■2006/02/12(日)
 Vol.38
また、おかしな一日がやって来た。女の子から男に向って積極的に、愛なりタコなりを訴えられる日だとかのバレンタインデイ。昔のように女の人たちが控えめであった頃ならまだしも、今ょう日じゃ、男と女の関係においては、全く逆転状態。恋する女性たちが多い中、いい年になっても女性と触れ合うチャンスが無い、男の子も多く見かける。
その日、14日は俺はジンベエザメに会いに行っている。その触れ合いのほうが俺にとっては、至福の瞬間であり、女の人との愛だ、恋だより、数段、優先される。
俺が留守にする事を知ってか、数日前からチョコレートが届く。チョコは嫌いじゃないが、わざわざ届けてくれる女性に苦言を申している。
「なにこれ」
「貰ってくださいませ」
「俺はよぉー、女からの愛だ恋だってのは間に合ってんからいらん事すんなって」
と、かっこをつける。男なら言ってみたい台詞。いや、ほとんど嫌味だよな(笑)。
そこに町田道場のJr2準優勝の清水雄介が、彼女と共にやってきて、俺にいくつ目かのチョコレートを下さる。
「清水、お前彼女にどういう教育してんだ」
と、怒鳴る。
「すみません、自分は彼女に"金があったら無駄に使え""自然には近づくな"って、教育してます 」
これって、仮にも雀鬼流?一番下のクラスとは言え、彼は過去に何だかプロの主催する大会で、二年連続で優勝した業績(そんなもの少しも入っちゃいない)があるし、今じゃ、現役の雀鬼会選手がさぁ…道場内で俺に向って正面切って、おっしゃる台詞じゃありませんよねぇ。それも、明日から南の国の自然逢いに行く、俺に対しての苦言か、挑戦状。
「安田選手部長、お前選手にどういう教育してんだ!」
それにしても、社会の豊かさから生まれた女性の恐さ、強さを少しは知っている俺ですが、バレンタインデイとかは止めて、ホワイトデイだけにした方が、今ょう日の弱い男の子に、救いがあるんじゃない。
そう言っている間に、「ちくしょーぼう」のとも子が、誰かさんと同じチョコレートを、力づくで持って来た。嫌味だよねぇ、みんなでさぁー。
俺、昨日に続いて、今日も歯医者に言って来たのにさぁ。
雀鬼

[写真:yama]

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