■2007/01/10(水)
≪ Vol.378
厚手のセーターの上にコートの襟を立てて、首をしっかりとマフラーでガードしても外は寒い。
駅舎に着くと、薄手のシャツ一枚で両肩をもろにはだけた女性が立ち話をしている。若いって、活気があるのか、熱いのか、それとも季節感がないのかも知れない。
日本ですから冬は陽が短く、今日も庭辺で緑と少々の陽に当たりながら遊ぶ。
北限のアラスカなんか、冬は陽が昇らず、暗黒の日々が続く。その厳寒の寒さの中で、そこに住む生物も人間も、耐えることを自然に身につけられている。長い長い耐える日があってこそ、春の到来に、喜びや感謝心も自然に体現する。
季節とは、近代の人工的な能力と対比して、生存するもの全てに恵みや導きや学びを体感させる。幸せや喜びは己の力で作り出せといわれるが、極限の自然の中では、それすらも人間の自由にならず、努力や工夫をしても得られるものでもない。
ただその時がやってくるまで待つしかないのである。
雀鬼
[写真:378]
≪ [Home]