■2006/10/01(日)
 Vol.262
昨晩は志村君が時間が余ったという事で午前2時までの体育(?)の時間が延長して皆して小さい狭い中の不自由な動きを指導していたら朝の5時になっていた。深夜に体操、何て不謹慎、不健全なことでしょうがちょいと身体の動きを変えただけで皆んなほどよい熱さを感じている。
「なんか体の中に血が流れているみたいです」
汗をかくというより血行が良くなっていく。志村なんかも道場中に、いてぇーと大声をあげたところから始まって10分もたった頃は同じ体勢を取られても痛いどころかゲラゲラ笑い出している。
痛みから笑いに一気に変わる。これって凄ぇ必要なことだと思うぜ。身体だけでなく、ちまたには心の痛みを伴った人がごまんといて、
「心が痛い、心が痛いと泣いている」
その子がさぁゲラゲラ笑い出してその後、
「気分がいいです」
なんて事になったらいいのにねぇ(笑)俺も俺、いい年こいてさぁ、朝までこんなことして頭変なのかなー、誰か治してくださいよ(笑)そして今晩は町田の志村部屋と、本部の金村部屋が深夜から下北で酒を飲む会があるらしい。当然俺はお子様だから、そういう席にはお呼びが掛からない。大人は大人同士、子供は子供、老人はただ一人、下駄を鳴らして道場にやって来ました。
下駄と言えば俺の子供の頃はスニーカーという言葉がなく久しく立ってから運動靴を履けたんだが、小さい頃は夏は裸足、冬は寒いから一応親から足袋を履かせられるんだけど、足袋を履くと下駄の鼻緒が指でしっかり掴み難いという事で、厳寒の中素足で下駄を履いて外で一日遊びまわったもんです。
「俺がもし酒飲みだったら」
という問答があった。
「俺がもし酒飲みだったら雀鬼は当然生まれてないし雀鬼流などある訳がなかった」
と道場生が答え、俺も納得したのは数日前の事でしたっけね(笑)
オッシ!今日は帰りがけに一人でスナックかバーでも寄っていっぱい引っかけて帰るかなーっと。
雀鬼

[写真:262]

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