■2006/02/06(月)
≪ Vol.32
このHPを見た色々な方から、毎日お便りのメールを頂いていて、会長には、それを全て読んで頂いてます。それで、さきほど
「最近来た何通かの質問メールにコメント頂きたいのですが」
と、言った所、何枚もの原稿を書いて下さいました。本来なら、お便り、質問メールは「VOICE(お便り)」「FAQ(よくある質問)」で、紹介し、お答えするのですが、今回は特別にここで紹介(抜粋)させて頂きます。
「雀鬼流と鬱病」
『はじめまして。大学3年生の頃から、桜井会長の著書を多数、拝読させていただいております。
私は、大学4年生の頃から鬱病を患いました。その頃からか、気が付けば、生活は昼夜逆転しており、一月の家賃、食費、光熱費等を支払える程度に働き、補えないときは、消費者金融から借銭をしておりました。昨年、実家から様子を見に来た家族が私の異変に気付き、自宅へ呼び戻したのでした。私は現在、26歳になりました。
お尋ねしたいことがあるのです。「牌の音」には鬱病などの、心の病を患った方々が多く訪れると聞きます。その方々の、症状が良くなったり、心の病を克服し強さを身につけられた事例などはあるのでしょうか?教えてください。よろしくお願いいたします。
私は、現在は投薬による治療と、日々の休養ということで回復を待っております。今で言うNEETのような生活をしています。そんな自分をどこかで恥じています。在学当時、日雇いの仕事と食事の買出し以外に外出する事もなく、日のほとんどを寝て過ごしていました。起きては、テレビを見ることもほとんどなく、会長のお書きになられた本を、繰り返し、何度も、何度も読みました。(私は、親には内緒なのですが、絶えず性欲があって、アダルトビデオ中毒にもなっていました。)それこそ、私は無宗教なので、聖書の代わりに思っていたのかもしれません。私は、生来怠け者ではあるのですが、「雀鬼流の行動哲学」など、読んでいれば自分の何かがきっと変わると信じていたのか、一心に読み更けておりました。
牌の音を訪れたときに、村瀬さんに、「打ってみろよ!」と2回言われたのですが、「お金をあまり持って来ていないんです、すみません。」と断ってしまいました。あの時、少しくらい負けてお金が減っても打っておけば良かったと後悔しております。春、または夏頃までに元気な自分を取り戻し、社会に出て働けるようになって、お金を稼げるようになったら、牌の音に通って麻雀が打ちたいです。
鬱病は、心の風邪とも表されるらしく、私の場合はこれが慢性化してしまっているそうです。文章を書いたら、少し気持ちが落ち着きました。下手な文章ですが、読んでいただき、ありがとうございました。』
「雀鬼流と鬱病」ですか…。鬱病の鬱という字を書くだけで、俺も鬱病になってしまいそうです。この字を考え出した人は、絶対鬱の病の深い人だったと思う。そうじゃなければ、こんな何度書いても書けない複雑な字を思いつかない。この字を書く度に、俺は恐さを感じてます。それを「心の風邪」と同化させてしまう事にも危うさを感じ取ります。
鬱ってさあ、結局のところ「つまんねえ世界」に身も心も置いちゃうことでしょう。何か嫌な事があれば、誰でも嫌な事から離れたいし、そこに囚われ考え続けてればいつの間にか「つまんない沼」に身を任せる事になっちまう。その底なし沼から脱出しようと試みるが気持ちがあっても、行動に移せず、思えば思うほど、ずぶずぶとその沼の中に引き込まれてしまう。この世にはさあ、欲望の底なし沼もあれば淋しさや不安の底なし沼も、存在すんだよな。
まるで日本は平和で自由そうな気がしてるだろうけど、全体が多種多様な泥沼に、引きずり込まれている気がするよ。それって「魔界」かもよ。
風邪だってさあ、万病の元って言うじゃない。弱い立場にある人は、風邪だってナメちゃいけないよ。新型のインフルエンザが流行ってさ、死者が多数出る事だってあったしな。人間に限らず、生きとし生きるものの世界にはそれに近い病原菌を持つものだっている。例えば鳥ウイルスとかさ、昔、家畜であったブタからのウイルスで何万人という人々が亡くなったこともある。それで、イスラム圏では宗教的に「ブタを食ってはいけない」とか厳しい掟もあるしね。
確かに風邪も、他人に物凄い早さで移るけど、鬱病も今はどんどん増加している。つまらん、くだらん世の中、社会にあって鬱という病が流行るのは当然のこと、必然のことであると思いますよ。もちろん、その流れが急激ですから私の周りにも鬱病の人はいますし、もしかしたら、すでに俺の中にも鬱病が入り込んでいるかもしれません。ほぼ全員が躁鬱病とかになれば、その時代の人間は、生まれた時から鬱病で、人間の資質が変化することになるんでしょうね。
今日、この世に正義を見つけることの方が難しいように、そのうち、鬱病じゃない人を探す方が難しい時代になっちゃったりね。俺、十年以上前から、時代は病から狂の時代に向っていくと言って来たんだけどね。
さて、君の文章ですが消費者金融うんぬんとあるが、借りることは罪の始まりなり、と答えておこう。後は、アダルトビデオ中毒に自分の楽しみを作っているようだけど、反面、桜井章一オタクとかマニア、中毒になってるじゃん。もう、俺の本なんか読まない方がいいよ。読んでるだけじゃ自己満足だし、オナニーと同じ。それより何か一つでも良い事を見つけたら瞬間にやってみろよ。多分今は出来ないだろうけど行動を起こしているうちに良い事が出来るようになるじゃん。
それに「負けて金が減ってうんぬん」とあるが道場には勝っても負けてもお金が動かない「体験卓」っていうのがあって、そこで「とにかくやってみたら」と村瀬が声を掛けてくれたんだよ。「引篭もってねえでやれ」ってことをね。勘違い、思い込みが過ぎてるぞ。
俺の本を読んでれば変わるってか。そんなことは絶対ないってば。それだけは言い切れるよ。確かに俺は、変化すると楽しいよって訴えてるけど見たり、聞いたりしているだけじゃ何んも変わらないって。本当はね、一行だ。
「読んでいいと思ったらやれ」
で、終わりなんだけどね。今回が長文だからって、次から次へ答えてくれるだなんて思うなよ。それが甘えんだっつうことだからね。
雀鬼
この他の質問に対しても、会長は「VOICE」のコーナーで答えて下さってます。木津さんが答えて下さっているメールもありますので、そっちも覗いて見てください。もちろん、質問以外のお便りもどんどん載せていきます。引き続き、気軽にメールくださいませ。で、今回はちょっと重めな感じでしたので、最後の写真は、ゆるーく、柔かく、温かく。[写真:pool]自然と水と運動は鬱病の特効薬だそうです。後、早起きもね…(^_^)w安田潤司
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