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■2014年10月5日(日)その3 Vol.3400

大相撲型式の取組が始まった。
ヤンマー、恒の両横綱は海沼・成島組の不戦勝と 板倉・小島で板倉が4p取ったが、恒が21pで圧勝。
東の大関、竹田は 3日間来て1回しかトップを取れないシャボと当って、 6対1と低い戦いながら、竹田初勝利。 そのシャボ、次の取組はヤンマーじゃ、 初白星は茨城より遠い。
シンヤ大関は大阪最強の男、仁尾と当ったが、 19対11で珍しく高得点をあげて、勝つ。 次は今日不戦敗したラーメンのひろしと当る。
ひろし、来れるのかなー。

         雀鬼




今週の対戦相手はひろし!! カップラーメンもってきてくれるし、 なにかと、小屋に顔を見せてくれるが、 対戦となれば、話は別。
前頭四枚目相手となれば、 大関として格の違いを見せてやろう。
大関のシンヤ関

■2014年10月5日(日)その2 Vol.3399

俺は今月は目覚ましかけても起きれない。 アオトが何度起こしに来ても起きない。 その内、あきらめたのか、アオトが隣で眠っちまう。
台風直下、風雨防装備して、 長靴はいて、小屋に向かう。
初日はおとなしくしてようと思っていたんだが、 ヤンマー、シャボ、恒、シンヤの 邪魔しないように、来ちまう。
俺のような年寄りが台風の中、現場に行っても、 何んの役にも立たないことは分かっている。
途中の裏の川が水かさが増えて、濁流していたが、 今ん所、増水までは、いってない。 この後、どうなるかは分からない。
小屋番付で一番下のはじっこにいたリエちゃんが来ている。 残りはゾンビだけ。

         雀鬼






■2014年10月5日(日) Vol.3398

ヤンマーの点検週間が終わって、 今日からヤンマー、シャボの企画で何かが始まるらしい。 俺は外から眺めていればいい。
ボードに本日の取組とあり、 11番勝負の取組が書かれている。
初日ということで東の横綱のヤンマーは 前頭6枚目の成島・海沼組との一番らしいが、 2人とも来ないので、初日から横綱が不戦勝。
西の横綱は恒、これは分かるが、 元ブラック軍団の竹田がシンヤと伴に大関、 関脇に同じ軍団の金がいる。 チャラから始まりだから、これでいいと思う。
初日からシンヤが 高槻の打ち手である仁尾と取り組んでいた。 仁尾、台風の中、お疲れさん。
シャボは大関の竹田に挑戦、 今んところ、6対1で敗けている。
シャボが来ちゃトップなしだから、 荒れて台風も来ちまう。 全てシャボの責任です(笑)
取組11番中、百武、渡部、ひろしが初日から休場、 どんなシステムか俺には分からんが、 その方がいい。
今日から、小屋相撲が始まったが、 チケットが売れず、大入満員の札止めは見れない。
逸の城のような小屋生が現れるはずもなし。 まあ、草相撲だよな。

         雀鬼




シャボさんヤンマー企画の草相撲始まりました。 少ない参加でも楽しめる工夫があり、 システムはちょっと分かり難いですが、 参加していると面白いです。
ブラック軍団が変わっていくのか、 新しく目立つ人が出てくるのか、人の変化も楽しみです。
(恒)

■2014年10月4日(土)その5 Vol.3397

貧しさを感じて、上田さんがわざわざ下北へ寄って、 城西苑の焼き肉弁当をおみやげに持って来てくれる。
ていうことで、今晩のカップラーメンは中止。 記録が作れず、少し残念ですが、 上田さんのお気持を頂きたいと思います。

         雀鬼




桜井会長殿ならびに道場生の皆さま
どうもこんばんは。 先程はいきなり新天地にお伺いしたにも関わらず、 あたたかく招き入れて戴き、どうもありがとうございました。
お返しに会長の大切な食糧を戴いてしまい、恐縮であります。 また、帰り際には、会長ご自身にお見送り戴きまして、 誠にありがとうございました。 その上、会長の本2冊まで、橋本さんから頂戴しました。 どうもありがとうございました。
城西苑のお母さんから頼まれておりましたが、 忘れてしまっておりました。 「会長にどうぞよろしくお伝えください」と。
満員のお客さんでいっぱいいっぱいのところ、 ご対応していただきました。
それでは、また、どうぞよろしくお願いいたします。
上田大輔

■2014年10月4日(土)その4 Vol.3396

昔、昔、インスタントラーメンの チキンラーメンは食ったことがあった。
それ以来、ご無沙汰だったが、 何と、今週2回もカップメンを食っちまう。
50年も前の食生活と今日日の食生活は明らかに違う。 俺ん中では昔味わった味が残っているが、 今日日の流行の食生活はどうも合わない。
食だけでもそうなんだから、 他の分野もことごとく違ったものと変わっちまっている。
それを時代遅れと言うんだろう。
さてさて、今日も食べたら新記録だし、 俺も一個だけ現代化されるかも知れないね。

         雀鬼






■2014年10月4日(土)その3 Vol.3395

小屋にお花を頂いた 元大リーガーの佐々木投手が野球殿堂入りして、 祝賀パーティへの招待状が来ている。
佐々木選手ともお逢いした時から、 礼を正したお付き合いを頂いた。
ずーと昔、大リーガー対雀鬼の麻雀の勝負があったっけ。
ハンデをあげる、 佐々木選手に10万点、俺は1000点棒一本。 その頃、テレビで コマーシャルに出ていた出演料を賭けた大勝負。
その上、もう少しハンデを出す。
とにかく、佐々木選手が一回でもあがったら、勝ちとし、 その上で自分の配牌と隣の人との配牌を取り替えて、 普通なら13牌の配牌を26枚使ってもいいよ、 という、とてつもないハンデ。
現役の大リーガーと雀鬼だからこそ出来た勝負、 さてその結果は・・・。 あっという間に終わっちゃいました(笑)
遠い過去を思い出しちゃった。

         雀鬼




始まってすぐに大リーグの方がひっくり返った と言う話を聞いた記憶があります。 漫画の中でしかないような話ですが、道場生なら皆納得です(笑)
(恒)

■2014年10月4日(土)その2 Vol.3394

小屋番付も変化が起きて、 ヤンマー、恒、竹田、シンヤ、ナルコと並ぶ。
道場時代、ブラック軍団と呼ばれた数名がいたが、 そんなかの生き残りが竹田かな。 もう少し、過去に持ち合わせた性分を修正してくれれば、 人に好かれるのにな。
親にしつけという体裁で、 必要以上に厳しく育てられた者は 自分を出すことを怖れる。
小っこい者に虐待する奴は腐った卑怯者、 どんな偉かろうが、立場があろうが、 そんな奴は最低なんだよな。

         雀鬼




恐怖心に打ち勝ちどれだけ素直と勇気を出して修正できるか? 場所が変わっても混ぜて頂いて、 修正の場を頂いてとてもありがたいです。 もし子供を授かっても自分の代で断ち切りたいです。
(竹田)

■2014年10月4日(土) Vol.3393

ヤンマーと、どうにか一週間付き合えた。
好きな女の子との恋ならともかく(笑) 100s近い男のヤンマーの行動と気持には 今週の始めから、付き合おうと決めていた。
正直、小屋になってから、 体調も気分もすぐれなかった。
スタート時、昼から夜までの一人ポッチて、 凄えきつかった。
外の知人から沢山の花を頂き、 俺から、今川に、 そして今はバトンがヤンマーに渡っている。
リレーは四人で走るもの、だから、 その中に緒方、橋本、恒、シンヤが居たのかも知れない。
その時、その場で中心になる者って、 必要なんだよね。
中心者がいて、何人かで脇を固める。 それがチームとなる。
夏の海では海を怖がる者、泳ぎが弱い者を中心にして、 猛者が脇を固めて見守る。
その時その場で中心は変わる。
仕事行くよ、と言ったら、 今日も遊びに来ていた孫達がついて来て、 小屋の中で遊んでいる。
外に並んでた花は上の大家さんの好意で 車庫へ入れてくれたらしい。
少しづつだが、大家と店子の仲が良くなるといいね。 とにかく、正反対からのスタートだからな。

         雀鬼




もしかしたらどこかで落としていた可能性もありましたが、 しっかりバトンを渡して頂きました。 後はどういうレースを見せられるかですね。
(ヤンマー)

■2014年10月3日(金)その5 Vol.3392

俺が知る限り、麻雀もせこい奴の方が効率よく勝つが、 勝つ者と強い者は別ぐらいのことは分かっている。 これは他の分野でも同じことを感じる。
今日もヤンマーがずーとトップなしで 最後の2局で連続トップを取っていた。
せこくなく、結果を残すことはかなり難しい。
やっと小島との空間が保て、 その小島が今日の仮の順位戦をトップで終り、 小屋生一同から、祝福されていた。



シンヤと打つと、全て直球、 その他の者と打つと、みんな変化球だった(笑)
みんなは出前を食べていたが、 今からヤンマーと カップラーメンを2人でわびしく頂きます。
俺の食生活も凄え変化がある(笑)

         雀鬼




隅の卓で、シンヤと今川さんが トップを取るように打たれている?方がいらっしゃいました。
強い者が勝つのもいいですが、 心ある者が勝つのが一番いいです。
ヤンマーさんもまわりを、みんなを見ながら打ち、 その上で自分のことも最後の最後で形にするあたりさすがです…
その点僕なんかは色々な意味で敗北感いっぱい、 帰り道反省会でした。
(小島OB)

■2014年10月3日(金)その4 Vol.3391

今日はどうしたことか、 小屋生と同じTシャツいっちょで家を出る。 この小屋に避難して、初めてのこと。
体調管理も自分でコントロールが出来ちゃいない。 越冬の不安はあるが、 小屋番の緒方達がコンクリートの床の上に 少しは柔らかい敷物を貼ってくれて、 何かポカポカする。

         雀鬼




これがポカポカするのは、 一緒に貼ってくれた人がいいからなんです、きっと。 ヤンマーさん、今川さん、あと海沼さんも ありがとうございました!
(緒方)

■2014年10月3日(金)その3 Vol.3390

2本メールが来ていた。
1本は先日、急に講師となった箱田から、 最後の文に、
「PS、今回、小屋に行って、僕は嘘つきだと思いました。」
とある。
人間なんて、成長と伴に うそやごまかしが副作用のようについてくるもんなんだ。
技術というものにも、そんなもんが入り込んで来るから、 俺は道場生には技術という型を伝えなかった。
もう1本は先日、汗を流しながら駆けつけてくれた 元極真空手の世界チャンピオンだった岡本徹くん。
彼に逢ってから、何年たつんだろうか。 逢った頃、勝ちにこだわっていたチャンピオンだが、 あれから、温ったかさと、清々しさ路線を歩いているのが、 一目見て、分かった。
岡本くんなら、 お子様方を良い方向に導いてくれると確信できました。
同じ2人でも、かたや美容会、かたや武道の道、 やっぱ、俺は後者の方を選ぶよな。
俺も店を開いた時、スタッフに、 お金を頂くからって、決してお客にこびるなよ、 と指導したっけ。
こびるって、たかるに似てるよな。 寄生虫のごとくな。

         雀鬼




こびるとたかるが似てるなんて、考えたことも無かったですが、 言われれば、ほんとそっくりです。 気をつけねば!
(緒方)

■2014年10月3日(金)その2 Vol.3389

家から、小屋まで乗ってくる車の中だけで、 心身が嫌がっている。
小屋の入口にも3個並んでいた電灯が 1個しかついてなかったから、 上へ交渉したら、 やっと、3個つけてくれている。
暗い道路の上に暗いビルの入口って、 足元が見えないほど危ねえし、 中の廊下も真っ暗じゃ、物騒じゃん。
俺達が来た頃は廊下の隅にあったトイレにも 鎖がついて錠もかかっていた。
これって、ここは危いっていう証しじゃん。
我が家に親と子のための受験に備えて、 みたいな参考書が届いていた。
俺の出版物からの問題も掲載されているらしいが、 一冊1500円で教育関係の出版社が子供に売る。
高くないかい。 だって、俺なんか協力費みたいのが600円ぐらい届くらしい。 子供のためなら、俺の方はタダでもどうぞ、 という気持があるが、 子供達が通る学問つう道に多額なお金が動くって、 教育って何んだ!!と思えちまう。
この小屋の上も周りも、 資格専門学校みたいのがのきなみ建っている。
教育も金になるから、あるんだよな。

         雀鬼




子どもの「教育」費用となりますと、 親御さんたちは無理をいとわない… ずっと見てきて、ちょっと辛い気分になったりしてました。 しかし会長はいわゆる「教育」自体を ズバッと否定されてきたように思っているのですが… 受験のための本とは不思議です。
(川原)

■2014年10月3日(金) Vol.3388

山田マネは居るかなと小屋に来ると、 元スタッフで今社長業やってる田尻の小僧と コジの顔が見れる。
コジを見た瞬間、
「イヨ、コジ」
と自然と声が出ちまう。
田尻なんかOBじゃないが、 小島は山田、金子、後藤、板倉の中に入る貴重な存在。
ヤンマー、昨晩は大遅刻の上、 とっとの早退、すんません(笑)
ヤンマーが何で疲れているかというと、 七月まであった、あの順位戦から変わっちまった小屋で 一人一人の動きや気持を観察して、 ここで、これで何かが出来るのかと、 案じているから、嫌な疲れがたまっちまうんだよな。
俺もこの小屋を非難小屋として待ってた頃があった。 あん時の疲れがいまだに残っちゃって、 ストレスがたまり、ぶち切れちゃったもんな。
今川もそれを体験している。 緒方避難小屋にポツン、ポツンと 集まって来た時の空気感はいまだに忘れられない。
みんなして、最後の力を振り絞っていた 七月までの道場の順位戦の頃は 俺はヤンマー達に全て任せて、 週に3日ぐらいは休んでいたが、 今週だけはヤンマー一人に気苦労かけさせられないので、 俺も毎日来る気でいる。
被害をこれ以上大きくしないようにね(笑)

         雀鬼




会長、お気遣い頂きありがとうございます。 正直不安はかなりあります。 でも、変化は変化として受け止めて、 今できる中で楽しみや盛り上がれることを見つけていきたいです。
(ヤンマー)

■2014年10月2日(木)その2 Vol.3387

10時15分、山田マネから、
「本日、閉店です」
の貼り紙がドアへ。
渡部がギリで入って来る。
この小屋って、9時開店して、10時閉店じゃ、 稼働時間一時間かい。 その割には俺もヤンマーもヘトヘトです。
ヤンマーはこの時間までポイントなし、 そろそろ、トップ取ってね。

         雀鬼




なんとかギリギリで最後の方、1回トップ取れました!! やっぱり、久々だと疲れが出ているんでしょうか?
(ヤンマー)

■2014年10月2日(木) Vol.3386

今日は家で休みを頂いたら、 ヤンマー御大から、
「高槻から、山田マネが来てるから、すぐ来い」
と指示。
部屋着のまんま、何んも持たずに顔さえ洗わずに すっ飛んで来て、今、アイサツを済ませる。
隣の駐車場に車を待たしているので、 とっとと帰りやす。
一局も打ちませんけど、 ヤンマー、出席でよろしく。 大幅な遅刻届けと早退届けも受理してくださいね。

         雀鬼




本日の閉店は10時15分でしたので、 出席で大丈夫です。 お休みの所呼び出してしまい、 申し訳ありませんでした。
(ヤンマー)

■2014年10月1日(水)その5 Vol.3385

なんも食うものないから、 ひろしが持って来たいち押しのカップラーメンに 今から挑戦してみる。
以前、ひろしのワカメ系のラーメンは 臭いだけでギブアップだったが、 頑張ってそこそこ食ったけどえらいまずかった。
カップメン常食のシンヤが 居ぬ間だからこそやってみます。
多分、また完敗だよな(笑)

ー間があってー

「ひろし、完食です」
見た目はしつこく見えたが、 麺の量が少ないのと 具がほとんど入ってなかったのが 俺には合ってたのか。 スープはみそとにんにくの味が残りました。
シンヤ、悪いね、お先に。
ざまあーみろ!!


         雀鬼




残念でございます。 自分、間に合ってませんませんでした! しかし会長、完食とは…まいりました!!
(シンヤ)

■2014年10月1日(水)その4 Vol.3384

背中が待っていたら、 深山が現れて早速甘えちまう。
深山も何かと多忙で時間がないのに、 俺が一人じめしちまう。 年を取ると意地汚いね。
俺と同時刻に茨城からかけつけたシャボ、
「さっさと1ポイント取って帰る」
宣言。
有言実行の男は・・・・・
最終卓でヤンマー御大と当ってトップを取られて、 残念ながらノートップで 今日の仮の順位戦が終わっちまう。
ヤンマーも最終回の2回連続のトップだけ。
それまでちょっとなーと思える者が トップを取っていたらしい。
自分がふらふらしているせいか、 打ち合った小屋生の一打一打がボケてんのか、 疲れてんのか、弱々しく見えた。
俺なんて小屋でつまらん麻雀を打っているのに、 羽生名人は日々タイトル戦に追われていなさる。
いつお休みになられるんでしょうかね。

         雀鬼






■2014年10月1日(水)その3 Vol.3383

国会の党首代表の質疑応答をチラッと見た。
質問する方も準備したもの、 それはいいだろうが、 答える総理も他の代表の質疑に答える時に、 前もって作られた原稿から目を離さず、 ただ読み上げるだけ。
打ち合せ通りの台本を読んでいるのを見ても 何の意味もねえなと議員席の方を見ると、 共産党の党首の隣の席にあの小沢一郎が座っていた。
ずーと離れた一番後ろの右側の席に 小沢一郎の名札があった。
何を企んでいるんかな、皆してよ!!

         雀鬼






■2014年10月1日(水)その2 Vol.3382

昨晩の箱田店長の講義につきそってこられた 女の子からメールが届いていた。 その中に
「真面目じゃなくて素直に」
とある。
大人ていうか、社会や仕事につくと、 成果、金銭、効率がついて回るから、 素直なんて不必要なものとされちまう。 素直さより要領のよい人を社会が求め作り出す。
俺らも一応社会の片スミに生活しているから、 いつも社会がよしとされるものとの葛藤がある。
小屋のドアの外に倹約せよと大家さんの指示があるが、 倹約とケチとは大きく異なる。
店子の小屋が開店したということで、 上からドラ焼きを頂く。 5個入って300円ぐらいらしい(笑)
倹約家の方のならありがたく頂戴するが、 ケチなものじゃ俺のノドに通らない。
今日も誰かがとらやの菓子を持って来てくれていた。

         雀鬼






■2014年10月1日(水) Vol.3381

今日は寒いよなと暖房を入れる。 体も疲れがたまって少々の痛みがあっから、 今日はお休みか外へ気分転換の買い物でも 行こうと思ってたんだが、
「ヤンマーの顔が頭に浮かぶ」
やっぱし行くかと小屋に向かう。
小屋じゃヤンマー達は汗をかくが、 俺が冷え込むために小屋の空気を俺の方へ合わしてしまう。
まったくの冬仕度で外へ出ると、 車窓から歩く人達の姿をみるとまだまだ半袖。 それが普通で、こんな時期に 冬仕度している俺の方が完全におかしい(笑)
マッサージ師の深山来ねえかなーと思ってたら、 シャボが疲れた顔して小屋に現れる。
「どうしたの?」
「ヤンマーの目が光ってるんで・・・・・」
確かに今週はヤンマー御大がみんなの動きを計っている。
今からダウンの上に皮の半コートをひっかけてるようじゃ、 この冬をこの小屋で越冬できるか・・・・・ダメかもな(笑)

         雀鬼




確かに、会長は今から冬支度、 ですが、小屋が盛り上がれば越冬もできるはず!
皆で明るく盛り上げていきましょう! もちろん、マッサージはいつでも準備万端です!
(深山)

■2014年9月30日(火)その3 Vol.3380

今をときめく私が通う床屋さんから、 箱田店長が来店して、 演技道の講座をして下さり、 ファッションと人間付き合いの深い話に 小屋に集まった小屋生は他分野の専門家から、 一つ一つ我々にも納得するお話しをして下さる。
営業能力ゼロ、サービス精神なしの我々には 多くの気づきの講義と受け止めました。
これからは人間らしくない我々のために 箱田先生が月イチで 我々の心身のゆがみを治してくれるそうです。
お若いのに、これほどの方がいるということは 箱田先生の先輩、並びに師匠は 相当な方々と見受けられました。

         雀鬼




夜遅くにすみません。 夏は別荘でお世話になりました! 本当に本当に楽しかったです! 素直になれて、自然に笑顔でいれた2日間でした!
そして本日はいきなり小屋にお邪魔させてもらいまして、 ありがとうございました! 小屋に着いて、外の沢山のお花にはすごくびっくりしました。
最後は箱田店長の講義を聞いて下さりありがとうございました。 私も後ろで聞いてて、 さっきはこう言ったのに、 あれ?こう言われると さっきと話し違うことになっちゃうな、、、 とか、最後にはよくわからなくなってしまいました。
いつもみなさんのお話を会長に聞いたり、 みなさんの姿をみていて 自然に素直な気持ちで過ごしているんだなと思うのですが、 うちのお店では嘘をついてしまっていたり、 素直な気持ちがなくなってしまったりしているな と気付かされます。
うまく言えないのですが、いつも学ばせてもらってます。 人として、真面目じゃなくて素直に、 そこだけはずれないで過ごして行こうと思います。
また小屋にお邪魔する時はよろしくお願いします! ありがとうございました!


偉そうにファッションチェックもさせて頂きまして ありがとうございました。 初めて小屋にお邪魔させてもらって独特な雰囲気の中、 自分が考えて言っていることがあってるか、 間違っているのか、 だんだんわからなくなってご迷惑おかけしました。
でもあんなにくだらないことだったのに何か学ぶことがあって、 こういう感じで人って成長できたら ちょっとはまともな人間に成長できるんじゃないのかなぁ、 っと思いました。
僕も『いいものはいい』『ダメなものはダメ』と 素直に生きられる人になりたいです!!
また講習依頼おまちしてます(笑)
ps.今回小屋に行ってやっぱり僕は嘘つきだとおもいました。
箱田

■2014年9月30日(火)その2 Vol.3379

俺はたばこを吸い続けている。
今日日の健康ブームにのった オタク、マニアの方々から見れば、 何と愚かなことを。
その上、少し前までなかった受動喫煙が 表面をきれいごとで覆い尽くす輩から押し付けられた風潮。 行き過ぎた嫌煙となっている。 それを愚行権というらしい。
そんなこたあ、言ったら、 消費税の8%のアップなんて、 物価値上げと同じじゃん。
その他にも下の方で暮らす庶民には 数の論理で法案を通して、 愚行権の無理をぞくぞく政治家達が押し付けてくる。
金持ち優遇の弱者切捨て、 この世って、いつもそんな型で出来てんだよな。
小屋の周りに多くの知人から花束を頂いたが、 一流の棋士を始め、オリンピック選手、 一流の作家先生、一流の格闘家やプロレスラー、 元大リーガーの一流の野球選手、 空手の世界チャンピオン、 と多々の分野で活躍されている方からの花が並んでいるが、 政治関係者はゼロ。 俺にはでっかい政治って必要ねえのかもな。
今日もテレビに出っぱなしの 精神科医の名越康文先生から、 遅れた花が一本届いていた。
先生も偉い方になっちまったから、 距離感があんのかな(笑)

         雀鬼




嫌煙の流れはホント行き過ぎですね。 過敏な人達の票と注目を集めて、政治をおこなってちゃ、 そりゃ、どんどん壊れていっちゃいますよね。
(緒方)

■2014年9月30日(火) Vol.3378

体は疲れているが、 我が家にいたって気が休まらないし、 諸用も重なって、夕方から小屋へ。
火曜日組の千葉の小沢と操と久し振りに逢う。
昔スタッフだった男っぽい竜太も、 少年だった頃からすがすがしかった。
今の小屋には、 竜太のような健やかな大人が 一人でも必要なんだがね。
一旦道場番付を壊して、今や小屋番付があり、 この間の小っこい大会に参加した おいぼれ爺ちゃんの北村カメラマンの名ものっているが、 いつ名前が消えるか。
ごぶさたしている日本を美しくする会の本部に電話を入れると、 思い切った元気がある声が返ってくる。
異和感を感じる。
少し話してたら、やっぱり新上の兄弟分にも 体調の悪化が発見されて、入院する。
「嫌だよね、病院は。  その上の入院はもっと嫌だよね」
他人事とは思わず、 自分がそうなった時の気分を語っちまう。
新上さんもずーと心労が厳しかったから、 いくら丈夫な体でも壊れちゃいますよね。
新上さんの手術の無事を願い、 俺は多分、手術が出来ない身とふと思っちまう。

         雀鬼




会長が入院?そんなことさせられる人が誰か、いるのかな〜。 退屈しながら入院で体を治すより、 少しでも心が楽しくいられる方を会長は選ばれると思います。
新上さんのご無事をお祈りしております。
(緒方)

桜井会長のお言葉に“涙!”“涙!”でございます! 桜井会長には小生の裏声を使ってもバレてしまいます!  本当に怖いお方ですね!(笑)  電話の最中〜最後まで “俺に嘘ついても駄目よ〜!” って怒られちゃいました!(笑) 
最後に桜井会長とのツーショット写真ですが、
“北村さん!もうちょっとマシな写真は無かったの!?”
あの写真じゃ!俺がただの坊さんにしか見えないじゃん! 緒方さん!そこんとこ宜しくです! 
新上政広 拝

■2014年9月29日(月)その4 Vol.3377

ヤンマーが今週は「試し週間」とする。
今は何も決められないので、 一週間、皆んなの行動を見て、判断するらしい。
まだ来ぬ顔もあれば、 新しく大阪の仁尾とか、ひろしとか、 小島OBの名前が並んでいる。
あれほど気が合っていた木の子の3人も今や分裂寸前で、 恒がモデル、シンヤがラブ路線、小鉄がセコ鉄と 3人が別路線を歩もうとしている。
木の子荘ピンチ。
正義の味方のチャッペの登板が必要らしいぞ。
俺は知らなかったが、 今日から、仮の順位戦が始まったらしい。
当然、ヤンマー御大がトップの8点、 恒と渡部が5p、 「私の分も頑張ってね」のシンヤが4pだった。
オッと、ひろしが1p取ってくれている。

         雀鬼




キノコのシンヤです。
「ちゃっぺマンたすけてー!!」

驚きと有難い言葉を頂き、 チャッペ自身がいけてなく申し訳ないです。 なんとか、修正していきたいです。
(チャッペ)

■2014年9月29日(月)その3 Vol.3376

小屋の側には食うものがないんで、 シャボ推薦のラーメン屋まで歩く。
シャボが70点出した店。 マスターが自信たっぷりにそばを作って出してくれるが、 見たとたんに俺の今の体調ではTKO敗け。 若者受けらしく、量が多く、味も濃い。
連れは丸ごと食べられたが、 俺は頑張っても頑張っても半分に届かず、 今日もシャボさん、俺の完敗でした。
花に敗けたり、ラーメンに敗けたり、 散々ですね(笑)

         雀鬼




町田にはチェーン店や居酒屋ばかりで、 昔ながらのいい味出してるお店が中々ありません。 これも土地柄や客層の問題なのでしょうか? どなたか良い感じのお店知りませんでしょうか? 情報求む!!
(シャボ)

■2014年9月29日(月)その2 Vol.3375

何の用かなと思ってたら、 講談社から出来あがった
「緩めて克つ」
という俺の出版ものを持って来てくれる。
出版社とも多くのつきあいがあったが、 この人やるなと思えたのが、 今日来た丸木さんとの御縁。 大切なつながり、ありがとうございました。
来客が帰って、 小屋にはヤンマー御大とシンヤ番長だけ。 数は少ないが2人には小屋に対する気持がある。
そういえば、昨日は小っこい大会があったが、 俺ほとんど外で温かい陽に当って、 陽が落ちてから小屋に戻ったっけな。
シャボは遠方組の茨城。 彼が御近所組だったら、 毎日顔を合わせて俺の心の陽が差すのになー。
その分、木の子荘の連中に明るさを求めるが、 3人でシャボに勝てるかなー。

         雀鬼




シャボさんの自然な明るさ、健やかさに 自分達も気持ち良くさせて貰ってます。 現在バラバラな感じのキノコ荘なので、 チャッペさんの力も借りないと厳しかもです。
(恒)

モデル、ラブ、セコ。 うーん確かに厳しいかもしれません。 でも、今は例え路線が違っても、 明るく、楽しくで、まとまっていければと思います。 一つ一つ目の前の楽しみを見つけて修正です。
(小鉄)

■2014年9月29日(月) Vol.3374

シャボが書く。
「新たな住みかは草木も生えない砂漠か底無し沼か、  その土地にいたケチな首長と共存を良しとしない戦闘部族、  そんな不毛でやっかいな土地を会長がお一人で道場生のために  地を耕し、めんどくさい人達と話しをつけて下さいました」
この文が今の現実を現している。
七月に道場生達が散って、 緒方が小っこい小屋を見つけてくれたが、 シャボがのべるようにとてもいい環境とはいえない場所。
社会つうか、人間の持つ嫌らしいものが 岩のようにあっちこっちに転がっている。
荒れた地ならまだしも、 嫌らしい地はどうしようもない。
アオトが我が家で軽い食事をし出す。
「ジージ、用があって出掛けるよ」
だったら緒方さんと一緒に食べると、 焼きそばをタッパに入れて小屋へ。
来客の講談社のえらい人達と話している隅っ子で、 アオトと緒方が食事している。
その後も来客があって、 語っている間にアオト達が帰っちまう。
俺の部屋とここなら 遊びたい盛りのアオトは思いきり遊べる。 小屋らしいでしょう。

         雀鬼




アオちゃん、ありがとう! アオちゃんの気持が嬉しいね。 また、あそぼーね!
(緒方)

■2014年9月28日(日)その6 Vol.3373

外回りの花の盛り上がりには完敗だったが、 小屋初の大会はヤンマー御大と本物の先生が同点優勝。
こっちはしょっぱくなくて、まともだったが、 俺が半年先の家出コースの一つである、 木の子荘の住人、恒、小鉄、シンヤと俺が当たり。
ビリは木の子荘を出てもらう勝負の一局があって、 俺とシンヤが勝ち、小鉄と恒が敗れるが、 小鉄のしょっぱいあがりで恒がラスとなって、 木の子荘の住人の命も半年の灯火と決定。
まあ、恒は行くところがあるから・・・。 寮長はシンヤかいな、よろしく。

         雀鬼




ついに追い出される時が来たようです。 闘って負けたなら仕方ないですが、 出て行けっとばかりにセコイあがりをされるとは …そう言えば以前追い出そうとした奴もセコイ奴だったな。
(恒)

■2014年9月28日(日)その5 Vol.3372

今も花屋さんが2軒来て、 8基ぐらい増えちまう。
やっぱ、町田の小っこい店で花が こんなにどさっと来るのはここだけらしかった。
外の花は増えるが小屋は増えず、 スコアが花と小屋人、大差で離される。
外部のお付き合いのある方々には 凄い気遣い頂いてありがたいが、 この敗北感はどうなんだろう。 「こんなもんだ」じゃ済まなくなりそう。
「俺の切腹もんだな」
道場やめて、花屋になろうかな。 シャボさん、指導してくださいませ。
ーつくづくー

         雀鬼




会長から「敗北感」のお言葉。本当に申し訳なく思います。 お祝いの花の数に道場生が負ける、 今の厳しい現状ですがその現状を変えるのは自分達道場生次第。 会長が花屋なんかにならなくて済む様に皆様ご協力お願いします。
(シャボ)

■2014年9月28日(日)その4 Vol.3371

小屋には食い物ないんで、 俺、知らなかったんだけど、 昨日、歌ちゃんを通して、 リエちゃんがイモの差し入れを 歌ちゃんの家に届けたらしいから、 今から、食べちゃおう。 その後は今川推薦のコロッケ弁当かな。
何んか前の道場と全てが変わっちまったな。 まあ、錆びて腐りそうになっていた雀卓が 今日は少しだけ動かせて、良かった。
ずーと、卓に謝り続けていたもんな。
今日はオープンというより、 野球でいう、オープン戦だよな。
なー、ヤンマー。

         雀鬼




オープン戦、完敗に終わってしまいました。 これから、シリーズが始まるわけですが、 大事な初動でつまづいてしまった分、 修正を多く入れていかないといけません。 皆んな、よろしくお願いしますよ。 雀卓がさみしそうですよ。
(ヤンマー)

■2014年9月28日(日)その3 Vol.3370

家の小屋の方は外に並ぶ 外部の方々から頂いた花より 小屋に集まった人数が、わずかに敗けちまう。
「こんなもんだ」
とは解っていたが、 花に敗けちゃうようじゃ、ショッパイよな。
俺の今場所は、2勝13敗の大敗けでした。 来場所にかけます、なんてとても言えない。 番付は下がる一方です。
佐々木丸も顔を出したが、一回くらい打ってけよ。 女家族で奴も女々しくなっちまったのかな。 連れて来た子が「ジージ」と呼ぶけんど、 ちょっと違うよな。
そういえば吾孫子の小っこい子にも、 大人になったら麻雀やっちゃダメだぞ!! と声を掛けたっけ。(笑)

         雀鬼




佐々木先輩に久し振りにお会いしました。 折角来たんだから、麻雀打たないまでも、 せめて点棒のカウントなり、 灰皿清掃なりして貰っておけば良かったです(笑)
自分達が色んな事を学んだ麻雀卓ですが、 子供達にとってはオモチャになってしまいますね♪ でも、無邪気な笑顔を見せてくれてた子供達には、 麻雀は覚えて欲しくないもんです。
(板倉)

■2014年9月28日(日)その2 Vol.3369

2番目のゲストも空手家の吾孫子が、 双子の5才の子供を連れて現れる。
子供は入るのを嫌がってたが、 麻雀台を見つけると、
「オモチャだ。オモチャだ。」
はしゃぎ出して遊び出す。 その間、ヤンマー仕切る試合は停止。 子供って、どうして遊んでいる時は楽しそうなんだろう。
シャボが持って来た車ん中で、 白鵬、鶴竜の対決を見る。 同じ横綱でも格が違う。
白鵬の優勝で、逸の城のおかげで盛り上がった 大相撲も終わっちゃた。
柏鵬時代以来だよな。

         雀鬼




大鵬、柏戸の相撲を、 僕は見たことがありません。 白鵬と逸ノ城の相撲は、 目に焼き付けておきたいです。
(ナルコ)

■2014年9月28日(日) Vol.3368

小屋にそれなりの者が集まって来ている。
今だその空気を見ても、道場が開店した気がしない。 すぐに外に出ちまって、道路の道端で座っていた。
開店一号に元極心空手の世界チャンピオンだった 岡本徹くんが、かけつけてくれる。 相変わらずの健やかさに少し気分が晴れる。
入口の花にでっかい焼き肉ホルモンの名があり、 外を通った人に、
「焼き肉屋さんのオープンなんですか。」
何も答えられない。 この設置じゃそう思えたって仕方がねぇ。 俺もそれを見た時、一発で異和感を感じた。 勘違いされても仕方がねぇ。
佐々木丸が子供を連れて顔を見せる。 大阪の仁尾も名古屋の水谷も群馬の成島も 2ヶ月ぶりに顔を合わせるが、 どっかにいまだ唇をかむ俺がいる。
道場なんて名乗れない。 まだまだ、ただのほったて小屋が現状です。
我々がオープンしたのに 上の階の人達が引越している。 女性だけだったんでお手伝いをしちまう。
「これからどちらへ。」
「渋谷の方へ。」
「そりゃ良かった。   こんなとこに居ちゃ嫌ですものね」

         雀鬼




岡本さんを初めて間近で拝見させていただきましたが、 素晴らしく健やかな方でした。 こういう、気持の良い風をお互いに吹かし合えれば、 みんな、気分よく毎日を過ごせるだろうなぁ、と思いました。
(緒方)

■2014年9月27日(土)その3 Vol.3367

格闘技部門の部長であるシャボが閉店時間を 今日は9時半に決めてくれる。
ヤンマーは早い時間に来ていて、 歌田と今川が間に合って、参考までに奥秋まで。 その後にシンヤとカップラーメン屋のひろしが寄る。
外は真っ暗で、いたずらされる可能性があるので、 置き花の方は中に入れさせる。
今時の若い者はサッカー熱があるが、 相撲は取れない、知らない。
小屋では相撲好きが集まって、 ナルコが部長でシャボが副部長で俺が顧問の3人だけ。 オッと、深山も部員にいたっけ。
たった四人だったが、 本物のお相撲さんが前の道場に稽古に来たことで、 今川姉さんと福岡の坪子のママも入部を拝される。 これで部員も6人になりました。
今川なんか、一月場所に会長解説つきで、 国技館に本物を見に行くことを強く訴えてくるが、 やんわりと断っておいた。
大関クラスが引退して、 まげにはさみを入れる土俵に招待を受けたことが 何度かあったが、それも行ってねえからなー。

         雀鬼




相撲部、序の口今川、 帰ってから、相撲ダイジェスト〜白鵬かっこいい! 会長!こんなアイディアはいかがでしょうか? 私たちが見に行った日、 相撲ダイジェストで放課後相撲部ミーティング!
(今川)

■2014年9月27日(土)その2 Vol.3366

大人の関係の嫌なとこばかり見せつけられて、 堪忍袋の尾が切れて、 忍んでいたのにとうとう昨晩はキレちまった。
自分では少し治まったかなーと思ってたが、 今日も切れちまった。
送ってくれる車の中でアオトに、
「ボクも小さかった頃、  ジージに怒られたよね」
と頭をなでてくれる。
うーん、あん時怒ったのは、 ジージの方が悪かったんだよ、と改めて謝る。
パパはいつも大きな声で、 ダメ出しを出している。
パパとジージ、どっちが恐い、と小さい声で、 俺の方を指さす。 子供は見抜いている(笑)
ジージ、アオトが小さい頃、 パパとママにも一度だけ怒ったことあるんだ、 と正直に話しておく。
2日続けて切れちまうなんて、 俺の何かが治まってねえんだな。
9月に俺らしくねえ日々を送ってたのが、 裏目に出てんのかもな。
2度あることは3度ある。 自分の中に危うさを感じている。

         雀鬼




アオちゃんのパパの大きな声は何度も見てますが、 どっちが恐いかはボクもアオちゃんとおんなじです(笑) 会長の中にいまだ危うさがあることを教えていただいて、 こちらとしましては、恐さを感じつつも 心の準備が・・・、できません。はい。
(緒方)

■2014年9月27日(土) Vol.3365

今場所の逸の城を倒せるのは白鵬だけだ。 小屋の相撲好きの者に今場所が始まる頃に話しておいた。
その白鵬が横綱らしい相撲を取って、転がす。 そちらの予想も当たってたが、 小屋の方に外部の方々からの 20基余りの花輪が小屋を囲んでいる。
俺の個人的なお付き合いがあった方々の花が並ぶが、 やっぱり、小屋の中は恒と小鉄と、 本物先生の牧野と偽物先生の竹田だけ。
花より人の数の方が少ない。
「こんなもんなんです」
やっぱ、俺、恥かいてます。
シャボが駆けつけて、 花の手配をしてくれている。
建物の関係で外には明るい電灯すらないから、 薄暗い中に花が置かれている。 何んか申し訳ないことをしてる気になっている。
明日は集合の指令が出たらしい。
これでダメだったら、俺も去っちまうかも。 これ以上の恥はかきたくねえもん。
佐々木丸、顔出せよ!!

         雀鬼




外部の方々にも、会長にもすみません。 花の数には今日は勝てないとは思ってましたが、 ここまで、一方的になるとは・・・。 コールドゲームでした、はぁ。
(緒方)

■2014年9月26日(金)その4 Vol.3364

よしもとばななさんの贈り花は小屋に、 今日、小屋の入口を見ると大阪の山田マネから、 花が届いていた。
開店というより、通常の感じ、 緒方小屋は外部の方々に、 どうぞいらして下さい、 とは言えないムード。
月曜日には外部の講談社さんの 偉い立場の方々が来られる予定。
狭くてゴミゴミして、 びっくりしちまうかも知れない。 緒方というでっかい鳩を飼っていると 思っていただければ。
羽生さんにも道場の引越しの話をされたが、 どうぞ、一度遊びに来て下さい、 とは言えなかったです。

         雀鬼




とにかく緒方小屋にゲストの方は無理なんです。 ポッポ〜、クルック〜!
(緒方)

■2014年9月26日(金)その3 Vol.3363

道場色が消えて、一ヶ月夏の海で遊び、 今や、ここは緒方小屋。
くだらん勉強会があったりして、 その色合いが残っていて、 道場はまだスタートしていない。
だらだらとただ人が集まってくるのは 決して、道場とは言えない。
ここに集う者が一体化して、 ここを共有、共感してこそ、道場らしくなる。
ただの雀荘じゃ、意味を残さない。
前回の7月までの順位戦はヤンマーや深山やシャボ、 今川、シンヤ達が引っ張ってくれて、 凄い姿を俺にプレゼントしてくれた。
あの時の一人一人の必死さを 又俺から望むわけもいかない。
小屋はその時の皆んなへの お返しのつもりで移っただけ。 その準備は成したが、 今は木の上の鳥の巣のようだ。
時は変わるもの、人も変わるもの。
俺が残す時間も、 夏の夕方のように短くなっている。

         雀鬼




小屋も変化するもの(であって欲しい。切実です。)
(緒方)

■2014年9月26日(金)その2 Vol.3362

あまり良いことがない中で、 我らの羽生先生が王位戦を防衛。 名人、王座、棋聖と合わせて4冠。
やっぱ、羽生先生の勝負勘と精神力は 43才にしても益々向上し、 我々じゃ、とても追いつけないレベルに達してなさる。
40才の時、初めてお逢いしてから、俺も大ファン。 あの時は二冠だったから、 又、強くなられたんですよね。
こうなったら、70才まで タイトル保持者で居て欲しいですね。
羽生さん、おつかれさま。
やっぱし、直接お話ししたくなって、 おつかれの中、お忙しい中、 一時間以上、外の廊下で話し込んじまう。
ハッハッハァと笑いながら、 ここぞという時に素晴らしい話をされる。
本当によい一手を指される方だとつくづく思わされる。
羽生先生と話すと、 俺、すげえご機嫌になれる。

         雀鬼




羽生先生とお話しする会長は いつもとても嬉しそうなんです!
(緒方)

■2014年9月26日(金) Vol.3361

今日も大相撲を見てから小屋に来た。 ザンバラ頭でまだまげも結えない逸ノ城が 大関2人を倒して、 昨日その場面を土俵下で見ていた横綱の鶴竜が 青ざめている様子がうかがえた。
その横綱と今日の一番の逸ノ城、 相手の精神の動きを見て 体を感応させて難なく勝っちまう。
天下の横綱、大関ですら、精神が揺らぐ。 横綱鶴竜は昨日の時点で平幕の逸の城に敗けていた。
今場所の逸の城一人の出現で 大相撲のトップに立つ者達の心が動揺している。 心技体の心の分野に変化が起きている。
「揺れない心」って難しいよな。

         雀鬼




新入幕で、横綱、大関を倒す お相撲さんなんて初めて見ました。 逸ノ城関みたいな日本人力士が現れないかな~~
(ナルコ)

■2014年9月25日(木)その5 Vol.3360

昨晩、小屋に電話を入れると、 今川が「雀ゴロ2人と打ってます」の声。 確かにそういう臭いのする者が4人ほど居た。
橋本が外部の方々への御挨拶状が届かぬ先から、 土曜日には外部の著名人の方々に 祝い花を頂けるように準備している。
全部の方々に頂いたら、 小屋に集まる人数より、全然多くなっちまう。
それって、かっこつかない、 ていうか、かっこ悪いよな。
緒方の小屋が開店し、祝花が並べられたら、 確実に町田No.1の花が並んじまう。
外はお花だらけで、中は空っぽ。 これも現状だわな。
恥ずかしいね。

         雀鬼




緒方の小屋のオープンなんてのは相当にまずいです。 土日、特に日曜には確実に 雀鬼流の道場としてオープンできるように 皆んなで道場生らしく、元気よく、集まりましょ〜!! よろしく、お願いしま〜す!
(さっさと緒方の小屋なんて無くなって欲しい人)

■2014年9月25日(木)その3 Vol.3359

いつも気にかけて下さるばなな先生はパリですか。
エッフェル塔の展望台の上で怖がっているマナカちゃん、 小学生なのにもう世界一周いけちゃいそうですね。 ギネス記録だよね。
華のパリとこっちは町田の山奥のほら穴生活。 えらい違いますよね。 立場ってこんなにも違うもんなんですね。 相応です(笑)
「こんなもんです」
せめてこっちで ばなな先生から頂いたお菓子を頂いています。

         雀鬼




ばななさん!お元気そうで、なによりです! おしゃれのメッカ、パリ! 橋本サブマネより、どどめ…今川には、 まばゆすぎるおくにで、ございます(笑)
もうちっと、こちら、おちついてきましたら、 ぜひ、マナカちゃんと遊びにきてくださいませ。
おやつ大好き、ばななさん担当 今川

■2014年9月25日(木)その2 Vol.3358

小屋で仕事の原稿を一本上げた。 誰も居なかった静かな中での原稿を書いてると、 隣の道場から開けっ放しのドアからパンチやキック音が響く。 この頃その音で自分が殴られている気分になる。
そこへたま連さんが入ってくる。 この小屋の印象は
「入口が暗かったです」
確かに明かりが乏しい。 暗い階段を降りた所にこの小屋がある。
「まるでほら穴だよな」(笑)
大家さんがけちのかたまりのような人物。 俺も帰る時は足元をすごく気をつけていた。
そこへ渡部、横山と来て、 いま歌ちゃんが入って来た。
これじゃ中も暗かねえかい。

         雀鬼




入口はほら穴でも、 中が明るいならまだオッケーかなと思いますが、 昨日は「牌の音」にも関わらず静かな道場。 聞こえるのは隣のパンチの音だけって寂しいです。
だけれど、次の日曜日は初のイベント! 満卓にして、ジャラジャラ、ワイワイやって パンチの音なんて聞こえない位にしたいです。 みんな集合や〜!
(渡部)

■2014年9月25日(木) Vol.3357

昨日は久し振りの休みを頂いて、 我が家で大相撲を観たり、アジア大会をテレビで観た。
「小島サブマネ来てよ」
に即答えて、 俺が居ない小屋にコジマが顔を出してくれる。
下北道場を最後まで守り通してくれた 雀鬼会のOBの一人であるコジマ。
そこに居たスタッフも小島に世話になった道場生達も、 すごく嬉しかった、嬉しかったとノートに書かれている。
今年の夏の岩場でひょっこりと出逢った小島。 その時は俺は海へ、彼が岩場と、すれ違いだったが、 「出逢い」「再会」に嬉しそうな声が海の中まで届いた。
たった一人の存在で喜びや嬉しさを与えるものって、 それだけの何かを残してないとそうはならない。
いまだ小屋のまんまだが、 小島がみんなの輪に入ってくれたら、 俺も少しは小島に恩を返せるんだけどな。

         雀鬼






■2014年9月23日(火)その5 Vol.3356

久し振りに何回か麻雀を打つ。
普段から、ぬるい下手な元道場生達が 打つ場もなかったせいか、 へぼさが増している。
麻雀はただ和了ればいいもんじゃ、 何の味もない。
その時、その場で起きていることに合わせる 応用力が必要。
その時の状況、状態を しっかりつかんで打てる者だけが 麻雀を少しは分かっている者。
今じゃ、道場の影もない小屋だから、 それも許してね。
裏のドアから、手が伸びて、 シンヤの飲み物やタバコを盗んでいる者がいた。
その技を使うの、茨城の忍者だな。

         雀鬼




これからも新屋が裏口を背にして座っていたら 飲み物やタバコ等を積極的に頂戴しようと思います。 でも新屋さんのお財布には手を出さないようにします。 ニンニン。
(茨城の忍者)

いやいやいや! ニンニンじゃないっすよぉ!!
ほんっとにあの茨城のお方は…信じられない!! まぁ、信じられない事がおこるのが道場だったか…
(シンヤ)

■2014年9月23日(火)その4 Vol.3355

開店初日の夜、 今まで育った家や我が家からも 一度も家出しようという気がなかった俺だったが、 半年先の俺の家出の先の相談を 今川やシンヤ、緒方に乗ってもらう。
あんま良かねえことの初体験が起きる中、 そんな日も来るかも知んねえな。
今なら、受け入れ先もあるらしい。 それを過ぎたら、 家出の場もなくなっちまうかもな(笑)
狭いアパートの一部屋で 洗濯もしたことがねえ俺が暮らす。 イメージは自分の中で出来てます。

         雀鬼




家出してもあそこなら、 しばらくは大丈夫だと思います。 ただ、例のあの方が捜索願を出さないかだけが、 自分は心配です(笑)
(緒方)

■2014年9月23日(火)その3 Vol.3354

昨晩、俺達が帰った後に 小屋をのぞきに来た遠方組の小鉄が 今日も9時閉店の6分過ぎに入って来る。
以前も渡部、竹田と伴に、心無い人出入り禁止日に ナルコに追い出された小鉄は 誰かからの呪いがかかっているかのごとく、 ことごとく間に合ってねえ。
その後に体調を崩しているヤンマーと哲も来たが、 店開きに間に合っちゃいない。
ヤンマー御大がこんなことじゃ、 この先、危いよな。
今川が昨晩の俺の
「こんなもんなんだ」
という気分を分かってくれたらしい。
あきらめが肝心ですな。

         雀鬼




この間に合ってなさといい、 気付かなさといい、 今の自分自身が「こんなもん」です。
あきらめる手もありますが、 まず初めからやり直すことにします。
(ヤンマー)

■2014年9月23日(火)その2 Vol.3353

打席に立てば、三球空振り三振。
昨日と今日、俺と今川だけがこのとてつもない、 「くすぶり」状況を味わっています。(笑)
小屋で初めて立った卓が 今川&川原、その後に竹田が来たらしい。
今は他人事のように笑っちゃう他ありません。
このくすぶり、緒方が作っちまったのかなー。 それ以外、今は考えられません。
今日も9時に閉店の貼り紙出したら、 5分前に百武が来た。
一応、参考までに開店以来の小屋番は 俺、大家、麻雀を打てない人のベスト3に 4位に橋本、5位にシンヤ、6位緒方、7位に今川、 8位奥秋、9位熊、ベスト10に川原の流れ。
オット、閉店2分前に 昨日から苦悩を味わったシンヤが入って来る。
しょうがねえから、 俺も一局打ちますわ。

         雀鬼




すいません。 自分がボーっとしてるとか、 作った環境が悪いとか、色々心当たりますが、 ここにオープンしたからにはシャキッとやんなきゃ!!
(緒方)

■2014年9月23日(火) Vol.3352

とうとう開店一日目は一卓も立たなかった。
12時前に今川に、
「帰ろうよ」
疲れ切った心身で我が家へ、
「明日は祝日ですから」
「そうなんだ」
そして今日も恐る恐る小屋に電話を入れると、 何んと、今川が一人ポッチ。
開店、2日目だが、今川に 「本日休業」の札を出しておいてと頼む。
「ハイ、5時までに誰も来なかったら、そうします」
と今川に一任する。
こりゃダメだと、我が家でアオトと遊ぶ。 アオト一家が食事を終えて帰る車に便乗。
外の道路から、小屋に明かりが灯っていて、 今川姉さんと歌ちゃん、竹田が卓を囲んでいる。
「ありゃりゃ、本日も休業じゃなかったの」
ギリで川原さんが来てくれたんで、 開店以来、初めての卓がたったらしい。 小屋とちっとも変わらない光景。
今川一人だけ、 昨日は来ても卓も立たず、帰っただけだったのに、 今日は20番打つ気で来てたらしい。
たった一人の女子の今川だけの意気込み、 上の大家のお爺ちゃんも 今日こそ、人が集まっているだろうと、 のぞきに来たらしいが、 営業してるんだか、どうかも分からん状態を見て、 お金が欲しいお爺ちゃん、 きっと、心配してんだろうなー。
まあ今川のために駆けつけてくれた川原に 今日はお礼を言っておこう。
きっと、ざまあみやがれ、 ちくちょーめ、と思っている人の声が聞こえてくる。
ハイ、ずーと勝ち続けてこれた俺に 黒星がついちゃいました。 こうなったら、「引退式」やりますか。
「一人ボッチの引退式」 何10年か前にやったっけな。
小島サブマネ、遊びに来てよ。

         雀鬼




今日は1時チョッキリにいったる!!と、 久びさに20打数、体力もつかなぁ〜、 な〜んて、きました!! むむむ、これは・・・ あやしい・・・ 会長といっしょパターン(笑) じわじわと あの 「こんなもんなんだ」 がしみてきたのです。
5時前によそうしてなかった川原さんがきてくださり ガハハ ガハハ ガハハ だったけど、 卓たたないで5時の学校のカネを きくはめにならなかったのはよかったです〜。
13打数、意外とう・て・ま・し・た・ 川原さん、ありがとうございました。
(今川)

個人的にはとても楽しかったです。 こちらこそありがとうございました。 …が、自分が会長にお礼を言われる時点で、 非常事態を感じてしまいますね。
(川原)

まさか、こーなるとは・・・。 意気込みの今川さんと、 HP読んですぐに動いて来れたのが川原さんだけとは・・・。 会長の「引退式」なんか、まだやりたくないんですが、 結局はみんな次第、ということで小島サブマネ!!
小島サブマネがいらっしゃれば、 みんな大喜び間違いなし!
小島サブマネの都合もあるかとは思いますが、 それは抜きにして、ひとまず一回でも、 ほんとうにお待ちいたしております!!
(緒方)

■2014年9月22日(月)その4 Vol.3351

橋本が来たんでHPをアップしてもらう。 盛大に盛り上がった初日、8時になって、 橋本に、閉店にして飯でも食おうか、という話しを 橋本が作ってくれたソファベッドに寝ながら話す。
2時にオープンして、8時に閉じる。 20分遅れで、 別荘番長に引き続き 小屋見張りNo.1であったシンヤが現れ、 入れ違いの橋本から閉店を告げられ、 キョトンとしている。
オープンに間に合わなかったシンヤだが、 5番手につけ、 その後の6番手にこの小屋を作った緒方が登場して、 七番目に今川が入って来るが、 起きていることが分からん様子(笑)
「こんな仕事場って、  日本中探してもねえよな」
とオープン日に寝転んでいる。
実家へ帰って寄ったシンヤが 実家の父親は深夜の12時に仕事に入り、 眠るのが午後7時と、 すごい仕事量をこなしてなさるという。
シンヤに
「こんなもんだよ」
とのんびり答えると、
「こんなもんですか」
と納得している。
夜10時になって、今、8号の奥秋が来た。 俺一人で準備を5時間やって、 橋本が来て、一時間で閉店。
「雀鬼流らしいよな、全く」(笑)
俺一人、2時から仕事して、 一卓もたたずに初日も暮れて行く。
さようなら、いざさらば。

         雀鬼




えー、待ちに待った、オープン記念、初日ということで、 (もう閉店しましたが) 先着12名様に私が田舎からもってきました、 レンコンサブレをなんと一枚プレゼントです。
ん…三枚余ったか…。
(シンヤ)

はいってすぐに、ん? 会長、さぶマネ、麻雀うてないこが 3人でおすしを囲んでいる。 おがたさんとシンヤくんは囲ってない・・・・。
閉店してますから〜と。 しきりにシンヤくんが オープンしたんですけど、閉店です、と、れんこ ???
あっ、そういうこと!! れんこんサブレgetです。
(今川)

■2014年9月22日(月)その3 Vol.3350

この間は小屋だったから、 5時間後にやっとナルコが来てくれて、
「会長一人」
という初体験があったが、 今日はオープン初日なのに、 3時間至つが動きは一つも起きない、 と思ったら、麻雀も打てない者が一人来る。
開店なのに、まだ一卓も立たない。 とうとう5時間が過ぎる。 道場生もスタッフも誰一人現れない。 これも現実です。
スタートからこれじゃ半年も無理かもな。 開店早々店終いかな。 なあヤンマー、シャボさん。
と書いたところで橋本が登場。 2番、3番とおかしな流れだったんで、 少しホッとしました。

         雀鬼




今起きている現実を受け止めなければなりませんが、 手遅れになる前にまた皆で 小屋から道場に変えて行かなければですね。 手始めに自分は現実逃避から始めてみます。 じゃヤンマー後はよろしくねー。
(シャボ)

■2014年9月22日(月)その2 Vol.3349

正直、俺ん中にじれったさや イライラがあったかも知れない。 心身もよかない感じだったから、 昨日が過ぎたら久らく休もうという気分だった。 小屋にコソコソこもるなんて俺らしくないじゃん(笑)
俺は確実に一号。 この原稿もメールも出来ないんで、 また俺が一人でこんな原稿を書いてることすら分かるまい。
道場移転後を全て緒方一人にまかせといたし、 昨晩はシャボやヤンマー、恒、小鉄を始め、 10人余りの道場生だった子が 小屋に様子をうかがいに来ていたが、 バカ話ししている時はいいんだが、 話しが止ると、どヨーんとしちまう。
この原稿を書いているとドアにノック。 2号は上に棲む80才になる大家のおじいちゃんだった。 何んも知らない大家さんと
「2号ですよ」
と握手をする。
出足が爺さん2人。 昔の道場オープン時は周りは全て20代だった。 ここは養老院か介護施設。 どちらもこの先行くつもりがない所(笑)
これから先、道場らしくなるかは分からないが、 今までのことは全てチャラにして 最初の一歩からやり直せばいい。
俺の心と体が動ける内、一年単位でなく、 半年単位でやれればいい。 今はそんな心境です。
「勇気を出して」
「素直を取り戻して」
さあ・・・・・

         雀鬼




大家さんが2号、みんなの動きは? 果たして、どうなるのか?!
(緒方)

■2014年9月22日(月) Vol.3348

「一人ぽっちのオープン」
昨晩がシャボが来て、焼肉弁当のおみやげを頂き、 久し振りに卓上で気が合って、俺らしい姿を出せた。
他の2人はその空気も察しない。 俺とシャボだから通じ合える。
あの時が前夜祭だったのか、 今日の昼過ぎに当局から一報が入って、
「どうぞ営業して下さい」
「ああそうですか・・・・・」
26年前は俺も若かったから、 イケイケバンバンの頃、 オープンと同時に、皆して待ちわびて、 これから何かが起きると予感が走り、 気分もワクワクした。
雀荘のオープンにしては 何百名かの知人が集まってくれて、 盛大なパーティーをホテルで催し、 今は亡き母親も喜びの中に 笑顔を絶やさなかったことを思い出す。
その時、やり出す以上、俺がたった一人になっても やるぞという強い気持があったことも忘れない。
楽しい夏休みがあって、それから3週間、 何の意味もない小屋にずい分と通ったもんだ。
自分の中に
「こんな時だからこそ行こう」
という気持があった。
「ああそうですか」気分で 橋本や緒方に電話を入れるが、 彼等にも事情があってつながらない。
ならば
「オープン第一号で行ってやろう」
と、渡された鍵を持って小屋のドアを開ける。
この間も一日こんなことがあったが、 今度は意味あいが違う。
小屋から道場へ変われるかも知れない場に 一番で一人居る。

         雀鬼




いや〜、もし、「ここでは営業できません」 なんてことになったら、 「会長、もう一度、場替えです」とは言えるわけも無く、 夜逃げして、見知らぬ所から、 こっそり、損害金を送るしかないよな〜、 と思っていただけに、ホッとしました〜。
しかし、会長はお一人で道場、 スタッフは皆遅いし、道場生に期待するしかない!状況です。
(緒方)

■2014年9月21日(日)その3 Vol.3347

前の道場も今の小屋も 小田急町田駅からだと同距離なのに、 小屋から我が家までのタクシー代は 500円ぐらいアップする。
たばこ一箱分減らそうかなぁー。
「緒方、損害金出せよ」
俺なんて、我が家で暖房を入れたのに、 小屋では汗をかいている者もいる。
今や四季も一ヶ月ぐらいズレてんのかな。 自然がズレれば人間もずれるわなー。

         雀鬼




損害金!!ごふっ。 今の支払いは、あれと、あれと、あれで、あーなって、 損害金を足して、・・・えぇ、えぇ、えぇ、破産です(笑)
(緒方)

■2014年9月21日(日)その2 Vol.3346

今日は珍しく、シャボにヤンマー、 恒、小鉄、ナルコと良い顔ぶれがそろっていた。
全員がこういう質の子達ならいいんだが、 その中に自信満々のファッションリーダーの渡部も居る。
人それぞれだし、個性もくせもあるが、 健やかな子達を俺は好む。
オット、そこへまじめ学専門の竹田が来た。 自信っていいはず。 だが、自信家ってどうなんだろうねえ〜

         雀鬼




ファッションリーダーのつもりでしたが、 やっている事は
・スーツを着こなすつもりが、田舎のオヤジルック ・足を長く見せるつもりが、デカ尻を強調
この着こなしで自信まんまんで気取ってられるって、 かなり凄い!
自信家ってナルシストで周りが見えなくなるみたいです。 永井さんに勘違いを教えてもらえて、ホントに助かりました。
でも他にも色々やっちゃってんだろうな〜。
(ファッションリーダー 渡部)

■2014年9月21日(日) Vol.3345

我が家じゃ6人の孫が全員集合。 大さわぎしていたが、 自室で1時間弱落ちる。
10人ぐらいで食事が始まる。 食べ盛りのものが集まって、 とろけるほど旨いの声が。 ちらりと見たが焼き肉も並んでいた。
食べずに小屋に来ちまう。 お彼岸で忙しいはずのシャボが来てる。 その上、俺の席の上に、 下北の城西苑さんの焼き肉弁当が乗っている。
我が家で食べずに来て間に合いました。 さすがシャボですね。

         雀鬼




いやー間に合ったのか、間に合わなかったのか微妙な感じですが、 城西苑さんは今や数少ない下北の味です。 会長に食べて頂きありがたかったです。 それにしても新たな場所での 夕食事情はどうなってしまうのでしょうか!? まぁ道場生は雑食なので心配はないのですが…。
(シャボ)

■2014年9月20日(土)その2 Vol.3344

前の道場で20年以上出前を持って来てもらっていた ラーメン源さんの食事を50日空けて、今日食べた。 小屋になってから、食事がなかったので 久し振りに体が温っまる。
出前のお兄さんに
「ここ、一番遠くでしょう」
「そうですね。  ですから、自転車で来ました」
俺が一度、タクシーを乗った距離。
片手に重い岡持ちを持って、片手一本で運転。 相当大変ですよね。
これからどうしよう。 コンビニ弁当に挑戦かもな。

         雀鬼




会長に食糧難がやってきました。 時代は便利になっていく中で、 会長は不便を感じているようです。
(シンヤ)

■2014年9月20日(土) Vol.3343

小屋には食い物がないんで、 ばななさんが贈ってくれたお菓子をバリバリ食べて、 夜飯代わりにしてしまった。
やっと9月の20日かぁ。 今年って残暑あったのかなー。 夏の別荘の最後の方も秋らしさを感じていた。
残暑があれば、伊豆七島の島へ行って、 海へ潜ったり、船に乗ったりして楽しめたんだが、 ずーと寒かったので、 そういう気持になれなかった。
我が家でアオトと遊んで小屋に近づくと、 遊びたいなー、と緒方を求めていた。
今、本物の先生の牧野と偽者の先生の竹田と対面。 そこだけははっきり分かるよね(笑)

         雀鬼




偽者の先生の竹田は、 道場生に真面目とオシャレについて 自分が居ない間に散々語っていた模様ですね(驚)
喋れば喋るほど、嘘臭い世の中ですが、 先生などという偽りに依存せず、 楽しく遊びながら気づいて学べる道場であって欲しいものです。 皆様、小屋の祟りの幽霊竹田先生を退治しに来て、 道場を取り戻してください!
(牧野)

■2014年9月19日(金)その3 Vol.3342

湿めっ気に弱い雀卓のサビ止め防止のために、 シンヤ、恒、ナルコの3人がベストスリーで、 小屋に助っ人に来てくれている。
4位に自らが湿っぽい竹田が来てるが、 小屋が湿っぽくなるだけ。 湿気で天候だけじゃなく、人にも取りついてんですね。
湿っぽい竹田とキモイ奥秋が残ってる。 やっぱ、今日休んでる方が良かったかもな。
湿っぽい小屋に先日のお花に続けて今日も、 よしもとばななさんからお菓子が贈られて来た。
女性らしい心遣いありがとうございます。

         雀鬼




小屋に彩り、 湿気にカラッとさくっとしたおいしいお菓子、 いつも、いつも、すみません。 ばななさん、ありがとうございます!
(緒方)

■2014年9月19日(金)その2 Vol.3341

昨晩は誰も会話しない空間があって、 恒が仕方なく、 ファッションリーダーを気取る渡部に突っ込みを入れる。
ずーと前から渡部は ほとんどの道場生が服装に無頓着の中、 スーツのズボンを胃の辺りまで持ち上げて、 ズボンの裾はスッポンポン。
Yシャツのボタンもズボンを上げ過ぎるので、 3つボタンまでしか、見れず、 でっかいYシャツのポケットとベルトの差が ほんのわずかルック。
昭和の始めか、田舎のオジチャンが 何年振りかでお登りする時に見るようなセンス。
自分では座高の低さを見せ、 足を長く見せているつもりなんだろうが、 逆にでっかい尻が目立つだけ。
「恒、言うなよ」
俺、ずーと、あの姿を楽しみに見ていたのになー。
それにしても、マジに渡部は自分が道場生の中で トップファッションの自信を持っていただけに、
「恒、言うなよ」
渡部が居なかったら、 残りはどどめ色しか残んねえじゃん。
これからも、上から下まで、 ビシッと決めて欲しかった・・・、 あ〜、あ〜。

         雀鬼




申し訳ありません、 何か暇な空間だったので、つい突っ込んじゃいました。 リーダーに合わせてズボンを引き上げると 尻は痛いし、お腹苦しいし、 しまいには昔のヒーロー物のキャラ扱いされるは… ただドドメ軍団のスーツは 数年に一回ぐらいしか着ない者のたわ言なんで、 リーダーには今まで通りビシッと決めて欲しいです。
(恒)

■2014年9月19日(金) Vol.3340

床屋に行って、小屋をのぞく。 ドアを開けて6人の姿を確認。
ダメだったら帰るぞと、 外に車を待機してあった。
中の6人はなかなか気づいちゃくれないから、 ナルコに信号を送ると、やっと気づいてくれた。
奥秋はソファーに座ってニヤついているし、 竹田はいつも通り、ボソッと突っ立っているだけ。
入口から、入って来た時、 隣の道場主がこっちを向いて座ってたんで、 会釈をするのに、何んも返して来ない。
そこで、久し振りに小屋と隣に聞こえるように、 でかい声出して、どなりつけてみる。
小屋に来て分かったんだが、 上に住む大家も隣の格闘技道場主も 同じビルの人を見つけちゃ、 怒鳴り合いとか、けんかになったらしい。
前のビルでは26年間いても、 そんなこたあ一つもなかったのに、 この小屋じゃそれも有りらしい。
隣近所、お互いに譲り合えばいいもんに、 この小屋じゃ、それも通らないのかも知れない。
困ったもんです。

         雀鬼




道場移転先が決まって、 小屋に入ってからの、会長の「緒方、大丈夫なの?」が やっぱり、色々出てきちゃったなぁ〜、という感じです。 湿気、サビ、小屋の住人同士の感じ。 う〜ん、まだもうちょっと出てくるのかなぁ。 う〜ん、う〜ん。
(緒方)

■2014年9月18日(木)その3 Vol.3339

ヤンマー、深山と来て、3番目に希望を破るごとく、 奥秋のバカがひょこっと来ちまう。
「何でお前なんだよ」
と言ってるそばから、 一歩遅れて、シンヤと今川が登場。
そうは、いいように行かないことは 分かっちゃいるが、 昨日は一歩間に合っていた今川が 今日は一歩遅れ、 残念と思っていたところへ、 シンヤが一ヶ月かけて作っていた小冊子が 「出来上がりました」 と小っこい声でアイサツに来る。
やっと出来たんだと思っていたら、
「山田マネージャーにも一文書いていただいたんで、  会長にも・・・」
今、終わったって言ったのに、 終わっちゃいねえじゃねえかと、 すぐに原稿用紙に思ったことをサーと走り書きして渡す。
受け取った隣で何故か今川がバンザイをしている。 確か5〜6人の作業部がいたが、 最後までやり通したり、 気にかけていたのは今川とシンヤ編集長だけ。 中には姿も型も消えちまった者もいた。
それも人の気持や心の持ち方や 真の行動の違いを現している。
何が出来たのかは俺も触れずにいたから、 さっぱり分からんが、 お2人さん、お疲れ様でした。
特に今川ね。

         雀鬼




いやはや、かなりの回り道。 とちゅう、なんだか、おいこまれちゃって(笑) 最後は、パソコンをなげだし、 新屋編集長と渡部さんにたすけてもらって、 ぶじ、到着しました!
会長にさっと書いていただいた時、うるうるです。 つくらせてもらい、ありがとうございました!
(今川)

■2014年9月18日(木)その2 Vol.3338

俺の出版物の中ではパーセンテージが低い、 麻雀の専門書が届いている。
「麻雀力が目覚める打ち方」(竹書房) 帯に「プロが絶対に書けない」とある。 これは確かだと思う(笑)
94の質問に対して、俺がやさしく答えている。 麻雀界が出来る前から、 その道の団体のことは通じていた。
俺はシロウトだけど(笑) そういう業界が出来て何10年も至つが、 正直、いまだに目覚めは感じられない。
牌を握る者として、 それは悲劇、悲しいこと、 それも麻雀というゲームが持っている 運命なんすっかね。

         雀鬼




「麻雀力が目覚める打ち方」(竹書房)は税込1296円で 本日9月18日から発売です!! 最近、昔の会長の麻雀本、超絶を読み返すと、 細かいニュアンスまで結構書かれていて、 もちろん、実際にそんな風には打てないんですが、 純粋に麻雀というゲームが楽しく、面白くなります。
きっと、今度の本を読んでも、 そんな気持になれるんだろうなぁ〜、わくわく。
麻雀業界の人でそんな風に思える人はいるのかな〜。 素直に読めれば楽しいと思うんだけどなぁ。
(緒方)

■2014年9月18日(木) Vol.3337

今日も小屋を点検に来る 外で深山と逢う。
中に入ると、体調を崩した、 と昨日橋本から聞いたヤンマーが 元気そうな顔している。
「ヤンマー、大丈夫かい?」
「実家でのんびりしてました」
一人暮らしの道場生は体調を崩すと心配です。
七月までの順位戦で道場を盛り上げてくれた、 No.1とトゥーが2人いる。 ここへ今川が来れば、 No.3がそろうんだけどね。
前は開けっ放しでバシバシ音を出していた 隣の道場がドアを閉めるようになった。
俺が暇でドアの前で立ち見してたから、 ただで練習してんのを観せるの 嫌んなったのかもな。
まあ、どうでもいいこったぁ(笑)

         雀鬼






■2014年9月17日(水)その4 Vol.3336

ナルコ当番長の貼り紙。 判断は全てナルコ。
その後、渡部、竹田と続けて入って来たが、 渡部は一応貼り紙をしかと確認した上で、 ナルコ当番長にアイサツしたが、 その態度、余りよろしくないということで、 退場扱いを受けるが、 しつこく3度も入って来たので、 ナルコも根敗けして、 OKマークをどうにか手のひらに書かれたが、 竹田は貼り紙も見ず、 ズドーンと入場して来たことで即退場扱い。
その後入って来た橋本とシンヤはどうにかパスだったが、 恒はしっかり起きていることを瞬間つかんで、 ナルコさんからアイサツして一発でOKマーク。



11時前に入って来た小鉄は、 貼り紙無視ということで退場処分。 致し方ありませんね。
「心なき者は入場厳禁」
は、この日の掟なんですから、 注意散漫は心がうすい証しですものね。

         雀鬼




「心なき者は入場厳禁」
見た時はドキッとしましたが、 麻雀の強い弱いよりも当たり前に大切なこと。 夏の海に少し戻して貰った心を大切にします。
(渡部)

■2014年9月17日(水)その3 Vol.3335

久らくナルコと2人きり。 ペットボトルで紅茶を飲んでいたが、 やっとナルコがグラスに氷を入れて出してくれる。 ありがとう、ナルコ。
そのナルコが
「心が無い人、本日入場禁止」
とマジックで書き終わる寸前に、 今川が9時にドアを開けて入って来て間に合う。



その後すぐにナルコ当番長が その張り紙をドアに張ってくれる。
ナルコが来なかったら、 何一つ出来なかった俺でしたが助かりました。 ナルコ、ありがとう。 これで又俺の初体験が一つ加わりました。
以上!!

         雀鬼






■2014年9月17日(水)その2 Vol.3334

ずーと一人だったら、 5時間至って鍵を持っているナルコ登場。
ナルコも、まさか・・・・・ と、びっくりしたことだろう。
やることも話すこともなかったので、 子供のレスリング教室が終わった後、 隣の総合格闘技の先生に 老人のためのやさしい練習を 個人教授してもらおうと思ってたら、 体格がいい若い人達が集まって来て、 夜の部があるらしく、指導は受けられなかった。 70才を越えたシロウトじゃ、 習うべき道が違うかも知れませんね。 ひまだとろくなことを考えないもんなんですね(笑)
8時半か、ナルコが鍵持ってるから、 これでやっと帰れます。

         雀鬼




おつかれっしたっ!(橋本)

■2014年9月17日(水) Vol.3333

3時前に小屋にたどり着く。 カーテンが閉じ、鍵がかかっている。 小屋の前で途方に暮れる。
誰かと連絡を取ろうにも携帯電話もなし。 暗い廊下で一人ボッチ。
それでも小屋に入ろうと、 上の階に住む大家さんのところへ行き、 事情を話す。
合鍵を持って大家のオジチャンが降りて来る。 ドアが開く。
「電気はどこだろう」
こんなこと初めてなんで、 なんも分から無い。
大家さんのおじちゃんが 電気もクーラーもつけてくれる。
「4時頃には誰かが来ますよ」
と教えられる。
この時間には寝酒の酒を飲む大家さんが、 誰かが来るまでと話し相手になってくれたり、 ベランダの枯れ葉のそうじをこまめにしてくれる。
すみませんね、ここには酒も無くて。 酒が待ってる大家さんが5時頃上に帰る。
今一人ボッチの時間が3時間至つ。 誰も現れない。
みんなに見捨てられた、俺一人。 今までは人に囲まれた生活ばかりだったんで、 孤独という気分を知らなかった。
今一人になって初めて、 今までのことが本音でなく、 これが現実だと自覚する。 淋しいという気持も誰を待つ気持も起きてこない。
コンコンとドアのノック。 仕事場で初めて宅急便を自ら受け取る。
鍵がないから外へも出られず、 ただじっとしている。
6時半を過ぎる。 誰が最初に来てくれるのか、 それすらどうでもいい気分。 小屋って一人が似合うのかな(笑)
人生の旅路って最後は一人ボッチになること。 それは分かっている。
もしかしたら一人ボッチになる時のための 練習してんのかな。
この原稿も書くだけ書いても 発信することすら出来ない。
隣の道場から元気な子供達の声が届く。
大家さんは寝ちまったろうから、 誰か鍵を持ってる者が来るまで、 やっぱり待つのかなー。
そばに、よしもとばなな先生が送って下さった バラらしき花が居てくれた。

         雀鬼




はぁっしぃ〜ん! ぽちっとな(橋本)

■2014年9月14日(日)その3 Vol.3332

麻雀のことで恐縮だが、四筒2つに白が2つ、 そこへ白を持って来ちまう。
仕方がないから白を一枚落とす。 続けて白、白と落として、逃げの一手を打っちまう。 降りるとか逃げる一手は俺らしくない。
場にさらしている、鳴いている牌を見ると、 二万と中と発が3枚ずつ並んでいた。
やっぱりしっくりいきませんね。 麻雀打てる人には分かりますよね・・・、うーむ。

         雀鬼




そんな手をツモあ・・・、 いや、逃げて、白のアンコ落としなんて、らしくないです。 ・・・3枚目の白なんかを持ってきてしまうなんて、 らしくないですね。
(緒方)

■2014年9月14日(日)その2 Vol.3331

何んも片付かない内に、日々が少しずつ経っている。 時は遅い、のろいが、 今日は日曜日だということは認識できる。
小鉄が来て、シャボが来て、恒が来て、 ナルコもちょこっと様子を見に来てくれた。 小屋は湿っぽいが、この四人は明るいクラス。
人ってのは何かが気になれば、様子を見に行く。 ていうことは、今のこの小屋を 少しも気にとめない人達が多いってことかな。
黙ったままだとむっつりしている様に見えちゃうので、 シャボに声を掛けると、 イチイチ反論の言葉が返って来る。
確かに俺も世間のオヤジ、オバサンと同様に 話がつじつまが合わない領域を越えた年寄りだから、 シャボに一声かければ、ああだこうだと、 10倍ぐらいの言葉を返され、相手にもされない。 仕方がねえよな。
若い人達に時代遅れの俺が何か語ったって、 そりゃ通じる方が難しいやね。 だからって、むっつりしてるのは暗くなっちまうし、 どうしたらいいだんべか、途方にくれている。
どなたかにアドバイスを受けるか、 医者にでも行こうかな。
「いやー暗え!!」

         雀鬼




まだ、一度もこられていない方、 別荘の海でたまたま捕獲されたあの方、 お待ちしてま〜す!!
(緒方)

■2014年9月14日(日) Vol.3330

昨晩は、落ち込み、悩んでいる道場生のとこへ顔を出す。
最低最悪のC状態かなと思っていた。 雰囲気を計っていると、 どうにもそこまで見えなかった。
正直に
「今の状態って、B´じゃん」
と伝えると、
「自分ではC状態だと思ってました。」
それって君の特有の思い込みだよね。
「少し自信を取り戻せました。」
すぐ立ち直るの無理かも知れないが、 これ以上の悪化を防げたかも知れない。
「君より俺の方が疲れてんよ。」
「そうは見えません。」
己が思うほどじゃなく、 B´の上の評価をつけて帰る。
良いこと悪いこと、他人からもらうものもあれば、 自分の中で作り出すものもある。
笑いを忘れない内はまだ救いがある。

         雀鬼




ある意味、笑えれば、いいのさ! 笑えない人はかわいそう、というか、怖い!!
(緒方)

■2014年9月13日(土)その3 Vol.3329

竹田先生から、まじめ学を何人かは学んでいるが、 橋本と緒方は、そばにいても講義に出ないし、 「まじめ学」を必要としてない様子。
ならば学科を変えて横山先生を呼んで、 「営業の成果」というセミナーを受ければ、 俺も少しは助かるかも知れない。 とにかく、家のスタッフも俺も営業能力ゼロだから。
渡部先生からも恋愛学の授業があるかも、 これって道場生には必要かもな。
小屋の周りは、そういう関係ばかりだから、 環境に流されちまったのかなー。

         雀鬼




確かに道場生は恋愛方面はなかなか縁が無いです。 皆もうちょい積極的でも良いのになぁ〜と思ったりもします。
だけれど、僕が先生やるのは無理です! 僕の話は反面教師にしかならないですし、 気持ち悪いのが残りそうです。
早くに小屋から道場にならないと、 また別の教科の講義が始まりそうだな〜。
(渡部)

■2014年9月13日(土)その2 Vol.3328

9月に入って、 湿気でサビちまう雀卓を何度か動かして見る。
何かが違う、明らかに違う。 これ以前なら、いつ何時も牌と俺はしっくりいっていた。 牌と俺が共有したり、一致する部分を 牌に触れると感じたもんだが、 30年も前に勝った、敗けようから、 身をしりぞいた時も牌が一年以上、
「さわるな」
「見るな」
と拒否感が強く残り、 牌に触れると石を指にぶつけられたような痛みを感じたし、 見ようとすると、 すぐに、まぶしくなって、 目を開けていられない時があった。
その時に起きていた現象は自分の中で、 そうなんだよ、と理解が出来ていたが、 9月に入ってからのしっくり感が消えちまった気持ちは 今、何かを俺に牌が伝えようとしているんだろうか。
牌に触れるが、打っている気が少しも感じない。 感覚で起きていることが済ませないんで、 初心者のように牌にとらわれるような気持ちになる。
こんな感じで、今まであった牌との一体感も起きない。 俺の腕もサビついちゃったのかな。

         雀鬼




湿度がどうこうも、もちろんありますが、 それ以上に道場の今この場所にしっくり来ないのが、 現れてるのではないでしょうか?
しばらく続くようでしたら、 橋本サブマネに会長の腕の分解と修理をお願いしてみます(笑)
(緒方)

■2014年9月13日(土) Vol.3327

道場がまじめな奴ばかりなら、 師も困んねぇんだろうが、 俺が雀鬼流で導いた子はヤンチャという単位もあった。
5時限の講座を終えて、 ヤンチャな緒方は頭痛が走り、 シャボも、しかめ面で「ストレス」がいっぱい。
子供の頃、父が買って来た何気ないラケットを 遊び道具に使ってた子が、 そのままテニスをやって準優勝したっけ。
テニスには興味が余りないが、 遊びが原点というとこに、なるほどなと思えた。
まじめに努力して得る者、 遊びの中から何かを工夫したり、発見して学ぶ者、 俺は誰が見たって後者だな(笑)

         雀鬼




学生時代の授業も苦手でしたが、 「まじめ学」は桁違いで教えを受けると言う意味では 今までに無いストレスを感じました。新手の拷問です。
「楽しくなければ牌の音ではない」 「楽しくなければ会長じぁない」 「まじめでなければ竹田塾ではない」 「まじめでなければ竹田じぁない」
(シャボ)

■2014年9月11日(木)その5 Vol.3326

竹田先生によるまじめ道講座について、 あいち県の方から、 自分もお前は真面目過ぎると言われるが、 ちっとも嬉しくない・・・・・。
誠実と真面目の違いは何なんでしょうか、 と外部からの方から質問が来て、 その点について、竹田先生うかがうと、 まじめに生きるということは心を持ってはいけません。
機械とか、ロボットのようになれることが まじめ道を追求した結果である。 と答えが返って来た。
我々は生物の一部であるから、体の中に神経がある。 神経があれば、精神が影響を受ける。 その連動で肉体的には存在しない心がうごめく。
今、小屋で5時限の授業が始まっている。 時計の針が誰の指示もなく、 自分の思いもないのに刻一刻と時を刻んでいる。
先生に時計はまじめなんでしょうか、 とたずねると、
「時計はまじめです!!」
と返って来た。

         雀鬼




今回の講義のテーマは 「真面目とはロボット化なり」 でした。 一応私が講義をしてる立場ですが(笑)、 本当に色々と気付かされます・・・。
(竹田)

■2014年9月11日(木)その4 Vol.3325

シンヤ発案の道場の全集みたいのを 立ち上げていたスタッフは ヘッド、金、歌田、渡部に今川だったかな。
危なかしいメンツだと 遠くから触れずに見ていたんだが、 今、今川が慣れないノートパソコンを一人で持って来て、 全集スタッフが誰も居ない中、 関係しなかった者達に 使用する写真を選んでもらっている。
5、6人で出発して、 今は今川一人って、何んなのかな。
男がほったらかして、 女子だけ残るって、雀鬼流と真逆。 男性の草食化がこっちにも近づいている。
男はどこで生きれば、いいんかな。 居場所がねえよな。

         雀鬼




危なっかしいメンツなので、 道場が無いと雀鬼流を離れて私的になってしまいます。 僕の分担の仕事終わったから終わり・・・・・ ってそんなの男じゃないですね。 失礼しました。
文集の仕上げもあと少しなので、 気を抜かず最後まで作り切ります。 姉さんお手伝いします!
(渡部)

■2014年9月11日(木)その3 Vol.3324

昨晩は目は悪くないが、頭が悪い子等が そういえば、『えひめ』とか『ぎふ』とか 『にいがた』とかいう県の字が書けないと、 黒板にそれらしき字を書いていた。
おバカさんの、『いばらぎ』出身のシンヤが お手上げした中で、 竹田教授がまじめ道は日々何より勉強力が大切だ、 とおっしゃっているのを思い出し、 先生、『いばらぎ』書けますか、 無礼の質問をしてしまう。
まじめ道を貫く竹田教授が おもむろに黒板の前に立ち、



と書く。
小学校から大学まで、親御さんの期待通り、 勉強こそまじめ道の一つとおっしゃった先生は やはり、見事な文字で答えを出して下さった。
そういう先生からすでに4時限の講座を拝聴している。 やっと半分ほど、まじめに授業を受けた。
今日は平日だというのに、 茨城から、シャボが来ている。 彼もやっと、まじめ道の大切さが分かったのかなー。
道に迷って、小屋にどうにかたどりついた芹澤、 そこへ、竹田教授が出現。 やっぱ、まじめな空気が漂う。
シンヤ、恒、授業に遅れるぞ!!

         雀鬼




間に合いました! 平日の講義にシャボさんが参加してくれるなんて。 始めは静かにされてましたが、 途中から鋭い意見が出て、 さすがシャボさん!って思っちゃいました。 只、講義終わって、 バカ話している時の方が良い顔してましたね(笑)
(恒)

しまった〜! セミナー無断欠席しちゃった〜!!
会長、本当に申し訳ございません。 これじゃ、まじめになれないな… そりゃ、まぁいいか…
(シンヤ)

■2014年9月11日(木)その2 Vol.3323

8月は一日だけテレビと出版社の取材をしただけ。 9月に入ってから、 お金を頂ける原稿を一本仕上げただけ。
8月は道場生達と自然の海で、 これ以上ない宿を基点にして、 毎日、海に遊んでもらった。
9月に入ると、小屋に閉じこもったままで、 都会の片隅で身を潜めている。
このギャップていうか、落差はかなりある。 体だって、当たり前に動けたものが 年齢を深めると、病院のベッドの上だけという、 人の進みがある。
若い頃は薬一つ飲み込めなかった俺の口は 今は常備薬を平気で飲めている。

         雀鬼




この落差は結構こたえます。 ただ、病院のベッドの上だけの生活ってのは どうなんでしょう。 会長はまず無理だと思いますが、 自分にも厳しいのかなぁ、どうなのかなぁ。 つまんなさそうなのは確定ですが。
(緒方)

■2014年9月11日(木) Vol.3322

前の町田道場は一歩外に出ると、 風俗っぽいか、ヤンキーにぶち当たるから、 外に出ることはほとんどなかった。
しかし、今度の小屋もやっとこ11日至って、 いまだにちょっと食べたい時に それらしき店も発掘されてない。
小屋の後ろにJR横浜線が 地面から4mぐらい上を走っている。 夜汽車つうか、幽霊列車に映る。
道場からは車両の中の人が見れない。 前の道場は町田駅を上から見渡せたから、 電車を待つ人混みがうかがえた。
小屋の先にJRの下をくぐる、 狭くて車高制限の低い通路が裏道となってある。
それを越えると、今まで人の姿も見れない、 建物に明かりが灯っていない廃墟のような、 淋しい団地が並んでいる。
小屋の周りを資格を取る教室か、 ジャーナル的な建物が多く見れる。
だから、この10日間で小屋で、 マジメ道を突き詰めた先生を囲んで、 セミナーを受けている。

         雀鬼




この環境を受け入れ、 自分もちゃんとセミナー受け・・・。
(緒方)

■2014年9月10日(水)その4 Vol.3321

6年前に他の出版社から出版された、 精神科医の名越康文さんとの共著が 成美文庫という出版社から、 「人生を変えたければ、桜井章一を見よ」 というとてつもないタイトルで小屋に送られて来ていた。
俺を見たって、変われるのかな?
俺のそばに日々通って来ても 変わらない者もいるのが現実なんですがね(笑)
まじめ学の先生がいらっしゃるのに、 「馬鹿は目がいい」という持論があって、 清川が、目がいい人手を上げて、で ヤンマー、シンヤ、清川と伴に俺も手を挙げる。
そういや、この四人みんな勉強が嫌いなんだよな、 確かに。

         雀鬼




まじめ学の先生の前で、 こんな発言をしてしまう時点で馬鹿ですね。 でも馬鹿にも種類があります。 「馬鹿は目がいい」いう持論を これからも自分で確かめていこうと思います。
(清川)

■2014年9月10日(水)その3 Vol.3320

小屋に来るようになって10日至つが、 今まで食事らしいものはなし。
先日も何人かが 街の弁当屋さんへ買い出しに行っていたが、 俺なんか、その時今川が持って来てくれた、 細めの焼きイモ一本だけ。 65年も前の食料不足時代を思い出させる。
今日、同じ弁当でも下北沢の古いお付き合いがある、 俺好みの味をいまだ引き継ぐ牛カルビの焼き肉弁当を 深山のおかげで食せる。
食べものの味も、おふくろの味同様に 俺の年齢に合った心の味って、あるんだよな。
今日日の若者達は生まれた時から、 ジャンクフードっていう味に慣れている。 それを時代の移り変わりっていうんだよな。
そういえば、どこかの国で 最古の人類が食べていた食べ物が カブト虫とかアリとかの昆虫だったという。
人類は弱くて、とろかったから、 他の動物を捕らえられずに、 捕まえやすい種類も多い虫を食べてたらしい。

         雀鬼




城西苑さんへ電話注文して約20分、 忙しそうな中きっちりと作り終えて笑顔で渡してくれ、 その笑顔に暖かくなりました。
会長の文を読んで、 心があるから心の味になるんだなぁと思いました。 そんなお店が少なくなっているのかなぁと思うと 寂しいですね。
(深山)

■2014年9月10日(水)その2 Vol.3319

まじめ学を4時限受けたシンヤに 「まじめからの更正」っていう本書かねえか、 そんな話が出ちゃうほど、 悪行からの更正なんていう教えはくさるほどあるが、 こりゃ、ねえよな。
まじめに考え過ぎて、 まじめくさった人達が心の病、 いや、恐ろしい犯罪に行き着いちまう事件もある。
まじめなら、平和や幸せがある、と師は導くが、 まじめゆえ、罪を犯すこともあるじゃん。
恨み、ねたみなんていう感情も まじめから生まれる感情なのかもな。
だったら、不真面目がいいかって、 それも違うんだよな。

         雀鬼




まじめに生きてきて、どこかしっくり来ていない皆様! この本に答えがあります!! が、本になるかどうかは不明です(笑)
(緒方)

■2014年9月10日(水) Vol.3318

孫が2人、小屋を見たいていうんで、連れて来た。
「せまいね。  いつも隣の駐車場に止めて  買い物してたんだよ」
「道場はどうしたの」
「今は小屋なんだよ(笑)」
とヤンマーが答えてくれる。
この小屋の周りには食いもの屋がなくて、 不自由していたら、 深山が下北の城西苑の焼肉弁当を届けてくれる、 と一報が入る。
気候も湿っぽい空気が 一年中日本を襲って来るようになっちまった。 小屋ん中も湿っぽい。
シンヤも恒も遊びに寄ってくれた。 又、後で「まじめ学」の授業があんのかな。 あの授業を受けると、 心身が湿っぽくなるのは何故なんだろう。 どこか、カラッとした所へ行きてえなー。

         雀鬼




ぬおーーー!!まぁた、あの授業あんのかぁ! 会長やシンヤ、恒さんが真剣に授業を受けている以上、 バックれるわけにもいかないし、はぁぁ、やむなし。
(緒方)

■2014年9月7日(日)その4 Vol.3317

2014年シンヤにおける別荘ランキングが完成。 あくまでシンヤの感情つうか、センスで決定したこと、 シンヤにお任せどんぶりです。
ベスト3に当然のごとく、 自然が似合うシャボと深山に続いて、 こんな湿っぽい小屋を見つけちまった緒方が入っている。
シャボや深山は 俺が泳げない人に海の楽しみを少しでも知って欲しくて、 荒海に連れ出すと、 必ず周りで何か起きたためのエスコートを つかず、離れずの間合いを取って、助けてくれた。
孫達の全ての楽しみはシャボがあってこそ。 シャボの背中を見て、 たくましさを小っこいながら、身につけていた。
勝った、敗けた、出来た、出来なかったを越えた、 生物としての頼もしさって、 社会から忘れられた存在だが、 自然を相手に生きた時代はたくましさは重要視された。
水泳教室へプール、とは違う、 囲われてないあらゆる危険が棲んでいる自然界こそ、 自然体を導いてくれる。
4位に橋本、次に歌ちゃん、この2人は裏方かな。 6位にまじめ人間から、少し脱出した 正当派のまじめくんのナルコ、 7位に女子の今川が入り、 8位に初めて海と勝負して、 それをこなした我らのヤンマーが入って、 9位に大の大人に混じって、俺もシャボも留守の中で 危険な岩場を乗り越えて、 潮が濃い荒海に混じって、潜っていた、 小学校3年生のはるしが入っている。
シャボが持って来てくれるベーゴマを入れる床(とこ)へ 10回連続勝負の中で、大人より先に一番乗りしたはるし、 勉強は日本クラスだった小鉄は その場で金とともに失格にされて、 尻ビンタの罰を受けていた。
10位には海っ子の百武が入る。 シンヤの兄貴分である 木の子荘の住人である恒が14位、小鉄が15位、 その下にまじめ先生のとこへ居候していた 変態の奥秋が入ってるのが不思議。
シンヤが選んだ人は31名だった。
なんと、そん中に渡部の車が、 物なのに30番目に入っている。 人より物に価値あんのかなー、 確かにどこへ行くにも車は必要なもの、だからかもな。
いや、その下の31位に 車の持ち主の渡部がラストに入っている。
本人の自覚の中では数の倫理で行けば、 深山と同格の8回ぐらい 行ったり、来たりがあったらしいが、 シンヤにはただの点取り虫はダメらしい(笑)
自分ではベスト10入りを感じていたのに、 当てが外れ、子供や女子はともかく、 物に敗けちゃった渡部はショックだよな。
シンヤが何かいやらしい臭いを感じ取りやがったのかもな。 奴はいつも犬のように 鼻をピクピクさせるクセがあるもんな。

         雀鬼




今年の別荘は今までで一番楽しかったです! ラストの自分がこれだけ楽しかったと言う事は、 行った人は皆で楽しめたって事ですごいと思います。
最初は「え!31位?マジで?」とショックだったのですが、 思い起こすと色々と心当たりが・・・。 シンヤ番長は1ヶ月も自然と触れ合ってたから、 嗅覚も鋭くなってるんです。 自分のいやらしさなんか一発で嗅ぎ分けられてしまいました。
まぁ・・・ウチの車に聞いた話では、 番長もけっこう臭うんですけどね・・・足。
(31位 渡部)

■2014年9月7日(日)その3 Vol.3316

一週間、忍んでいたら、 ヤンマーやシャボ、深山達、 健やか組の顔がやっと見れた。
まじめを仕事にした川原も久し振りに逢っても、 相も変らぬ馬鹿笑いを響かす。 百武も哲も様子を見に来てくれ、 束の間の縁を思い出させてくれる。
一週間至って、 やっと別荘の楽しかった仲間と触れ合え、 止まっていた空気から一息つけられている。
一週間は忍びの日だったが、 来週はどうするか、決めてない。

         雀鬼




いや、ホント楽しかったです。行ってよかったーっ! ガハハッも好きにはできない世知辛いご時世に… ありがたい限りです。 虫のよい話ではありますが、 自分が伺う時はこんな感じ希望であります。
(川原)

■2014年9月7日(日)その2 Vol.3315

決めたことの最終日、 何故かアオトも冒険に行くと小屋に入ってくると、 すぐに何んかのキャラクターを見つけて、 子供らしく本当の楽しい時の笑い声を出す。 遊び相手は緒方。
パパは
「もう帰らないと、明日幼稚園でしょう。  後で怒られるよ」
といつものしつけ。
緒方とアオトの楽しみをじーと、 子供が求めていることを受け止めて、 後30分OKだよ、 と声をかける。
「いけない」
「ダメだよ」
という大人が止める中に、 子供らしさがつまっている。
昨晩も竹田先生から、 「まじめ学」を恒とシンヤでまじめに受ける。 まじめ学をまじめに受ければ受けるだけ、疑問がわき、 強い気持を持ってないと、心が変になりそう。
授業をさぼっている今川が
「よーく、そんなわけも分からないこと、  聞いてられるわね」
そうかも知れないが、今は忍ぶ時、耐える時、 2時間近く講義を受ける。
授業の終り頃、
「まじめに生きるってことは不自然になる」
という、この日の答えが出た。
ところどころで、 まじめに生きるつらさを述べていた先生だったが、 血は争えない。
授業の締めで、 初めてスタップ細胞並みの大きな声ではっきりと、
「まじめ道はあります!!」
生徒であるシンヤから挙手があって、
「先生は健康、健全のことが目標とおっしゃられましたが、  自分が見た限り、夏の共同生活の中で  健やかさをかもし出した人達は  皆んな、先生の考えや行動と異なっていました。  申し訳ないが、先生には健やかさのかけらも残っていません」
と生徒が素直に感じた意見を述べていた。

         雀鬼




夏の別荘でアオちゃんと会えなかった分を 今日、取り戻させて頂きました。 ちょっとおっきくなって、技が増えてたアオちゃん、 今日もボコボコにやられてしまいました(笑) ・・・つ、次は負けないんだから!
(緒方)

■2014年9月7日(日) Vol.3314

シャボも認めてくれている俺の唯一の師は自然だった。
そこへ今年も一ヶ月通い、 今まで得た知恵で自然を知らない若い子達を見守った。 そこから帰って来て、まだ一週間だが、 自分の中でこのつらい、淋しい、 わびしい一週間を過ごそうと決めていた。
久し振りの疎外感とか孤独を感じることで、 今までの人の集まりや触れ合いの大切さを 日々、痛感していた。
一週間こんな生活していると、 小っこい小屋の中で 自分の存在が小すれて行くのを体験する。
でっかい海や空から、一気に小っこい小屋、 視野も狭まる。
正反対のことを否応なしに体験しなければならなかった。 これって本当に俺らしくない。 俺らしくない生活を普通の方々は日々送っている。
俺には普通って窮屈で 誰かに押さえ込まれているように感じちまうから、 大樹の元の管理を求めず、 我が道を歩くことで、不安や恐怖と勝負してきたのが、 俺かも知れない。

         雀鬼




今までがやっぱり、恵まれてたのかなっと、 この一週間の寂しさでつくづく思いました。 早く、道場になって欲しいです。
(緒方)

■2014年9月6日(土)その4 Vol.3313

今、流行のジャンクフードっていうの、 小屋に食べるものがなくて、出前でとる。
焼きそば、たこ焼き、焼きおにぎり、 タイ焼きを一口づつ頂く。
若者文化の中では居酒屋やコンビニの食べ物が 通常化しているらしいが、 俺は初めて一口ずつ食っただけで、降参。
竹田先生いわく、 まじめとは社会の大半が認めるもの、 の講義があった。
ていうことは、これほどジャンクフードが 食文化に食い込んでいるということは それが社会の常識、 師、いわく、数の論理の教えに適する。
竹田教授のまじめ学を2時限ほど受けたが、 一日三食、野菜を取ったり、 栄養バランスのよい食事をし、 健康、健全な体のバランスを作って、 長寿をまっとうすることを望む。
服装は髪は七三に分けて、 2タック以上の地味なねずみ色のズボンをはいて、 夏はYシャツをしっかり、ひじまで腕まくりすること。
ふと気づいたのは、
「まじめとは敵をあざむく以前に  自分をあざむいて、  その時、その場を上手にごまかすこと」
なのか、又
「自分を捨てて、育てられた親御様を絶対として、  決して逆らわず、  父母の教えを大人になっても決して忘れず、  まっとうな思考をしっかり持って、  行動は全く相反しても、  それは寛容という型でごまかすことなり」
と自分なりに理解が出来た。
まじめは正義に導く、 と師は語られる。
まだ良し悪しも この年齢になっても分からない俺だし、 この世のどこを向いても正義なんてねえんなら、 良し悪しでなく、 粋とか、威勢よく生きればいいと思っていた。 俺って本当に社会のことが分かっちゃいませんでした。
とにかく世間体を気にして生きなさい、という教え、 竹田教授の講義を拝聴していると、 俺は真逆に生き、 そんな人間が本なんか世に出すって、 反面教師か反逆行為かも知れませんね。

         雀鬼




世間の常識や親の言う事に逆らわず、 波風立てないように、自分をごまかして無難に生きる。 今回、自分の生き方を振り返る機会を頂きました。 全くもって、会長と真逆です。
(竹田)

■2014年9月6日(土)その3 Vol.3312

道場はストップしちゃってんけど、 夕方になると何かが恋しく、小屋に来ちまっている。
ここも小屋だが、 ボロボロアパートに住む恒とシンヤは異和感なく、 遊びに寄ってくれていた。
7月の道場だった頃は週末は毎日お祭り騒ぎだったが、 なまじっか小屋を作っちゃったために、 わびしさを秋と伴に感じる。
あとはナルコと今川の四人だけ。
深夜近くになって、何人かが集まって、 道場の全集みたいのを制作している。
少し暑さが戻って来たのか、 我が家、道行く人、遊びに来ている道場生達も 半そでいっちょ。 それが普通。
なのに俺はヒートテック、ダウンのベスト、他、 5枚の厚着(笑) 年がら年中、風邪っぽいんだから、仕方がない。 寒がりとちと違うものを俺だけが感じている。
さすが、今は熱っぽいです(笑)

         雀鬼




暑かったり、寒かったり…。 今の気候は、会長のお体にはきついのではないか?と、思います。 昼間の暑さに、僕もバテ気味です。
(ナルコ)

■2014年9月6日(土)その2 Vol.3311

前文の写真、 ゴロゴロした岩場を鬼の様相をした男が後ろから 木刀以上の太さの棒を持って、 働かんか小僧と、にらみつけている。
東南アジアの貧困国で見た光景。 小っこい子供に身のたけよりでっかい丸太を 2本かつがせている。
スパルタ教育、違うな、 奴隷の子と現場を仕切る大人、としか見れない写真。
バックに朽ち果てた廃屋があって、 上半身裸の人が岩場からゴミを拾っている。
後ろに立って、子供を追い立て、 鬼の形相している男は誰なんだろう。
重い丸太をかつぐ子供は 親に捨てられちまった子なんだろうか。
世界中のあっちらこちらには、いまだに 孤児となった子供達、貧困の中の日常の生活が大多数ある。
考えさせる写真だね。 後ろのバスには俺たち日本人の観光客が乗ってる。
きっとあの子には学校なんて、 いる存在ですらないんだよね。

         雀鬼




自分にはたくましくなって行く 少年と大人の写真に見えていたのですが、 もっと深い意味合いのある考えさせられる写真だったのですね。 人ごとの様ですが、どんな大変な環境でも この少年にはたくましく育って頂きたいです。
(シャボ)

■2014年9月6日(土) Vol.3310

夏の別荘は自然とふれあう事ができる大切な期間。 夏の岩場の海!!本当に最高でした!!
そこにとけこむのがはやいのは子供達でした。 社会の大人の感覚は通用しません。
海にもぐれば危険もあり、 キレイで力強いお魚があり、 全身で海の恵みを感じる事ができます。 そして自分のおろかさも知る事ができるんです。
こんなのって・・・ありえないよぉ!!
会長、ありがとうございました。 皆様、ありがとうございました。
最終日、会長のもと皆で 海に頭をさげてお礼する事もできました。
また…、新道場であいましょう!! ぼくはまってます。

         シンヤ番長





■2014年9月5日(金)その3 Vol.3309

シャボさん、シャボさんと呼んでいた孫のはるしに
「学校の先生は何んていう名前」
「知らない、先生のこと呼んだことないし」
そうかな、俺は小学校の先生の名前だけは 今でも、しっかり覚えている。
それ以上の学校の先生の名は 忘れちまったけどね(笑)
小学生の頃は遊びごとや体使うことなら、 トップクラスだったが、 勉強はほとんどした覚えはない。
それでも無遅刻、無欠席の6年間。 もちろん遊びに通っただけ。
小学校も昔に比べて、変わっちまったのかなー。 そんな俺ですら、卒業式は涙腺が緩んでたもんです。

         雀鬼




先生も生徒も社会環境も変わってしまったのかもしれません。 学校だけでなく色々な所で人と人とのふれ合いや関係性が 狂って来ている様にも思います。
はるしくんとは年に10日程のふれ合いだから、 自分もその内名前も忘れられてしまうのかなぁ(笑)
(シャボ)

■2014年9月5日(金)その2 Vol.3308

我が小屋は止まったままだから、 隣の道場で寝技をやっている動きを 入口で突っ立って見ていた。
ヤンマー主導の順位戦があった頃は 道場にこれでもかという動きの連続があったあの頃は
「今日は10日ぐらいか」
と聞くと
「いや20日です」
瞬が凄く早く至っていたが、今は
「待っている」
待っている立場って、時が長く感じる。
「待つって!!」
俺、苦手な分野なんです。
床屋で一緒になった恒と、 ヤンマー、今川、シンヤが遊びに寄ってくれた。
彼等にはまだ心が残っているが、 そこへ入って来た、いいことコレクターの先生は こんな狭い小屋なのに 俺がいるのにも全く気づかない。
まあ、俺は悪党だから、 先生のコレクターの一部には入らなくて、 当然かもね。

         雀鬼






■2014年9月5日(金)その1 Vol.3307

孫と床屋へ、 別荘にも遊びに来ていた若い子が 道場生の自然の中の気遣い、 やるべきことをテキパキする姿を感じたらしく、 カルチャーショックを受けたらしいが、 2人伴、あの体験が夏にあったことで、 いつもより心が開いて、 笑顔がサービス顔でなく、自然に出ていた。
普通の社会じゃなかなか分からない、 「信頼」とは何ぞよをはっきし体験した様子。
自分達も仕事を頑張り続けて来てたが、 「うわべだけだったんですね」 と彼等なりに何かを観て、 学べた様子がにじみ出ていた。
さぁ、勉強しましょう、 さぁ、学びましょう、 と襟を正して学ぶことより、 遊びながら学べば楽しいんだよな。
さりげなく、何気なく学ぶことの方が 力味が入らず、こだわらずにいられる。 そういう子達の変化を見て、又俺も学べるんだ。
活きている自然に触れ合った2人は 束の間のいい顔していたが、 後のスタッフを見ると、 何故かみんな死んだ魚の顔としか見れなかった。

         雀鬼




別荘でしか体験できない事を体験した2人、 本当に楽しそうで、胸いっぱいの様子でした。 その様子に自分も喜びや学びをいただきました。
シンヤ番長

■2014年9月3日(水)その4 Vol.3306

小屋で一人じゃ淋しいだろうと、 御近所組が遊びに来てくれている。
隣の道場では夕方まで子供、 その後、若い人が集まって、 パンチの練習をバシバシやっている。
この齢になって、 怪我しちゃいけない病になっちゃったが、 俺も若かりし頃に隣のような道場に 一回でも入門してれば、 少しは強い男になれたかも知れない。
そこの代表者に俺も入門したいんだけど、 と気持ちだけを伝えると、笑って返された。
そりゃそうだね。
それにしても、小屋に一人、 どうみてもゴロツキぽいのが一人混じっている。 本人はその姿がかっこいいと思ってるのか、 周りの者も誰もとがめない。 どこにも勘違い野郎っているんだよね。
奴の中ではここは小屋でなく、 倉庫ぐらいの汚ねえところと思ってるんだよな。
そいつ、ハードボイルドを気取っているんだけど、 海へ3年も行って、今年もずーと居座って、 突けた魚は金魚一匹、 小学生にも敗けていたっけな。

         雀鬼




すみませんでした。 海へ行って、日焼けして見た目だけでもと 勘違いしてました。 中身が伴っていない自分がやってもダメですね。 そんな事より、気持ちや心を学ばなければです。
(勘違い野郎)

■2014年9月3日(水)その3 Vol.3305

竹田先生から、深山と哲と伴に導きを受ける。
師、言わく、
社会の常識をまっとうし、 善悪をしかとわきまえ、 その上で良いことだけを寄せ集める、 良いことコレクターになる。 これこそ、人の道なり。
と高説を説く。
確かにまっとうな方々は それに近い道を歩んでおられるが、 こちとらは「悪戯の流儀」 なんていう本を出しちまった輩では とうてい、真の道を歩くのとは真逆。
悪戯も悪さだから、 己の罪深さを自覚して、 これからの残り少ない人生だけでも、 竹田先生の導きを・・・・、 無理だぁ!!

         雀鬼




世間で良いとされる道を外れないように生きてきました。 しかしなぜか息苦しさを感じてしまいます。 真逆の生き方をされている会長に触れ合わせて頂くと気持ち良く、 いまだに道場に通わせて頂いております。
(竹田)

■2014年9月3日(水)その2 Vol.3304

今日日、電化製品なんか、 次から次へと新しい商品が出ちゃ、買い換えて、 車だって、何年か来ると乗り換える。 それが文明っていうんだろうが、 我が小屋にある雀卓は26年以上、 連続して使用して来た。
雀卓は俺にとっちゃ、物や機械以上のもの。 その子があっちこっち痛むと、 橋本が器用にどうにか修理、手当てしてくれて、 今に至る。
人が住まぬ家は痛む。 雀卓も一ヶ月俺達が海で過ごしている間、 人の手やぬくもりを感じず、 半地下の小屋に閉じ込められていたまんまで、 サビが出ちまう。
26年間ずーと遊んでくれた雀卓、 放ったらかしちゃったからなー。 まさか、雀卓がこんな態度を取るなんて、 彼も解ってんのかなー。

         雀鬼




すみません、 自分がこんな環境の場所にしてしまったために、 卓には負担をかけてしまっています。 早く、人の手のぬくもりを・・・。
(緒方)

■2014年9月3日(水)その1 Vol.3303

昨晩は2時過ぎまで別荘であった、 それぞれの思い出話で話が盛り上がる。
シンヤはずーと別荘暮らしだったから、 全てを観て体験していたが、 何日かしか参加できなかった者には 起きていた状況が分からなかった者も多い。
俺の好む海の3点セットは鮫と亀とエイ。 シンヤは全てと遭遇したらしいが、 俺は亀だけは逢えなかった。
今日も小屋に来て見たら、 小屋にカーテンが引かれ真っ暗、 全員家出しちまったのかと、瞬間思う(笑)
中に入ると、橋本や緒方が雑多の後始末をしている。 小屋が道場に変わるのは、まだまだ先。 隣の格闘道場からはキッド達の声が響く。
誰か遊びに来てくんないかな。
「俺は待っているだけ」

         雀鬼






■2014年9月2日(火)その5 Vol.3302

人のマネが苦手な俺、 人生を独自の道を歩き続けて来た。
その割りには幼少の頃から、 一人暮らしをしたことがなく、 いつも友達や仲間が周りにいてくれた。
淋しがり屋とも、ちと違う。 ただ、一人遊びより誰かを掴まえて、 一緒に楽しみたかっただけかも知れない。
楽しむためには相手が必要、 何人も一度は一人ポッチとなる。
その日はいつか来るが、 それまで周りに誰かと触れ合える瞬を過ごしたいもんだ。
体力も気力もずい分と落ちたもんだが、 よしもとばなさんや羽生名人等々、 「気にかけて」下さる方々もいらっしゃるし、 俺の方からもまだまだ「気になる人」が何人もいる。
小っこくたって、俺はオレ、 忍ぶ時は忍び、やれることを惜しまず、 今を受け止めて、ゆったり歩いて行きたい。
どうにでもなれっていう生き様でなく、 どうにかしちまうのが俺の流儀だった。
俺が若かった頃、 小さい島に住んでいた小学生だった子供と ひと夏を遊んでいた。
ふとしたきっかけで電話をかける。
「もしもし、○○か」
「もしもしだけじゃ、分かんねえじゃん。  爺くさい声して、誰よ」
「俺の声を忘れるようじゃ、  おまえもおしまいだな」
「そんなこたあ、言ったって、分かるかい」
と威勢のいい声が続く。
小学生だった子供が威勢がある声を出せることに 少し喜びがあった。
久しあって、
「さくらいさん」
「そうだよ」
「俺、さくらいさんの背中見てたから、  人生おかしくなっちまったじゃねえか」
「もう、さくらいさん死んじまうでしょう。  俺、今から迎えに行くから、オイデヨ」
と何度も繰り返す。
小学生だった子供がすでに孫がいるお爺さんになっていて、 小さい島じゃ、珍しい20トンの船と 小っこい船を2艘抱えて、 6〜7人の若い衆を使って、 荒海で高級魚をとる船主になっていた。
どうりで威勢がいいわけだ(笑)
近い内に逢いに行こう、弟分にね。

         雀鬼






■2014年9月2日(火)その4 Vol.3301

かってに旅行へ行って帰って来た家人に 家を出ようとしたら、 どこへ行くの、行くとこあるの、と問われる。
一言も答えず、車に乗る。
雑用を片付けたら、ナルコに加わって、 シンヤが現れ、海でたくましくなった姿を見せる。 その内に金とヘッドと青白い渡部も来て、今川も到着。 半地下の小屋なんで、機械からサビが多出。
道場が新しく開かれるのはまだ先のことだが、 試しに機械を動かしてもらわないと、 俺の大切な雀卓が使用不可能になっちまう。 人のわびさびは粋だが、機械のサビはいけねえな。
何をしているか、 あやしいメンツが卓を囲んで何かを制作している。 ヘッド、金、渡部が来た訳が解明されました。
健全なナルコ一人がソファに座って、 ノートを読んでいる。
ここは何んなんだ、何の小屋なんだ。 決して道場でないことは確かです。
ヤンマー、どうする。

         雀鬼







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