
(橋本)

■2024年5月13日(月) Vol.7156

曜日も日にちも薄れている中、 昨日の日曜日は、橋本と2人して、 小っこい庭にてカメラワーク。
梅の木の上の方に実が3つ、 ポンポンと並んでいる。
「橋本、見える?」
「・・・・・・。」
梅の木の葉も新緑を迎え、葉は多いし、 梅の実も一体となって、擬態している。
しばし、間があって、 一個ですが、やっと見えました。
「少し、目が慣れたな」
「・・・、ハイ」
並んだ3つの上に、 少し小さめの実が一個あるだろう。
「・・・・。」
「その奥の高場に2個あるよね」
庭の木は、ほとんど葉だらけだったが、 この細い木は、上の方に、うすいピンクの花。 すくっと伸びる中間部には花はなし。 だが、下の方の土に近いところにも花が咲く。
「分かるか」
「・・・・・。」
上の花は太陽と風から、 下の花は土から養分を。
橋本、この木一本を見ていると、 風の通り道が、いくつも変わるの見えるよな。
「・・・・・。」
今度は、上と下に、流れが変わったぞ。
「・・・・・。」
庭の木々の葉を見ながら、 橋本よ、葉っぱが俺達に語りかけている。
「・・・・・。」
こんな時間が2時間あって、 橋本、少し、気分が変わらねえか。
「あーぁ、そんな気分になりました」
矢のような線が通って、 夕方に向かって、鳥達が帰ってきた。
遊びに来ていた橋本が、 12時近くに、 帰ろうと内玄関の外に出る。
「ちょっと待て、  橋本、今日何か食ったか」
「・・・・今日は・・・」
こいつも俺も腹が減らないたち。 なんで、奴の顔を見ると、 「今日、何喰った」 が挨拶。
食ってねえな、上がれよ。
帰りの運転の車で来ていた深山も、 一緒に、また部屋へ戻る。
俺がキッチンに立って、 橋本が手を出した物の量を変えて、 味付けも加える。
シャケとキノコの炙り焼き、 肉入りのクリームシチューに、 生ハムのサラダで、3人で食卓を囲む。
あれほど、結構です、 と帰ろうとした橋本の、 お代わりしていいですか、 が3回あった。
ここは「俺ん家」、 が、いつしか道場から変わる。
何やってんだか分からない、 男衆の触れ合いも過ぎて行った。
酒も女もなしのなー。 こりゃダメだー(笑)

         雀鬼




分からないながらも、 体験のあるなしでの大きな違いは感じられましたし、 何より心身が軽くなったのを感じ、 色々な影響や疲労があったのを自覚、実感しました。 会長自ら、わざわざキッチンに立って、手を加えて下さり、 3人で囲んだ食卓では、遠慮しているふりをしながら、 おいしさに敗けて3回もおかわりするという卑しさでした(笑) お世話になりっぱなしですが、その分、自らも、 衣食住をもっと大切にするようにしていきます。
(橋本)

橋本さんが、スッキリしたような表情に変わったのは分かりました。 上と下にのみ花が咲く木、気付きのない自分では、 下にしか花が咲かない木で終わってしまいそうです。
(恒)

■2024年5月12日(日) Vol.7155

少し気分が変化して、 何んもやりたくなく、 ボーっとした日が続いて、 人としての危うさが己を苦しめていた。
真輔と、謙という外の人物から、 そんなの会長じゃねえー。
その通りなんで、 生前葬も自分の気持ち一つでやっちまった。 何か半死状況。
それでも、2時間ぐらい眠ったら、 目覚めて、ペンを走らせている。
もしかしたら、これって、 俺からの俺の現実かも・・・。
もっと、ボケたり、認知症とか、なんたら、 意識を失う時が過ぎて、 今の現実も認識出来なくなっちまうこともある。
ここ一ケ月余り過ぎた今、 もともと無かった者には変化は薄いが、 気持があった者は、 行動に休みをほぼ入れなかった。
頼りがいがあった者が、 俺を含めて、トンチンカン。 気が抜けている、レベルがおかしい。
外は元気や明るさがあったが、 今、家へ寄ってくれる者は、 コンビニの前で意味もなく、 うんこ座りで座り込んでいる者風。
それも若きゃいいよ、 でも皆んなオジサン。
俺、5時に寝て、7時前に起きちゃって、 寝ても、走り書きやってたんで、 ならば起きてやっちまえ。
俺ん家に遊びに来る者、来ない者、 それも本人の勝手。
でもよ、俺が引退式の時に、 竹書房の古参組に声をかけたことは、 どう進むか分からないが、 水曜日に我が家に来てくれて、どうなるか、 小っこいものだろうが、やらねばならぬ。
今のままじゃ、全てが短命。 仮の生命ですら、 必要な物、要らぬ物を七割やって、 次に、まだ必要な者ら、 どうでもいい者の選別が来んかなー。
一人ボッチでも、ペンを走らせること。 今は、それしかやることがなし。
厳しい時こそ、側にいる者が仲間なんだが、 やはり厳しさに敗けて、 終わっちゃう者がほとんどである。
ここのところ、目を閉じていたら、 たびたび寝落ちしている。
「人生という道は、危ないぞ」

         雀鬼






■2024年5月11日(土)その2 Vol.7154

今日も家に居ると、心身がおかしい。
自室ではストーブを点けてたのに、 遊びに来てくれた、しげるちゃん、恒公、 BIG達と語っていたら体が熱っぽくなって、 自室で上半身裸になって、その足で、 外は風が強くて寒いです、 と述べていた恒情報が入っていたが、 外の道路に出てみると空気がいい。 その上で、吹く風に当ると、 寒いどころか、清々しい。
気になって、前のアパートの入口にある 通路の上り縁に久し座っていた。
いい年寄りが、そんな場に、 上半身裸で座っているかあ。 やっぱ変だよな。
昨日に急に予約を入れておいた 謙の床屋さんに行く気が起きなかったんだけど、 どうにか出掛ける。
当然の遅刻。 これもダメな奴。
色々と謙とも語ってたら、 俺の身に変化が起きていることを余り信じず、 会長、それって
「ツケが来たんですよ」
その一言に凄い納得感があった。
「ツケか、合ってるなー」
謙、慌てて、
「言葉の使い間違いです」
しきりに返してくる。
「そんなこたあねえよ。  今の俺を現す真理だよ」
そんな折り、行きは危い車中だったが、 帰りは深山が迎えにかけつけてくれた。
その後、遊びたくて、遊びたくて、 謙の店の床を借りて、
「深山、ちょっくらやるか」
久し振りの運動。 その遊びをやっちまったせいで、 謙達の帰りを遅くしちまったが、 俺の心身が一気に良い方に変れた。 謙に又ツケを増やしちまったね、相済まない。 ダメな年寄でした。

         雀鬼




しばらくぶりの会長の外出、 からのしばらくぶりの運動、感覚の遊び! あっちにコロン、こっちにコロンと飛ばされましたが、 やっぱり楽しい!そして嬉しかったです。 謙さん達お店の方々にはご迷惑をおかけしましたが、 ありがとうございました!
(深山)

台風ような強い風で、今の気温だと、 かなり寒く感じるのではと思ってましたが… 上半身裸で外に出られた話を聞いて驚きました。 自然は会長にとって良薬という事でしょうか。 ご自宅を出られる前にも、捌きのご指導があって、 動きに変化があり、夜には深山との遊び、 最終的には体調が良くなられたようで良かったです。
(恒)

■2024年5月11日(土) Vol.7153

外に道場、我が家が内だったことが 少しずつ解ってきた。
外を引退して、 家へ戻りたい訳じゃないが、 内に居る環境が増えて、 そこの窮屈さを感じている。
内、中だけだと狭いんで、 段々、息を吸うのも苦しい感じ。
皆さんも、ほとんどの方は、 家と仕事場と2点はある。
俺も、学校を出る頃には、 どっぷりと五体の心身を 外の世界に紛ぎれ込ませている内に、 その外側の輪が、思わず内に広がっていたんだね。
旅も好きで、そこで遊びたい気持が勝って、 一年に何回も空を飛んだ。
パスポートも判で隙間も無くなっていた。 今じゃ、そのパスポートも切れている。
そんな折り、あのでっかいアメリカを、 一人で運転して仕事場から仕事場へと走り回り、 アメリカ最大のプロレス団体の エースを目指して活躍している、 元新日本プロレスのエースから、 大舞台に飛び出した中邑の真輔の 遠征先のホテルより、ロング電話が入る。
暫く振りなんで、互いの近況を語り合う。 日本とアメリカの異文化、環境も大きく違う。
俺もさあ、3月に引退して、 後始末等に追われ、外にも出ない生活。 出たくとも足がねえしな(笑)
たった一人で生前葬もマジでやっちまってよー、 真輔、その意味が解らず、
「???・・・・・?」
いいんだよ、解んなくとも。 俺から出てきた独創性だから(笑)
相手は遠すぎる場だが、 俺もアメリカは何度も行っているので、 多少、感じは解るが、 遊びに行ったのと、向こうで生活するって、 全くもって違うんだろうな。
内なる者と話すのも、もう飽きちまってさあ、 そんな時の外来からのお話しは楽しかったよ。
真輔、ありがとうな。

         雀鬼




真輔さんのようなスター選手が 1人でやりくりされているのは意外でした。 会長のご年齢であれば、 内だけになるのは普通だと思いますが、 そこに収まるのは難しいそうで… 体使った遊びを復活させても良いのではと思ったりします。
(恒)

■2024年5月8日(水)その2 Vol.7152

もう一つ、スポーツの話なんだけど、 恒ちゃんが、俺の部屋で、 井上選手のボクシングの試合をセットしてくれた。
タイソン以来の東京ドームの興行らしい。 井上選手の前に、3試合あったが、 解説者達が述べることと、 俺が観て思ったことは、ほぼ逆っぽい。
井上君の弟さんも出ていたが、 3試合とも、噛み合わなく感じた。
これを井上君が、 出番を待つバックスペースで見てたら、 怒ってんじゃねえかな、と思った。
もう一つ気になっていたのは、 俺、5日の日に、我が家でダウンしていた。
まさか、井上選手には、と1R目を見た。 それが現実に起こった。
相手は名前も知らぬが、 峠を過ぎた選手じゃねえか、と思えた。
かつて、あの最強のボクサーだったタイソンも、 そのリングで格下の選手に敗けたのも、ダブる。
よいパンチを食ったというより、 たまたま動きの中で当てられたパンチだったが、 やはり、倒れた以上、1R目じゃ、回復できず、 2R目で、相手を自分のペースに、見事引き込んだ。
前座の試合がイマイチだったんで、 それを、たった一人で取り返すような ボクシングを見せつけてくれる。 まさに爽快なKO劇だった。
いつの間にか、遊びに来ていた元道場生達が、 俺の部屋いっぱいに集まっている。 座り込む者と、立ち見の者と、 半分半分で人があふれていた。
冗談じゃない。 みんな、俺の解説を聞きたかったらしいんだが、 そうは問屋が卸さず、 ポイントのところだけ、 自然と声が出ちまっただけでした(笑)

         雀鬼




前座は残念でしたが、井上選手の意外な展開にハラハラ、ドキドキ、 会長の自然と発せられる言葉を聞きながら、贅沢な時間でした。 専門家の解説、結構外れているもんなんだと思いながら… 次回もセッティングと観戦に伺わせて貰います!
(恒)

■2024年5月8日(水) Vol.7151

全国の皆様、一報届きましたか(笑)
百武くんが買ってきたスポーツ新聞、
「ハマスタが泣いた!!」
と一面を飾る。
アメリカ野球で苦しみ、悩んだ筒香選手が、 一軍に復帰して、6番ライトで、 3打席で、二塁打を一本と、 8回2死、2点差の場面で、 3者を返す逆転ホームランを打ったらしい。
その時の打席に立った時、バットを握る前に、 右手がダラリと下方に落ちているスタンスを見て、 オッ!!力が抜けていて、自然に脱力しているなー、 と思える写真の一枚も見た。
アメリカじゃ、周りが猛者ぞろいの大型選手が多い。 そこに入って並ぶためには力が必須。 それが彼には合わなくて、力味に変っちまって、 足踏みを踏んでいた。
数年前のある日、壁にぶつかっていた筒香選手が、 わらにでも縋りたい気持ちで、 突然、道場の俺の前に現れた。
多分、その時は、勝負勘でも尋ねようかと、 と来たんだと思うが、 気持ちの問題より、ハナっから、 体の使い方、バットの扱い方を語ったと思う。
彼の目は真剣だったが、 ほとんど自分から言葉を発せず、 俺の一方的な触れ合いがあった。
2時間ぐらいたった時、 お前、お土産がお菓子かよ、 野球選手なら、それに関する物を持ってくるべし、 と笑って一言。
その瞬間、
「ハイ、あります」
の一言を返すと、 外へすっ飛んで出て行き、 大リーグで使う、名前入りのバットと、 ワールドシリーズでかぶった、 帽子を持って走って来た。
逢った時に感じていたんだが、 こいつ凄え謙虚で心ある男だな、 と感じていたのが重なる。
弱点は、こいつ、いい人過ぎるんだな、 と心の中で、しかと思えた。
シーズンが不調のまま、 残り10試合頃だった時も、 アメリカとこっちで、 テレビ電話でやり取りがあった。
筒香くんなら、3本から5本はホームラン打てるぞ、 そん時の一本目のホームランを打ったバットは、 俺にプレゼントな。
そしたら、5本を打って、 彼は約束通り、一本目のホームランバットを、 すぐ送ってくれたっけ。
そんな触れ合いがあったんで、 毎年、心配しながら、 彼のことを思っていた。
かたや、元日本チームの、 四番バッターだったらしい大打者、 対、ただの雀荘の親父との触れ合いがあったんで、 俺も今回の活躍は嬉しかったし、 涙が出てもおかしかなかった。
俺は引退したが、筒香はこれからは、 横浜のチームやファンのために、 かっこいいとこ見せてやって下さいね。

         雀鬼




筒香選手の試合と同日に 井上選手のタイトル戦と 大谷選手がホームラン2本打つ試合があったので 一面記事はないと思っていました。 ところが一紙だけ一面記事の新聞があったので 喜んで買いました。 日本復帰戦が良い型だったので続けてほしいです。
(百武)

■2024年5月7日(火)その2 Vol.7150

我が家を、ふと思うと、
「落人村」
にしか見えない時があった。 平家ほどじゃないが、 小っこい、小っこい集合体の「落人」。
俺、外に出たのは、 「子供の日」だけ。
この日、シャボが昼に現れて、
「会長、少し外へ出ませんか」
「いや、めんどうくせえよ」
間が合って、 そうだ、以前、孫達と行った釣り堀があった。 場所はよく分かんねえけど、 行けば、どうにかなるか、 と重い腰を上げる。
何かが覚えていたのか、 結構、すんなりと、元山林の残り地の窪みの中に、 釣り堀の看板を見つける。
広い場所の中で、 手前の金魚池や、鯉やニジマスの溜池の横を通った、 一番奥の50m四方くらいの釣り堀に、 2人でビールケースに座って、 さっそく、竿を軽く投げる。
周りの先人達は、釣れてなかったが、 俺の竿は入れたとたんに当たりを感じて、 竿を軽く横に流して、 40cm近い鯉を釣り上げた。
声を掛けていた、男兄弟の孫が後に到着。 瞬間、また1匹釣り上げたんで、 すぐ孫と変わる。
池の様子と、わずかばかりの水面の動きを見て。 孫にもアドバイス。
最初は引っかけられなかったが、 教えたコツを覚えたのか、孫も3匹釣る。
シャボと変わった孫は、 うまく行ってない。
娘が、
「ジージに、教わりなさいよ」
俺は、海の潜りは好むが、 釣りは滅多にやらない。
だが、その孫も2匹釣って、合計6匹。 タモがどさりと重くなった。
一時間弱で終わり。 あの天下のシャボさんは、 ボウズで終わっちまう(笑)

         雀鬼




気分転換とちょっとした運動になればと思い お誘いさせて頂きましたが、 疲れただけ、にはならずに良かったです。 この日はこどもの日、 童心を持った方々だけが鯉を釣り上げられました。 自分のボウズは納得です(笑)
(シャボ)

■2024年5月7日(火) Vol.7149

一般の方より、
「近況!!」
は、どんなものですか、 という御心配のメールで沢山届いている。
言い訳なんですが、 ホンマ、ドタドタ、バタバタして後始末。 何人かの有志達が無償で動いてくれる。
私は重たい物は持たない主義なんで、 只、少しづつ始末していくのを眺めているだけで、 当然、指示も出さず、俺しか出来ない選別を、 同じところで、ずーっと座ってやっていた。
過去の下北道場分に、町田道場に、 我が家の片づけものまで合わせると、 結構な量になった。
5〜6人はゴールデンウィークも休養も余りせず、 とても、よく動いてくれていました。
こういう時も、 とっととやる者、 さぁさぁと済ませて行く者と、 ただ、俺のようにボサっとしている者に、 ちゃんと別れるものなんですね。
前線に立つ者、 傍観者、烏合の衆とあるんですね(笑)
この違いの基には、 やはり関心があるかないか、 の違いから決まっちまうんですね。
その点、こうやって、
「どうした近況は」
と訴えて下さる方々は、 お気持ちがあってこそと、 改めて、お察し申し上げます。

         雀鬼






■2024年4月28日(土)その2 Vol.7148

土佐から、普段、休みなく働いている人が、 小さい車で、道場へ、 雀卓を取りに来てくれたらしい。 ほぼ不眠不休の行動でね。
その人の気持を想って、 夕方に一報を入れる。
「分かりますか?」
「ハイの音の人・・・・・。  今、運転中なんで・・・・・。」
と切ろうとする。 そりゃ、当然だ!!
彼が来た時、出迎えたのは、 無口3人衆の橋本、恒、ナルコじゃねぇ、 気が利いたお迎えも出来るはずもなし。
「あの、桜井章一ですが」
疲れ切った声が、
「ギャー」
という叫びに変わる。
やっと、淡路島辺りを走っているらしい。
四国が見えて、 多少、ほっとした頃に、俺からの電話。 それは驚くはな(笑)
「その卓には、  俺の血と汗が混じっているんで、  よろしく」
里子が四国に渡った。
俺は引退したが、 まだ、細々とつながりはあるんだね・・・。

         雀鬼




卓を引き取り、少し休憩した後に 麻雀を打たれた土佐の方、 リズムや配牌の整理等、 凄く勉強されているのが伝わってきました。 電話での反応が想像出来てしまいます(笑)。 最高のお土産を頂けたのではないでしょうか。
(恒)

■2024年4月27日(土) Vol.7147

26日(金)、ゴールデンウィーク始動かな。
10年余り通っている田園地帯の県立病院へ。 貸出しの車イスをすぐ借りて、 この日は、それに乗って移動することに決めた。
診察室の前の座席は、 いつも、溢れかえっているのに、 その日は、半数に満たない。
血液検査を終えて、 先生に呼ばれるのを待つ。
いつもなら、その待ち時間に 活字本を持っていくんだが、 何故か目を開けていられない。
そんな現象がここんところ起きていて、 気づくと、車イスの上で落ちていた。
多分、昨晩のサイン詰めに追われた疲れが・・・・。 サインも後半、急ピッチで仕上げたもんなー。
いつもの診察を終えると、 道路を渡った先の病棟へ。
2つの診察を終えて、 病院の小さい庭のベンチに座って、 外の空気に当たる。
夕暮れ近くになると、 左側から、クーラーのような、 冷えた風が流れ出した。
冷え出した身体を、 行きつけの焼肉屋さんに寄って、温める。
俺が座る席の側まで来てくれた店長の、 おすすめの焼肉の「ザブトン」を2人前、 ユッケ、冷麺、カルビクッパを少し。
旨かったよ!!
帰った頃に、緒方、シャボ、深山が、 休みなしで、ひっきりなしに動いてくれる。
とても俺には、ついて行けない(笑)
二階や道場の、 色々な物を後始末した、 段ボールが応接間に積み上げられ、 粗大ゴミ等は玄関先に積まれる。
俺と来たら、動く気持ちが起きず、 自室のベッドに倒れ、Mリーグをつける。
毎度のことながら、 あっという間に落ちる。
ボヤっと目覚めたら、2試合終わって、 誰かが掛けてくれた温かい物の元で、 シャボが買って来てくれたケーキを、 四人で囲んで、休憩。
3人伴、ケーキより、早く引き上げて、 身体を休めたい感じで言葉も少ない。
そりゃそうだ。
緒方後始末隊長の元、 シャボ1週間連続、茨城から、 行ったり来たり。
こりゃ、限界だ!!
道場の後始末のために、 必死に動き回る者は、 5人ぐらいいるのかな。
後の者はたいがいいつもと同じ。 気持も行動も変わっちゃいない。
こういう時こそ、 その人物の本音が出るんだね。 忖度なしの姿。
ゴールデンウィークも2日目かな。 一銭にもならないことで動いている。
俺の心と身体は、まだ止まったまま。 これが、これからの俺なのかもな・・・・。

         雀鬼






■2024年4月24日(水)その2 Vol.7146

36年もやると、後始末も大変なんですね。
我が家と道場を行ったり来たりして、 力仕事、工夫、センスも混って、 荷が移動したり、始末されたり。
俺、引退して一ヶ月が至っちまった。
あの日は、相撲というか、動き、捌きを入れて、 感覚で済ましたが、今日も、名も知らぬ方々からの 好意あるお気持でサインぜめ(笑)
その行動の殿は、大阪の
「O社長殿」
と長年伴に歩かれた秘書課のトップの
「Hさん」
の多大な御気持に対して、 100冊のサインで終えられた。
終れば、清々しい気分になれました!!

         雀鬼




O社長様と秘書様の御気持ちを受けてサインされる 会長の動きのやばさといったら、こりゃ、もう! 流れ、鋭さ、球出しの自分は、もう、あっぷあっぷでした(笑)
(橋本)

■2024年4月24日(水) Vol.7145

後始末、作業中。
俺の生命線だった古い古い雀卓。 道場始まってからずーと家族のように俺の側にあった
「雀卓」
我が家にも一卓運ばれてあったが、 応接間にポツンと置かれていた時の姿を見てると、 こいつ、可哀想に、お前の側に集ってくれた 延べ数万人という人達が誰もいない。
この卓は、俺が父親として、 みんなで遊んでやった証しが残っている。
母親は橋本。 誰も修理出来ない場所を、部品を作ってまで修理してくれて、 どうにか今までもった。
その卓を頂いてくれた方々には、卓はボロボロだが、 俺と橋本にとっては我が子同然の 気持が入っているものと受け止めて、 少しでも、これからも可愛がってやって下さいまし。 心ある方々のお側で里子のように・・・・・
これから残っている出版物のサインをやり出します。 100冊、200冊、一丁やるか・・・・・

         雀鬼




おぉーっ、すごい! 早速、可愛がって頂けていて、 よかったなぁと、しみじみです!
(橋本)

機械修理の仕事をしていますが ない部品を自作するのはかなりの手間です。 作ったはいいけど上手く動かないことも 多々あったかと思います。 一般の方へ届いた卓の写真を拝見しました。 どの卓も大切にして頂けるような雰囲気が伝わってきました。
(百武)

■2024年4月14日(日)その2 Vol.7144

60年やった麻雀。 多分、今でも敗けてない。
引退してから、何度か打ったが、 オールトップだった。
これ、本音だけど、 麻雀打って、誰かに必要以上に迷惑かけちゃ、
「それはクズ」
だからって、麻雀が強いって、 えばってる奴も、
「クソだ」
これだけは確か。
まぁ、本当に強いなーと思った奴は、 俺の人生で、10人も居なかったけどな。

         雀鬼




最近は打たれても、1日数回ですが、 最終局に逆転トップになるシーンばかり、 拝見させて貰ってます♪
(恒)

■2024年4月14日(日) Vol.7143

(♪)の絵文字、 昨日、人気プロレスラー武藤の奥方からのお返事に、 描かれていた。
ならば、俺も少しは可愛くなるかな、 と昨日は早速使ってみた。
40年を期して、 アメリカのWWEの中邑真輔を迎えての、引退試合。
俺も両者との関係が深いんで、 リングサイドで二人のプロレスを観た。
入場の瞬間から、 2人にエンターテイメントを越えた、 アートを感じた。
試合が終わった後、 武藤と真輔の待つ部屋に行く。
達成感あふれる猛者2人、 武藤の奥方と御子さん2人が待っていてくれた。
熱烈な一般ファンが遠い三階席で、 声をあげて、楽しんでいた。
それなのに、 俺達はリング近くの一等席で試合を見て、 帰ろうとしたら、電話が入って、
「ずーっと待ってました」
と真輔の声。 結構、車で走ったとこで受けたんで、 Uターンして戻る。
一般のファンには申し訳ないが、 武藤御家族、真輔、俺達数人で、 対面して、楽しみの空間が出来たっけ♪
武藤と真輔の試合が その年の年間最優秀賞に選ばれたらしい。
昨日は高校入学の孫、 今は、大学入学の孫が居る。
それぞれ、新しい船出。 その航路も自分次第。
俺、オレは、港に着いた船から降りるだけ。

         雀鬼




会長だけならまだしも、自分らまで、 普通ならあり得ない空間を体験させて貰い、 純粋なファンから怒られそうです。 子供の頃は、生でプロレス観ると テレビ観戦との違いに、がっかりした事もありますが、 あの引退試合は、別格な感じがしました。
(恒)

最初から最後まで 武藤さんと真輔さんにしか創れない試合で 会場も凄い盛り上がりでした。 それだけでも特別なのに…。 武藤さん、真輔さん、そして武藤さんの奥さまはじめ ご家族の皆様と会長との触れ合い、 終始笑顔で本当特別な空間でした。 自分には場違いでしたが(笑)
(シャボ)

どうも、ハルシです。 私の名前に「舟」が入ってますが、 小舟なので、持てるものだけ持って出港します。 あと、私もプロレスに行きたかった。 ・・・♪
(ハルシ)

■2024年4月13日(土)その2 Vol.7142

丑三つ時を過ぎ、 しげる代貸しさんに、 長岡の橋の下の兄貴が仁義を通して、 これから相撲を取る。
話は変わって、 明日、入学式の孫が、ちょこっと寄って、 緒方が作ってくれたそばを食べる。
背は172cmまで伸びたが、 ガリガリの孫に、 橋本、シャボ、深山が軽く、 あちらこちらへと転がされていたっけな。
この孫だけ、そういうところは、 俺の血をひいている感がある・・・・・。

         雀鬼




サブマネと深山がやられているのを 笑って見ていたら、 いつの間にか自分も転がされていました(笑) 自分には薄めて行った方が良い血も流れていますが♪ お孫さんには会長から受け継いでいる血を 大切にして行って欲しいですね。
(シャボ)

最初の言葉が、「じーじ」と「はっぱ」のお孫さんは、 やっぱり、センスが違いますね!!
(緒方)

■2024年4月13日(土) Vol.7141

ずーっと、暇だったんですが♪ 道場が閉じる段になって、 もろもろの諸用が増えた。
今も、もうすぐ出版される、 本の担当者のとも子から、 本屋さん用のサインを頼まれ、
「ハイヨ」
と、さぁさぁと書き上げる。
今まで分からなかったんだが、 同じかっこうで書き続けるって、 体が固まるもんですね。
これも老化現象♪
その他にも、やることが待っているし、 その上で、病院も、2日も行くんか♪
HPは、Vol.7140まで行ってんだね。 長いのか、短いのか分からないが、 原稿用紙に、赤ボールペンで、 自筆のまんま、今に至る。
・・・・・、 さてこれから、どうなるんですかね・・・・。

         雀鬼




自分らより大変な状況ながらも、 頼まれごとはさっと済ませてしまう。 今回のHPでも新しい試みが… それぞれ意味合いが異なり、 どこまでも会長らしさを感じてしまいます。
(恒)

サインのスピードは前と変わらず、あっという間でしたが、 お体には、負担がかかるようになってしまってるんですね♪ HPは本当に長いと思います。 一体、本にしたら、何冊分になるんでしょうね。 会長自筆の原稿用紙も数えきれないぐらい沢山あります!
(緒方)

■2024年4月10日(水) Vol.7140

作家のかけらもないのに、 今まで沢山の書物を、 周りの方の力添えや協力を頂いて、 出版させて頂いた。
この我が身の引退した後のことだが、 俺の思い出のような一冊が仕上がった。
主役は俺だけでなく、 今までの伴に歩いてくれた人達も、 裏方から引っ張り出して、 舞台の幕の前に横並びになって仕上がったもの。
その題名がまた凄え!!
「雀鬼(老いてもなお)吼える」
確かに俺、人間から離れた、 サバンナで吼える野生の猛獣のごとく、 吼える方に「変化」する時が いまだにあるんです。
ゆさぶる出版社からの発行を期して、 ご要望の方に、サイン入りで、 お届けいたします。
俺との繋がりのある方、 よろしくの程を。

         雀鬼




表に出されちゃった(笑)裏方の方が、 元気な挨拶と共に、 出来立てほやほやの新刊を届けて下さいました!!
サイン本企画については、 近々に詳細を発表させて頂きます! ほんの少しだけ、お待ちくださいませ。
本の情報はこちら↓↓↓
「雀鬼(老いてもなお)吼える」
(緒方)

■2024年4月7日(日)その2 Vol.7139

昨晩、もとい、作朝は、野球見ながら、 道場からもらったインドカレーを、 2人して食らう。 結構、食べれた。
大リーガーの後で、先日の引退式の時の、 100人斬りのDVDを見ていたら、 やっとこ落ちる。
時折、気づく、テレビから流れる騒音が、 凄えうるさいが、 止めることも出来ず、 落ちたり、起きたりの繰り返し。
夕方に家政婦のシャボが来家。 まず疲れで異和感がある身体を、 ちょいのちょいのと、 あちこち手当してくれる。
それから、ひとっ風呂浴びて、 身体に浮力を感じさせる間に、 さぁーっと、トロロそばを作って出してくれる。
腹も減ってないのに、 美味しく食べられた。
これって、女房の仕事?
シャボ、結婚したら、 いい主夫になれるよなー。
シャボよ、 あんまり頼りがいがある男になると、 大変だぞ!!
体験上・・・・・・。

         雀鬼




トロくて役に立たない男で通している自分は 楽チンな日々です。 気持ちで次々と瞬間に動かれているシャボさん、 こちら側には決して近寄らなさそうですね。
(恒)

また会長との贅沢で貴重な時間を過ごさせて頂き ありがたかったです。 会長の経験上のお言葉、重みが凄いです。 「頼りがいがある男」 憧れますが自分にはほど遠いです。 先ずは相方探しですね(笑)
(シャボ)

■2024年4月7日(日) Vol.7138

昨晩は、ここでしか出来なかったお相撲、 人数も10人と少なかったんで、 シャボ、休みなし。
他の者は一気に片づけるが、 しげるさんには、足や腰を痛めつけられる(笑)
それでも、一人ダントツの31p。 2位が大関の深山が8点だから、 その差は大きいね。
俺も心身はきつかったが、 ちょっくら運動させてもらうか、 と参加して、相撲の後は、K-1試合。
シャボや深山、橋本を、 20回ぐらいダウンさせては、 起き上がらせて、もて遊んでやる。 当然、当てないパンチやケリ。
3人伴、ふらふらの、ぶらぶらに、なりながら、 付き合ってくれた(笑)
俺、引退したのに、 後始末までの残り日を、 来れば、楽しんじまう(笑)
4時半過ぎに帰って、 シャボと自室で、大谷君の試合を、 一試合通して見ちまう。
ピッチャーは山本選手、 韓国での試合じゃ、制球が定まらなかったが、 ストレート中心に、カーブの決め球で、 初の勝利投手。
大谷君もクリーンナップの中で、 一人だけ、山本選手のために、2本ヒット。
一本出て、2人の相乗効果で、 大谷君が、バーンと伸びればイイネ。

         雀鬼




シャボ大横綱は、やっぱり強いです。 その強いシャボさんを苦戦させる しげるさんとの対決は、みんなの楽しみですね(笑) K-1の後は、足が言うこと聞かなくて、 フラフラのグニャグニャでした(笑) それでもやっぱりみんなで体合わせて相撲やったり、 感覚で遊んでもらったりは楽しいです。
(深山)

ふらふらのぶらぶら〜 たのしいなぁ〜 あはははは〜
(橋本)

しげるさんに痛めつけられた後に 会長とのK-1試合。 感覚技の連続で、 ふらふら、ぐにゃぐにゃ、ぶらんぶらんです(笑)
(シャボ)

■2024年4月6日(土) Vol.7137

その地では業界で顔を作った社長のところへ、 今から20年余り前に入社した謙という男の子がいる。
その業界ってジェンダーレス色に染まる。 謙には逢った時から男の匂いを感じたんで、 お前はその色を無くすなよと答え置いた。
それから6年前に独立して、 以前の店よりさらに遠い所で出店。
謙の人柄か、前の偉い社長が経営する店より、 一般的な方々が良きお客さんとしてついてくれている。
俺とか恒とかも、そこへ通っているが、 恒なんか、予約が一杯で、2ヶ月待ちらしい。
俺なんか、大概、一日か二日前に電話をいれても、 どうにか入れてくれる。 それも、通常の仕事が終わった後で、 謙が疲れていても入れてくれる。 ありがたいよね。
「悪いね、いつも我がままで」
「いや、会長の時間は取ってありますから」
今日、その理容室に行って来た。

         雀鬼




オープン当初は、そろそろ髪切りたいと思った時に、 土曜日朝一予約でしたが、今は平日狙い&2ヶ月前でやっとです。 駅からバスに乗り換えと、交通の不便さも有りながら、 都心から通っている方も居るようです。
(恒)

■2024年3月31日(日) Vol.7136

引退式の関、黒澤のまぐろ兄弟の握り、 他の者に握らせたが、 やっぱ、一味違ったな。
俺が好む、レバーとつくねの焼き鳥、 高槻の宮本の手作りの煮物、 岡山産の生ガキの蒸し焼き、 ローストビーフ、 早矢香の大切な御子の名をとったお米、 その延長線上に、越前蟹、 どれを取っても旨かった。
俺、思ったんだけど、 食べ物を好きなものを美味しく食べられる日も、 数えられるぐらいまで近づいている。
だったら、すげえ我がままで、 贅沢かも知れないが、 出来る限り、美味いもん食えばいいか、 と邪な思いが浮かんだ。
あといくつ寝ると、お正月、
「もとい」

         雀鬼




自分が初めて会長の前で料理させて頂いたのは、 当時まだスタッフをしていた 須田さんの体調を気遣われた会長が、 一斗缶山盛りに入った牡蠣を 「カキフライにできるか?」 と言われたのがきっかけでした。
それから本部に行かせて頂く時にタイミングがあれば、 色々と料理を作って持っていく機会がありましたが、 それは自分の楽しみの一つでもありました。
会長が喜んでくださればという気持ち一つでしたが、 「美味しい」と言って頂けることが、 なによりも嬉しかったです。
少しでも、会長や本部の皆様の お役に立てていたならなによりです。 会長ありがとうございました。
高槻塾 宮本 一宏

皆様のお気持ちを頂いて、 美味しいものばかりが並んだ一日でした。 あと、いくつ・・・、と思うと、 会長の一食、一食は貴重ですね。 毎食用意出来るかどうかは別としても、 会長には旨いものだけを召し上がって頂ければ、 それが何よりだと思います。
(緒方)

■2024年3月27日(水) Vol.7135

道場生誕36年を迎えて、その日に合わせて、 俺の二度目の引退式を道場に居る者達でやっちゃった。
メインは、今、徐々に弱っていく体を使っての 相撲らしきものの対決、100人斬り行使。
その前夜、孫に
「ジージ出来るかなー」
と問うと、
「出来るよ」
の即答。
ならば、やれるな、という気になっていた。
竹書房さんの映像部の協力でカメラマンが入る。 彼は、これから俺達がやるべきことを解っている感じ。
後で聞いたところ、ロシアの軍隊で習う、 我が身の傷を軽くして逃げ延びる戦闘術のような
「システマ」
をやっていたらしい。
我々が動く体捌き等々を 少しでも解る人に撮ってもらえて、ありがとさん、 ネェ、常務さん。
「80才 100人斬り達成にて 引退つかまつります」
最初は、引退麻雀で山田と佐々木と卓を囲むかとも思ったんだが、 あと一人が出ないんで、そっちは無しで終えちまった。
一回目の引退と今度の引退は、全く違う心境・・・・・

         雀鬼




対する道場生に合わせて捌いたり、 感覚技を使われたりで、2度目の100人斬り達成! 初めての筈なのに 道場のノリを知っていたかの様なカメラマンさん、 会長へのリクエストが素晴らしかったですね(笑) 36周年…、会長にとっての引退、 自分なんかには計り知れない程の事なのだと思います。
(シャボ)

感覚の動き、初めて見る人は 固まって言葉が出なくなったりしますが、 カメラマンの方から、暫く動けないように とリクエスト、本当に初めて!?って感じでしたが、 受ける方も久しぶりに、 足プルプルさせながら固まる体験をさせて頂きました。
(恒)

■2024年3月23日(土)その2 Vol.7134

ドジャースに移籍した最高年棒の大谷くん、 韓国での公式1回戦目に、 グランドの大谷くんより、ベンチの中の大谷くんに、 嫌な異和感を感じた。
大型新人として、 迎えられたはずの大谷くんが、 一人ボッチでベンチの後ろの方で、 ボヤっとしていた。
一緒にテレビ観戦していたシャボに、
「これ、危ないぞ」
と俺なりにベンチの中の感じたことを発言。
シャボ、
「まだ新しいチームに、  慣れてないんじゃないんですか」
「いや、そういうことじゃねえよ」
と述べ返した。 まだ、ニュースが出る前のこと。
一方、国技の相撲の方は、 幕内新人の力士が一敗はしたものの、 大正8年ぶりの優勝目前の今日の取組。
立ち合いの前に、彼が右足を、 外にひねっている動きばかりに、 気を取られていた。
まだ幕下クラスの仕草を見せるその力士、 組み合った瞬間、右足をねん挫。
その上、土俵から落ちる時に、空足をふむ。 これって、アキレス腱や、かかとと、 骨もやられてる感じ。 重傷ですね。
なんか、始まりから、 しっくり行かないもんですね。
俺も明日、相撲の百人斬りをやる予定なんですが、 2度あることは、3度ある。
何か、起きるんですかねえ・・・・。

         雀鬼




大相撲の放送では、 新人が明日土俵に上がる前提になってましたが、 会長のお話では、専門家も分からない重症具合。 100人斬りを迎えるにあたり、 良くない話題が続いますが、 参加する者は気持ち入れて、要注意で取り組まないとです。
(恒)

■2024年3月23日(土) Vol.7133

春には、桜がパーッと咲いて、 パーッと散る。
春は穏やかなようで、 卒業式とか、入社式とかがあって、 それぞれに変化が起きる。
人の世もそうだが、 自然の中にも大きな変化が生まれ、 大きく、乱れる刻でもあるから、 春の珍事が起きる。
っていうことで、 明日は俺の引退式なんです。
別に大きなパーティをやる気もないし、 細々と終わればいいだけ。
この頁を読んで下さった、 皆々様方と離れ離れになるのは、 結構、寂しい、侘しい、虚しいもんなんですね。
たった一人の孫には、 口頭でそれを伝えました。 その上で、敗北感も感じる、とね。
本当のここの誕生日は3月28日なんです。 ここ一カ月、体力も気力も、 少しずつ、消えて行く感・・・・。
バッチイこのボロ小屋が閉まって、 日々がたてば、 また違った感情が生まれることでしょうね。
前夜葬(笑)なのに、 人が集まっています。
投げやりな言葉かも知れませんが、 今は、
「勝手にしやがれ」
という気分ってこと。

         雀鬼




ボロ小屋とはいえ、 会長と仲間が集える場所がなくなることには、 喪失感があります。 日々がたって生まれる感情のなかに、 僅かばかりでも良い感情があればと思います。
(しげる)

勝手にしやがれって気持ちにさせてしまった状態、 どうしようも無い現状を実感してしまいますが、 明日は重大な1日、最低限の事やれたらと思います。
(恒)

■2024年3月17日(日) Vol.7132

もう終わるんで、 何かと週末にもやるべきことがあった。 やるべきことがあるって、有難い。
体調が多少悪かろうが、 這ってでもしたいし、 死の寿命なんて、短くなってもよしなんです。
思い返せば、この10年、 心身疾患の場から、 監獄への行き帰りのようだった。
シャボ兄が所用があって、 その代走を深山がやってくれた。
やっぱ兄貴に比べると、手順が悪い(笑) が、その中で、深山なりにやってくれた。

         雀鬼




すごくありがたい言葉ありがとうございます。 シャボ兄貴には遠く及びませんが、 やらせていただける事がある、役割がある事は ありがたい事だなと思います。 あと僅か、動ける事を動いていければと思います。
追伸、この写真いいな〜(笑)
(深山)

■2024年3月10日(日) Vol.7131

たて横に大きく育った白梅が 庭先を白く埋めていて、 歩くのを楽しめた。
3月も10日に至った。 俺、桜より梅を好む。
メールを頂いた方へ、 小学校ぐらいの時の、 俺の有様を書かせて頂いた。
どんな御両親に育てられたのか、 という質疑。
俺も思っていたんだが、 道場のスタッフの橋本くんの御両親様に、 一度だけでも、お逢いしたかった。
彼ほどの私欲が少ない人物と、 触れ合ったことがないんでね。
両親ねえ、 俺って、だいたいが、 大人のいうことを聞かない子だったから、 母親は、俺に希望とか、 必要以上の期待も持ってなかった。
多分、自分の道は自分で見つけ、 誰かが歩いた道を歩きたいという気持ちは薄く、 振り返れば、ほぼ俺の道は、 俺が勝手に選んで、今に至った気がする。
でもねぇ、俺が幼かった頃、 母親って、眠らない人、 始終、家族のために動いてた人。
真冬に家の裏で、桶に張った氷水で、 手洗いで洗濯しているのを、 トイレの窓から見て、 親って、大変ばかりだなー、 と思った記憶はある。
教育ママのカケラもなく、 多分、母親が学んだおばあさんを、 互いに大切にし合っているのを、 子供ながらしかと感じ、 おばあちゃんから学んだ事を ちらっと伝えてくれた。
それって、知識じゃなくて、 人としての知恵だった。

         雀鬼




自分の母親は、座ったまま落ちる人でしたが(笑)、 3人の子育ての合間にパートと問題ある旦那の相手、 大人になってから、当時の大変さを感じ、 感謝するようになりました。
(恒)

特に深い意味はなく、ただたんに今ふと、 そういえば、会長のお母さまと同じ名前だったかな!? と思いました。
(橋本)

■2024年3月9日(土) Vol.7130

ここに居る者より、一般の方々から、 それぞれの想いのメールを頂き、 何だか、又、「内」が敗けちゃった、 今日この頃です。
ちょっとだけ、答えておきます。
俺の子供の頃って、 まだ敗戦の色が濃く残っていて、 明治維新以来、 一気に何んもなくなった日本を感じていました。
だからって、戦後のバブルのように、 何でも、いっぱいあった時代も 好きじゃありませんがね。
何んもなくったって、子供っていうのは、 そこらに残った物で、 日々、楽しみを作り出していました。
腹が減ることも知ったし、 食べ物にありつけた、ありがたさも知った。
今じゃ、腹も減らねえし、 食うのもなー。
俺、小学校時代の2、3年かな、 戦争から帰った行き場のない兵隊さんが、 校舎の一部を使っていた。
1週か、2週ごとに、 早番、昼から始まる遅番があって、 遊びっ子の俺は昼番を好んだ。 何か、倍遊べた気がした。
勉強、6年間やった思い出なし。
学校は遊び仲間がいる所だから、 勉強は毎度のビリッケツに位置したが、 そんなものは、どうでもよかった(笑) その分、楽しみや、遊びは上位。
低学年の時、担任がまだ若い女の先生で、 俺なんて、とても手がつけられない。
最初、水のいっぱい入ったバケツを2つ持たされ、 教室の後ろに立たされたが、 次は、廊下に立ってなさい、と昇格した(笑)
最終的には、他の男性教師の部屋に移動、 その上、暇さえあれば、家庭訪問で、 母親に、しつけらしきものを申し込んでいた。
母は毎度、低頭に謝っていたが、 俺は何とも思わなかった(笑)
でも卒業式の、 仰げば尊しの唄の時は、涙が出ていた。
一つの自慢は、無遅刻無欠席で、 数人の中に居たっけ。
そりゃ、真面目ということじゃなくて、 ただ朝一番から、夕暮れまで遊びたかったから。 ただそれだけ(笑)
小学四年生の時に、 俺の小中高大の中で、 これぞ教師、と思われる方、 新井良一先生に出逢えた。
何が良くて、悪いのか、 真っ赤な顔で、ゲンコツを落とされたのは、 俺の貴重な体験でした。
・・・・・ここまで、又ね。

         雀鬼




自分の父親は教職でしたが、 勉強を分かり易く教える事が大事としているようでした。 良い印象のある先生と言えば、 冗談で生徒を良く笑わせてくれる人ぐらい、 新井先生のような方、出会って見たかったです。
(恒)

一日中遊びの時間にならないのが現実ですが、 わずかばかりでも、 動けることを楽しみたいと思います。 昨日の遅番は、12人で楽しめましたね。
(BIG)

時代や環境そしてどんな先生や友達と出会い、 その触れ合いの中で、どのように感じるかで、 子供時代も大きく変わってくると思います。 今は人間味のある先生と言うのも中々いなさそうですし、 近所の公園や神社でも、 体を使って遊んでいる子供達を見かけなくなって来ました。 子供時代って大切な時期だとおもうのですが、 時代と共に変わっていってしまうのが、 残念な感じがします。
(シャボ)

■2024年3月3日(日) Vol.7129

ここは俺だけの場じゃなく、 そこに10年、20年と、 顔を見せていてくれた者達の場でもあるんで、 俺の一存では決められないこともあった。
今回の最終的な幕引きのことも、 ずーっと自分の頭の中にはあった。
それを先日、それらしき者達が集まっていた時、 思っていたことを、一応、軽く振った。
「さぁ、皆さん、どうすんベエ」
だが、ほとんどの者達は意見を述べない。
俺だって、 こんなことは口にしたくなかったんだから、 当然のこと。
橋本が数日前に、 もうダメだ、 とボソッと言った一言が、 同感として残っていた。
シャボがそこそこ状況をある程度、解った中で、 意見を述べてくれた。
大谷君が、結婚についての囲み取材の中で、 結婚をした動き、の質問を受けて、 一つあげることより、何となく、全体的に・・・・、 と受け流した。
あれほどの選手ですから、 ピッチャーという中心のところに立っていても、 意識は横や、後ろを守る選手達を、 全体的な感覚で捉えている。
その上で、バッターの心理や、 その時、その場の調子を掴んで、 一球を投げていたからこそ、 の、全体ですかね・・・・・。
これは、「全て」とは違う意味。
俺の場合も、今の決め事は、 こんな俺にでも、けっこう大きな意味がある。
先日、都心のホテルの、 診察を辞めなきゃいけない立場に置かれた お医者さんは、後、5年はやりたかった、 とつくづく己の信念だけじゃ通らない、 職場の仕組の変更の流れに流されなさった。
一方の俺の方は、今の型を、 後5年続けたいなんていう気持には、 とてもなれない。

         雀鬼




このお話を出されるまでの心境、 自分には想像できないくらい、 重かったのではないかと思います。 この先は、知恵を出し合って、 一つ一つ道を作っていかねばと思います。
(BIG)

今の型に近い形で何とか続けられないか考えてみましたが、 的外れでした。 いつまでもある訳ではない、しみじみと感じ始めてます。
(恒)

考え過ぎず、今やりたいと思ったことを行動に移す中で、 起こってくる状況に対処していければと思っています。
(橋本)

■2024年2月28日(水) Vol.7128

本日は都心の病院へ。
俺の腕は採血するのが難しい、 ってなもんで、 いつものベテランさんに針を刺してもらう。
これ、血管じゃないね、と針を刺す。 俺も、そうだと思います、と答えていた。 2回ほど血が抜かれず、わずかな痛みが。
「もう私に指名しないでね」
の言葉に、何か引っかかった。
いつもの特診室に呼ばれて入る。 いつもと空気が違う。
「2度ほど、御自宅に電話入れたんですけど」
「何か、先生に変化があったんですか」
「実は、3月に病院の体制が変わって、  わたくし、3月で、ここ終わるんです」
突然のことなんで、絶句、 とはいかず、 よろしかったら、事情をお話し下さい・・・。
わたくし、後5年、こういう型の患者への、 治験をしたかったんです。
その博士号を持つ先生は、 俺のような特殊な病の仕事に、 携わりたかったんですね。
まだまだ現代の医療じゃ、 解読出来ない病だからこそ、 やりがいがあったんですね。
いつも凛としていた先生のまぶたから、 うっすらと涙がにじむ。
「残念、無念!!」
俺の方も、その先生と共感。 36年間やって来た、 道場らしきものを閉じる。
あぁ、つい書いちまった(笑)
皆様方には、長い御支援、御協力を頂き、 深謝致しており候。
道場っていうか、麻雀は俺の生命線だった。
我が手の生命線をふと見つめると、 一本、横に切れ線が出来ていた。
これから、後始末もあるが、 体力、気力が衰えた頃で、 塩梅かも知れませんね。
昨年の8月、 それを越せば、今年の2月、 と予想していたことが、 的を射ていましたね。
山田、丸で始まって、 橋本と恒で終わる。
これも定めですかね。
又ね・・・・・。

         雀鬼




始まりのお二人と並べられると、違いが大きく、 自分なんかがって思ってしまいますが、 そんな自分でも、濃い触れ合いを続けさせて貰った事が有難いです。
(恒)

後始末や先のことに頭がいっていたせいか、 終わるという実感が、あるようでない感じでしたが、 今は、ふとした瞬間に、 日に日に大きくなっていっているのを感じます。
(橋本)

道場を閉じるお話しを聞いた時は、ついにという思いでした。 都心の病院での出来事とのつながりもそうですが、 36年間という数字も4の倍数であり、 何か意味があるように感じました。
(百武)

■2024年2月25日(日) Vol.7127

大谷選手はもとより、 大リーグにしがみついている筒香くんも、 知らぬ仲じゃないし、 出会った時、スポーツ選手の中でも、 健やかさを感じた。
今は、ジャンアンツの招待選手として、 米国で努力している。
彼が実績を残せず、 精神的に行き詰ったことを感じた俺が心配して、 彼が国内にいた時に、俺が出来ることで、 少しでも役に立てばと思いついて、 連絡して来なよ、と関係者に伝える。
実兄から、 今、弟は誰とも話したくない様子で、 引きこもっているので・・・・。
そしたら、本人からすぐ連絡が入り、 2時間近く、互いが気にかかることを話し合った。
最初に出逢った時は、 俺が9割5分話し、 何分しか語らなかった彼が、 7割ぐらいしゃべってくれて、 俺が3割ぐらい語った。
心身に変化を入れられれば、 向こうでも、20本や25本ぐらい打てるよ、 ぐらいのことを語った。
シーズン中は、日本の新聞でも、 たまに、小さく抜かれていたが、 キャンプインに入った筒香選手が、 大谷くんに敗けないぐらいの扱いで、 スポーツ新聞に載っている。
その姿を見る限り、 体を少し絞った感じがして、 楽しげな笑顔が写し出されていた。
今の調子なら、希望が見える。
筒香、また一度、立ち上がれ!!

         雀鬼




日本を代表するような選手なのに、 会長との触れ合いで、 普通の野球少年のような遠慮深い姿が忘れられません。 活躍してくれたら尚更ですが、 楽しんでプレーする姿が観れたらと思います。
(恒)

道場で触れ合わせて頂いた時の会長に対するお姿や ホームランバットの約束もしっかり守って下さったりと、 素敵なお人柄を感じさせて頂きました。 また、メジャーの舞台で笑顔でプレーする筒香さんを 観させて頂けたらと思います。
(シャボ)

■2024年2月17日(土) Vol.7126

何んか、思い出の中で、 楽しいことも、沢山出るが、 己の悪い要素も、いくつも出てくる。
そんな気分なんで、 ここ4日間ほど、道場に来ても、 とても入口から入る気が起きない。
お前は、裏口から入れよ、という声がして、 それに逆らわず、道場の裏に車を止めて、 裏口から中をのぞく。
いつもの自分の席に座って、 眠たそうに、何んか、かったるそうに、 老け込んでいる橋本さんを、 しばらく外から眺めているのが、 楽しみになっている。
帝国ホテルのチョコレート、 触感を覚えていて、おいしかったなー。

         雀鬼




悪い要素を気にしたら、自分らの方こそ、 どうなんだろって思いますし、 正面から入って頂きたいです。 楽しみにされた橋本さん見学も、公表されたので、 対策されそうですし。
(恒)

毎日その状態をやっていますので、 いつでも眺めにいらして下さい。
(橋本)

■2024年2月11日(日) Vol.7125

昨晩は、結局5時終了。
知らなかったが、 緒方が先日の雪で足を滑らして、 2度ほど、道路で転んで、 ひざを打っていたらしい。
相撲の途中で、それが出て、 シャボが手当。
今日もシャボに、我が家で 俺の上半身の手当までさせちまう。
おかげで体が楽になった。

         雀鬼




自分もシャボさんの手当のおかげで、 ずいぶんと、楽に歩けるようになりました。 今日あたりは、久々にうつぶせで寝れるかもしれません! シャボさん、会長、ありがとうございました。 転ばないように気をつけます。
(緒方)

手当ても感覚の動きや体捌きのようで、 まだまだ相手のどこをどのようにやればよいのかを 自分で発見してやれる訳ではないのですが、 会長や緒方が少しでも楽になって下さったようで良かったです。 自分である程度手当てが出来るようになれたら 本当によいのですが…。
(シャボ)

■2024年2月10日(土) Vol.7124

病院帰りの1日目、しげる親分のもと、 本日、2時半過ぎから、土俵が開かれるらしい。
昨日は、何時以上の心身の疲れがあり、 院内も少し歩くだけで、ダウンしていた。
あぁ、それなのに、それなのに、 俺も初戦から、全員相手の相撲開き、 出来るかなー。
やらなきゃなぁー。 とっと片付けちめぇかよ(笑)

         雀鬼




しげる親分のやるよ!って一言で、 真夜中に準備始まる道場相撲。 最高齢の会長に気遣う事なく立ち会い、 軽く捌かれてしまうのも、楽しみになってます。
(恒)

■2024年1月31日(水) Vol.7123

京都のTさん、一方的な御縁ですが、 心配して下さって、 嬉しゅうございました。
不安と心配は違いますよね。
持たれているTさんの心を、 わずかでも俺なんかに配ってくれる。
何か、昔もらった、 「ラブレター」のように感じちゃう俺って、 いやしいですかね(笑)
ラブレターって言えば、 俺の生まれた下北沢に、女子高があって、 白紙を折り紙風に折った付け文みたいなのを、 何人もの女子高の人達から、通学路で手渡しされた。
同じ男女の触れ合いでも、 今日日じゃ、ラインというもので、 やり取りしているらしい。
俺には、以前入院した時に、 息子が渡してくれたスマホですら、扱いが難しい。 当然、自分のスマホの電話番号も知らない(笑)
Tさんのおかげで、 勝手に慰められた気分になっちゃっています。

         雀鬼






■2024年1月28日(日) Vol.7122

年末年始が終って、1月も後半に入り、 ここに集う者も年を一つ重ね、 全員に疲れが見える。
昨晩も、俺を含めて、相当疲れていたのに、 しげる親方のGO指令が出て、 深夜の相撲をやっていた。
2人抜くと1pが付くが、 これも結構困難らしいから、 出場しても0pが続く者が何人もいる。
それなのに、シャボ横綱は4週間敗けなしで、 全員抜きを2周したら退場、のハンデがあっても、 ダントツの81pを取っている。
4人抜くと、俺との対戦のご褒美がある。 これって名目だけで(笑) 現実は、いじめ、しごき。
先日なんて、今回はご褒美沢山やるよ、と、 言われたシャボが、50回ぐらい飛ばされ、 床に何度も凄い勢いで転がされる。
怪我・・・・・、 それは安全第一でやっている(笑)
それにしてもよ、深夜に40代の男をつかまえて、 80才を出たジージイがマジでそんなことをやるか。
俺って武道とか格闘技だとか習ったこともない。 鍛錬、訓練、練習もなしの、 その場の思いつきだけでやっているから、 こちらもズブのシロウトだよな。
ヘーイ、チェンチェン!!
京都のTさーん、 早速、アップしましたよ。

         雀鬼




50過ぎたオッサンが金づちで何度も襲いかかりましたが、 思いつき!?で簡単に捌かれてました… 安全第一!
(恒)

深夜、明け方に何十回も転がされる 40代のオジサンも中々居ないと思いますが、 それ以上にこんなこと出来る 80歳のお年寄りは居ないと思います…、 会長以外(笑)
(シャボ)

■2024年1月14日(日) Vol.7121

昨日は、ベッドから、ふらふらと、 どうにか隣室に辿り着いた。
そこまでは、よかったが、 そのままイスに座ってられず、 コタツの横の狭い場に倒れ、 どこもかしこも、動かせなかった。
それをちらりと見た家人が、 これは、そろそろ、爺捨て山だなー、 と後始末を思いついていた。
それでも、どうにか、 身支度もせず、寝巻のままで道場へ。
それを、ちゃんと感じていた、 仕切り人の、しげるさんと、橋本と、シャボで、
「やります!!」
そりゃ、やるよな。
80才になっても、引退を認められず、 朝まで、あーだ、こうだと、 体の取っ組み合い(笑)
恒が、50才になって、老化現象。 足腰が弱っていて、すぐ投げられる。
顔面は凶器なんで、強そうなんだが、 体が効かない。
恒が80才になったら、 どうなっちまうんだろう。
シャボに、来いよ、 と力味を入れないで受けること、 子供や女子になって、 そんなこと、やらないでね、と本心から思え、 と導いたことで、大きな変化が生まれた。

         雀鬼




あまりにも無様な現状に 80才まで持たない気がしてしまいますが… 会長の前で老化現象は言い訳に出来ませんし、 力任せに頼ってきたツケだと思って、 変化を加えたいです。 それにしても小学生が被るような帽子でも、 会長は着こなして良い感じに見えてしまうもんですね。
(恒)

向かって来る相手に対して力で対抗するのではなく、 気持ちを変化させて柔らかく受けて捌く、 瞬間的に動きだけでなく気持ちまで… 難しいですが、 何度もご指導して頂き、変化を実体験出来ました。 本当奥深いと思いました。 会長ありがとうございました。
(シャボ)

シャボさんが椅子に座ってから 向かってくる相手を捌く技では 攻め手側をやらせてもらいました。 シャボさんが子供や女性など 弱い立場の気持ちの方が強くて捌かれました。 逆にやってやろうとか、 倒してやるの様な気持ちの時は押し込めました。 勝負するのに世間一般で言う 強い気持ちは必要ないのかなと思いました。
(百武)

■2024年1月6日(土) Vol.7120

道場もオープンして36年になったらしい(笑) 高槻の山田から始まって、 もうすぐ橋本で終了しようとしている。
この頃、俺ん中で出てくるのは、 全てに対しての
「後片ズケ」
の一言が・・・・・。
高槻では、俺より人徳がある山田だからこそ、 年末年始にかけて、有志が山田のもとに集って、 ヨイシャ、ワイセと、 出来る限りの体力や気持を使って、 山田を担いでいる声がする。
それに比べて、俺なんて、 元旦は男衆が頑張って旨いものを並べてくれたが、 2日に疲れが出て、 3日まで寝室暮らしの一人ポッチ。
一日腹も空かず、2日目の丑三つ時に、 ノックが持って来てくれて残っていた焼肉を、 焼き直して、どんぶり丼にして、寝室で食す。
次の日は、あんこう鍋を作って、一人食い。 やっぱ一人食いって、 孤独感を感じて、味気ないもんなんですね(笑)
俺ってさあ、ずーと一人暮らししてなかったんで、 そういう暮らしのやり方が分からない。
だからといって、 老人ばかりの暮らしは望めないですね。

         雀鬼




40年前会長と出会い一度は東京を離れていましたが、 牌の音のスタッフとしてやらせて頂く事となり再び東京へ。 3ヶ月の準備期間後、OPENの日の喜びは今でもよく覚えています。 高槻塾の時の事は全く覚えていませんが(笑) 会長との出会い、牌の音での時間があったからこそ 今大阪で愉快な仲間達と楽しくやれています。
山田 英樹

道場があるお陰で、実家に帰らずとも、 人と触れ合いのある正月を過ごさせて貰ってます。 1人暮らしには慣れてますし、 食事も1人で平気な方ですが、 正月ぐらいはって思う事があり、有り難いです。
(恒)

■2024年1月3日(水) Vol.7119

めくれて、年も変わったんだね。 正月も3日か。
俺、家で寝込んでいたけど、 どうしても、元スタッフだったノックに、 じかに会って、俺の気持を伝えたかったんで、 寝姿のまんま、突然、家を出ちまった。
橋本、緒方、ノックと、 4人で囲んで、何かを食したかった。
ノックはまだ、スタッフ魂を持っている。 それが、俺にとって、どんなに嬉しいことか・・・。
当然、皆々様には、相申し訳ないが、 おめでとうの声はなし。
暮れに、俺ん中で遠くの方での揺れを感じる。 それを伝えたら、側にいた緒方が、 自分には何も・・・・。
元旦の日、シャボと男の孫が、 我が家に先乗り。
俺もベッドから出ようと、 床に立ち上がると、 ひざ下が、大きく揺れる。
これって、危ねえよ!!
伝えた様に、能登半島に地震。 その地の方々にとっては、 正月どころじゃねえよな。

         雀鬼




会長、昨日は本当にありがとうございました。 御自宅での新年会を終えられて、 お身体もお疲れの中、わざわざ道場にお越し頂き、 たくさんお話も聞かせて頂いて、 橋本サブマネ、緒方さんと一緒に、 会長が持ってきて下さった牡蠣で食卓を囲ませて頂き、 会長、現役のスタッフ、元スタッフの自分4人での食事。 嬉しすぎて涙が出そうになりました。
年明け早々に会長、道場生の皆さんから 沢山のお気持ちや触れ合いを頂き、感謝の気持ちで一杯です。
スタッフを上がらせてもらって12年経ちますが、 現在の自分があるのは、会長から、道場、道場生の皆さんから、 沢山の事を学ばせて頂いて、与えて頂いて、今がありますし、 今後もずっと、学ばせて頂いた事を大切に 生きていきたいと思っています。
3日間、今年もありがとうございます。
(ノック)

毎年、義理堅く、お正月には顔を出してくれて、 その上、上等なお肉持参で皆に食事を作ってくれるノック。 気持ちを感じます。 そのノックのお肉をお孫さんが下ごしらえしてくれて、 会長が絶妙な味付けで3通りの味で楽しませて下さり、 ご家族の皆様にも大人気で本当美味しかったです。 ノック、ごちそうさまでした。 自分も揺れや異変は感じなかったのですが、 会長の膝がガクンガクンと何度か落ちて、 お身体だけでなく、その前から何かしらの音として、 違和感を会長は感じられていたとの事でした。 そして大きな災害が…。 今年もおめでとうはありませんね。
(シャボ)

ノックさんの真心に対して、 やっぱり、会長は道場に足を運んで下さいました。 今までにない4人での食卓に並ぶ、 ノックさんの心と、会長の心。 普段、小食のサブマネもパクパクされるぐらい、 おいしくって、特別な時間でした。 ノックさん、ありがとうございました!! 地震の方では、ニュースを耳にした瞬間、 すぐに数日前の会長のつぶやきを思い出しましたが、 こんなことが起きてしまうとは・・・・。
(緒方)

■2023年12月31日(日)その2 Vol.7118

大谷選手も凄かったが、ドジャースに移籍して、 かつての読売ジャイアンツみたいに成るのはなー。 俺、アンチ巨人なんでね。
もう一人、日本人として、 強い姿をリングで見せてくれた男、 ボクシングの井上選手。 フィリピンの選手も、いい選手だった。
10ラウンドに、 判定敗けを意識したその選手が、 スタンスを正面にずらして、 まともな勝負に入った瞬間、 井上選手が、サウスポーの前足の左側の方に、 左足を素早く、するりと置いて、 真ん中からのストレート。
井上選手は、?という感じ。
その後、すぐに決定打を 右フックで決めようとしていたのに、 相手選手が、勝負敗けしたことを体験で感じて、 ひざを落とす。
初戦の攻防は、4〜5m離れたベットの上で 横になって観ていたが、 8Rでベットに座り、 10Rでは、11Rで見られるノックアウトを 間近に確認したくて、テレビの前に立って観ていた。
10Rで終った時は、俺も、 少し違うでしょう、と思いつつ、 彼の強さにスタンディングオベーション。 柔らかく手を叩いていた。
本物って、いいね!!

         雀鬼




会長、道場生と大晦日に格闘技を現地で観てた頃、 ボクシングには、あまり興味がなかったですが、 井上選手の試合は今一番の楽しみになってます。 気分の悪くなるような煽りで 金集めアピールばかりのイベントが増えている中、 井上選手の試合は無料で観戦出来る、 金集めに近寄らない感じも良いなって思います。
(恒)

■2023年12月31日(日) Vol.7117

昨日が、大晦日か正月か、という時間を、 長く、長く、俺の編集者である、
「Tさん」
の思惑で作られちまって、 今日は何の日か分からない気分。
だってさ、なあ、
「誠よ」
お前もTの仲間。 送ってくれた俺の好物を腹いっぱい食べちゃった。
毎年、我が家で正月を行ってきた時は、 その好物に味付けを少々加えたりして、 周りの者に食べさせる役回りが俺の立場。
ほんの少々味見をしたぐらいばっかだったが、 今年は、俺の前に並べられたものを、 周りが遠慮しちゃってんで、 めんどくせえから、俺とTでバカスカ食っちゃった。
ある意味、正月気分だったな(笑)
昨日、俺が食っちゃった分を、 自宅にも届いた分で、道場に返しに来た(笑) こっちは正月が終った休み明けみたいな空気。
逆戻りして、今日も一応、大晦日らしい。 その上、あのマグロ兄弟からも、 本マグロの塊が届いていた。
この刺身、孫達の一番人気なんですよね。
それを持ってして、 あのクリスマスの延長があるが、あくまで延長戦。 違うんだよなー(笑)

         雀鬼




竹書房の誠です。
ふだん少食の会長に、 お腹がいっぱいになるまで食べていただき、 嬉しかったですし、ありがたい限りです。
Tの大食らいはいつものことですが、 いまYがいないから、 私だけ美味しいものを食べるわけにはいかないんで、 今回私のところには送ってこなくていいです! と珍しく殊勝なことを言ってたTですが、 会長と一緒にバカスカ食べるあたりがTらしいですね。
ともあれ、みなさんにも食べて いただけたようで、よかったです!
ありがとうございました。
(誠)

■2023年12月24日(日) Vol.7116

早矢ちゃん、おはよう。
心身をいっぱい使って、 赤ちゃんと遊んでるね。
それをパパにやらしたら、 あいつ優しいけど、タフじゃないから、 倒れちまうよ(笑)
俺、長男が生まれてから、 孫まで受け継いで、 半世紀、サンタクロースを 体を張ってやって来た。
だが、この年齢になって、それも、
「やぁめた!!」
でもねえ、周りの希望で、 一応、我が家に集まるらしいが、 メリークリスマスは無し。
誰かの復帰を願って、 ただ座っていようと、思っちょります。

         雀鬼




さぁ、次のサンタは君だ!!(笑)
(緒方)

半世紀もサンタクロースを続けられた人は なかなか居ないと思いますが、 内容も濃く他で聞いた事ないものばかりでした。 本当にやめられたのか気になってますが…
(恒)

■2023年12月17日(日) Vol.7115

ちょっとね、内容は語れないが、 昨日は道場に来て、 誰ともしゃべらない内に、 座椅子をベッドにして横になった。
だが、のどは渇くし、 すげえ蒸し暑いし、 のどに何か引っかかって苦しい。
その姿を見た橋本と緒方は、 どうしたもんか、分からんわ、 と落ち着かず、ただウロついていた。
それから、何かがあって、 夜中、一時半に、 仁義を切った橋本としげるさんで、 相撲はやるよ、となった。
シャボ、左足をがくんと落としながらも、 25勝もする。
深山はこれ以上ムリ、の中、 シャボ一人にご褒美。
ご褒美と名がつくが、本質は
「いじめ、虐待」
シャボ、しごかれて、 自分の体だか、誰の体だか、 分からなくなってしまう。
しびれと伴にふらふら。 吸血鬼に血を抜かれた風。
そりゃ、そうだ。
俺とビッグのご褒美じゃ、 でっかい壁が立ってるようなもの。
家へ連れ帰って、 風呂に無理矢理入れて、温まったところで、 しげるちゃんの高級ホテルのケーキを頂く。
旨かったね(笑)
今日もその流れで、 俺の前で、シャボが手を入れたホテル並みのパン食を、 すごく上品な味で頂いた。

         雀鬼




しげるさん達にしごかれた後、 会長のご自宅でお風呂に入らせて頂き、 会長と一緒に頂くしげるさんの高級ケーキは堪らないですね〜(笑) 翌日は会長に教えて頂きながら作った美味しいパンと 2日続けて贅沢な時間を過ごさせて頂きました。
(シャボ)

壁の影響とは気付きませんでした。 そんな圧力を感じるご褒美なんてないですね。 これは指されても仕方ありません。
(BIG)

あまりにもリアルな姿に一瞬戸惑いましたが、 目の前に起きている事を認めない、 会長だからと決めつけてました。 体調が良くない状態で体を張って楽しみを作り出される、 決して楽な事ではなく、普段の自分の在り方に 情けさを感じなければと思います。
(恒)

■2023年12月16日(土) Vol.7114

元スタッフだった慎一と話せた。
奴は、あの頃、正義感が強くて、 上司にもキレていた。
あの頃までは、道場も活気があったり、 男なら・・・、 という場面が毎度あったんだが、 今じゃ、男だか女だか分かんねえ、 中性化された奴が増えた。
かつては映画役者さんだって、 撮影が終われば、地顔に戻っていた。
タトゥもそうだが、古い俺から見れば、 男が髪を真っ赤にしたり、 緑にしたり、金髪にしたり、 それが個性って奴らしいが・・・。
慎一は、今でもホームページを 読んでくれているらしい。
そういう奴、他に居たら、 名を名乗れよ!!

         雀鬼




慎一さんとは同郷ということもあり、 同じ市内の高校に通っていた縁で、 スタッフ時代良くして頂きました。 電話でのお話を聞く限り、お元気そうで何よりです。
(しげる)

厳しさと楽しさ、ピリピリした雰囲気があり、 日々刺激的だった時代を先頭で走られていた慎一さんが 今の道場を見たら…。 自分達は弱くなる一方ですが、 会長だけは変わらず漢の背中を見せ続けて下さっています。
(シャボ)

体を張った男らしい行動が少なくなっています。 勇気とか、関心とか、 薄れているものを取り戻していきたいです。
(BIG)

■2023年12月13日(水)その2 Vol.7113

先日の今年最後の月例会、 どこかの最強戦の逆を取って、 最弱の決勝戦があって、 予想通り、ナルコがラス、ブービーが恒。
10年、20年と、ここに通った者が、 これだもんな。
かつては、雀鬼会は強かったが、 今や一般の人よりも弱い方に向かっている。
かくいう俺も、その影響か、 今まで取れていた点数の、 半分近くの542pで終っている。
実際、出足はマイナスだったもんな。
70年振りの敗北ですね。 これって老化現象の一巻かもなー。

         雀鬼




一番現場に居る者で情けない姿をさらしてしまいました。 現場の大切さ、感謝心、 いろいろな事が欠けているように思います。 現状を教えて貰ったと最低限は感じて、 やっていかねばと思います。
(恒)

■2023年12月13日(水) Vol.7112

今日は我が家に居る時から、 なんか暑くってよ、 ほぼ上半身裸で過ごしていた。
「気持一つ」
そうだ、これから伊豆の海へ行くんだ、 と思いを入れると、 そのまんまの格好で道場に来ている。
途中、海を思う。 夏の海へ最初に身を入れる時は、 太陽が強く射していても、 ウヘェ!!冷てえ、から始まる。
海を泳いでいる内に、 その冷たさに慣れてくるが、 本当は自分でも感じない程、 体が芯から冷えていることがあるから危ないんです。 特に子供はね。
そろそろ12時、なんか周りの資料を見ていたら、 年末年始とか、今年最後の月例会終了、とかあって、 誰一人教えてくれなかったけど、今12月じゃん。 みんなひでえ奴等だ!!
俺、寒がりで、この時節なら、 上は5、6枚着用しているのに、 誰も、何か着て下さい、とも言ってくれない。 俺って、邪魔者、嫌われもん、なんかなー。
家を出る時、 せっかく水着用のパンツも着用して来てんのに、 廊下へ出てトイレへ行ったら、 外から寒い風が吹きつけていた。
多分、後で又、体調を崩しちまうよなー。

         雀鬼




会長だからこそ、逆にやっちまうが出たんだと思います。 会長のやっちまうは、僕らには止めづらいものがありますが、 確かに、一人ぐらい、 何か着て下さいって人がいてもいいですね。 お孫さんから、お叱りのお電話を頂きました。
(緒方)

会長だから大丈夫という先入観がありすぎたと思います。 先入観があると当たり前が気付けなくなるのを実感しました。 双子座流星群が見える日に お電話口で裸で外に出ると言われた時は さすがに止めさせて頂きました。
(百武)

■2023年12月9日(土) Vol.7111

この頃、何かあると、 緒方に電話しちまう。
今や、彼を、 「ヘルプマン」 と俺ん中では思っている。
近くに、家人はもとより、子供達も居るんだが、 それぞれ事情があって、 俺のことなんて、ジージは大丈夫だ!! と勝手に決めつけている。
道場生達だって、 何かと忙しいだろうし、 自分のことで精いっぱい。
緒方は見た目はデブでかっこいいとは言えず、 美しい人、可愛い人、健やかな人に、 ヘルプを頼めたらいいが、 そうはいかねえのが、世の常。
体の方は、まだ、じっと耐えられるんだが、 携帯や、テレビのネット接続等々は、 俺の苦手な分野。
トラブル発生とか、今は接続出来ませんとか、 何々して下さい、と指示が出るが、 俺が少しでも自力でやろうとすると、 迷路に入り込んで、かえって難しい方に行っちまう。
そこで、ヘルプという文字が出てくるが、 緒方に「ヘルプ」の一報を入れちまう。
電話のやり取りじゃ、 チンプンカンプンなんで、 緒方が、お家に行きますよ、となる。
どうしょうもねえよな、俺は(笑) これからは、ヘルプが多用化されるんだろうなー。
俺、若え頃は、何だかんだヘルプの声がかかったり、 外で、ヘルプを求める人に駆け寄ったりしたもんだが、 今は、まさに真逆か(笑)

         雀鬼




会長がお若い頃に比べられたら、 身心的に難しい部分も増えたかもしれませんが、 会長は今でも、ヘルプする側の動き、気持ちに、 瞬間、傾くことが多いと思います。 ただ、時代が変わってしまって、 ヘルプの質、内容も人情的なものよりも、 機械的なもの、デジタルな物が増えてしまいました。 会長がどうしようもないというより、 時代の方がどうしようもない感じがします。
(緒方)

■2023年12月6日(水) Vol.7110

名前も覚えてない女性の医師の 周りの看護士さんから、
「絶対安静ですよ」
なのにさあ、それから五日後、 また毎度の都心の病院へ。
駅まで車。 駅のエスカレーターに足を乗せる。
七、八段昇ったところで、 片手にバッグ、片手に杖と、 両手が塞がっているのに、 何かに寄りかかりたくなって、 昇りつつあるエスカレーターの 左側に寄りかかった瞬間、 下に体と足が引っ張られて、落下(笑)
外の道路まで落ちる。 機械は強い。
危く顔面から落ちそうになったが、 どうにか堪える。
杖はすっ飛んだり、 ドカンと音がした割に、怪我はなし。
下へ落ちた時、 丁度5人ぐらいのお年寄りがいて、
「大丈夫ですか」
と声を掛けてくれる。
「ハイ、おかげ様で」
エスカレーターは危険ですから、 エレベーターの方へ、 と親切に案内してくれる。
今日の都心は、何でだか、 美人や可愛い子を多く見かけた。 ラッキーですね(笑)
さて、
「絶対安静」
をしなきゃね。
出来るかなー。
出来っこねえよなー(笑)

         雀鬼




弱った人を助ける専門の病院関係者より、 見知らぬお年寄りの方々の方が親切な感じがしてしまいます。
(恒)

エスカレーターでの実証実験では、 腰は引っ張られるように落とされ、 同時に、足は掬い上げられるような感じで、 意識してなければ、 頭から落ちてもおかしくないぐらいでした。 会長が寄りかかりたくなるぐらいの状態まで悪化させた、 あの女医の奴のせいと、 エスカレーターの作りにも問題があると思います。 親切な方が案内してくれたり、 可愛い子たちがいたのが、救いでしたね。
(緒方)

■2023年12月3日(日) Vol.7109

俺の承知もないまま、 ハイ、ベッドに寝て、 ひざを小っこく丸めるようにして、 壁に向かって横になって下さい。
女の先生が、俺に何も伝えず、 後ろから、何かをやり出していた。
うすいカーテンだけで仕切られた隣の部屋から、 ご老人のやっとこさの声がする。
男性だが、女性だか分からないが、 相当、具合が悪そう。
先生は男性で、 多分、耳の遠いだろう患者に語りかけるんで、 俺の部屋まで、先生の声がよーく通る。
そちらに耳が自然にいっちまう。
「ベッドが無いんです。  高額のベッドはありますがね。  このまま、お家に帰られて、  とにかく安静に・・・・。  万が一、何かございましたら、  夜中の何時でもいいですから、  一報を入れて下さい」
お気の毒に、という気持ちで、 自分の処置のことは、ほとんど忘れていた(笑)
俺も、隣の部屋の男の先生の言葉を参考にして、 安静に・・・・。
ありゃ、2日続けて、田園地帯に行っちまったし、 昨日は、仁義を切られた、 しげると橋本の言う通り、相撲を実行。
俺も安静にしながら、 いつも通り、取りましたよ。
いつもより早目の 午前四時に切り上げだったかな。
これからも日々安静を、 肉体、精神と共に努めたいと思います。
そんな訳、ねえよなー。

         雀鬼




ねえでがんす!
(橋本)

ネットで調べた限り、 数日入院する処置のようですが… 安静になんて無理な話であります。
(恒)

■2023年12月2日(土) Vol.7108

我が住処の家なんか、 俺と共に、古くなったもんです。
あの方の新居には、 もうすぐ一才になる可愛い子がいらして、 すごい速さでハイハイを玄関からスタート。
部屋の新居の中で立っちしたり、 音楽に合わせて、踊ったりしながら、 新居を御案内して、見せてくれた。
御夫妻は、海外から帰って来たり、 片や北海道へ遠出したりの、 忙しさを伝えてくる。
若夫婦と老夫婦じゃ、 全くの真逆の生活。
俺なんか、念のためとかで、 家人が病院の先生に作り話をして、願い出た、 我の知らぬ間に決まっていた、 脳の方の診察と、検査をさせられた。
俺の願いも入らず、 勝手に背中の骨の側の髄から、 200なんたらの水を抜かれる。
女性の先生からの結果報告は、 貴方の処置の結果、良くも悪くもなってません、 の一言でおわる。
背中に麻酔を打たれ、一時間ばかりの検査。 そのあげく、何の効果もなしって、何なのかな(笑)
まぁ、そのおかげで、10年ぐらい前に、 対談してくださった精神科医の香山リカ先生との、 共著を読み返しちゃった。
その時、思ったことは、 今と全く変わらぬ言葉が並んでいる。

         雀鬼




悪い所が無かったという事であれば、 安心するのですが…良くも悪くもならず、 副反応は出てしまう。 患者さんの事を思ってやっているのか、 お医者さんの方こそ診断が必要と言われても 仕方ない話に感じます。
(恒)

若夫婦ご一家様におかれましては、 無事に新居に入られまして、なによりでございます! 古くて汚い道場には、もう入れませんね。 入れるのは、節目節目のかわいい子の動画だけ!(笑)
病院での会長の扱いには、聞けば聞くほど、 大事な会長の体に何やってくれてんだ、 と、ムカつきと不信感、疑問ばかりです。 ふざけんな!!
(緒方)

■2023年11月26日(日)その2 Vol.7107

昨晩は、相撲組が集まらず、 俺、動きたかったんで、 深山とシャボを相手に50番ぐらい取って遊んだ。
2人はトップ2なんで、 やっぱ出来るもんとやった方が、 何かと楽しいじゃん。
結局、朝帰り。 病院疲れがあったんだけど、 毎度、送り迎えばかりさせちまうシャボに、 そこに座れや、と飯の準備をしちまう。
この大物を、どう食べるかと、少し思考して、 日本イチ旨いO社長殿からの贈り物を作品にして、 2人して漢食い。
言葉は出ねえが、旨え!!凄い!! の溜め息が2人が出る。 紛れもない日本イチの旨さだった。
ヨー、日本イチ!!

         雀鬼




分不相応な自分が、一度ならず二度までも…いや、三度まで(笑) 日本一の蟹を会長が手際良く捌いてくださり、特製の味付けまで、 自分も不慣れながら身を取らせて頂きましたが、 取っても取っても身が出てくる(笑) お皿一杯になった蟹の身を漢食い。美味しすぎて体が震えます。 もうこれ以上のものはありません!! 会長、O社長様本当にありがとうございました。 ごちそうさまでした!
(シャボ)

■2023年11月26日(日) Vol.7106

伊集院静さんが、逝った。
俺より、まだまだお若いのに、 あの方は、現代には少ない、 男っぽさを持ち合わせた人だった。
スマップのトーク番組に出た時、 相方の女子が無礼な行動を示したんで、 お主、消えろ、と追い返した。 俺も、その女子は嫌いだった。
その次の週で俺が出演。 スマップの子は、まだ良いが、 その女性が、俺の隣の席に座ろうとしたんで、 あんたは、こっちへ来ないで。
伊集院の気持を重ねて、 対談中も、その女性を無視しながら、 収録を終えた。
伊集院さんとは、個人的にお逢いした仲だったが、 毎度、漢っぽい話し。 最後にお逢いしたのは、 何かのパーティーだった。
「何か自分にやることありましたら、  何時でもお受けしますよ」
という言葉を、 目と目を合わせて語ったことを思い出す。
生きていた時は、人を大切にし、 亡くなった時は、一人で旅立った。
さすが男一匹旅烏(ガラス)を貫き通しましたね。
近々に、又お逢いしましょうね・・・・・。

         雀鬼




会長があの番組に出られた後、 ホームページか何かで、 伊集院さん、仇討ちしておきました、 と書かれていたのを覚えています。 世の中から男という言葉が無くなるのも そう遠くないのかも知れません。
(百武)

■2023年11月25日(土) Vol.7105

昨日は家人の思惑で、 突然、いつもと違う先生の診察室に回された。
マニュアル通りの質問を投げかけてくる、 女性の先生。
会った瞬間に、この人とは合わねえな、 と思って、診察を受ける。
その前の血液検査で、 担当の女性が、中々血管を見つけられず、 困っている。 俺の静脈を見つけづらいのは分かっていた。
女性の手元に目をやると、 こちらを見ないで下さい、 と注意されちまった。
初めて、薬指の上の手の甲から、 処置を受けた。
余りよかねえ意味で、 女性2人と触れ合っちゃったよ(笑)
この日は天気が良く、 外を散歩したくなって、 いつもの病院の近くの用水路をはじめ、 一時間近く、歩いたり、立ったりして、 どこにも座らなかった。
俺、毎度、一応三面鏡になっている、 洗面所の真ん中の大きな鏡を使って、 ひげを剃ったり、 温かい湯で、髪も軽く流すのが日常なんだが、 先日、ふとした時、 三面鏡の端の方から、体を寄せると、 そこで見知らぬ汚れた爺ちゃんと目が合う。
「こいつ誰だ!!」
とマジに思えて、 真ん中に移動すると、 そこに俺がいた。
そんな俺なんかに、 今年も天下一の越前の最高の蟹が届く。
いや、こりゃでかい。



〈※足にまで、カニビルが!!   と写真を見たしげるさんもビックリ!! それでも、会長いわく、この写真の見た目より、   実際にはもっともっと大きいとのこと。すごい!〉

例年の蟹も、 ちょっとやっとじゃ手に入らない蟹なんだが、 今年の蟹は、見た瞬間、こりゃ、凄えや。 ハサミもでかいし、足もきれいに伸びて、 身もどっさり詰まっている。
カラカラの蟹も多い中、 手の上に乗せると、ずしりと重たい。 この蟹を揚げた船の名札もついている。
越前蟹の最高品と認められた黄色いタグもついて、 この価値を表すメダルのよう。
すぐ送り主の立派な社長O氏殿に、 TELを入れる。
「届きましたか」
ハイ、ドバイの王室から、 今年一番の物が届きましたよ。

         雀鬼




〈※番傘をバックに和の雰囲気で!!   本日の写真は、苦手なスマホをなんとか使って、   会長が撮影されました〜。〉

足にまでカニビル、ご当地まで本物を食べに行かれた、 しげるさんならではのコメントですね。 いつか行ってみたいと思ってはいますが、 自分みたいな者を受け入れてくれるのか… 今のところ、○○寿司のカニフェアはまだかな?が現状で、 味の分かる方々の感想が楽しみです。
(恒)

■2023年11月19日(日) Vol.7104

羽生先生は、タイトル99で止まっているが、 この畑の金子の連敗は98連敗で終わったらしい。
原子の汚染水でやられるらしいから、 仕方がねえよな(笑)
本日は、月例会。
竹書房さんでは 「麻雀が一番強いのは誰だ」 と、うたう最強戦をやっているが、 うちでは、まさに最弱戦が流行っている。
恒とナルコが1p差で、 情けねえ勝負をしていた。
ここじゃ、誰が最弱だのと、 ダメダメな卓上がある。
かつては、強かった雀鬼流も、 とうとう、ぶっ壊れちまった。
夜の相撲の方では、 チビッ子相撲が盛り上がる。

俺と何人かで、大リーガーの大谷選手を、 1年間、追いかけていた。
その大谷選手が、目の肥えた野球番記者が選んだ、 メジャー初の2度目の満票のMVP。 まさに大谷選手は日本を代表する若者に間違いなし。
今後の大谷選手を狙って、 大企業等々が、スポンサーになることは、 ダメですよ。
その上で、今の政局の代表から、 国民栄誉賞だけは、 やんわりと断って欲しい。

         雀鬼




本来なら普段道場にいる者で上位争いすべき所ですが、逆の争い。 何やってんだか…恥ずかしい現状を認識して、 日々改めたいと思います。
(恒)

自分達の金儲けやイメージアップの為に 大谷選手を利用しようする動きが出てくると思いますが、 「見猿」「言わ猿」「聞か猿」で周りの雑音は無視して、 これからも大谷選手らしい野球と生き様を見せて欲しいですね。
(シャボ)

■2023年11月18日(土) Vol.7103

昔、下北の道場に来ていた子が、 連れと二人で来ていた。
顔も名も覚えていなかったが、 彼がいた頃の思い出話をしてくれた。
写真いいですか、から始まって、 今は在庫が少なくなったTシャツに、 サインしたり、 二人相手に軽く技を使ってやったり、 シャボ相手の感覚の動きまで、見せてやっちゃった。
その子が言うことにゃ、 雪が降った日に道場に顔を出した時に、 体についた雪を、俺が拭いてやったらしい。
俺って、やさしいじゃん(笑)
彼の目から涙が・・・・。
今、道場生とともに、飯まで食った。

         雀鬼




会長のサービス精神で朝5時までのフルコース、 昔とはまた違った、今の道場でしか味わえない、 貴重な想い出になったのではないでしょうか。 泣いたり笑ったり苦しんだり、 最後はやっぱり笑ってましたね(笑) 会長、お疲れさまでした。
(シャボ)

夏の別荘も参加されてたようで… 良い思い出があっても、長い間顔出せてない、 様々な感情が詰まった涙の感じがしました。 現在のハードな部分も体験されましたが、 また顔出してくれたらと思います。
(恒)

■2023年11月12日(日) Vol.7102

男はつらいよ・・・・、 いや爺はつらいもんです(笑)
昨晩は4時過ぎまで恒例のお相撲。 明日、所用があるシャボを引っ張って、 一周おまけの三週、取らせた。
やっぱり、強くて、 ハァハァ言って、バテてる奴も居る中で、 難なくこなす。
その後、おまけで強い者相手の体捌きから、 感覚の動きへ。
俺に転がされるシャボ。 助けの手を差し伸ばすが、 触れたとたん、また、宙に飛ぶ。
そうなんです。 一度、入ったら、触れちゃいけないんです(笑)
深山も、おでんツンツンチームに、 ボロボロにされていた。
感覚の動きに入ると、周りはボロボロだが、 俺の身体は、楽になれる。
それがですね。 我が家に泊まりに来ていた孫二人、 上の子が俺の後ろに珍しくついて来てくれる。
今、勉強は何やってんの。 この問いが苦を自ら呼んじまった。
「今、勉強はいったん休止して、  本を読んでます」
「どんな本」
孫がいつも自分用に使っている、 入口近くの和室にすっ飛んで、 一冊の本を持ってくる。
白と黒の何たら、というハードカバーの翻訳本。
白と黒だから、善と悪、みたいな本かな。 とチラリとのぞくと、 えらい難しい本で、俺は決して手に取らない奴。
どこを読んでも自分なりの理解が出来ない。 会話なしのお話なんで困難。
さーっと入らないんで、 孫が、
「機械言語」
とか、二進法、と文字を書いてくれる。 0010とかの数字らしきものを並べる。
1時間たっても、 その学問らしきものの入口も見えない。
2時間ぐらいたって、 これってもしかしたら、情報工学とか情報処理、 いわゆる、国際化されつつあるコンピュータ、 パソコンの領域か。
それじゃ、俺に入らないわけ(笑)
こんな話に3時間ぐらい費やして、 小用で立ったついでに、 ちっこい孫の部屋をのぞく。
この頃、友達と野球ゲームをやっている、ちっこい孫。 沢村から始まって、名のある選手達の名前が出てくる。
横浜には、日本の4番を打っていた、 筒香という選手がいて、ホームランを打つんだ、と語る。
その筒香が、大リーグで、 ホームランを打った時のバットがあるんだよ、とじーじ。
強い興味を示す。 まぁ、ある意味、世界で一本しかないバット。
その流れがあって、 中古で買って来た少年用のバットで スイングしていた孫に、 基本が大切ってことで、少し指導してやる。 気づいたら、俺自身が上から下まで、コッチコチ。
こりゃ危ないや、 と孫の手を借りて、部屋に逃げ込む。
かたや学問、かたやスポーツ、 2つのことを孫と触れ合ったもんで、 体がボロボロだったが、 神経っていうか、精神的には、 2人に救われて、ハグ。
爺はつらいよな(笑)

         雀鬼




感覚の動きには、 助ける気持ちや動作も必要と教わりましたが、 結果、受ける側は転がされているんですよね(笑) シェフの気持ちが入ったおでんを頂き、 一体感まで体験、感覚の後に圧倒的な強さを見せる深山さんを、 廃棄物扱いに出来ました。
(ツンツン大将)

会長の感覚技を受けると、 しばらくの間は危険な状態です(笑) 会長が差し伸べて下さった手に触れただけで自由自在、 また転がったり、揺れたり、吹っ飛ばされたり(笑) 会長の手をお借りしてしまう事もあると思いますが、 先ずは救助隊の皆様のお力をお借りしようと思います。 これからも救助隊の皆様、よろしくお願いします(笑)
(シャボ)

■2023年11月11日(土) Vol.7101

知らぬ間に、いも畑に差別化と格差が起きている。
ジャガイモ大将の恒がふんぞり返って、 太刀持ちに哲、弓取りに百武が付いて、 10種類ぐらいのオデンを飯付きで平らげている。
俺を始め、残りはただの素うどん。
らしさが分断している(笑)
素うどん組は、誰も手出ししない。 遠くから鍋を眺めるだけ。
格差の上の者達は、決して、 分けてあげるよ、 という感じも出さない。
ただの飯時だが、 社会のあり様が見えた。
ナルコとビッグが片づけをしている。 残った物は、俺のものだ、 とナルコ、ご機嫌です。

         雀鬼




おでんが放課後の遊びにもつながるとは! おでんを召し上がった3人と 料理人の板坂さんの結束は見事でした。 ナルコさんも表情が戻って良かったです。
(BIG)

ケチな田舎者な感じで…普段は手の込んだ物は作らない と言ってたシェフが、麻雀打つのを中断して、 丁寧に時間かけて用意して下さりました。 ご馳走さま〜 とても食べきれなかったので、 他の方にも味わって貰えたらです。
(ジャガイモ大将)

食べるのは三人なのに、 明らかに食べきれない量を作ってしまいました。 おこぼれに預かるのも社会の有り様…、 いや、僕のいやしさですね(笑)。
(ナルコ)

お裾分け出来なかったのは配慮に欠けていました。 分けていればけんちんうどん的になっていたと思います。 その流れで放課後の〆の深山劇場に つながるとは思いませんでしたが。
(百武)

ちょっと抜けた間に格差が広がっていたとは、 恐ろしい世の中です おでんをチョイスしたBIGさんのセンスに感謝です!
(助っ人シェフ)

今さら遅いですが、何であの時 皆におでんを分けてあげなかったんだろうと思いました。 もっと周りに関心を持てなければですね。 放課後はおでん三兄弟として楽しませていただきました。
(哲)


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