■2008/10/16(木)
≪ Vol.923
清水くんが金沢から「押し寿司」を、 今川が箱根「まんじゅう」、 元郎の御母上から俺が好む「五家宝」を、 皆んなどこかにいても、 道場のことを忘れずにいてくれる。 物っていうより気持ちが嬉しいってこういうことなんだよな。
新人元郎、大学一年生、 普通の家庭なら雀荘は出入りなんて、 不良のすること、勉学に励みなさい、 と注意を受け叱られて当然。
思っていたより元郎は、 今時の若いもんにしちゃ、 しっかりとした観察力を持ち、 器の幅が広い、「素直」と「勇気」のバランスもいい。
頭も片寄りを見せずに何より運動神経がいい。 彼の持つ資質のよさか、 親御さんが作られる環境のよさを感じとる。 たかが200円ぐらいの菓子一個だが、
「会長が好きでしょう」
の母の声に、 通学のバックに入れて持って来てくれる元郎もいいもんだ。
町田道場は、立場でものを申したり、ぐずや能書きも通らない。 チャッペもひろしも、 人間関係が病い的に苦手。 人としゃべれない、言葉も出てこない。 失語症みたいなものだった。
一対一でも言葉をかわせない二人だったが、 時々瞬間に、多勢の前に立たせて、 何かをしゃべらしたり、やらしたりしちゃう。
こいつはダメよと、あきらめちゃいけない内が人間関係の花の内。 本気でいじくることで、マニュアル化が無くなる。
常識をマニュアル化で習うよりも、 知らぬ者には常識を越えた枠の中で何かを行うことで、 対応能力が身に付く。
そこに学習でない楽習が生まれるんです。 常識やマニュアル化されたものからは、 変化の楽しみや心すら伝わってこない。
「会長に200円の菓子一個じゃ失礼でしょう」 と母と子が思ったら、 俺への伝心も入らない。
そういえば昨日、 孫にお菓子を買ってやったら、 4000円レジで払ったっけ、 元郎、俺って子供以下ってこと、 いいんだよ、それで(笑)
雀鬼
[写真:923]
会長が書かれている清水さん、今川さん、元郎に限らず、 道場生はどこかに行くと、ほとんど必ず、 会長や道場のみんなにお土産を買ってきてくれます。 本当にありがたいことです。 会長が書かれているように意味や気持ちも、 きちんと受け取らねばと勉強になりました。(ジーコ)
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