■2008/04/05(土)
≪ Vol.735
多数の一般の方々から、20周年パーティでの我々が「やっちった事」へのメールが届き、花岡も嬉しい悲鳴を上げていることでしょう(笑)
その他にもお手紙を沢山頂いて改めて、やって良かった、出来た喜びをかみしめています。
鍵山相談役と俺との名コンビ(笑)間合いの取り方は、何時もながらという感があり、甲野先生が町田道場で人気がうなぎ登りとなっていたがどういうわけか、3番バッターである精神科医の名越先生の時にも一緒に上がってくる。
御二人は仲がよく気が合う親友であることは重々承知であったが、バッターボックスに二人立っちゃあ投手は投げられないということで、又俺の中から悪戯心が起き、お話しの途中で名越先生が甲野先生に話を振ろうとする場を読んじゃあ、俺が意味なく名越先生に突っ込みを入れるっていうことで、とうとう最後まで隣に座ったままでお話が終わってしまう。(笑)
俺って邪魔者。俺って意地悪だったよな。
でもさぁ、誰れもが持ち合わせる精神的な病いや狂いを短時間であったが気付かねば「危い」っていうことは会場に伝わったと思うよ。その分、名越先生のお話しは誰一人他人事じゃ聞けない生の現場の話しで俺も凄え関心があった。
今ね、名越さんとの対談本が進行中ですから、続きはそちらで読んで下さいね。精神とは見えない存在だけに重要だし危険でもあるんだよな。
四番バッターは、陽明学研究家の林田明大先生だってェー(笑)俺は何時も「あきおちゃん」と呼んでいる仲。あきおちゃんには、四番バッターとしてのホームランを期待したでしょうが、そうは問屋が許さない(笑)
あきおちゃんが忙しい中、寝ずに準備して来た資料を演台の上ですぐ取りあげちゃった(笑)あきおちゃんは、顔を真っ赤にして
「資料を返して下さい」
と再三願うが、その日は返すわけがない。仕方なくバットも持てないあきおちゃんが「素」で話し出し、どんどんフルチンになっていく(笑)
俺も何度か林田先生とは講演会を同時に開いたことがあったがはっきり言って素手で打ったその日の話しが一番学べました。四先生方のためになる話しもとい「どうでもいい話し」は、俺が言うのも何んだが全員「素の味」が出て本当に良かったと今でもおもっちょります。
最後まで八時間以上もお付き合いをして下さった甲野先生。
一般の方からサインを頼まれ、自ら座ってなさった椅子を机代わりにして御身の膝を汚れた床につけて、ひざまづいてサインをしなさる相談役の姿に美麗を感じた。
雀鬼
[写真:735]
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