■2006/07/10(月)
 Vol.187
さて、選抜優勝決定戦から一夜が開け、雀鬼会の今期の全日程が終了しました。
先ず、結果から発表です。
優勝  村瀬正典 292P 会長評価 35点(オールA評価で満点)
準優勝 志村政憲 211P 23点(合格)  
3位  小島久典 174P 4点
4位  清川正浩 123P 17点
5位  橋本貴行 100P 21点(合格)
6位  安田潤司  91P 18点
7位  牧野真久  50P  7点
8位  金村尚紀  26P 31点(合格)
9位  塩飽 崇  26P 15点
10位 花岡正明  17P 3点
11位 田所裕紀  13P 22点(合格)
12位 ヤンマー  △1P 27点(合格)
13位 山田 繁 △56P 15点
14位 古島真木 △69P 18点
15位 小鉄   △137P 15点
16位 パセ   △286P 14点

という事で、優勝は村瀬正典でした。
当日、会場になった町田道場には、80名ぐらいの人であふれ、尋常ではない緊張感に、包まれていました。やがて、場決めが始まり、選手が席に着くと会長のお話し。会長の語られる言葉からは、熱い心がビンビンに伝わってきて、聞いていた僕等も震えてくるほどでした。(このお話については、いずれこのHP上でアップしたいと思います)
室内の異常な熱気で、卓のトラブルも連発。選手達は中々、打牌の音を合わせられない。
やがて、会長から修正が入る。
「もっと、氣を乗せて打て!直球で球を投げろ!」
これに一番最初に反応したのが、村瀬でした。村瀬の、パシィーーン!という、小気味良い打牌の音。打牌の音が変わった事に、そこにいた誰もが気づくような音でした。
「全員、村瀬に合わせろ!」
そう会長がおっしゃると、それぞれが何とか村瀬に合わせようと打ち始めました。やがて、勢いに乗って和了りを重ねていく村瀬。それに対抗するべく、前に出て村瀬と叩き合う志村。
一回戦のオーラス。村瀬と志村のトップ争いの状態で、橋本と金村が立て続けにリーチ。金村がツモ切った牌に、
「ロン!」
と、志村が言うと同時に村瀬も
「ロン!」
と、声を上げる。村瀬の頭ハネで、初戦を村瀬が勝ちきった。
二回戦も勢いに乗って和了る村瀬だったが、志村が配牌を取ると、第一打をいきなり横に曲げ、
「リーチ!」
と、タブリーをかけ、マンガンをツモ和了る。勝負は完全に、村瀬と志村の叩き合いに。
結局、一番力強く打っていた村瀬が、三回戦ともトップを取り、今期最高得点の116Pを叩き出し、ダントツの優勝
樋口に続き、みんなの期待通りに本部に優勝の旗を持ってきました。
終って見れば、彼等のベストの闘いでは無かったけど、そこにあった闘いは、間違いなく雀鬼会のトップの麻雀。彼等にしかできない闘いでした。
終った後は、いつも通り楽しい表彰式。HPを見て来てくれた方々やヒーリング帰りの木津さんも駆けつけてくれ、会長にいじられたりして(笑)、温かい時間の中で、今期の雀鬼会も終了したのでした。
では、闘った選手達のコメントを。
選抜決勝戦お疲れさまでした。
一卓だけの決勝戦…ずっと、雀鬼流と道場を愛してきた四人の信頼し合える卓。あの決勝卓に座れて本当に幸せでした。自分達が今までやってきた事へのお土産だと思います。自分は本当に良い時に勝たせてもらいました。あそこにいられるだけの行動をしてきた事に幸せを感じます。期待に応えられたのは、自分だけでは出せない力があったからです。
感謝・感激です。みなさん、ありがとうございます。
村瀬正典
HPにおいて、安田選手部長から恐ろしいぐらいの煽りをいただき、大変な緊張感を持って臨んだ決勝戦でしたが、会長から見られれば、50点以下の試合内容であったと思います。そうした内容の試合でしたが、それを越えた、決勝戦までの経過というか歴史があったからこそ、あの心のこもった楽しい雰囲気の成績発表に繋がったのだと思います。
いつも皆選手は、ぎりぎりのところで戦ってるんですよね。
だからこそ、今川さん→樋口→安田選手部長からバトンを僕ら4人が受け、皆でテープを切ることができたのだと思います。ドラマというか、今までの雀鬼会の歴史みたいなものが、僕の心の中に入りこみ、何時も胸が熱くなり、涙が出ました。
心から会長や仲間達に感謝です。ありがとうございました。
やはり、静観者ではなくプレイヤーでいるということが大切なんですね。
志村政憲
1卓だけの選抜決勝戦、お疲れ様でした。
7月6日の決勝戦で会長から安田さんとヤンマーにバトンのお話しがあった時、安田さんの顔が紅らんでいるように見え、気持が入っている雰囲気を感じ、個人的にはそれだけで心強さを頂きました。結果としてもA評価を取られ、見事にバトンをつなげて下さり、やるっきゃないという気持にさせて頂いたり、その後のホームページでもグッとくるお言葉を下さり、かなり心強さを頂いていました。(安田さんにだまされ、のせられただけかも・・・)
そんなこんなで自分としては悪くはない状態で臨んだつもりでしたが、いままでのツケは甘くなく、壁は越えられず、そういう申し訳なさやくやしさはあります。ただ、会長に言って頂いたように、あの席に座れたことはありがたく、誇りに思いますし、堂々としていようと思います。
それにしても四天王の3人はやっぱ強くかっこ良かったです。それぞれの一番では打ち切れなかったところもあるとは思いますが、でも、やっぱり、強くかっこいいなあと感じさせられました。そんな方々の、まだまだ足元にもおよんでいませんが、目標としてやっていこうと今は思えてます。
まだまだ書き足りない気持ですが、どこまでも行っちゃいそうなので一言でいうと、「いろいろあるからおもしろい」ということを噛みしめ、味わせて頂いた、そんな感じです。
会長、安田選手部長はじめ、道場生に見守られながら、村瀬道場長・志村さん・金村さんという最高の方々と一度きりの大舞台で打たせて頂くという、本当に幸せで素晴らしい1日をありがとうございました。遠くから駆け付けて下さった山田マネージャーはじめ支部・同好会・一般の方々、ありがとうございました。
「道場長、ご優勝おめでとうございます!」
橋本貴行
選抜決勝戦は気持ちの部分で乗りきれず、皆さんには大変申し訳なく思っております。会長よりお話しがあった、今回の形・意味・気付きなど、又たくさん学んでいきたいです。
振り返ってみると、改めて村瀬道場長・志村四天王・橋本サブマネと「最終戦、このメンツで卓を囲めただけでも凄い事なんだ」と思っています。そのあとの打ち上げも最高でした。 安田選手部長・山田マネージャー・村瀬道場長・花岡さん・多田さん等、楽しい仲間と飲んで笑った朝までの時間… 一期共に走ってきた時間、いや、長い間共有出来た時間は本当に‘感謝’です。一人で何かを成し遂げる歓びというのもあるでしょうが、雀鬼流の精神を持って、たくさんの人で何かを達成する歓びの方が、何倍も楽しい事を僕らは知っています。 これからも会長や多くの仲間と、心を持って大切にしていきたいと思います。
金村尚紀

終った後はしばし団欒したあとで解散。下北本部選手と山田マネージャーと高槻選手たちは下北沢に戻って楽しい打ち上げ。一期走り続けた仲間達と楽しい時間を過しました。あんなにゆっくり皆と話し合えたのは何期ぶりなんでしょう。いや〜、志村が暴れないと随分ゆっくり話ができる事実を、今さらながらみんなで感じましたね(笑)。
でも……今期は本当に長かったなあ〜(笑)。
で、会長が終った後におっしゃった台詞。
「来期もやりますよ」
という事で、あっさりと来期の開催が決定しました。が、本当にいつまで続くか分からない雀鬼会。HPだけ見ていても結局は傍観者だし、何にも変わらない。
もし、その気になったなら、雀鬼会選手になるつもりで、道場の門を叩いてみてくださいな。
楽はできないけどv(^_^)v
安田潤司
[写真:187]
決勝戦の面々と、主だったメンツたち(&ヒーラマン)
左前列から、佐々木丸、樋口、山田マネージャー、今川久美子、木津さん。左後列から、多田、安田、金村、会長、村瀬、志村、橋本。

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