■2006/12/21(木)
 Vol.357
外様のお呼ばれ会に、六本木まで行く。
酒を飲まない俺だが、車の免許すらない俺が、道場生も連れずに一人で参加ということで、携帯電話を持たされる。
地下鉄で六本木駅に着き、外へ出ると、お迎えの方が三名待っていらして、少々時間があるということで、「アマンド」で、一人茶を飲む。
今やセレブ族で栄える街も、俺の若かりし頃は、都会の中の飛び地みたいな所で、しもた屋が多く建っていた。
待ち人から、俺の持つ携帯に電話が入った様子なので、出ようとしたんだが、分からんうちに、切れてしまった(笑)。小っこい押しボタンを何度か押し直すが、預かった電話は、不良品だか故障してるんだか、なかなかかからない(笑)。10回目ぐらいで、やっとこさ道場に連絡が取れた。
歩いて数分と思われる距離を迎えの車で送っていただいた。
会場には、道場と違って東京の大人の方々で混み合っている。どこへ座ればいいもんか?と思っているうちに、案内係の人が奥まった席へ誘導してくれる。その席に今まで座っていらした方々が五、六名、さあーっと席を空けてくださって、たった一人でポツンと席につく。そば等には、何人かの著名人の方々がいらして、軽いアイサツを済ます。
集う方々は、企業や団体や組織の長たる方々ばかり。俺だけが、雀鬼会というお子さまの会の代表(笑)好きなことでも、苦手なことでもないが、乾杯の音頭をまかされる(笑)
二時間余りの間、顔見知りの著名人と少々の話をし、あとはウーロン茶を飲んじゃ、トイレに立つだけ。締めのアイサツがあり、帰ろうとしたら、
「先生、ただ今出口が混み合っているからお待ち下さい」
ということで、しばし待ったが、主催者側が用意してくださった、次の席と送りの高級外車を逃れて、知人に下北道場まで送っていただく。
思えば40年近い以前、俺が二十代の頃、すでに周りが五十代という大人の世界の席に居た頃を思い出す。振り出しに戻ったのか、逆行してるのか。
今の日々は、大人の世界にはほぼ近寄らず、毎日が若者達と顔や肌を触れ合っている。たまに大人の世界に入ると、ふれあい方や付き合い方を忘れちまったような気もするのだが、そんな今の俺を、自分自身が気に入っているのだから、それで良しなんです。
雀鬼

[写真:357]

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