■2008/08/10(日)
≪ Vol.847
一週間の御無沙汰でした。
8月3日から伊豆の海へ、 今年の海の水は例年に比べて暖かく、 良い状況で我々を迎えてくれました。
3日の夜にはすでに40名近くが 別荘に泊まりに来てくれ、 部屋からあふれた道場生が、 ダイニングや廊下の隅、 その板の間の上で、 まさにまぐろ状態で寝ている。 一人や二人、窒息状態で参っちまっても、 不思議じゃない(笑)
こんなに困難していても 集まってくれる若者達の寝姿を見て、 それだけで嬉しくなっちまう俺がいた。
あくる日昼過ぎに海の岩場に向かうと、 さらに10数名が増えていて、 俺を迎えてくれる。 感謝を込めて何人かに直接、潜り方、 魚の追い方、泳ぎ方を教える。
夕方、恒例の伊東の旨い店、 五味屋さんに行くと、 さらに東京や大阪、名古屋と 大勢の道場生が待ってくれて 平日の忙しい中、 遠い地で俺の大好きな海のそばで 誕生日を祝ってくれる。
嬉しいと思える以前に皆んなに悪いなー、 又、迷惑かけちまってさあーという気持が 腹ん中にふくらむ。 その分表面は、いい年こいて照れている他なかった。
五味屋さんには入りきれない道場生が集い、 どのテーブルの上にも旨い食材が次から次へと、 道場生は皆んな若くとも、その旨さと量に、 五味屋さんに完敗。
8月4日
打算がない若者達一人一人に 祝ってもらえる爺さんは余りいまい。
大好きな海に入れて、 別荘でも気持ちのよい子等と寝食を伴に過ごせる。
シャボが 「理想の生活」と別荘ノートに書いてあったが、 俺も同感。
東京のことはまるで忘れて自然を中心にして、 良い仲間達と過ごせる。
大阪からは山田英樹夫婦も、 ずーっと俺のそばにいてくれる。
俺の私的な一日のためにそこに集う者達は、 何かを犠牲にしなくてはやって来れない。 それを俺一人が皆から頂戴しちまった 一日があったのは事実です。
雀鬼
[写真:847]
今年も仲間みんなでお祝いでき、幸せな一日でした\(^_^)(^_^)/
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