■2006/11/02(水)
 Vol.297
家には、四人の子供がいて、精力旺盛な俺は、外でも子供を作ってしまった(笑)その子達とは女房にゃ内緒で、道場で伴に暮らしている。
外っ子の一人である政憲ちゃんが、仕事や多用で、つかれ切っている。
「何んで俺等ばっかりこんなに頑張んなきゃなんねぇのよ」
という気持ちが目元で答えている。
俺の子供にしちゃ背丈が小っこい政憲ちゃんは、一年ほとんど休みもなしに、何かやるべきことに追われている。やる気があって、やればやるほどやるべきことが増えて行く。
そして時折り身も心も折れそうになる時もあるが出来ない者の使命があるように、出来ちゃうものには、やるべきことに追われちゃう運命がある。その日もマー君はクタクタだったが道場に現れた。道場に来る前にすでにダウン状態なのに深夜を迎える。
「志村ちょっとそこに寝ろや体をもんじゃる」
「会長マジ勘弁してください自分の身体は今や一つも動きたくないと言っています。」
そうだと思う。その通りだと思う。
だからって俺は思ったことを考え直すこともしないで、我が身の身体の痛さをこらえて、志村の身体を手当てする。
もともと痛がり屋の志村。身も心も硬くなっちまっている志村が、ちょいと手を当てると絶叫をあげる。何を言ってんのかよ、君は?と同じところをもう一度同じ力量で手当てをすると2度は悲鳴が止まる。
そんなことを一時間以上も手当てをしてやった。久しく痛みを自分で作って自分で拒否していた志村の顔つきがすっきりして来た。
それと同時に、あれほど拒否していた志村がピョンピョン飛び跳ねて、
「心も体も楽になりました。」
と3年前の志村の顔が戻っていた。
志村も後で聞いた話だが、ひざの痛みがあって、医者へ行って来たらしい。俺がふれた感じでは、ひざは何んの悪さも感じない。それよりも足先が「苦しいよ」という声が聞こえていた。仕事上の神経使いと硬い靴を履いて、同じ型をしすぎたために、痛みが出たんでしょうね。志村を治していたらこれ又、不思議なことに自分の痛みも和らいでいる。
志村君のおかげで、俺、又すくわれちゃいました。
男は、外で子供を作っておくといいことあんだね(笑)今、ちょいと出掛けて足にやさしいスニーカーを買ってきたのであさって全国大会も一丁走り回りましょうかね。
雀鬼

[写真:297]
なんと、びっくり肥満児だった政憲さん。
朝青龍か? モンゴルの子供かい?
雀鬼


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