■2009/06/19(金)
≪ Vol.1093
「人を見抜く技術」
講談社さんが販売方針を進めてくれて、藤田晋(サイバーエージェント社長)の他に、伊集院静(作家)氏と秋元康(作詞家、プロデューサー)さんの、二名の方から推薦の言葉を頂いたらしい。
藤田社長とは、彼が若かりし頃、町田道場に通って来て雀鬼流麻雀をたしなんでいた。何万という若者がここを通っていったが、多分彼が一番金持ちになってしまった。
今現在そこにいる道場生達は日々をやりくりやりくりしながらも、青春時代を俺と伴に過ごしてくれている。俺には経済能力が不足しているから、道場生達は何時も貧乏かもしれない(笑)藤田とは、今でも元師匠と弟子という関係で、互いの取材でからまりあうことがある。
伊集院氏とは古くから御縁があって、対談させて頂いたり、氏が書かれた作品をそのたびに贈って頂いて、俺自身、伊集院氏の作品のファンであることは確実である。
男らしく生きることを知っている氏はお逢いしても、その匂いを漂わせるし、作品の中に描かれる男臭さが俺をしびれさせる。氏が近々に出された「羊の目」も続編を待つ気持ちである。
まさに氏こそ
「凄まじい胆を持たれる」
数少ない昭和の男である。
雀鬼
[写真:1093]
伊集院静氏からは、
「この人の洞察力には、血と汗と、凄まじい胆がある。」
との御言葉を頂きました。伊集院氏ならではの表現だと思います。「羊の目」(文芸春秋社)も会長が面白いと読まれていました。未読の方は「人を見抜く技術」と合わせて読まれてはどうでしょうか?(ジーコ)
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