■2008/02/18(月)
≪ Vol.705
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【選手紹介:その18】
【選抜:パセ】
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道場歴4年番外1期、Jr1期、JrU1期、選抜4期
ギター侍こと高渕貴基殿からご指名を受けました正真正銘の小僧、パセです。
通い始めた当初、
「何でもかんでもカタカナのあだ名をつけるんじゃねぇ!誰だかわからん。」
と言われたパセという名も今では、
「道場ではパセが正式名称です。」
と会長に言って頂くにまで成長し、そして今回は選手紹介までさせて頂けるとのこと、これ幸いなり(高渕風)。有り難く、これまでの歩みを振り返らせて頂きたいと思います。
僕が道場に通い始めたのは、ちょうど4年前の今ごろ。当時会長や雀鬼会のことをほとんど知らなかった自分は、近くの雀荘にふらっと寄ってみるかと、今考えると恐ろしいほど軽い動機で通い始めました。
道場の存在が大きく変わったのは、1年後にJr予選を受け、選手になってからでした。
中でも、1年に1度(頭は年中)輝く男、高橋康夫氏の存在が大きかったです。お互いをライバルとして日々競い合い、夜な夜なフリーを打っては淋しい懐に一時の安らぎを、また班長選挙では前座として僕の班長就任へ一役買っていただくなど、正に至れり尽くせり。
康夫さんの体を張った犠打無しには今の自分は存在しません。康夫さん、本当にごちそう…いや、ありがとうございました(笑)。
こうして康夫さんを踏み台にした僕は、飛ぶ鳥を落とす勢いで駆け上がっ…ていく予定でしたが、次の一期はあっさりとJr予選落ち、再び振り出しへと戻されました。
雀鬼会が面白いのは、こういう所にあります。その時その時に、不思議と各選手に違った壁、テーマが現れてくるのです。
道場では立場や年数に関係なく、選手全員が壁と向き合い、いつまで経っても安住の地は無いのです。更に厄介なことに、道場では要領よく立ち回ろうとしても、いとも簡単にメッキを剥がされ、すぐに丸裸にされてしまいます。本当に困った人達です。パンツをはくことすら許してくれません。
こうした中で僕が最も学んだことは、目の前にあるやるべきことを当たり前にやることの重要性だと思います。
雀鬼流と言うのは、色々とイメージがあるかもしれませんが、僕の中では非常にシンプルで、
要は当たり前のことを当たり前にやる、とにかくやる、気が狂うまでやる、気が狂ってもやる、気が狂って死ぬまでやる、気が狂って死んでもやる、気が狂って死んで生まれ変わってもやる、気が狂って…
ということになります(笑)
ただ、その当たり前と言うレベルは、上の人になればなるほど高くなっていき、普通のレベルの当たり前ではないですね。
そういう意味では、雀鬼流は普通じゃないです。よい子のみんなは絶対に真似しないでください。選手でも雀鬼流を続けるのが辛くなっちゃう時もあります。しかも、割と頻繁に(笑)でも、周りに一緒に頑張っている仲間がいるから、踏ん張って続けていられるんだと思います。
さて話がそれましたが、そんなこんなで、予選に落ちた僕はその後Jr2を優勝し、そのまま選抜へと勝ち上がりました(通称パセルート)。
その後も、3度の最下位を喰らいながらも入れ替え戦だけは勝ち続け、現在まで4期選抜にしがみついております。
こうして冷静に考えると、僕が選抜にいるのは奇跡的ですね。(チビだけど)O型でおおざっぱな僕には、雀鬼流は非常に難しく感じますが、会長に直接ご指導して頂けることの有り難み、幸せを感じながら、同時に感謝の気持ちを忘れずにこれからもやっていきたいと思います。
[写真:705]
次の選手紹介は、出番を今か今かと待っているであろう、町田の重鎮、、、、
川原副会長にお願いしたいと思います。
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