■2006/07/07(金)
≪ Vol.183
昨夜、下北本部道場で、選抜5位〜16位の今期最終戦が三卓同時で行われ、今期も残すところ9日(日)の選抜優勝決勝戦だけになりました。
決勝戦の面子や見所に関しては、VOL.181でもお伝えしていますが、今後もう見る事は無いであろう「今の雀鬼会の麻雀」がありのままで見られる闘いになるはずです。
昨夜の試合後にも、みんなに迷惑をかけないように黙々と基本動作の練習をする志村がいましたし、橋本も相当なプレッシャーと闘っているはずです。村瀬の想いは、樋口から渡されたバトンをみんなの期待に応えて本部に持ってくる事。金村も黙って最後の仕上げに、集中しています。
「雀鬼会はみんなで描く絵のようなもの。一人一人が絵の具となって良い色を出し、一期を通して一枚の絵を描くんだ」
と、会長はおっしゃっています。
今期の雀鬼会という絵の最後の一筆。それを任された四人のプレッシャーは計り知れないほどですが、それ以上に「男としてその場で闘える喜び」があるはずです。
緊張に負けてボロボロの闘いになる可能性だってあります。見学に来る方がその闘いを見て、どう感じるかも分かりません。でも、ずばり言って、そんなのは知ったこっちゃねえんです。ただ、間違いないのは、「たかが麻雀」に命を削る姿、全身全霊で「今」に向かう姿が、絶対に見られるはずです。会長が、引退後18年かけて創り上げたありのままの雀鬼流が。
必死に何かに向かうかっこいい仲間に、僕はいつも力や感動を頂いてます。それは会長に頂いたものと等しく僕の血となり肉となっています。
残るはたった一日、選抜決勝戦のみ。
村瀬、金村、志村、橋本、最後の一筆、よろしくお願いします。
押忍。
安田潤司
[写真:183]
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