■2007/05/16(水)
 Vol.472
下北道場で選抜の本戦がある。駅のキヨスクでのど飴を買う。そば等で女の子が本を買っている。町田道場の理絵ちゃんだった。「何読むんだい」電車の中で本を開く。
「掃除道」
鍵山相談役の御本だ。それだけのことなのにその子に良心を感じてニヤニヤ嬉しくなった。
俺も読んでいたがページをめくる。一枚の写真をさがす。相談役が側溝に顔を突っ込んで汚れた道端に全身を接している姿。俺達が汚したところを相談役の全身が闘っている。芸術や大家が作った作品よりも
「俺の心は打たれる」
どんな教えや学びよりもあの一枚の写真に凄まじい行動が躍動している。相談役が嫌う汚れ。掃除をすることであらゆる意味が生まれる。相談役が掃除される汚れやゴミよりもそこに「利」を感じて集う輩も現れる。
生きている「生ゴミ」
相談役も「生ゴミ」の両足で歩く人間どもに寂しさや悲しみや怒りを感じていることでしょう。
掃除道208ページを見よ!!
愛する孫を助け出そうと右手を溝の中に、両足と踵が御身を支えている。凄ぇよね、やっぱり。
一方、雀鬼会の方はっていうと、ゴールデンウィークや多種多様な事情や疲れが重なっているとはいえ、浮ついた心ここに有らずの空気の中日程通りこなしただけで、下の方が壊れるならともかく上の方が大きな壊れを見せている。
その日の試合もあくる日の試合も最低最悪。それぞれが持つ悪い部分だけが卓上に浮き上がって出てくる。
打ち合った者達も美しいそれなりの絵が残せなかったために皆してガックリしている。中には自分の不甲斐なさを感じて涙を流す者もいる。彼等はその要因すら感じていまい。要因が分かればそのことは全く馬鹿ゝしいことなんですけれどね。
今期のテーマは
「自然の動き」
と決定した。不自然さや不条理を少しでも自他共に気が付けるようにね。世の中そんなんばっかりだからさ。正しさや正当性を売り物にしてな。
雀鬼

[写真:472]

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