■2006/10/18(水)
 Vol.275
選抜後半の部の初戦があった。奇しくも、10年振りに過去に伝説を作った、山田英樹が大阪から参入佐々木秀樹も伴に卓につく。久し振りの本部での最高峰の舞台に立つ二人であったが、格というか、違いが分かれた。
山田英樹は、いくつかのプレッシャーをかかえて、乗り込んで来ていたが、増大な緊張感を彼の持つ漢っ気で、ぶち当たり壁を越えて一回戦16名中、1番雀鬼流らしい麻雀を打ってくれたが、佐々木秀樹の手は震え身体から硬さが抜けきれない伴にそれなりの点数をさすがたたいたが、二人の間には大きな違い幅が一回戦目にはあった。
試合が終わって、道場内で用意されてあった、俺の幼き頃の味である、肉屋さんのコロッケとトンカツを食う。
「四つ足だけど」出された半分だけを頂く。「マネージャーめし食ったか?」「イエ」「ならば半分食えや」
本部では玄米食、四つ足拒否食が流行っているらしいが、俺と山田はその禁を破る。
破るってったってそんな掟は、はなっから俺ん中にねぇんだから仕方あんめぇ(笑)
先日あれほど痛かった足のひざの痛みが少し治まった。
それもこれも全てあの日、あの時の赤ちゃんの笑顔のおかげ。あの時見て見ぬ振りしてたら、きっともっと痛みは続いたことでしょう。
本部内では、今や俺のきつい球が飛んでいる。安田と村瀬が被害を受けて、まともに直球を受けて、先日はデットボール。
俺のやっていることは、二人に対して恩を仇で返していることかも知れない。返せないほどの力も救いももらっている安田や村瀬は、心が傷ついて痛いことでしょう。
その罰か、まつたけの罰か、昨日は昔しから放っといた首のむち打ち症が顔を出し四、五時間、寝返りも、首を起こすことも出来ない痛みを頂く。皆んなに与えちまう痛みが古傷の足に来て首に来た。
さぁ次はどこへ来やがんのか!!「別に楽しみじゃないけんど」(笑)
今までも医者に行かなかったのだから、今回も行かずに耐えた。行ったら、又ドクターストップかかるんだろうな、ウッハッハッ(笑)
皆んなありがとう皆んなごめんね
皆んな俺らが悪いのさぁ………
雀鬼

[写真:275]

 [Home]