■2008/05/21(水)
≪ Vol.773
予選を見た限り、準決に残った他の選手とは誰と当たっても敵わない。
「後楽園、会長見に来て下さい」
「行ったって負けちゃうから嫌だよ」
本気にそう思っていた。それなのに前日にも電話が入って
「会長、明日お願いします」
「だから負けちゃうから嫌だって。練習はなにやった」
「空手の選手からトレーニングを受けて、蹴りを・・・・・」
俺も知っている空手家から殴る、蹴るを習ったらしい。でもなー、大二郎のことだからきっと身に付いちゃいないだろう(笑)
リングに立つ。確かに中段の下へ蹴りを入れている。が、あれじゃ効かないし、蹴った後に軸がぶれている。
大二郎も総合格闘技歴は長い。長い分、年を取って動きがなー。
「こりゃダメだ」
と、黙って判定で負けるのを待っていただけ。やっぱりな、同じ負けでも若い頃の負けの方が大二郎らしかった。
大二郎の試合が終わったら後はひま。紙のプロレス雑誌の編集長の慎一と雀鬼会No.1の格闘技マニアのジーコと外に出る。後楽園まで行ったのに、一杯3000円のラーメンを食って帰っただけ。
今日は今から横浜まで平野早矢香ちゃんに呼ばれて生まれて初めての卓球の試合を見に行く。平日なんだが、道場生も20人ぐらい行くらしい。
早矢香を見ていると若い女の子なのに毎日毎日闘っている。
「日々闘い」
「我が闘争」
を垣間見る。
精神も肉体も強い子だが、ここんところ調子が落ちているかも。そんな時に中国を始めとして世界中のトップクラスが出場するらしい。
世界最高峰の山・エベレストでさえ一気に頂上には登れない。頂上に近づくためには500m登って700m降りるトレッキング作用が必要である。
早矢香もベースキャンプに留まらず、登れる日が来るまでの天候を待っている。
今年、はじめに一気に700mぐらい登って行ったが、今は1000mぐらいまで降りて来ているのかも知れない。
エベレストはチベット側からも中国側からも登る道がある。中国側の山は厳しくも高くそびえ立つ。日本一の富士山じゃ話しにならないほど厳しいやな。
早矢香もしっかりトレッキングを済ませて、夏までに最高峰の頂に近付ければいいね。
雀鬼
[写真:773]
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