■2010/06/30(水)
 Vol.1386
そろそろ取材に出るかと思っていたら、草津の山奥の交番から電話が入る。どうもそちら方面で家人が携帯を落としたらしい。がさつな応対だったが、警察官から親切心が伝わる。
「どこのホテルに泊まっているの」「、、、、分かりません」「同行してる人を知ってますか」「知りません」
本当に分からないのです。
何度か警察官から電話が入って、更に出ると洋行帰りの古武術の甲野先生からだった。時は迫ってきていたがお土産話や身体の捌きの話が弾み、時がぴったり重なる頃に電話を切る。
道場に電話入れると、取材陣は当然来ている。
タクシーを呼ぶ。こんな時に限って新人の運転手が路地をちょっと入ったところで、送りがてら俺を遊んでくれる孫の先の道路を通り過ぎて行く、まあいいかと孫と遊んでいたら同じ車が行ったり来たり。
「洗濯屋さんの看板を目当てに来たんですが、分かりませんでした。」
確かに前あった洗濯屋さんの看板は無くなっている。少し運転手さんは焦っている。
「運転手さんこんな時はゆっくり行きましょうよ」
と声を掛ける。取材陣を待たしてるくせにひどいセリフ(笑)
誰も悪かないんだけど、俺ん中で取材づくめに拒否反応が起こっただけていうことで、一時間近くの遅刻、たまにゃいいかもな(笑)
雀鬼

[写真:1386]
こういう日は取材は無しとするか短めの方が結果的にも良さそうです。これだけ会長の出発を遅らせる出来事が続いて起こるということは、何らかの意味があったと思います。という訳で、取材陣の皆様方お許し下さい。(ジーコ)

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