■2006/04/08(土)
 Vol.91
安田!!四月七日のレポート。長くねぇかい。俺には、奥方を通して「会長のレポート」は長いと、釘を刺して置いてさぁー。どうせ口から生れた安さんだから、
「中身と内容の問題です」
と返答するに決っている。まぁ、それも確かなら仕方がありませんけれどね(笑)
知識も学もない上に、勉強嫌いな俺ですけど、鍵山先生とお逢いした日は、
「喜怒哀楽」
を感じたね。俺が勝手に思うことなんだけど、何度お逢いしても自然に、先生と俺との空間に、「喜怒哀楽」が生れて出て来る。言ってみれば、人の持つ「感情」そのままであり、思ったまま、感じたままで、俺は、そこにいる。
世間でどんなに立派な人とされる方と逢っても、その方が「理性」を装う衣をしょって構えられちゃうと、身の置き場がなくなって、自分が素直になれなくて、嘘っぽいふれあいになってしまう。
鍵山先生ほど立派な立場になられれば、
「理性人」
教養ある知識人も沢山のふれあいがあろうと思うが、どういう訳か俺だけが、感情人間で触れあいをして下さることを許して下されている。
人間には108つの煩悩というか、悪き感情が持たされている。放って置けば、その多くの悪き感情が出てしまうことで、それを表面に出さず、隠し通すことを学ぶことで、理性という立場に身を置く。悪き感情を自らが闘って、小っこくしてしまうならともかく、表面から上手にいくら隠しても、いざとなった時や、ところどころに、隠したつもりの悪き感情の尾っぽが見えたりする。
俺なんかも日々悪き感情が現われ、自分が汚らしくも嫌にもなることも多々あるが、だからといって、理性の囲いの中に、身を隠そうとは思わない。自分の悪さを認めることにより、自分を見失ったり捨てたりすることを選ぶのを、嫌っているのだと思う。
安田、どうよ。難しいことを長々と書いちゃってよー。要するにだなぁー、人間っつうのはどう転んだって、感情を持つ動物なんだから、感情を変に抑えたり、殺したりせずにだなー、自分の持つ良性の感情を伸ばし、悪性の感情と日々闘うことだって言いたい訳よ。
「会長、そうです。いいにしろ悪いにしろ、その一言でいいのですよ 」
と安田さんは思われているに違いない(笑)
馬鹿もん!!これからが本題だ!
安田も村瀬もその場にいたから分かると思うが、鍵山先生と俺は、久し振りに食事会を通して再会し、直にふれあえた。あの瞬間に、
「恋人(笑)、好きな人と逢えた」
という喜びが先生と俺の中にあったろう。先生と俺だけが作れる喜びの空間。それを味わえる先生側の側近の新上さんも、俺側の安田も村瀬も、
「人と人」「男と男」
のかもし出す喜びの瞬間を、しかと確認出来たはずだ。新上さんは当然だが、お前さん達だって、その場の読みぐらい多少分かるよな。なのに
「会長の一人よがり、思い込みですよ」
と申すのか。この場になったらもうそれでもいい。
「会長、開き直りは人間のくずですから」
俺がくず。この際くずだろうが、ゴミと呼ばれようが、俺は曲げねぇぞ!!
「会長、何を一人で怒っちゃっているのですか。なるほど喜びの次は『怒』りですよね」
分かっているねぇ安田さん。食事会の席も、世間や社会の織り成す、作り出す悪行について、先生と俺の口から怒りの気持ちがあふれ出て、こんな社会を作り出してしまった我々大人達の方向性を思い、これからこの世の行き来や、子供達のことを思って、哀しさを深く味わった。
素晴らしい人々とのふれあいと、美味な料理を伴に味わえるあの時は、終ってみれば全て、
「楽」しかったよなー。
で一幕が終った。「喜怒哀楽」が全てあったのだから、バランスがとれていた。「喜怒哀楽」の感情を適格に正しく、しっかりと感じられ、自分に持ち合わせられることを、正常つうのじゃないかい。それが偏ったり、失ってしまうから、人は心の病になり、狂を生み出す。
俺はそれを改たに実感し学べた、食事会の大切さを言いたい訳よ。分かる?安田さん。分かんねぇだろうなー。とうふの味だけじゃなくて、もっと大切な心の味を感じなきゃ、ダメだよ(笑)
安田もダメな奴だけど、新上さんはもっとひどいね(笑)新上さんのあくる日のファックスに、
「安田さん、村瀬さん、楽しかったネ!!又逢いましょうネ!!(会長、相談役抜きで!?)」
原文のままです。てぇいうことは、やっぱし俺の一人よがり。外野から見られると、やっぱし俺ってジャマ者扱いてぇことで落ちが決りました。
「一人でも強く生きていきます。さようならー」
追い文本日(3/31)の日本経済新聞の文化欄に、鍵山相談役の記事を拝見。
「トイレ磨きは心磨き」
トイレ掃除は素手でやる。感覚の鋭敏さの大切さ。汚いものへの接し方の変化。どんな汚いものでも美しくなるという信念。
凄ぇよなー。やっぱし。
人間もう一度素手の大切を取り戻し(まさに今の社会を良くする必須条件)俺なんかも汚ねぇことは嫌うけど、ならば美しくしてみせるという信念にかけているものなー。
雀鬼

[写真:091]

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