■2010/07/07(水)
≪ Vol.1394
雨が降ったらお休みなんだが、小雨になって、週刊朝日の取材があって、家人の車で道場へ、帰りは大概ハイヤーのような運転テクニックを持つ歌ちゃんが送ってくれる。
それが深夜雨が降っていても、歌ちゃんは着くとすぐに回り込んでドアまで開けてくれて、俺が庭を通って玄関から中に消えるまで、暗い外灯の下で立って見送ってくれる。全てが完璧なのが歌ちゃん。
それに比べて乗る度に他の車に、ブツブツ文句ばかりたれてる家人。自分に非があることすら気付かず狭いところで、文句を聞いてるのは凄え不愉快だ!!
余りひどいと車を止めろと、途中で降りちまったことが何度かある。
今日もそんな調子だったところで、一方的にこっちが悪い追突事故。
強いブレーキ音を聞いて、膝の上で眠る孫の無事を確かめる。大変迷惑をお掛けした車から老年の紳士が2人降りてこられている。
「すみません。お怪我ありませんか」
と頭を下げる。こちらが悪いんだから頭を下げるのは当然。
「わざとぶつける人はいませんよ、お子様は大丈夫ですか」
と大切なお仕事へ向かう途中なのに、こちら側を気遣って下さる。
車の事故はいけないが、事故を受けた方々に良心を感じてすまなさが増す。家人に恥を感じ、よそ様に良心を感じてしまった。
事故は小さかったが、情けなさは大きく拡がった。
雀鬼
[写真:1394]
こちらが悪い時に頭を下げるのは当然のことなのですが、大切なことだと思います。会長でさえ事故にあわれるということ、先方の方が良い方で良かったこと。事故が小さく会長とお孫さんがご無事であったこと。一つのトラブルから色々なことを感じ学ばせて頂きます。
写真は完璧ドライバー歌田さんです。(ジーコ)
≪ [Home]