■2009/06/19(金)
 Vol.1094
鬼っ娘早矢香から手紙が届く。
話があれば電話で済ませりゃいいのにと、綴られた文を追う。
何度か試合をやってジャパンオープンではダブルスで優勝、シングルスでは準優勝であったことは、どこからか何となく伝わっていた。
ところで早矢香っていくつだったんだろう。まだまだうーんと若かったはずなのに、文の中には彼女の中で、起きている、生まれていることが、数10年という重みや、深さの濃さを持ってして伝わって来る。俺なんかより、文章も達者だし、内容もしっかりとした素直で正直さが伝わってくる。
訪ねて来てくれた時から早矢香には人を惹きつけるものがあって、「可愛いやつ」と思っていたが、今やこいつ凄いなーと思ってしまう俺がいる。
卓球を通して自分と何かと闘っている。手紙が来てから数日が経つが、今も中国で心身を粉にして何かと闘っている。
うら若き乙女が向かうところには、大きな壁が控えていて、ぶつかってはね飛ばされて、傷ついていることだろう。
何かと闘わねばならない運命に身を置いている早矢香。彼女がどんなに傷ついてもそれが彼女の進む道だったのだったら、俺はずーっとはしっこで見守ってやることしか出来もしない。
早矢香は俺なんかじゃとても出来ない体験をしてることは確からしいね。
雀鬼

[写真:1094]
平野さんより会長あてに速達でお手紙が届きました。卓球という場で、毎日闘っている平野さん。何といっても相手は世界、中国ですので、壁はかなり高くて大きいです。これを乗り越えるのは並大抵のことではないと思いますが、会長をはじめとして雀鬼会のみんなで応援し続けていきます!!(ジーコ)

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