■2007/03/24(土)
 Vol.438
第34期雀鬼会が、選抜、Jr勢の8名による入替戦が行われ、パセと花岡が勝ち残って残留し、Jrから古島が返り咲き、シャボが初の選抜の席に座った。
こっちは動き出したというのに、俺の体と心がどうにも動きが悪い。瞬間で回転した俺の動きは今んところがくがくと動くのみ。志村や安田が願って下さったように何時止まってもおかしかない。
そんな時に、道場の前身である「牌の音」と伴に生み出して下さった恩人である御仁が「止まってしまった」親の血を引く兄貴よりもこの「渡世」ではお世話になった方。御仁は一月前に最愛の一人息子を亡くし、追いかけるように遠い地へ旅立ってしまった。
こんな時ばかりの不義理者だが、この3日間は御仁は深い眠りについてしまったが、俺は起きっぱなしで親族の方々の悲しみの場に居させて頂いた。
この年にもなると、親しい方や身近な方が亡くなると何故か自分の姿にダブって見える。残された女性等からは慟哭の悲しみが残った。中学生と小学生に通う子等は、悲しみの場で俺を見出すと「来た来た」と喜びと満面の笑みで迎えてくれる。彼等だって辛さも悲しみも寂しさも理解している。俺の姿を見ると笑顔で俺が行くところ、居るところに二人して必ずもついて来る。
一ヶ月前にその子等の親父が亡くなった時も、この度の御仁が逝ってしまった時も、多くの大人達に囲まれた2人の少年は、俺と話し、俺と遊ぶ、3日間という短い時間であったが、悲しみの席で出逢った大人の方々とは二言三言のあいさつ程度。
俺は少年達に独占されていたが、「これでいいのです」彼等も俺も自然で居られたんですからそれでいいのです。
「また逢おうな。何時でも遊びに来いよ」
「僕等、うんと困ったり、悪いことをすれば桜井さんに逢えるんだ」
笑顔を返す他なかった。約束した雀鬼会Tシャツはすぐ持ってくよ。
ありがとう、ごめんなさいそして、さようなら
雀鬼

[写真:438]

 [Home]