■2008/02/09(土)
 Vol.698
「月日が経つのは早いものである」
14年も前に始めてお逢いした甲野善紀先生は着物に足袋と下駄、その上大振りの日本刀を持ち合わせている。何時逢ってもそのセンスは変わらない。
今日び、和装を町で見ることもなくなった。先生は武術家といえ、それほどまでも和装にこだわるのか。もしかしたら西洋化に染まってしまった、
「日本人の意地」
かもしれない。
それにしてもお出掛けに日本刀を手元引き置かれる人は、今や甲野先生たった一人かもしれません。
今や身体の革命家として、多分野で活躍され、天辺で俺は正しいとえばり腐った連中を見つけちゃ、たたき切っていなさる。痛快談話は尽きない。
あちらこちらとお忙しい中、私の方から改めて先生のお話しを聞きたくなって、今回の14年目にして対談本らしき本が出版された。
甲野先生が8割の労力を費やし、私しゃ、ほんのおまけ程度の座話であったが、この本が出版されるまでに一年が経った。
装幀も鈴木成一さんが、力を込めて作ってくれたそうです。
[写真:698]
題名も賢い身体(甲野先生)バカな身体(俺です)今や一流どころに名を成した甲野先生の名を汚し、恥をかかせるばかりの麻雀打ちでしょうが、そこんところは14年間の絆として、大目に見てやって下さいませ。
雀鬼

[写真:698a]
講談社から出版されるこの本『賢い身体 バカな身体』は、2月14日(木)に都内主要書店に並び始め、一週間後までには全国書店での販売が開始される予定です。

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