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■2012年2月28日(火) Vol.1970

「期待は病いなり」と定めているが、 予定も崩れる。
今日はこうすんべかと思っていた早朝、 床に入ったと思ったら、 ガタゴトと荒々しい音で目覚める。
何事かと覗いてみたら、家人が病院へ運ばれる。 ふらふらしていたが、 お仕事でそうなさる方に手を貸している。 そんなこんなで、 あった予定は先延ばしになってしまう。
今日、後10分もしたら羽生先生が来られる予定。 期待はしちゃいませんが、 この予定は凄い楽しみ。
今日はまたどんなお話を聞けるのかなー。 どんな高尚な坊さんからお話を賜るより、 俺にとっては為になる。
火曜日って事で、 金村、成島達一行も顔を見せてくれている。 町田で金村やシャボの顔を見るとホッとする。 「縁と絆」が続いていることを感じるからです。
羽生先生から頂いた将棋盤と駒を目の前に並べて、
「待ち人来たり」
駒を並べるのは100年早いんで、 1枚の牌を将棋盤に指してみる。
「ピシッ!!」
という木の感触が伝わってきた。
牌も昔は竹で作られていて、 今じゃ自動卓になって化学製品で出来ているが、 駒も将棋盤も昔から素材は変わらず木材。
自動卓は「ガシャガシャ」と 嫌な機械の音を響かすが、 将棋盤は揺れることも無くそこに治まっている。
将棋盤を見ているうちに何故だか 亡き父親を思い出していた。

         雀鬼




羽生先生がいらっしゃいました。 道場生、今ならまだ間に合いますよー(ダッチ)

■2012年2月26日(日) Vol.1969

好まない原稿をあげる。 道場生が集まって勉強会もする中に、 シャボも加わってくれている。
その後、理絵ちゃん特製の食事タイム。 皆んなお若いから大皿、俺らは小皿。 大皿の連中はおかわりが入る。 食卓には欠かせない金さんが待っている。
皆んなが食べ出しても、 何故か金さんは待っている。
俺もおかわりしようと思ったんだが、 金さんの分を食うわけにゃいかない。
紳士の金さんは待っている。
俺も金さんを見習って小皿一杯で耐えてるが、 女衆は「花より団子」 ゆったり控えていなさる金さんを尻目に、 3杯もおかわりしている。
食べるのは良いが、もう少し金さんから ジェントルマンシップを見習おうよ。
俺が見ている限り、男じゃシャボだが、 女衆の中じゃ、さちよがすっごく駄目!!

それにしても金さんを囲む食卓は、 ディナーショーですよね。 悲劇・喜劇の上に、アクションまで演出され、 人間の持つ業の深さをいつも目の前で見ております。

         雀鬼




金さんよりコメントが届きました!! ハイライトシーンをお楽しみください。

・・・一緒の食卓を囲みたい。 ・・・悩みに入りそう・・・
・・・共通した想い・・・、 末端の騒ぎ・・・。
・・・自分の食生活は、 ・・・動いてもダメ、動かなくてもダメ・・・。
・・・です。
(ホントはジェントルマン・・・の金)


■2012年2月24日(金)その2 Vol.1968

「これが全財産」
シンヤは貧乏である。 その日暮らしってあるが、 この金じゃ1日も暮らせまい。
俺の習慣として、 我が家に帰るとポケットに入っている小銭を かかっている財布っぽいやつに入れる。 それを月に2回ぐらいの割りあいで、 遊びに来た割と貧乏暮らしをしているらしい息子の孫にあげる。
昨日もその日だったが、 悪いけんど30才を越える歳のシンヤの何倍も多かった。
貧乏長屋の台所に住んでいるシンヤ。 前はただらしかったが、 この頃は家賃を一万円も払ってるらしい。
金は無くても詩を書いて暮らすシンヤの姿も、 一つの味なんだよね。

         雀鬼




あっしは「シンヤ」ではなくて、今は 「どぶろくのカス」っていうんです。 長屋の台所に寝泊りしていて、 TVもないし、金なんかありゃしません。 空の下、肉体労働しています。 まぁこんなもんです。 ぼくなんてこんなもんなんです。 どうだっ!!すごいだろ!!


■2012年2月24日(金) Vol.1967

この頃、活字離れしている。 読みたい本も無い。 傍に置いてある本を読んでもすぐに飽きちまう。 せいぜいスポーツ新聞にさぁーと目を通すだけ。 テレビでニュースでも、とつけても 社会から流れてくる嫌なニュースばっかで切っちまう。 家に持ち帰った俺用の出版物のゲラのチェックですら、 気が進まないからなかなか片付かない。
以前なら、やるべきことをやって一丁あがりっていう 気分の良さがあったが、 ここんところのダラダラ感に嫌気がさす。
やる気が無い人の気持ちが少しづつ分かるようになっている。 何かをやれるありがたさは十分わかっているんだが、
「めんどくせぇ」
が自分の中から出てくる。
4月頃にパラオ行きの話が、道場ん中で出てるらしい。 が、行くのを考えると少々めんどくさい。
来る28日には、 道場に羽生先生が遊びに来て下さるかも。 こりゃ凄ぇ楽しみです。
四月ぐらいから始まる名人戦。
「今度は勝つ!!」
名人位を共に祝えること、 間違い無しですもんね。

         雀鬼




パラオの話がちょっとずつ出てきてます。 会長と一緒に行ける?パラオ、鮫ツアーは 今行きたい人募集中です。 行けるかどうか、 あるかどうかさえ分かりませんが!! チャンスはもう無いですよ! 羽生先生がまた道場にいらしてくれれば、 凄く嬉しいですね。
(ダッチ)

■2012年2月21日(火) Vol.1966

奥秋が持って来てくれた 新鮮なあんこう、白子を中心にした海鮮鍋、 岡山から誠が取り寄せた今が旬の大粒のカキと、 かなり贅沢で旨いものを、 道場生達と囲んで食らう。
正直、朝方一人で、 我が家で食ったふぐ鍋より旨く味わった。
白子もカキも、生で食べると、 なおさらの味がする。
旬の贅沢な海の幸を 皆して、腹いっぱい食べる。
ありがたいこったぁ。

こんな料理が道場にあることも知らず、 我が家で出版物の前書きの部分をやらなきゃ、 と思いつつ、 孫とのいつもの遊びが始まり出したところで、 道場の橋本から電話、
「なにごとや!!」
と出ると、
「取材者が来てます」
てんで忘れていた、 「Number」の雑誌の取材。
「日程を変えますか?」
そうはいかない。
この日の取材は、ここんところ、 ありがたい御縁を頂いてる羽生先生がらみ。
孫は次の遊びを待っていたが、 すっ飛んで家を出る。
大幅に遅れちまって、 本当に申し訳なかった。
昨年のように取材が軒並みあった時は、 流れでやっていたことも、 今年に入って、 「何んもねえや」 という気持ちが続いていたところでの、御迷惑。
ここんところ、 こんな俺が取材を受けていいんかなー、 という気持ちがわいて来ているのも事実なんです。

         雀鬼




おっきー、誠さん、おいしいお鍋でした!! ありがとうございました!!
取材の件は前日にお電話いただいた時に、 お伝えすべきでした。 申し訳ございませんでした。
(緒方)

■2012年2月19日(日) Vol.1965

家人達は法事に、 こちとら、月一回の月例会てことで、 迎えに来てくれる歌ちゃんを待つ。
たまにゃ昼間の陽に当たりたくって、 早目に外に出て待つ。
出た時は温かかった陽が 「お前にゃ、逢いたくねえよ」 と陽が陰りだし、 ただ突っ立っているだけだと 体が冷えてくる。
庭のやまぼうしの木も、 さるすべりの木も、 梅の木も葉が落ちて、 寒そうに突っ立っている。
寒椿やその他の木には葉がついているが、 何んか、どす暗い。
海も好きだが、 春と夏の間の新緑の木々を好む。

月例会は町田勢に 下北卒業生や名古屋勢も混じって 道場が賑わう。
何時も以上の人数だったが、 仕切りは新米のナルコと 遠方組のBIGにやらせてみる。
そりゃ下手かも知んないが、 今の流れではこの2人が似合っている。
草野球みたいな進行だったが、 皆んなが混じわれば、 楽しみが生れる。
そういや、先日、 冬ごもりしていた俺に出版社から、 5時間近い身体使いを連続してやらされて、 あくる日は、 家ん中歩くのもかったるいほど疲れていたが、 何故か、気持ちだけは冴えていた。
決して、重たいものは持たず、 500mぐらいしか歩けない。
俺が何んで5時間もああだこうだと 体を動かしたんだろう。
無茶だね。 もうやんねえよ。
俺、不健康で弱いんだからね、 よろしく。

         雀鬼




こんな満員の活気のある道場は久々で、 ナルコさんの仕切りも、 みんなで集まるとなんだかんだ楽しくて、 こんな風に仲間で集まれる場があることがありがたいです。
そして、無茶な取材はこれっきり、ですね。 あしからず。

(緒方)

■2012年2月16日(木) Vol.1964

今日の取材は
「きつかった!!」
家に帰ればヨボヨボの爺さんに、 4時間近く板の間で
「あれしろ」 「これしろ」
と要求が入り、 カメラマンがおさめる。
夏ならば、 海へ入って体を柔らかい海水が包んでくれる事で、 俺の体も多少柔らかく動くんだが、 今日なんか外は雪。 ネコもコタツで丸くなる。
俺の体も寒さで夏よりは縮こまって硬くなっている。 フラフラと玄関に出てスニーカーを履こうとしただけで ふらついて転んでる(笑)
「こうしようか」
と自主的な身体の動きは面白いんだが、 要求された動きは多少の違和感が入り込む。
ライトが照っている中で、 ヒートテックのシャツにホッカロンをつけていて、 動くと身体が必要以上に熱くなって、 ボーとしちゃいました。
こちらは雪ん中でこんなことやってるが、 ずーっと向こうの遠い島で、 海をバックにしたばななさんとマナカちゃんの 幸せそうな写真2枚目が届く。
ばななさん達が幸せで俺らは不幸。 まぁこんなもんでしょう。

         雀鬼




身体使いは面白いです。 多分自然な動きは会得出来ないと思います。 身体の不自然な動きなんて、道場に来なければ そんなものがあることも知らなかったかもしれないし、 自分の動きが不自然だらけなことを知れただけでもありがたいです。 久々に身体動かすと気持ち良いですね!! ばななさん、無理しない程度に、 泳いで、楽しんできて下さい。 

(ダッチ)

■2012年2月14日(火)その2 Vol.1963

「ステーキ食べる?」
「いらない」と家を出て、 本日の一食を、 道場でラーメン達人を自認する理絵が作ってくれた。
新宿時代、週5回は食した桂花ラーメンを 道場の外の階段に座って食らう。 寒い日の屋台の感が湧く。
目の先に、JRの電車が駅に止まり、 数少ない人達がホームに降りて、 歩きながら家路に向かう姿を眺めながら食う。
桂花ラーメンの味は、
「乙なもの」
道場の一日ももう終わりそう。 後は我が家で長い長い暇が今日は待ってそう。 何もせずに朝が来るのを待ってんのかなー。 こうなったらどこかのバーに寄り道して、 カウンターに座って、 酒を浴びて酔いつぶれるのもありかもな(笑)
カウンターのママから、
「ご近所ですか?」
「まぁね」
「お仕事の帰りですか?」
「いや、一人身でね。毎日ゴロゴロしてますわ」
なんてやってみるか。

         雀鬼




あ、うち、BAR牌の音は、 お酒は置いてないんですぅー。 屋台ラーメンやすいとんは出ますけどね。 飲むと酔拳使えるっていう方がきますので(笑) 午後ティーでよろしいですか。
ラーメンのあとは、 若い頃の冒険話に花が咲き、 ご近所さん達と思わず大はしゃぎ! スケールの違うやんちゃな体験談は、 いつ聞いてもわくわくしちゃうわ♪ 長い夜どころか、 時間がたつの、あっという間ですよ!
またいつでもお待ちしてまーす♪

ラーメンを作るBARのママ

■2012年2月14日(火) Vol.1962

モルジブから、 ばななさんから写真つきのメールが届く。
凄く気になっていたんだけど、
「行ったんだ!!」 「行けたんだ!!」
ベランダの下にあの美しい海が見えなかったら、 病院のどこかで 2人して座ってるようにしか見えなかったが(笑)
写真の様子じゃ、熱い太陽を受けられている様子。 ならば身体の熱を美しい海が治してくれたらいいね。 とにかく良かった。 後は元気を取り戻して帰国して下さいね。
「陰ながら見守っています」

こちとらも身体のあちこちが傷むのに、 夜中にふと遊び心がわいてきて、 この頃座ったらなかなか立てない俺の身体を使って、 どうにか、すーと立つ方法を見つけているうちに、 100kg近い緒方がいたのでお前座ってみろやと、 床に足を伸ばして座らせる。
腰を痛めている俺には、 座っているデブ男を両腕で持ち上げるのは不可能。
ならばこうするかと、でっかい身体に右手一本、 そーと触れて、左手は使わず支えてる状態に持っていく。 大男が5kgくらいの軽さで、すーと起き上がる。 こりゃ面白いやと道場生も皆して体験し始める。
分かったことが一つあった。
心の病や精神の負担は知らず知らずに、 己の身体の中におもりの様に残っている。 こんなに重たくちゃ生きてくのも大変だよなーと 身をもって知る。
100kgの子が軽くて、 50kgの子が石の塊のように重い。
これも、やるほうが力ずくしでやらないから分かること。 力づくしでやっちゃ分からないことがあることが 分かっただけでも道場生は良かったよな。
次から次へと久し振りに身体を動かしたら、 あっという間の3時間が過ぎ、 やっぱ身体って正直だし面白れぇよなと 少々疲れたが、良い時間が久し振りに取れた。

         雀鬼




先日はみなさんで、 会長と体を使って遊ばせて頂きました。
理絵さんのような華奢な女性をあげるよりも、 理絵さんの倍ある体重を有する歌田さんを立たせる方が はるかに楽だったのは正直びっくりしました。
なによりも楽しく、 あっという間に2時間、3時間と過ぎてしまいました。
普通の人が一生では味わえない貴重な体験を、 会長から直々に教えていただき、 ありがとうございました。
(北畑)

ばななさん、お写真ありがとうございます!! もうすでに行かれてたことにビックリしました。 すごい綺麗な海で体調も良くなるといいですね!
身体使いでは会長に立たせて頂いた時に、 普段、感じてる自分の体の重さが消えて、 スーと、こんなにも軽く、 力も何もいれずに立ち上がれるのかー!! と驚きでした。
体って面白いです。
(緒方)

■2012年2月12日(日)その5 Vol.1961

20年間無敗の雀鬼って、 本当のところ、ガセネタです。
キャラクターものが好きになった孫は、 何時だってキャラクターのヒーローに変身して、 俺の部屋にやってくる。
そこを鬼の棲家と知ってか、 何時だって、俺はボコられる。
子供にオモチャを売るオモチャ屋さん、 キャラクターグッズの何か光る刀みたいな武器、 少し、硬すぎねえかい。
俺も一応受身を取るんだが、 突っ込んでくる孫の勢いで顔面をやられたり、 手で受ければ、完全に打ち身が残るわ、 ツメも割れる。
ベッドに倒されちゃえば、 背中や腰の上で、 死んでいるのに何度もジャンプするわ、 爆発で飛ばされて、 ベッドから落下しちゃ、 いまだに腰の痛みがとれない。
家人は誰も入れない密室で、 来ればボコられる。
「お父さん、怒らないからよ」
ったって、 孫の遊びの延長でのこと、 楽しんでいるのに怒るわけにゃいかねえ。
家人なんて、 たいしてやられているわけでもねえのに、 何回に一回は人の痛みを教えるために、 同じように痛めてやるらしい。
皆さんが持っている腰痛とは違う打ち身が 俺の身体から消えることはない。
こんな身体なのに、 近々、身体使いの本のために 動きの写真を撮りに来るという。
こんな痛んだ身体じゃ、 とても無理だから、 橋本、俺の代わりにその仕事受けてな、 よろしく。

         雀鬼




身体使いの本を作っていて、 3歳児にボコられまくって身体を痛めていては、 撮影どころではありません。
というわけで、橋本サブマネージャー、 よろしくお願いいたします!!
(緒方)

というわけで、高木さ〜ん、 撮影ではよろしくお願いしまーす!
(橋本)


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