■2006/02/08(水)
 Vol.33b
昨日は起きたら、体中が痛くって外へ出るのおっくうだった。この日、後楽園で小路君の試合があり、楽しみというより正直、かったるいなーと出かけた。下北道場で安田と同行。
後楽園ホールは思ったより、入場人員が多かった。客層は、かなり危ない匂いをする人々が集まっている。その筋の匂いと無茶な匂いを感じながら俺も同化する(笑)。
小路君の控え室へ。木津君がセコンドに着き、マットヒューム先生が何時もながらの穏やかな目で、小路君のグローブにテーピングを巻いていた。側で相手選手の写真を見る。写真では、小さく写っていたコブシが気になった。速そう…速い。この選手はパンチもそうだが、動きもかなり速く動けそう。テーピングを終えた小路君の動きを少し見る。相手の選手の速さに、動きが付いて行けるのかなーと不安になるが、専門家の先生方が側に付いておられるし、シロウトの俺が口を出す状況ではない。木津君と安田と共に裏から寒い外へ回って、タバコをふかす。
「木津先生、俺、今日は体のあっちこっちが痛くって動かねえんだけど」
「急に寒さが来ると、そういう症状が起きることがあります」
急にと言っても、ずーっと毎日寒かったじゃん、という言葉は飲み込んだ。
外のコンクリートの上で木津トレーナーを相手に痛かったはずの体を動かす。木津君の悲鳴がとどろく。タップの音がコンクリートに響く。
「そんなことは、知ったこっちゃねえって」
側で安田が笑いながら、写真を撮っていた。
やはり試合では、相手選手のパンチも動きも速かった。相手選手の動きの中からのパンチと、小路君の止まった型からパンチが重なる。危ない、間に合わねえ。小路君は自分の動きが出来ぬ間に、相手の選手に決められた。
格闘技という闘いだから、リングに立つ者に勝敗は付き物だが、リングを去る時の木津ちゃんの悲しそうな顔が目に焼きつく。身近な者の悲しみを見るのはつらいよな、全く。まあ、勝負だから、一本取るか取られるかという事でOKとしよう。シロウトの俺が言うのもなんだが、小路君に今不足しているものは瞬間的な速さだと思う。バスケット選手のような上下左右の動きの速さを身につけて欲しいな、と思っちゃった。今度はみんなして、喜びを創ろうな。
雀鬼

以上は、小路選手の試合の翌日に送られてきた文。会長は毎日、このサイト用の文を書いて下さるのですが、その全ては手書きですから、本当に大変だと思いますね。一体、いつ寝ているのか(寝てないか…)不思議です。
で、下の文はもう一人の寝ない人からのメールです(笑)。
安田様先日は小路の応援ありがとうございました。m(_ _)m残念ながら負けてしまいましたが、現在抱えるのテーマも浮き彫りになった試合だったので、また生かせればと、せつに願っています。実は試合前に気がかりなことがありました。桜井先生と安田さんが控え室にお見えになった時、あの部屋は小路の控え室ではなかったのです。小路のトレーナーのマットヒュームに呼ばれ、違う控え室でバンテージを巻いたんですよね。あの部屋は、なんとも言葉にし難い違和感があって、すぐにもとの控え室に移動させればよかったのですが、マット先生の手前、なかなか言い出せずにそのままにしてしまいました。所謂、「気の流れ」をなんとも寸断する感のある部屋だったので、気付いていながら、木津が小路を移動させてあげられなかったことは、やっぱりハズシた出来事です。もちろん、勝負に言い訳は必要ないとは思いますが、木津のミスです。小路には悪いことをしてしまいました。控え室の場が勝負そのものを左右するほど、膨大なエネルギーに阻まれていたわけではないのですが、小路の調子も良かっただけに悔やまれます。案の定、あの控え室のメインの選手も鼻骨骨折で、本来の控え室のメインの選手が新王者となりました。結果論ですが、木津が小路に対して、本来の役割を果たせてあげられなかったことは事実です。風上にいてあげられませんでした。
セコンドに付いたとき、マット先生に遠慮してしまったことで集中力も欠きました。技術的にも、決めた作戦通りに動けなかった事もありますが、リングに立った時に、嫌な流れが出来上がっていた感じがありました。桜井先生は、その時点で、すでに勝敗が見えたのではないでしょうか。
安田さんの優勝、松井大二郎の勝利、と続きたかったのですがまた出直しです。小路がタップせずに、堕ちた時は涙がでました。負けはしたのですが、男だなぁと・・・(TT)
勝負の世界は厳しく、まさに自分自身との闘いですね。自分の甘さも痛感した一日でした。まだ一度も、小路の練習を目の前で見てあげたことがないので、これから修正です。松井、小路共々、修正の際にはまたお力添えをお願いします。
桜井先生、安田さん、本当にありがとうございました。
木津もそうですが、小路晃も試合前にお二人に会えたことを本当に喜んでおりました。どっちかっというと、木津の方が後楽園ホールの階段での練習を楽しんじゃったんですけど…(- -;)それから小路の親指はレントゲンの結果、骨折ではなかったようです。不幸中の幸いでした。いや、気付きを与えていただいた一日でしたから幸運中の幸いですね。^^;それから。
街でチンピラ相手に実践しないっす(- -)暴力反対です!話し合いで解決しましょう!!実は昨日、桜井先生と体動かしてるときに足首痛めました(T T)でももう自分で治しちゃいましたけど(^^;)芸は身を助けますねー。あー面白かった。
押忍  木津龍馬

[写真:gakuya]

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