■2006/05/28(日)
 Vol.141
こんばんわ、「牌の音」スタッフの○○です。ただ今深夜の3時。誰もいない道場でこの文章を書いています。本当は誰にも言うまいと思ったのですが、やはり真実を伝える義務があると思い、震える手をおさえながら、パソコンに向っている次第であります。
告白します…。昨日の安田さんが耳に赤ペンを挟んで競馬新聞を見ている写真。あれは、ヤラセなんです。本当は安田さんは悲しそうな顔をして、仕事をなさっていたんです。でも、僕がその姿を写真に撮った瞬間、
「やめろよ、○○。そんな写真をホームページを見ている皆さんが見たら、本当に心配するだろう…。そうだ…この競馬新聞を見て、馬鹿っぽいカッコを乗せよう。その方がみんなが喜ぶし、冗談だと思って笑ってくれるはすだ……」
………(T_T)
こんな状況になってまで、みなさんの心配する安田さん…。漢です…。本物の漢です…。僕は、思わず涙をこらえきれませんでした。すると、安田さんはポーズを取り始めました。
「アハハハハッ…これでどうだ、○○?馬鹿っぽく見えるだろう…。撮れよ…○○…さあ、撮れ、撮るんだ!撮ってくれよおぉぉぉ!!」
僕は泣く泣くシャッターを押しました…。そして………
その日以来、安田さんは道場から姿を消しました…。
今になって、僕がなぜこの話を公開したかというと、先ほど一通のメールが来たからです。そのメールが誰からかは分かりません。しかし…僕は安田さんだと確信しています。昨日の会長の悩むお写真を見て、いてもたってもいられなくなった安田さんが、深夜の漫画喫茶から送ったものだと思うのです。
ここにそのメールをアップします。
ボンジュールおメメさんボンソワールお尻さん
僕はいま、最果ての地に向いながら雨の降りしきる国道をテクテクなのさ
なぜかって…?
だって、見てしまったから…伝説の人の孤独のフォトグラフを
行くあてなんか無いぜ、この僕
(ドント・ストップ・レイン)
持ち金も無いぜ、マイフレンド
(ドント・ストップ・アウト)
伝説の人をあんなに孤独にしたのは僕そんな自分を責めたってなんにもならないそれは百も承知なんだ
ブラザー
でも、自分を責めずにはいられないんだぜ
マイハニー
いっそこのままたいらげてしまおうか吉野家の牛丼特盛り
開き直りは人間のクズって言ったのは偉大なるウルトラマン
被害者意識は病の始まりって言ったのは日々闘っているヒーラマン
なのに僕ったら
心のどこかで言いわけ探してるららららーん
俺になんか恨みでもあんのかよと通りがかりの男が言う
俺になんか裏ビデオあんのかよと僕には聞こえる
悲しみのあまりの幻聴
僕は被害者意識のホームラン王僕は開き直りの外様大名
未来なんか無いぜ、この僕
(アセンション・プリーズ)
持ち金も無いぜ、マイフレンド
(レッツ・バント・プリーズ)
ポケットに残ったたった一本のラークマイルドが僕の希望と絶望の全てなのさ
今はただ、毎日ブリブリに送られてきたFAXが心から懐かしいだけなんだ
もう帰れないあのドージョー
逢えないみんなにドージョーよろしく
ああ…玄米ドンマイ五穀米
素直と勇気でディス・イズ・ジエンド

………どうですか、みなさん。安田さんの悲しみがブリブリに伝わって来ませんか?心の痛みがブリブリに伝わって来ませんか?
このメールを読んでまだ、不毛な争いを続けると言うのなら僕はもう何も言うことはありません。でも、願わくば仲の良かったみなさんにもう一度戻って欲しい…。会長だって、安田さんだってそう思っているはずなのです。
心からのお願いです。もう、不毛な争いは止めてください。
再び、匿名であることをお許しください。失礼します。
「牌の音」スタッフ○○
[写真:141]
もう、あのツーショットを見る事は無いのだろうか…

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