■2008/10/16(木)
 Vol.924
思えば年がら年中こうやって原稿用紙のマスをうずめている。 執筆業の真似事みたいなこともやって、 生活の一部となってしまっている。 人は望んだ方へ進むこともあるが、 書くことなんて、俺の望みの中にはなかったはず。
小学校時の国語の時間がもっとも退屈であり、 先生から受ける授業なんて6年間一度も聞いたことがない。 たまにある国語の漢字テストは20問中、 一問か二問が書けるだけ。 何時だってクラス65名中、 最低得点レベルだった。 上の学校に進んでも、 どうしてか他の種目はテスト用に多少やったんだが、 国語だけには手を出さないから、 平均点が国語だけがガクンと落ちる。
そんな俺でも、ひまがあっても、 テレビよりも活字を追っている。 一度も習ったり、おぼえようとしなかった、 国語、活字、文章体だが、 こうやってどうにか書いたり、 文章付けしてるんだから、 学問ってなんだったんだろうと思ってしまう。
出版物も何冊出して頂いたことでしょう。 それでも今だに習う、 おぼえようとする気が一つもないまま、 やっつけ作業をこなしちゃっている。 ていうことは俺のような全く国語能力0の人間でも、 何かを伝えることぐらい出来るっていうことなんだよなー。
俺から子供達へ、 そして五人の孫達にも、 何かを伝えようとして、 その時その場でふれ逢いを持っている。 伝えたいという「本能」がそうさせてるんだろうなー。
雀鬼

[写真:924]
会長の原稿はすべて、毎回下書きも手直しもなしに、 流れるように文章を書かれています。 そしてその文章が、HPを見られている方々はわかると思いますが、 面白くて、会長の雰囲気も感じられて、意味もあるという文ばかりです。 自分なんかは会長の生原稿に真っ先に触れる機会が多いので、 原稿を頂く度に頭が下がります。 機会があれば皆さんにも、会長の生原稿を見て頂けたらと思います。 達筆ですよ。(ジーコ)

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