■2010/09/15(水)
≪ Vol.1433
出版社や著者の方々から何冊かの贈呈本や自らが買った本が10冊ぐらい何時もベットのそばにある。そんな中にたけし軍団の浅草キッドのお二人の著書である「キッドのもと」という本が届く。
たけしを始めとして、そのまんま東とかタカとか枝豆達と仕事をしたことがある。タケシの軍団と雀鬼会の軍団とはどこかで共通する。
浅草キッドのお二人とも何かと縁があったり仕事もしたが、二人の本の面白さにこのオレはファンなんです。ていうことで他の本は後回しにしてキッドのもとを一気に読んじまう。
俺の本の読み方は、2〜3冊を同時進行で読むのが常なんだが、浅草キッドの本は、これ又面白くて俺のツボに入って一気に読んじまった。
水道橋博士は芸名に博士と付くだけあって、かなりの切れ者。監督もやって、彼が脚本書いて映画でも撮れば、たけし越えも夢じゃねえと思う。
相方の筋太郎も、バカやデタラメやってるようで、これ又名が示すとおり男の筋が真っすぐ通った奴だ。
浅草キッドが目標にする「俺達は商店でいい」が意気に感じる。
大企業がのさばるから何時だって中小企業が泣きをみて、都合がいい場所に大型店がのさばるから、真面目にやって来た小っこい商店街のお店に閑古鳥が鳴いちまう。これって純粋にあった生態系を壊してしまうことになっちまっている。
昔、総合格闘技のプライドが華やかりし頃のリング上で、ヒクソンの弟のホイラーが、日本の選手に腕を極められていた時、俺の座る席の後ろから、生意気な小僧が、「折れ、折れ、折っちまえ」と怒鳴る。
ならばテメエの腕を折っちゃると思って、ひょいと後ろを窺った時にその声の主が浅草キッドのどちらかであった。その時は瞬間堪えたが、どこかで逢ったら必ずぶちのめす(マジ)なんて決めていたんだが、どういう訳かそれもチャラとなって、今や彼等が出す本を楽しみにしている俺がいる。
雀鬼
[写真:1433]
自分も会長より「キッドのもと」をお借りして読ませて頂いたんですが、かなりいい本でした。各章通して何やら男を感じ共感する所が一杯あり自分も最後まで一気に読んでしまいました。「キッドのもと」(学研パブリッシング)より\1400で発売されておりますので、興味のある方は読んでみてください。それにしてもプライドのホイラー戦と言ったらもう10年以上も前の話、あの時は会場がもの凄い盛り上がっていたんですが、ホイラーさんよりも実は浅草キッドが大ピンチだったとは思いもよりませんでした。今はチャラになって良かったです。(ジーコ)
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