■2006/04/28(金)
 Vol.112
「フリチン」なあ〜。つくづく俺もそう思う。道場と名はつくけんど、本戦や練習の時は厳しいけど、後は俺なんかほとんど道場では「フリチン」だよな。一歩外へ出たらフリチンはまずいですが、俺達仲間にとって道場は棲み家だもんな。その姿は共同生活に近いよな。俺にとっては、我が家よりその感覚は濃いな。だからこそ俺にとっては、一番棲み易い場だったんだ。
俺、道場と仲間達なら心のフリチンどころか本当のフリチンにだって確実になれる。ずーっと、そうだったよなー。
扱いは風俗に近い雀荘だけど俺の憧れの「何もないけど美しい自然の豊かな南の島」。そんな生活が、俺の根っ子の中の夢だったんだろうなー。
俺が大酋長で、安田は海賊スキンヘッドの頭。それでねえ、安田が率いる悪どい手下どもに、島民が苦しめられていると、俺が現われて海賊どもを打ち破り、追い払う。助っ人にはウルトラマン秀○○が、ここぞという時に駆けつけてくれてなー。あれほど悪業を働いてばかりの海賊達も、次第に心を正し、いつしか我が島民と伴に、仲良く明るく暮らすようになった。
俺、何書いてんだろう(笑)。思うままに筆を走らせているだけ。多分、俺、今も「フリチン」(笑)。
フリチンの文を書いた後に、大変無礼とは存じますが、先日、HP上に無断で安田が載せてしまった、鍵山秀三郎相談役と私しとの、楽しかった会食の後の写真をお送りしたところ、お側近の新上殿が、
「我が殿に向かっての度重なる無礼!もはや許しがたき、無礼打ちに致す!」
とは、口ではおっしゃらないだろうが、そのまんま倉庫の隅に、放って置かれる覚悟ぐらいは私の中ではできていたんですが、即座に、相談役からお礼のお手紙を頂き、
「我が家の家宝ができました」
という一文が手紙の中に書き込まれている。
私にとっても、安田にしても、これだけ嬉しい事は無いが、深い恐縮と、心の中の比重が増す。
鍵山相談役、新上さん、俺、今日もフリチンということで御勘弁の程をよろしくお願い申し上げます。
まあ、何時だって相談役からの打ち首ならこの雀鬼、覚悟の程はできております。新上さん…、新上さんなら返り討ちにしちゃうかもな(笑)。
安田、お前はそれほどの根性も覚悟も出来てないのだから、御二人様にお逢いする時ぐらい「フリチン」ではなく、洗いたてのふんどし一本ぐらいビシッと締めていきなさいよ。
やっぱし、この文章、失礼、御無礼過ぎたかなー。
新上さん、ごめんなさい。
雀鬼

[写真:112]
鍵山秀三郎先生

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