■2010/08/23(月)
≪ Vol.1419
月が出てもヒートアイランドに変化なし。珍しく電車でやって来たら、コンクリートに囲まれた駅のホームもそこに立つ人も、一日の体温を極度に高めて、空気を汗臭さに変えてしまっている。そんな時に限って太った人が目に付く。
電車に乗ると何時も以上に人々が携帯片手に無表情がずらりと並んでいる。道路の片隅に動きが鈍ったゴキブリ一匹、奴も猛暑の都会で生きているっていうことで、新屋ランキングの次へと。
今年の夏は生き返った、蘇ったと自己意識を持っていた古島は、思ったよりダメ出しされて、さすがの非情の古島も涙した56位。
ところがギッチョンその一個上の55位に今や雀鬼会No.1の打ち手である、金村の名があった。普通ならあの金村と並んだことで喜べることが、
「金村さんより下ですかー、すげえショックです」
と古島。
確かに「町田ん家」の子ならベスト30位に入って当然、
そのちょいと上に、我が家の娘夫婦が51、52と並んで入っている。
こいつらの親の顔が見たいし、どんな教育したかって、彼等は2人揃って米国の教育を受けただけだから、日本人の俺の知らぬところ。
弟の真路が37位に入っていて、嫁さんが24位。
奴曰く、
「今年は確かに女房殿に敗けましたが、姉さん夫婦のランキングはもっと下じゃない?」
俺が見たってその通りの意見を述べる。24位の嫁さん曰く、
「パパが別荘行ってから、荷物を持ったり、手伝ってくれるようになりました」
とさ。
奴なりに道場生の動きを見て学ぶことがあったのだろう。
44位から48位まで、長野から明るい家族で短い時間だったが楽しさを見せた、岡田、原の名前が並んでいる。何がってことはなくても、明るさ、楽しさってすげえ大切。
ランキングの半分ちょっと越えた42位に、俺の一番弟子である高槻塾の山田。番長から酒禁止のお達しがこたえたのかなー、ちょいと前の山田ならベスト10入りは確実だったんだろうが、奴も老化しちまったのかなー。
山田の一番弟子である宮本が35位とそこそこで、何と本部では名も通らぬ堺という男が、大変身して高槻塾トップの14位に入ったのは見事である。
俺が皆んなが寝静まった朝方、部屋の布団の上で座っている堺を何度か見た。父親も座って寝る人だから、遺伝子って凄いよな。
堺も見事だが、本部には荒海の大きな岩場の先に立って寝ちまう小島がいる。そんな小島ですら21位にランク付けされている。
「町田ん家」の子の代表でキノコ荘の住人である小鉄と永井が、28位、29位に並んでいるが、彼等ならベスト10に入ってもおかしくないんだから、今年は少しいけてなかったよな。
「町田ん家」の子達が俺ん家の息子の嫁さんに敗けちゃ雀鬼流も形無しだぜえ。
雀鬼会の女子部だって、今川が22位に入って、理絵がお化けに変身してまで頑張って13位と上位に食い込んでいる。
親を越えた17位と18位に2人の孫の名前が、「オマケ」だよと並んでいる。その上に内弟子トップでジーコが16位。奴は何も役に立たないが(笑)夜の格闘技興行一本でここまでのし上がっている。
高槻塾を越えて名古屋の秋葉が15位の存在力を見せたんだ。昨年の別荘の嫌われ番付では上位に顔を出していた下北の横山が、今年はやり易かったのか、苦虫と泣きっツラを見せずに笑顔でいられて、何と12位に入ったのは俺も嬉しいよ。
その上の11位に番長をだらしがないと決め付けられる、何でも頑張る、歯食いしばって、つねったり、噛みついたり、引っ掻いたって闘う沓掛が入っている。
「雀鬼会の委員会ならこのランキングは当然でしょう、キミ達何教わってんのよ」
と沓掛の声がする。
俺が見たってやった者は確実に楽しめた夏の日々、新屋や元郎のおかげで、多分もっとも思い出深い夏がそこにあったことは事実。
皆して作った夏休み。さて本当に凄かった、健やかな連中が並ぶベスト10の発表は次回ヘネ。
雀鬼
[写真:1419]
ハイ、夜の格闘技興行一本でのし上がったジーコです。畳の上の格闘技で痛めた体も翌日に海に入ればすぐに治るということで、連日ムチャな興行を打たせて頂きました。昼は海、夜は格闘技、そして楽しい会長のお孫さん達との触れ合いの日々。本当に今思い出しても別荘は理想の日々の連続だったと思います。そんな最高の日々を作り出したベスト10の男達の発表は、、、、、次回注目です!!(ジーコ)
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