■2024/4/6(土)
 Vol.7137
その地では業界で顔を作った社長のところへ、 今から20年余り前に入社した謙という男の子がいる。
その業界ってジェンダーレス色に染まる。 謙には逢った時から男の匂いを感じたんで、 お前はその色を無くすなよと答え置いた。
それから6年前に独立して、 以前の店よりさらに遠い所で出店。
謙の人柄か、前の偉い社長が経営する店より、 一般的な方々が良きお客さんとしてついてくれている。
俺とか恒とかも、そこへ通っているが、 恒なんか、予約が一杯で、2ヶ月待ちらしい。
俺なんか、大概、一日か二日前に電話をいれても、 どうにか入れてくれる。 それも、通常の仕事が終わった後で、 謙が疲れていても入れてくれる。 ありがたいよね。
「悪いね、いつも我がままで」
「いや、会長の時間は取ってありますから」
今日、その理容室に行って来た。

         雀鬼


[写真:7137]



オープン当初は、そろそろ髪切りたいと思った時に、 土曜日朝一予約でしたが、今は平日狙い&2ヶ月前でやっとです。 駅からバスに乗り換えと、交通の不便さも有りながら、 都心から通っている方も居るようです。
(恒)