■2007/07/11(水)
≪ Vol.522
花岡です。前回は町田からのレポートでしたが、同時進行だった下北道場Jr.IIキャリー吉田からもレポートが届きました。
なんでも昨日、小鉄と吉田には、牧野先生から
「その時の事をレポートにまとめて提出するように!」
と直接指令があったそうです。グッジョブ牧野先生!!
という訳で今度は下北道場側からのレポートです!
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「今期最終日」下北Jr.II吉田誠司9日の月曜日、夜番にエントリーしている道場生に小島サブマネからメールが入る。
「牧野が19時前に町田に来て打っています!」
土曜日の選抜決勝の後、金村さんの祝勝会が金村部屋ではあったが、それに参加した後まっすぐ帰らず、ノートを書くだけに下北道場に寄ると同部屋の○田さんに言っておきながら朝3時過ぎまで10打数近く打っていた牧野先生。ジュニアの決勝戦の後、下北の打ち上げに参加せずに町田で黙々と打っていた牧野先生。牧野先生が本気なことは分かっていた。本気で切りにきている。
自分が下北道場に着いたのは20時過ぎ、そこには既に1000UP間近の○田さんとパセさんが打っていた。○田さんは体調の悪い振りをしてまで会社をサク上がりして来ていた。自分がその卓に道場長と入った時、1000打数まで○田さん残り50数打数、自分23打数、パセさん21打数。牧野先生は残り18、19打数。少し牧野先生にリードされているものの、今日は月曜日。さすがに牧野先生は明日もあるし終電では帰るだろう。町田に夜番は無い。下北は今日夜番。勝負は明日、明日まで持ち越せばなんとか、○田さんはそんな淡い期待を持っていたはず。今日中に打ち切れば勝てる、自分もそう甘く考えていた。
22時頃、残り9打数のしげるさんが道場に来た。その時点で牧野先生は残り13打数、パセさん15打数、自分17打数。○田さんは明日に持ち越さないと可能性が無い。今日は決まらないと思いながらも、下北で1000UPの可能性が残っている4人が卓を回し始める。「オラ止まるな!打て打て!俺の財力を信じろ!」としげるさんが差し込みつつ卓を引っ張る。23時を過ぎる頃、町田に電話を入れる。
「牧野先生どうですか?」「打ってますよー」「何時まで打つんですか?そろそろ終電ですよね?」「あー、金がバイクで小田原まで送っていくみたいですよ」「・・・・・マジッすか?」「金、余計なことすんじゃねーよ!」「事故ったらどーすんだよ!」「冗談だろ」
と、最初は半信半疑だったが、どーやら牧野先生は帰る気配が無い。
「今日終わらせるつもりだ・・・・・」
この時点で○田さんの1000UP可能性は消えた。余裕を出して道場に遅くに来たパセさんから余裕がなくなっていく。
「これやばいかもしれないな。」
こんな状況に道場長が動いた。「しげるは大丈夫だから、パセ、吉田、2卓へ移れ!」二人を2卓で待っていたのは対面同士に座る道場長と小島サブマネ。
「いーか必ず終わらせるからな!!!」
と道場長。先ヅモ御無礼の30000点持ち超高速体験卓が始まった。「何で差込まねーんだよ!ドラ見ろコラ!」残り10打数、高速で回す。この体験卓はルールは体験卓なるもとにかく早く回すことが目的。選抜3人にジュニアII一人。
「お前はツモって切れ!とにかく切れ!考えるな!感じるな!」
自分は手が動くだけの置物と化していた。片や選抜3人は的確に上がり、リーチにはほぼ1発で差し込んでいく。「こんな人達に勝てるわけ無かったんだ」と自分は思いつつもツモっては切っていた。半荘終わる毎に、小島サブマネが、
「緒方日報!」
小島サブマネはその辺り抜けが無い。しかしこの超高速体験卓にしたのだが、なかなか差が縮まらない。様子を聞きに町田に電話すると、
「牧野先生が残り600点からリーチをかけトビました。」
との連絡。これに下北道場大ブーイング。「ふざけんなよー!何でもありかよー!」これで全員火がついた。負けるわけにはいかない。24時過ぎ、残り6〜7打数になる頃、パセさんが牧野先生に追いついた。「よしあと二つ!」この頃から一半荘毎に町田の様子を確認するために連絡を取り合う。またこの頃から1000UPの勝負というより、下北対町田、下北対牧野先生の戦いになってきていた。この熱い卓の隣で少し余裕のあるしげるさんは1000いかなくても最後まで打ち切ると言っていた○田さんと着々と打数を重ねていた。
だんだんと勝つことに集中してきた道場内、そしてしげるさんが999打数の時、電話が鳴った。町田からかと思いきや、なんと会長からのお電話。「牧野が終わったよー」と会長。あれ?会長は町田にはいらしていないはず。一半荘毎に町田に確認していた上、勝つことに集中していた皆々はそれが冗談だと分かったもののその冗談にノルことが出来なかった。それほどみんな切羽詰っていたし、集中していた。しかし万が一下北に連絡するより前に会長に連絡したのか?しかも向こうはフリー、万が一飛ぶ可能性もある。道場長が冷静に「町田に電話!」牧野先生の打数を聞いて、その電話が会長の冗談だと確認してまた打ち続ける。これほど会長のお電話がスルーされたことは無かったのでは?と思うほどみな真剣だった。
25時頃、しげるさんが1000打数達成!
そして25時過ぎ、ついに打数上では自分も牧野先生に追いついた。牧野先生998打数目南2局!自分998打数目東1局!パセさんは1000打数目!「追いついたじゃないか!」「おら振れ!飛べ!」「いや少し厳しいか」。とにかく急ぐ。卓回りが速くなると、卓のセットが追いつかない。牌のセットが遅い。一秒が惜しい、待つ時間なんて無い。道場長が「3卓用意しろ!」と指示を出す。直前に来ていた樋口さんが3卓の準備をする。早い順目で局が終わると、「おら移動しろ!」の指示と同時に3卓に移動!遂に卓を2卓使った最後の追い込みが始まった!ロンアンドラン。暫くするとまたロンの掛け声と共にまた4人が元の2卓に走る。点棒は樋口さんに任せる。ここまできたら負けられない!
25時過ぎ、パセさん1000打数達成!
25時半過ぎ、残りはあと一人。先に牧野先生が1000打数目、少し送れて自分が1000打数目!この頃安田さんも道場に到着。正に1半荘勝負!しかし一歩早く牧野先生がオーラス!約10秒(体感)と遅れて自分がオーラス!オーラス勝負!!!追いつけないか!?電話は町田と繋がったまま。電話に出ている緒方さんが声を上げればそこで終わり。少しすると緒方さんが「町田リーチかかりました!」の声。まだ追いつかない!まだ上がるな! しかし直ぐに、
「町田上がりました!」
・・・・・「負けたのか?」一応4人は打ち続ける。
道場長、「誰が上がったんだ!親か?連荘無いのか?!」ほとんどそんな可能性はないと思われたが、緒方さんが、
「ラス親沓掛さんが上がりました!オーラス・・・続行です!」
「続行???!!!」
いける!次の瞬間には道場長が小島サブマネに1000点の差し込み。1000UP終了!!!!!!!!
「間に合ったー!!!」
謎の沓掛さんの親の続行のおかげで下北が救われた。「私的だ」「沓掛さんらしい」との声も上がるが、後々聞くとラス目のラス上がりだったらしい。それじゃフリーはさすがに終われない。最後の最後にフリーと体験卓の差が出た。この続行のおかげで町田ではヤンマーさんが救われた。「上がらなくても良かったのでは・・・」いや、沓掛さんありがとうございます!!!
もう道場にいた下北全員で勝ち取った1000UPでした。もう1000UPという数字は関係ないです。最後の最後にみんなで盛り上がれたのが、嬉しかったし、楽しかったし、本当に感謝の気持ちだけです。この企画を立てていただいた会長、それに乗った牧野先生、卓をまわしてくれた、道場長、小島サブマネ、しげるさん、パセさん、樋口さん、花岡師匠をはじめ皆さんありがとうございました。これで正真正銘今期終了!皆さんお疲れ様でした!
[写真:522]
吉田よかったね(^_^)y
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