■2006/01/19(木)
 Vol.11
このサイトや「JANKI-RYU」でお馴染みヒーラー木津龍馬さん。僕は今、木津さんと「食と体と心」をテーマにした本の出版を進行中で、ヒーリングの合間をぬって、木津さんならではの話を聞かせていただいている。そんな木津さんから、今日メールが届いたので、ここで紹介します。
安田様昨日はお疲れ様でした。しゃべくってると止まりませんね。取材中、脱線してたらすぐに修正をお願いします。
昨日、テレ朝の報道番組で、新興宗教の被害に遭われたご両親のことが特集されていました。その母親には事件の直後に「死にたい」と相談されたのですが、
「亡くなられた娘さんのためにも、2次、3次被害を食い止めるためにも生きて闘って下さい。」
と応援したんですわ。始め、洗脳されてた母親を解放することも大変だったのですけどね。色んな意味で複雑な想いはありますが、がんばってもらいたいと思ってます。
その教祖の横柄なインタビューを見て、ドタマきて悔しくて涙がでてきました。世の中汚いことばっかりで、やり場のない怒りでハラワタ煮えくり返りそうです。そんな世の大人の一員かと思うと正直へコミます。
桜井先生、安さん、木津はまだまだクソガキですわ。「怒り」にすぐバランスを失っちゃう。(ToT)
せめて自分達は、素直で計算が無く「ずるい大人」にできるだけ変身しないように勇気をもって過ごす所存です。(-W-)
どーせ変身するなら、桜井会長のような「鬼」(^^)とか鍵山先生のような「ウルトラマン」(^^)にならなきゃですよねー!こんなこと書いたら怒られちゃいますかね?
ではまた取材で。 木津龍馬

道場にも、心を病んだ若者が多く訪れるけど、木津さんはそんな僕らが想像できない位、ハードな日々を送ってるはずだ。木津さんの所には基本的に「健康な人」は来ないだろうからね。僕らには会長を始めとした、明るく元気な仲間がいつも周りにいる。それは何より感謝すべき事だと、つくづく思います。
[写真:k20]
で、そんな木津さんのヒーリング中に会長から、電話があったそうです。
「鍵山先生と木津先生は偉いから、益々敷居が高くなって俺は置いてけぼりだよなぁ〜」
その後、木津さんから
「桜井先生に「先生」って言われるとマジ凹みます」
ってメールが来ました。どこにでも、そんな電話してるなぁ、会長は(笑)。
以前、会長の親族関係の方が、木津さんにヒーリングを受けた事がありました。その後、木津さんが道場に来て、会長の膝と脇の痛みを治療しようとしたら、会長が「大丈夫だよ」と言った。でも、明らかに悪いし、痛そうなので、
「やりますよ、先生。だってその為に来たんですもん」
と、木津さんが言ったら、会長が、
「今朝、親戚を治して貰ったから十分だよ。これ以上は貰いすぎ、贅沢だ。それより、お前も疲れてるんだから、少しダラダラして行けよ」
「でも、先生」
「いいから、座れってホラッ」

と、木津さんを横に座らせた。
「なっ、少し休んでけよ」
それから二人はたわいも無い話をして、文字通りダラダラしていました。木津さんも本当に楽しそうな顔してたっけ。一緒にいる僕まで、温かい時間を戴いてしまった。
会長も当然、膝や脇はかなり痛いはずなのにね。自分の調子が悪くて、目の前に木津さんがいたら、「直してください」って言う人は沢山いるだろうけど、「貰いすぎ、贅沢だよ」って断れる人が何人いるのだろう。
忙しい合間をぬって、ヒーリングに来てくれる木津さん。自分の体調より相手を気遣う会長。男がどうあるべきかを、改めて教えて頂いた日でした。
安田潤司
[写真:k3]

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