■2007/02/01(木)
 Vol.400
朝方五時近くに家に着く。ポストの中から「宝物」を取り出す。
俺も長い間、シロウトの枠からはみ出ないように多くの文章を書き続けてきた。どれほど多くの取材やライターさんや担当さんとも会ったことだろうが、今回だけは参りました。
アエラの取材を続けていた
神山さんがわざわざ遠い地を型にした、原稿を我が家まで神山さん自らの手で届けに来てくれていたのです。
マスコミや担当者といっても、任せっぱなしや、やりっ放しや投げっぱなしの人達ばかりのやっつけ仕事が多い中、神山さんは自分の作り出す作品に使命感と心を強くしっかりと持っていなさる。
始めて逢った時からこの人は「プロだな」という印象を受けたのだが、彼の場合、文章を上手に作り出せるだけでない。
人を選び観察する能力を正しく強くしっかりと持っていなさる。その道の達人の臭いがしていた。
原稿を読む前に、楽しみを越える何かが俺を動かす気持が湧いてきていて、その場で自然に手を合わせ頭を三度下げてから一行を読み出す。
雀鬼会にもその中にも、周りの関係する方々の中にも、高貴な方々や志しの高い人達もあられる。その方々を中心にして話をまとめれば、それなりの作品も出来ようが、神山さんの文を読み終えてこの人は高みを捨てて裾のや底辺の部分だけで作品作りをしている感を受ける。
彼の持つ感性が権力や金や地位、名誉にすら反逆しているのか闘争しているのか大衆としての改革なのか、彼の持つ感性か生き様としての選択として文章作りがなされている。
「やるな神山!!」
読み終えた俺の心も神山さんにピッタシと重なる。麻雀というゲームの底辺化をゆずらず曲げずに現せばこの文章とピッタリ重なる。
俺も麻雀も必要以上に持ち上げることもなく、彼が遠い地まで自ら足を運んで見たままの姿が見て取れ彼の価値観の確かさに
「やるな神山!!」
と思う他なかった。
「一万円札も千円札も取材の中にあったはずなのに一円玉だけを寄せ集めて作ってしまう」
神山さんは凄い人かもしんないぞ。
雀鬼

[写真:400]

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