■2006/03/27(月)
 Vol.81
家ん中に春嵐が吹き流れていた。自然の変わり目なら、それはそれ。人工的な春嵐が吹き荒れ、本人以外は、全員に避難命令が暗黙の上に流れる。嵐に吹き飛ばされたまま、町田道場へ。
今日は選抜の下のクラスのJr.の予選日。早くから皆が集って、最後の修正をしている。時が近づく。安田はまだか。
そこへ本部の若い者を引き連れて安田が登場。
「おまえら重役出勤かぁ!!」
「・・・・・・。」
ちょいの間があって、
「会長、お誕生日おめでとうございます。」
とでっかい美しい、桜の花を持って来てくれた。
「何・・・・?」
俺は忘れていた。道場の18回目の誕生日だったことを。
安田「18歳、高校卒業ですねぇ。これから社会人になっても、よろしくお願いします」
会長「ここは学校だからもうおしまい」
家ん中にはきつい春嵐が吹くは、道場には桜が咲くは、いいんだか、悪いんだか。
春だわなー。
雀鬼

そんな訳で明日、3月28日は「牌の音」の18歳の誕生日です。生まれた赤ん坊が高校を卒業する程の時間を、会長と共にここで過ごしてきた事を考えると、ちょっと不思議な気分です。人の人生において、出逢いや別れがあるのは当然だけど、何かの必然で今ここにいられることや、共にいてくれる人々には本当に感謝です。可能なら二十歳の成人式まで走り続けて生きたいです。
が、そんな先の事を考えると気が遠くなってしまうので、とりあえず一日一日、とりあえず夏までの一期、その位を考えるが限界ですね(笑)。なにせ、今期の始まる前から何だかんだでみんな結構走っていので、全然オフシーズンな感覚が無く、最近の僕らの口癖は、
「まだ、Jr予選も始まってねえよ…」
でしたから(笑)。雀鬼会一回戦前に、顔が上がりそうになる、というかすでに半分上がってる者もチラホラ。が、それも楽しさであります。
という訳で、Jr予選が終了しました、やっと(^_^;)久しぶりに雀鬼会特有の緊張感の漂う中、今期のJrの席を競って、半荘三回の勝負。ホームページを見て、見学に来てくれた方も何人かいて、いきなりの雰囲気にちょっと驚いてた様子も。
内容的には、かなり壊れた麻雀になるかもと思っていましたが、結構Jrらしい勢いのある試合もあって、そこそこの内容の予選だったと思います。
Jrは全16名、すでにJr残留の決定している5人を除き、残りの11名が決まったわけですが、町田道場は理絵ちゃん(トップ通過)と、最近、町田に移動したスタッフの矢部ダチョウの2名で、残り9名は下北沢本部の独占となりました。
今期は史上最強戦読者代表二回出場(いつの話だよ)の多田も前期を温泉三昧で思いっきり休場し、やる気満タン、お腹も満タンで復活したし、スタッフ今井や樋口という元選抜面子もいて、結構、Jrでも良い内容の試合が出来るんじゃないかと僕らは期待しています。
予選に落ちた人達もJr2リーグの選手としてやはり共に一期、走っていくことになります。
今回の予選を見て、改めて「基本動作」の大切さを感じました。しっかりとした手順やしっかりとした気持ちで闘いに臨むには何よりもまず、しっかりと牌を切ることが大切ですからね。まあ、それは麻雀だけに限ったことじゃないけど。
ともあれ、また楽しい一期が始まります。みなさん、よろしくお願いします。
押忍。
と、そういえば忘れてた。Jr予選後に、ふらっ、と一人の怪しい男が町田道場に現れた…。
「おっかれっす!」
と、相変わらず、ざっくばらんな挨拶をするその男。おっと、久々の登場、ヒーラマン木津龍馬だ!(笑)。
「おう、おつかれさん」
と、いう会長の横に木津さんは腰を下ろした。さて、久々にヒーリーとヒーラマンの対決が始まるのだろうか?
そもそも、ヒーラマンの腰は完治したのか?二人は今日も寝てないのか?会長の家の中に吹き荒れていた春嵐とはなんなのか?なぜ木津さんの目の前に鳥のから揚げが置かれているのか?
膨らみまくる僕らの妄想はさておき、ケンシロウとラオウばりのオーラを背負った二人の対決が今始まる!さて、その結果は…!?この続きはまた、次のレポートで。本日中に更新の予定!あくまでも予定!アベシッ!
つづく…(たまには、こういう終り方もありかなっと…)
[写真:0810]
Jr予選開始前にみんなで。

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