■2006/09/14(木)
≪ Vol.246
日曜は、外を歩けば都会のヒートランド化か、息がつまるような苦しい暑さで、俺の進む足もまさに一歩一歩。
平らのコンクリートの道ですら、階段を一段一段登るほどの重たさが体内に積まっていた。
あくる日は、うって変わって局地的な豪雨となりカミナリまで落ちていた。
変化は、あって当然だがこれほどまでに極端に変わると、徐々に起きる変化になれた日本の四季人の体調も、心調も追いついて行けまい。
水曜日には、急用が起きて、他県まで足を伸ばす。待っている先には、長年、生き得た者達の最大の悲しみや寂しさが控えている。
人は、楽しみを求めて進む時もあれば、悲しみに出逢いに、歩を運ばなければならない時もある。
冷雨が降る中、雀鬼会Tシャツを二枚重ね着して、その上にサマーセータを二枚着る。それでも寒い。気候の変化以外に、自分の体調の変調が寒さを感じるのだろうか、もう一枚雀鬼会トレーナをはおり車の中に毛布まで用意する。
数時間かけて、悲しみ寂しいつらい立場の場に、久しく身を置く。
そこにおられる人々の心の冷えが、俺自身にも、身近に感じる。この年になると我が身ですら他人事が、間近に感じてしまう。
数日前は、Tシャツ一枚でも、息苦しい暑さを感じていたものが、今日は道場で、セータを着ている。
その数日の変わり様は、砂漠化土地にも人々の心にも、何も生えない環境が近づいているんだろうか。
「急激な成長や進歩という変化にとまどい、ついて行けない俺」
「生きてることにつかれている俺」
10月8日(日)の「ふれあいの会」に、大阪は遠くてかったるいし、金もかかるけど、行ってみようかな。と、思っている。
鍵山相談役と木津さんから元気と明るさを頂いて、温度差を調整し、バランス感覚を取り戻さないと、このまま体も心も冷えきっちまうかもな。
9月半ばなのに、すでに五枚の重ね着、このまま行けば、今年は十二衣重の記録を作れそうです(笑)
俺、思うんだが寂しさや、苦しみや、悲しみにやさしさで、近づいて行くことより他人の喜びや楽しさを、伴に味わえる方が、健康な時なんだろうなーと思っています。
雀鬼
[写真:246]
もう、ジャケットを着る季節なのかなあ…。
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