■2008/04/07(月)
≪ Vol.736
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【選手紹介:その25】
【高槻Jr.:奥井章生】
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高槻の仁尾俊治よりバトンを受け取りました、名古屋のイケメン奥井 章生です。
道場歴 10年 選手歴 高槻番外1期 高槻Jr.15期
普段は名古屋道場「風」に通ってますが、師匠である高槻塾のマネージャーと、兄貴分である金村師匠に、男の背中を学ばせて頂いてます。
雀鬼流に出会ったのは、二十歳の頃、先輩(高槻番外 堺 隆史)が寄せ書きに書いた「土に還れ」という文字でした。
なんのこっちゃと思っていると、先輩から牌の音ストーリーズという本を渡されました。
麻雀で勝ちたいという程度の気持ちでしかなく、20年間無敗の秘技とは?と読み進めていたのですが、いっこうにそういったものは見当たらない。
そんな時、
「日常生活をそのままで麻雀だけ強くなろうたってそうはいかない」
という言葉を見た時は、ものすごい衝撃を受けました。
なんかよく分からないけど、これや!と思いました。それから
「情けないことはしない」
会ってもない会長に今の自分を見透かされているみたいでした。
だから会長に初めてお会いするときは怖かったです。全て心の中を見透かされるんじゃないかと。
情けないことをいっぱいやってました。今も変わらないですが(笑)。
今は隠しても無駄ということがわかったので(笑)、会長と一緒にいれる時間は緊張はしますが、楽しい気持ちのほうがほとんどです。
高槻塾がオープンして間もない頃、初めて雀鬼流麻雀道場に足を踏み入れました。
それほど真剣にもなれず、なんとなく通っていていて、
フリーでカンチャンツモをした時に、マネージャーに「引きが強いね〜」と言われ、マジでとらえ調子に乗ってるようなクソガキでした。
そしていつの頃からか高槻塾にも雀鬼会Jr.が始まり、当然のように予選に落ち、番外リーグをやっていた時のことです。
一人がミーティングかなにかに遅刻か無断欠席して、全体の雰囲気はそいつ一人の責任という感じでした。
その時、マネージャーに「おまえらは冷たい」と言われました。これは全員の責任だと。それが自分の中でものすごい衝撃でした。
そんな感覚は今まで全くなかった。遅刻してきた奴よりも、自分たちが叱られている。そして、叱られているんだけど、嫌じゃない。
むしろ、そんな感覚がない自分が恥ずかしかった。
叱られるってなかなかない。それも叱られて嬉しい、みたいな感覚。(決してマゾではありません)
きっと、素直になれるんだと思います。あったかい人のそばに居ると。
そういったマネージャーの発する雀鬼流イズムは、時には厳しいけど、心の中に持ってなくてはならないものだと、必死にしがみついてやってきました。当時の兄貴分である末廣さんや紙崎さんに引っ張られながら。
そして高槻Jr.の決勝に毎回来てくださる会長始め本部の選手の方たちとのふれあいがあって、今の自分に至ってます。
道場に通って、自分のどこかが変わったということは大してないですが、ただただ雀鬼流に出会えて良かったと思うばかりです。
道場ではどんなことをやっているかというと、さっき叱られる話がでましたが、普段の道場では笑っている時のほうが圧倒的に多いです。
高槻にいるときは、九州の〇ちゃんの投げる球を受けたり返したり、遊んだりしている(遊ばれている?)感じです。
名古屋では本部に行った人や高槻に行った人の話を聞いて学んだり、いじったりいじられたり。
現場にいないとなかなか伝わらないんです。だから現場が大事なんですね!
HPを読まれている方も、一度は道場の雰囲気を味わってほしいです。
自分たちは会長やマネージャーにお会いすることができますが、近くに道場がない方が、一人で雀鬼流をやろうというのは大変だと思います。
なかなか足を踏み出せない方もいると思いますが、大丈夫です、こっからです!一緒に遊びましょう。
雀鬼会最強の師匠にして、麻雀の弱い弟子ですが、そろそろその称号に終止符を打とうという所存です。
[写真:736]
それでは、明るいけど麻雀が弱いという同じ悩みをもつ下北の吉田戦車さん、よろしくお願いします!
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