■2009/06/22(月)
 Vol.1097
『御礼』
この一言がピッタシの一日だった。
「二、三日どこかへ行って来る」と一言述べて家人が午前中に家を出る。何時のように「どこへ」とか「何しに」とも一言も吐かずにそのままにしておく(笑)
昼になって嫁さんが二人の孫を連れてやって来て、父の日のプレゼントを頂く。そのままみんなで楽しい食事をする。家人が投げっ放しの掃除を嫁さんが片付けてくれる。
道場は第37期雀鬼会選抜決勝日とあって、ほとんどの選手達がどしどしと集まって来る。山田英樹が高槻勢を伴ってやって来りゃ、九州や名古屋っ子の顔ぶれも見れる。
何度も言うようだが、今期の本戦期間は本当に楽しみが増大した。本戦は期待以上の試合を作ってくれて、なんと全員で合格点を越えてくれる。
誰が勝ち、誰が敗けたなんて全く持ってどうでもいい。道場に集まって来た者達の一つ一つの顔に、何かを作り上げた喜びの笑顔がある。みんなでやって、みんなで勝った。
試合が終わった後、嬉しさにひたっていた俺を全員が何重にも囲み、
「父の日、ありがとうございます」
と、卓上にのらないほどのプレゼントを頂く。選手全員で今期最高のプレゼントをくれたのに、それぞれから気持ちが入った品物まで頂いて、
「これじゃ罰があたる」
と思えるほどの幸せ感を感じてしまう。家人以外は(笑)
我が家の子供たちから一年を通した感謝のものを頂戴し、それ以上に道場生からも。幸せなんだが、なんか俺って欲深さを感じてしまう(笑)
自分が生まれた日より、父の日を祝してもらえることの方が10倍も嬉しい。家族からは「父さん」なんだろうけど、道場生からはオヤッサン、親方、ボスと思われていることの方が当てはまる。
品物が欲しいと思っちゃいないことは誰しもが分かっちゃいるが、若い者達の気持ちがとにかく嬉しいのです。長年、父親をやって来ているが、周りの者達にそれを認め許されていることがとにかく嬉しい。
「父の日にゃチビT送れよ」と申しておいたら、さっそくあの北村のオッチャンからチビT姿の写真が届く。チラッと見た時は「う〜ん女房か」と間違うほど着こなしていたな(笑)
[写真:1097a]
でもあのオッチャン、確か子供は居ないはず。でも「勇気と素直」でOKです。
一人一人に、ともかく、
『御礼』
申し上げ候。
雀鬼

[写真:1097]
いつも会長から道場生は楽しみや喜びを与えて頂き、そんな道場生の姿に会長が喜ばれ、それでまた道場生も嬉しくなり・・・と、もうどちらがどうとかよく分かりませんが、とにかくみんなよく笑い、喜び、嬉しくなっていました。父の日の時間を道場生で長く頂いてしまい、ちょっと申し訳ない気持ちも湧きましたが、会長のすごく嬉しい気持ちを感じさせて頂き、個人的には会長がちょっと照れられているようにも見えるぐらいの嬉しさを感じましたが、みんなの目にはどう映ったかちょっと聞いてみたい気持ちです。(橋本)
プレゼントにはいつも悩むところですが、今年は、町田勢が考えてくれた特注雀鬼ライターも好評で、かっこよかったです。雀鬼会最終日と父の日が重なったのもあり、町田道場は大盛り上がりの中にも凄い気持ちのいい空気が流れていました。会長、これからもお元気で、いつまでも自分等と遊んでいてください。(花岡)

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