■2006/01/18(水)
≪ Vol.10
「我が家の内孫の温舟(はるし)が生まれて初めての体験をしている。良いことなのか、悪いことなのか、風邪をひいてしまっている。多分本人は初めての事だから、自分に起きている事に気付いていない。親や俺から見れば、経験や知識で「風邪だ」と分かる。小さい頃に風邪や怪我といった、その場ではあまり良くない経験をしておく。小さい頃にそういう経験をしておかないと大人になって強烈な病になる。ボヤと全焼の違いかもしれない。人の持つ良いとこ悪いとこってそんな感覚かも知れない。俺は自分の子供が生まれた頃この子の為に頑張ろうとか、努力しようとか思わなかった。そうだ!この子等が俺の今日、明日を創ってくれるんだと感じた。小さい頃の我が子は、俺の生命線だった。
そして孫が生まれた。今度も「この子の為に頑張ろう」とは思えなかった。孫と俺の入れ替わりだなと思った。顔を見合すだけで笑ってくれる孫。仕事へ行く前の少々の時、孫の笑顔だけを眺める。人間にはいくつの表情があるのだろう。今日もその内の一つが生まれた、と観察するのが楽しみだ。俺たち大人にある、正当化やエゴや嘘や誤魔化しはまだ見えない。その内すぐに歩けるようになり喋れるようになるだろう。その成長と共に俺たちが持っている汚い感性を身に付けてしまうんだろうな。」
以上は今日の雀鬼会レポートに書かれた会長の文。会長はその日その時に感じたことを、とても素直に書いてくれる。会長ならではの気付きや、何気ない事、楽しい冗談、それは、その時々で違う。だが、どの文も「ありのままの会長であることに変わりは無い。
で、上の文章の書かれたページには、続きがあった。それが以下の文。
「安田、ホームページの件だけど、どう扱っていいのか少しはアドバイスしてよ。俺たちが書き込むことで、悩める若者や心の病の方には多少なりとも力をつけてあげられるかも知れないが、あの大先生も見ておられる。Sさんが俺たちに大先生は本当に恐い方なんですよ、と何度となく釘をさされていたのに、安田の悪戯のおかげで「早急に連絡せよ、大先生怒ってますよ!?」というこの問題は、今や全てSさんと安田の問題、争いごとに発展してしまいましたのでよろしく。俺と大先生は仲が良いんですからね 」
よろしく、って、なんすかね(笑)。まだ、この話引っ張るんですか、会長。鍵山先生と会長が「近いうちにお昼ご飯でも食べましょう」と、話していて、中々時間が取れないから、
「ご昼食の日程を早急にご連絡くださいませ。相談役怒ってますよ〜!?」
と、Sさんから洒落っ気たっぷりのFAXはありましたけど。そんな真剣な顔で何を書かれているかと思えばこれですから。
[写真:kai-002]
今日から、選抜の準決勝も始まり、雀鬼会も大詰め。明日からは、そちらをUPしよう。と、僕は思っている。会長は分かりませんが(笑)。安田潤司
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