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■2010年8月23日(月) その2 Vol.1420

何ヶ月か振りか、 別荘番長と深山と今川で麻雀を打った。 久し振りだったが、 俺トップネ、 そして今川がぶら下がり。 何の因果か新屋と深山は大敗。
道場は別荘よりずーっと寂しいが、 「時」には変化がある。

先日は下北の吉田が今日は町田の水野が、 この度結婚することになりましたと挨拶に来る。
「おめでとう」
と言わない俺がいる。
結婚、吉田、水野とやっぱりモテる男から 結婚って決まっていくのかなー、 それが男女の習しなら シャボなんか結婚はまだまだ先の話しなんだろうか。 俺もそうなんだが、 男と女の結び付きって何か変だよな(笑)
仕事も遊びも 女子に囲まれた日々を送っている多田はまだだし、 町田じゃ俺、家柄も良く、学歴もあり、 俺ハンサムだしと自称する古島もまだなんだよなー。

         雀鬼




うーん、雀鬼流では結婚は、 メデタイ、ワッショイ、おめでとう、 という雰囲気にはなりません。 何でなんでしょうか、、、 結婚する2人には頑張れ、としか言えません。(ジーコ)

■2010年8月23日(月) Vol.1419

月が出てもヒートアイランドに変化なし。 珍しく電車でやって来たら、 コンクリートに囲まれた駅のホームも そこに立つ人も、 一日の体温を極度に高めて、 空気を汗臭さに変えてしまっている。 そんな時に限って太った人が目に付く。
電車に乗ると何時も以上に 人々が携帯片手に無表情がずらりと並んでいる。 道路の片隅に動きが鈍ったゴキブリ一匹、 奴も猛暑の都会で生きているっていうことで、 新屋ランキングの次へと。

今年の夏は生き返った、 蘇ったと自己意識を持っていた古島は、 思ったよりダメ出しされて、 さすがの非情の古島も涙した56位。
ところがギッチョンその一個上の55位に 今や雀鬼会No.1の打ち手である、金村の名があった。 普通ならあの金村と並んだことで喜べることが、
「金村さんより下ですかー、  すげえショックです」
と古島。
確かに「町田ん家」の子なら ベスト30位に入って当然、

そのちょいと上に、 我が家の娘夫婦が51、52と並んで入っている。
こいつらの親の顔が見たいし、 どんな教育したかって、 彼等は2人揃って米国の教育を受けただけだから、 日本人の俺の知らぬところ。
弟の真路が37位に入っていて、 嫁さんが24位。
奴曰く、
「今年は確かに女房殿に敗けましたが、  姉さん夫婦のランキングはもっと下じゃない?」
俺が見たってその通りの意見を述べる。 24位の嫁さん曰く、
「パパが別荘行ってから、  荷物を持ったり、  手伝ってくれるようになりました」
とさ。
奴なりに道場生の動きを見て 学ぶことがあったのだろう。

44位から48位まで、 長野から明るい家族で短い時間だったが 楽しさを見せた、岡田、原の名前が並んでいる。 何がってことはなくても、 明るさ、楽しさってすげえ大切。

ランキングの半分ちょっと越えた42位に、 俺の一番弟子である高槻塾の山田。 番長から酒禁止のお達しがこたえたのかなー、 ちょいと前の山田なら ベスト10入りは確実だったんだろうが、 奴も老化しちまったのかなー。
山田の一番弟子である宮本が35位とそこそこで、 何と本部では名も通らぬ堺という男が、 大変身して高槻塾トップの14位に入ったのは見事である。
俺が皆んなが寝静まった朝方、 部屋の布団の上で座っている堺を何度か見た。 父親も座って寝る人だから、 遺伝子って凄いよな。
堺も見事だが、 本部には荒海の大きな岩場の先に 立って寝ちまう小島がいる。 そんな小島ですら 21位にランク付けされている。
「町田ん家」の子の代表で キノコ荘の住人である小鉄と永井が、 28位、29位に並んでいるが、 彼等ならベスト10に入ってもおかしくないんだから、 今年は少しいけてなかったよな。
「町田ん家」の子達が 俺ん家の息子の嫁さんに敗けちゃ雀鬼流も形無しだぜえ。

雀鬼会の女子部だって、 今川が22位に入って、 理絵がお化けに変身してまで頑張って 13位と上位に食い込んでいる。
親を越えた17位と18位に2人の孫の名前が、 「オマケ」だよと並んでいる。 その上に内弟子トップでジーコが16位。 奴は何も役に立たないが(笑) 夜の格闘技興行一本でここまでのし上がっている。
高槻塾を越えて名古屋の秋葉が 15位の存在力を見せたんだ。 昨年の別荘の嫌われ番付では 上位に顔を出していた下北の横山が、 今年はやり易かったのか、 苦虫と泣きっツラを見せずに笑顔でいられて、 何と12位に入ったのは俺も嬉しいよ。
その上の11位に番長をだらしがないと決め付けられる、 何でも頑張る、歯食いしばって、つねったり、噛みついたり、 引っ掻いたって闘う沓掛が入っている。
「雀鬼会の委員会なら  このランキングは当然でしょう、  キミ達何教わってんのよ」
と沓掛の声がする。

俺が見たってやった者は確実に楽しめた夏の日々、 新屋や元郎のおかげで、 多分もっとも思い出深い夏がそこにあったことは事実。
皆して作った夏休み。 さて本当に凄かった、 健やかな連中が並ぶベスト10の発表は次回ヘネ。

         雀鬼




ハイ、夜の格闘技興行一本でのし上がったジーコです。 畳の上の格闘技で痛めた体も翌日に海に入ればすぐに治るということで、 連日ムチャな興行を打たせて頂きました。 昼は海、夜は格闘技、そして楽しい会長のお孫さん達との触れ合いの日々。 本当に今思い出しても別荘は理想の日々の連続だったと思います。 そんな最高の日々を作り出したベスト10の男達の発表は、、、、、 次回注目です!!(ジーコ)

■2010年8月22日(日) その2 Vol.1418

雀鬼会本戦は本戦。 夏の別荘は別荘ってことで、 町田道場生等から普段、 「だらしがない男」 と名指しされ続けてきた新屋が 土方仕事を辞めていたことで、 今年の別荘番長に俺から任命される。

道場には学力優秀だった者もいる、 麻雀を打たせれば強い猛者もいれば、 20年以上道場に席を置く古参もいるが、 それを全てチャラにして始まった別荘暮らし。
一橋大学卒の沓掛から、 お前は何をやってもだらしがないと決め付けられた新屋が、 副番長に学生の今や別荘っ子、 海っ子になった元郎とのコンビで、 若手新人達が醸し出す責務を しっかり思った以上に作ってくれた。
今しか出来ないことを今やって楽しめればいい。 次はやりますよがない空間、

夏休みが終って、 後付けながら新屋に全員のランキングを お前の感じた目で挙げてみろと、 後始末の又後始末。
新屋と元郎の2人にやらしてみたら、 元郎は別荘から地方へ免許を取りにいっちゃって、 すでに心が半分しか残っちゃいない、 ていうことで元郎の方は放棄して、 別荘番長の新屋の番付が発表される。
徹夜で必死に一日一日の出来事を思い出しながら、 新屋がまとめあげてくれる。
その前日の道場ノートに、
「別荘ランキングを作らせて頂きますが、  『自分は道場歴長いし、、、』  『別荘に長めにいたし、、、』  そんなんでふんぞりかえられても  そうは問屋はおろしません」
と宣言していた。
俺も全く異存はないし、 等身大だからこそ素の分野が見えて面白いと、 出来上がったものを楽しみに見ると、 88位のビリッけつに 雀鬼会四天王の一人である多田が入っていた。
確かに奴は俺が生まれた日、 義務感で仕事を早目にあげて伊東まで顔を出していたが、 新屋、奴には奴の事情がある。
奴は水は嫌いじゃないんだが、 露天風呂以上の深さや、 でかい所へは身の危険を感じて近寄らない習性があるんだよ。 海へ仕方がなしで連れ出したって、 いいとこ砂地でビーチバレーか砂山崩しで、 お部屋に帰ればトランプ遊びがいいとこなんだ。 俺の前で20年以上、 ビリを取ってるのが多田さんなんだよ(笑)
81位に学校の先生で、 いいこと病にかかっちゃっている下北の牧野がいた。 77位には昔カメラマンの北村と別荘で、 人気投票で敗れた宇佐美編集長がいる。 その相方の北村は年老いて、 身体は動かずとも宇佐美よりは心があったらしく、 上位の25位に入っている。
75位に下北の委員の一人である川原。 奴は一週間の休みがあったのに皮膚病にかかったらしい。 そんなもの熱い太陽と冷たい水の自然に身を置けば治っちまうのに。 やっぱ東大へ行ったから、 川原はバカになっちまったんかなー(笑)
61位に花岡、62位にマサキになっている。 海へ潜って一番沢山獲物を捕らえても、 ダメはダメなんだよな。 子供用と同じモリじゃねえしな。 奴の大好きなITっていう便利と利用の関係じゃなー、残念。 関西から一人旅で逃げて来た中学一年のマサキも、 皆んなにあれほどの楽しみをもらったんだから、 いい大人になるんだぞ。
町田びいきじゃ決してないんだが、 ランクの下に下北勢がぞろぞろ並んじまったんは現実だわな、
ていうことでいけてねえ56位に 町田っ子の古島が、 5日間彼なりに頑張ってもこのランク。 古島、ランクが思ったより低くて 珍しく本心からがっくりしていたっけ。
俺からみれば奴とは別荘すれ違いだったけど、 ロウ人間が溶けて少しは人間らしくなって、 40位近くには入ってると思ったんだが、 花岡が残していったロウ人間の代わりに、 新屋にゃ見えちまったのは仕方がねえかもな。

学があったり、仕事がちょいと出来たりすると、 社会はそれだけで認めてもらえるが、 このランキングだけはそれも通らない。 長くなっちまったんで、 この次は後でね。

         雀鬼




別荘番長やらせていただきました。新屋です。 別荘を終了して、早5日たち道場内では、 別荘の思い出話でしばし盛り上がったりしています。 道場では下っ端の「だらしない男」の自分。 そんな自分が別荘全日程を参加させていただき さまざまな経験をさせていただきました。 本当に一生で一度の幸せな日々でした。 会長、皆様ありがとうございました。 そんな自分が作りました! 「別荘ランキング」 さー、あの人やあの人は何位なんでしょうか!? 次のレポートをお楽しみに!! 古島さんゴメンネ(笑)(新屋)

■2010年8月22日(日) Vol.1417

20日から仕事始め、 日経ビジネスなんたらの取材をちょっと受ける。 ビジネス誌なんだろうけんど取材が終って、
「一つもビジネスの話にならなかったろうよ」に、
「そうならないことは分かってやって来ましたんで」
と返してくる。

特集5ページということで、 カメラマンも入る。 何時もカメラの人の望まれる、睨んで下さいは無く、 カメラマンがニコニコ笑顔で撮ってんで、
「何で笑顔なんだい」
と問うと、 師匠の篠山紀信さんの教えだそうだ。

ビジネスの世界も下降気味だろう、 暗い話も多いんだろうが、
「笑顔で仕事出来ればいいんだよな」(笑)

         雀鬼





伊豆での夏休みも終りまして、会長に早速取材のお仕事が入りました。 今回受けられた取材は「日経ビジネスアソシエ」という経済誌で、 「ロングインタビュー」というコーナーに載る予定です。 発売は10月頃とのことでまだちょっと先ですが、 見掛けましたらよろしくお願い致します。(ジーコ)

■2010年8月17日(火) その2 Vol.1416

夏の別荘ノート 語り帳より抜粋
8月16日 シャボ
いよいよ今年の別荘も明日が最終日です。 今日の夜、中川での食事後、 元郎、清川主任、沓掛さんが帰りました。 そして深山がまた片付けのために 仕事を終えて東京から来てくれました。 金子さんも深夜2時に到着予定です。
今年も心ある方々が色々と動いて下さりました。 個人的には今年もハルシくんと触れ合う機会を頂き、 さらにシオンちゃんやアオトくんとも、 昨年以上に触れ合わせて頂きました。 毎日が楽し過ぎて 一日が過ぎるのがものすごく早く感じました。 やはりお孫さん達との触れ合いは楽しく学びが多いです。
今年は新屋番長と、元郎の2人が中心となり 別荘の番をしてくれて、 参加面子も町田が多く、 下北の人間としては少し寂しさもありましたが、 それぞれが仕事や プライベートの時間の都合をやりくりしながらなので、 積極的に参加して下さった方々には本当に感謝です。
ちなみに全参加が18日間で新屋番長、 17日間が元郎、15日間がパゲラさん、14日間が深山でした。
新屋と元郎はこの夏の別荘で 年令や立場関係なく互いに認め合い、 強い信頼感が生まれたと思いますし、 気付きや責任感、動きのスピードもかなり成長し、 2人の成長や関係性を見ていると本当に清々しく刺激も受けましたし、 色々と学ばせて頂きました。
深山の存在も本当にありがたかったですし、 歌田さんの存在も大きいです。 パゲラさんは15日間も参加して下さり 格闘技ではかなり輝いてました。
別荘ではその人それぞれの良い部分、悪い部分が 素直に出て大きな輝きとなったり、 違和感として出たりと新たな発見も多いです。
今年は磯の湯のおばちゃんにも大変お世話になり、 会長の人との接し方や良い関係作りなどもとても勉強になりました。 やはり人との繋がり、縁というものの大切さを感じました。 今年も沢山の気付き、学びそして楽しみを下さり、 会長、皆様ありがとうございました。



■2010年8月17日(火) Vol.1415

先にズラかってきた俺。 20日間近くの夏休みを終えて帰って来る。
最終班を道場で待っている。 とにかく皆んなの無事を願い、 岩場の海をちょいと冒険した者達が戻って来るのを待っている。 海や別荘生活や集団の仲間作りが好きな者達が、 楽しく日々を暮らせたことを現場で見守ってきた。

準備と後始末番長の歌ちゃん。 娘が嫁さんを紹介したいと言わしめたシャボ。 二日前に我が家まで俺を送ってくれた深山が、 今日も片付けに駆けつけてくれたらしい。
「己れを捨てる」 ってことを彼等が証明してくれる。
今年は天気にも恵まれ、 若手の新屋、元郎が一日を仕切ってくれて 盛り上げてくれたおかげで、 今までにない「若者の流れ」が生まれていた。

俺個人的に申せば、 人生初めて、
「夏に敗けちゃった」
気がする。
伊豆でバテちゃって、 都会に帰っても この猛暑に夏バテで引きこもってしまう(笑) それでもどうにか、 だましだまし海や夏の別荘を楽しめたんだが、 次は分かんない(笑)

雀鬼流四天王の山田、多田、佐々木、金村も、 20年経って年老いたのか、 山田と金村の姿はちらっと見たんだが、 山田はひと潜りして潜水病のような感じになり、 金村は得意な格闘技で右手を痛めてしまう。 多田なんか海が恐くって女の子達と海外へ逃げちまうわ、 佐々木も海には近寄ってこない。
俺が彼等の年の頃には、 海でも格闘技も現役でバリバリだったのに、、、、。
海と道場生から 今年も「幸福」をもらい続けた5才になる孫のハルシが、 最終日に、遠くの岩場の向こうから、 小っこい子供用のモリの先にこれまた小っこい魚を刺して、 「取ったぞ!!」 と男の子らしく勇ましく、 シャボに連れられて戻ってくる。
シャボとハルシの姿は何時見たって清々しい。 孫にとっては海での初めての男の子の体験を、 シャボと2人だけで作れたことは、 一生の思い出となって残ることだろう。

経済的にも時間的にも、 多くの犠牲があったろうが、 雀鬼流でしか出来ない一夏がそこにあった。 伊豆の海、そこで出逢った伊豆の「良き人々」にも、 楽しみを頂けて感謝致しております。

         雀鬼




ついにハルシくんが魚を突きました! 岩場から海に入り、一通り泳いで漁港から上がる直前、 ハルシくんがモリ(子供用)を要求してきたので渡すと、 海に再び入り、あっという間に魚を突いて出てきてかなり驚きました。 昨年シュノーケルを教わり少しずつ出来るようになってきたと思ったら、 今年にはモリを持って海に入るようになって数回で魚を突いてきて、 5才とは思えない姿でした。 ハルシくんの嬉しそうな笑顔とハイテンション忘れられません。 自分もハルシくんと同じくらい嬉しくテンションもあがりました。 これでハルシくんも海っ子の仲間入りかなと思います。(シャボ)

■2010年8月15日(日) Vol.1414

昨晩は海岸で打ち上がる夏の花火を 丘に登って眺めた。
孫達と遊んで早目に寝て うす暗い四時に目覚める。
階下に降りるとしげるが一人で起きている。 そばの部屋をのぞくと10人が眠っている。 何時もの町田っ子達がめざしのように眠っている。
二階で寝ている俺の部屋でなく 孫のはるしはシャボと同じふとんの中で、 スヤスヤ寝ている。 こういう寝姿を見るのもいいもんだ。
奥の方では歌ちゃんが防空マスクをして寝ている。 仲間のためのイビキ対策。 もう一方のイビキ頭のパゲラは 廊下の先の玄関先で一人寝。
シンヤ番長も、何かあったらすぐ起きれるように リビングの床の上でゴロ寝。
奥の部屋をのぞくと10人ぐらいの中で、 一人壁に寄りかかって座って眠りこんでいる者もいる。 どの部屋からも酒くささもなく、 体力を使い切って眠っている。

六時になって、 森の茂みの上に真夏の太陽が顔を出してくる。
海の恵みもありがたいが、 毎度のシャボの一日がかりの皆へのスキンシップ、 今年初の別荘番長を勤めたシンヤのタフさ、 下北道場の深山の気遣い、元郎の明るい元気さ、 毎日鼻血を出しちゃ血だらけになってるしげる、 長期居られたパゲラ、 名古屋の竹田のたくましい成長の伸び、 出来なかった者、やれなかった者が、 一つ一つ何かを発見して変わって行く。 遊びながら、楽しみながら、笑いながら、 皆して何かを身につけて学んでいる。
ここしか出来ない、今しか出来ない事を ただやっていればいい。

男の集団、いや男家族って、楽しいやね。
誰が見たっていい奴は能力の問題でなく、
「自分をどれだけ自然に捨てているかで  決まってしまう」
自分がやりたい事をやる者は、 自己中心、身勝手、御都合主義。 社会にゃそんなのばかり。
別荘では、自分を捨てられる者が輝いて見えている。 ここしかない、今しかない体験をして、 何人もが変わっていく。
どんな講演会をきくより、どんな良書を読むより、 体験することが大切である。

専門家、オタク、マニア化されず その時、その場で起きている事に参加していればいいんだよ。 夏って、生命に大切なことが沢山つまってる。 それを知らぬ者達って多いよな。 仕事やって酒飲んでってかぁ。 まあそれも人生だよな。
でもな、 歌ちゃんのように今年も道場生達が楽しめるために 初日から車を走らせて準備してくれ、 海へ出ても別荘でもカメラマンとなり、 皆の思い出を残してくれ、 東京と伊豆を5往復もして行ったり来たり、 そして最後の後片付けまで残ってくれて、 皆の楽しみを作り見守ってくれる姿に 雀鬼流の導きがある。

ムコ殿が
「お父さん、時代に遅れてるんですよねぇ。」
「馬鹿言ってんじゃねぇよ。  俺は時代を戻ってるんだぁ。」

又体力しばりの一日がやって来た。 正直少々バテ気味です(笑) そろそろなー。

         雀鬼




本当に別荘にはいい兄貴達がいます。 シャボさんを初め、 新屋番長、元郎、しげるさん、 パゲラさん、歌田さん、竹田さんなど 皆が自分の事など考えずに 周りの為に一日動いてくれています。
そんなかっこいい兄貴の背中を見て、 来た時には名前も知らなかった人が 何かを感じ、学び、自然と自分を捨て、 男家族の輪の中に入っていく。 別荘は、そんないい循環のある 気持ちいい空間です。
それも世間一般の夏とは違って、 僕らの親である会長が教えて下さった、 海、格闘技、ベーゴマなどで 一日体力が尽きるまで体を動かして自然と眠るという 時代を戻った生活の中で生まれてくるものです。
今年の夏も、この瞬間、この場に入れた事に感謝です! もうすぐ道場生の夏は終わりますが、 残り二日全力で楽しみたいと思います。
会長、ありがとうございました。(深山)

■2010年8月13日(金) Vol.1413

別荘は毎日がお祭りだネ。 お祭りだから、 子供達は楽しくて仕方がない。
孫も3人に増えた。 夜にははるしの大好きなシャボも 三たびかけつけてくれる。
シャボが居ない間は、 元郎やしげるや深山達が、 幼な子のめんどうを見てくれる。 孫のはるしは、この俺が見ても このひと夏は本当に幸福だ。



長かった夏休みも後5日もすれば終っちまう。 まだ1日しか見ていないチャッペよ、
「早く来いよ」
君の大好きな海が待っているからな。

深夜2時、 歌ちゃんが沓掛とオマケの古島を連れて来てくれて、 横山に弟子入りした老化現象が進む小鉄も、 どうにかシンヤと元郎のおかげで 若さを取り戻せそうだ。
チャッペの仲間達も待ってるからな。 早く来いよ、分かったかい。

階下からまだ、笑い声が……。

         雀鬼




昼は海、夜はベーゴマや格闘技。 そんな毎日の中老化現象の進む自分でしたが、 やはり新屋番長・元郎副番長の 気付き・瞬間の動き・仕切りの中 少しでもついていこうとやってるうちに、 少しはましになって来たようです。 何より、毎日体を動かして遊ぶのは楽しいです。
チャッペさん!! 別荘生活もあと少しですよ!! 今ならまだ間に合いますよ。 変に考えずに、体動かして遊びましょうよ。 皆待ってますよ!!
(未熟なたき火番長小鉄)

■2010年8月12日(木) Vol.1412

小鉄と入れ替わりで、又伊豆へ。 数日の都会は時差ボケ状態だった。
人っ子一人居ない、伊豆の海の駅に降り立つ。 都会では人混みの駅から家路に着くと、 一人ポッチという人も多かろう。
伊豆では人気の無い駅から 道場生達が連泊している別荘の中はにぎわう。
紙ヒコーキを作って飛ばして2時間が経ち、 悪徳プロデューサーのジーコが格闘技の興業をうつ。 金村が手首を痛めたため、 弱った年寄りの爺さんである俺もやらされる。
後せめて10才若かったら五分に勝負が出来ようもんが、 もうこの年じゃ無理。 ジーコやパゲラや元郎に ボコボコにのされちまう。

下北道場の方から小島の爺さんがやって来て、 当然の雨が出迎える。 雨が降ってもシンヤ番長と元郎副番は海に行く。
小島の爺さん、無理して海へ入ったら唇が真っ青、 だからやめなって。
空はうす暗い雲が一面に包む。 その雲の下を雨雲が早足で流れている。 この前までの夏雲が消えちまって、 小島が秋を呼んでいる。

夕刻に雨もやんで、 一人ベランダに立って目の前の森を感じている。 小鳥達が山へ帰って来て 木々にはリス達が遊んでいる。
道場生達の明るいにぎわいもいいが、 こんな静けさもいいもんだ。

難しかったベーゴマも 皆してそこそこの上達を見せている。
俺から誰かに、そして又誰かに。 遠い昔の何もなかった頃の遊びが伝わって行く。

         雀鬼




会長が8日の夜に自宅へ戻られ、 3日間別荘を留守にされました。
不安の中、新屋番長、元郎副番長が 皆を引っぱって楽しめましたが、 会長が昨日の夜別荘に戻られ、 安心感が増し楽しみが増えています。
悪徳プロデューサーのジーコさんが 無茶な興業をうってきます。 自分はパゲラーマンとして連戦また連戦で 体が悲鳴を上げています。
会長には格闘技の技を見せてもらったり、 教えていただきました。 一瞬で飛ばされたり、 何もしてないようで極めていたり、 不思議の連続でした。 会長と触れ合った時は 何が何だかわかりませんでした。
小島サブマネがやってきたら、 前日の晴天がうそのように今日は雨! 本当に小島爺さんはおそろしいです。
別荘は初日からずっと海、ベーゴマ、格闘技と 寝る暇もなく(気付いたら朝の4時なんです)、 皆で遊んでいます。
ピカッ!!
(隠れ裏番長パゲラ42才現在無職)

■2010年8月10日(火) Vol.1411

8日の日だったか、シャボが再び帰る。 今川カーも歌ちゃんカーも、 一瞬だけはるしに逢いに来た息子夫婦も帰るってなら、 俺もいったん帰ってと思っていたら 強い雨も降り出した。 今年の夏は天気に恵まれて毎日が晴天だった。

俺が乗せてもらう歌ちゃんカーを先頭に 今川カーと息子の嫁さんカーに挟んで 殿(しんがり)をシャボさんカーで帰京。
この隊列なら安心。 俺が夜更けに突然帰る段になって、 海っ子となっている新屋や元郎たちは少々とまどう。 新屋が「淋しいスヨ」と心の中の不安を訴えてくるが、 ちょっくら戻って、 又すぐこっちへ来るよと済まねえがいったんの帰宅。
町田道場の小鉄とは入れ替わり。 「冗談でしょ」 と目がうったえているが、 あんたは間に合わなかっただけ(笑)

別荘には毎日、 20名以上の若者達でにぎわっていたが、 俺が帰った我が家でも子供や孫達が集ってきて、 これ又にぎわう。
俺よりずーっと年下の北村さんなんて、 たった数日で 若者たちの強烈なエネルギーでアップアップ(笑)。 一日俺について来た、海ん中一周コースでは、 くたくたになりながら、よーく頑張ったよな(笑)

基本的にここ数年モリも持たずに、 魚も捕らない俺だったが、 8日の日は海の先を見ると息子の嫁さんが、 足ヒレもなし、シュノーケルだけで海の上をラッタッタ。 ならばと小っこい足ヒレを持って嫁さんのそばに行く。
「ついて来いよ」 「ゴボゴボ」
嫁さんでも捕れそうな魚を見つけてやる。
「そりゃ!!潜って突け」 「ボコボコ」
と潜って2mぐらいで上がって来ちゃう。
頭を下げたら腹に近づけて 真っすぐに潜るんだぞ、何度か指導。
魚を見つけてやっても離したモリが方向違いの所で、 デレデレと浮いているだけ。 モリはしぼらずにこうやってソーと持ってな、 お目当てがあって潜る瞬間に 左手でモリの先を持ってゴムを引きしぼってバシッとなと、 一発で何匹かの魚を射て見せてやる。 俺にとっちゃ今年始めてのモリ使い。

嫁が少々慣れた頃、 男の子でも、簡単に捕れない、 早く泳ぐ、少々大きめな魚の群れを追って、 一匹を群れから離して 岩場の下へ追い込んだところで嫁さんが、モリを一発。
残念ながら、少々目標をはずし、 すばしっこい魚がツツツーと逃げる先を追って、 今度は下から海の中程まで魚を追い上げ、 波が打ち寄せる、がけっぷちへ追い込む。 魚は、がけっぷちの岩場に擬態した瞬間、 嫁さん後ろから、教えた通り、 真っすぐ手を伸ばして、 モリを放つとまぐれのごとくブスと突きささる。
暴れる魚をガケの岩場でモリに押し込んでやって、 嫁さん、生まれて始めての体験で、魚をゲット。
自分が捕るより、 初心者の子が魚を突ける姿を見守る方が楽しい。
「出来なかったことが、  出来た瞬間って楽しいんだよな」
ベーゴマだって、 身体を使った格闘技だってみんなそうなんだ。

久し振りに今道場でこのHPを書いているが 明日辺りから終盤の伊豆へ遊びに行けそうです。
仕事ありません。 仕事出来ません。
ジャーネー

         雀鬼




別荘で溺れていた自分が 初めて魚を突けたときの感激は今でも忘れられません。 まさに、 「出来なかったことが、  出来た瞬間って楽しいんだよな」 です。 これも別荘で会長に潜り方・ モリの使い方等を教えて頂いたからです。 そんな感激が別荘にはたくさんあります。
夏の別荘も残すところあと一週間!! まだ行っていない方は早めに行って楽しみましょう 何が起こるかはその日にならないと分かりません!! て言うか本当に分かりません!!!!
(緒方さんが別荘行っている間のHP代走・沓掛)

■2010年8月7日(土)その3 Vol.1410

麻雀を打っている者、麻雀の団体なんて、 ろくなもんじゃねぇのは、承知している。
我々もその麻雀の団体なんだけど、 魚料理の店、カレー専門店、 グランドピアノが真ん中にポツンと置いてある 高級蕎麦屋、これ又高級志向のカツ屋さん、 岩場の磯の露天風呂、海の側の海水プール等々。 日々を団体で足を運ぶ我々が行くとこどこ、 どちら様からも心あるおもてなしを頂戴している。
麻雀を看板にする団体なんて まともな人間の集まるところじゃないんだが、 あちらこちらから頂く有り難いおもてなしを 頂戴出来る理由を一つあげれば、 道場生達が、普段からやっている
「礼・儀」
だと、思う。
今年は、孫や関西から逃げて来た中学一年生がいたり 若者達中心に海の生活が周っているせいか、 8月4日のあの日以外は、別荘でも、身体を使った 遊びやベーゴマ等の子供に返った遊びばかりで、 世間の大人のように、集まれば「酒」という席は 全然作られていない。
我々は麻雀の団体なんだけど、海では絶対 麻雀なんかやらない(笑)
大人の道楽がなくて子供の遊びばかり。 俺の望むところだし、そんなんでいいと思っている。
そのうち、外から外来種が侵入してくると 状況が変わってしまうかも知れないがネ。
不快は寄せ付けず、 愉快に、陽気に笑える者達が、その日を囲む。
海と仲間達に感謝しながらな。 子供に戻ってもう少し遊ボうなー。

         雀鬼




(写真は、美味しいカレーが頂ける伊豆高原の「麦畑」さん)
「麻雀が好き」というよりも、なにより 「会長が好き」というのが、道場生の集まりだと思います。
そんな会長が大切にされている「礼・儀」を 実践させて頂き、会長の大好きな遊びを 体験できるのが別荘生活です。
昼は海で魚を追って身体を動かし、 夜は、ベーゴマ、格闘技など子供の遊びをして、 心身が自分が幼い頃の愉快で気持ちよい風が 心に吹くような感性になっているのがわかります。
別荘生活の夏が終わり帰ることになった道場生は 別荘が名残惜しいのか、 すごく寂しそうにして別荘を去ります。
自分は学生なのでありがたくも 毎日別荘に参加させて頂いています。
この生活での感覚を心に染み込ませて、 普段の生活に戻っても忘れたくない! そんな気持ちで別荘での貴重な時間を過ごさせて頂いています。 (三代目別荘裏番長 元郎 現在大学3年生)

■2010年8月7日(土)その2 Vol.1409

「ジージ、シャボさんが、  お仕事しているのボクすっごく見たい。」 「そうか、すっごくか。  シャボさん、お仕事でちょっと  シャボさんのお家に帰っちゃったからなー」 「ボク見たい。」 「分かったよ、ヨーシ今度見に行こうなぁ」 「本当!!」
と、5才になった孫の はるしがいい笑顔を返して来る。 はるしは、パパやママや妹も好きなんだが、 昨年別荘で長い間めんどうみ、遊んでくれるシャボのことが、
「大好き」
どんな大人や先生のそばに居るより、 はるしにとっては、シャボと触れ合える瞬は、 人生最高の時である。 幼な頃に、シャボと、はるしの関係に 「楽しさ」と「安心」がはさまっている。
はるしも今に大きくなったら シャボのようになりたいんだろう。
俺だってそうなって欲しい。 シャボの奴、別荘で自分の時間を捨てちゃって、 全部はるしにくれてくれる。
日本中、全部の大人がシャボだったら 「本物の平和な国」が出来る。
「ジージ、お盆過ぎたぁ?」 「これからだよ」
シャボはお盆の間は仕事が忙しい。 お盆が過ぎたら、又シャボと逢えることを お盆の意味も知らない はるしが何度も聞いてくる。
5日間、伴に暮らしたシャボが、、、 シャボが帰った時、本当に淋しい顔していた はるし。
シャボがパパだったら、、、 そうは問屋がおろしてくれず、 はるしのパパは我が息子(笑)
俺が去っても、はるしとシャボの絆はこの先ずーと 結ばれてくれることを願ってしまう。
俺も、はるしと同じ頃、母親の故郷で、 「リンちゃん」という素敵なおじさんと 遊んでもらった思い出がダブル。
そんなシャボが、お盆を待たずして、 夜中に5時間もかけて、かけつけてくれて はるしは、シャボさん、シャボさんと 一時も離れない。
親子の愛、男女の愛よりも、 すこやかな、すがすがしい時が流れている。
かけつけてくれたシャボも 明日になれば仕事に戻る。
再会は何よりだが、 2人の別れは俺が見ていても忍びがたい。
シャボさん、シャボさん、シャボさん、シャボさん、 シャボさん、シャボさん、シャボさん、シャボさん、シャボさん。 なぁ、はるし。

         雀鬼




ここ数年の別荘は自分にとっては、 会長を酋長とする一つの部族の様な感覚です。
会長に海での遊び方、魚の獲り方を教えてもらったり、 体の本当の使い方を教えてもらったり、会長の体験された 貴重なお話を聞かせて頂き、そう言った学びの中で上の者が 下の者の面倒を見て、またその下の者に伝えて行き それぞれの味が出て来て、 狩の上手な者、料理の得意な者、 場を盛り上げるのが上手な者、格闘技が好きな者。
そんな中、昨年から会長のお孫さんである温舟(はるし)くんと 触れ合わせて頂ける様になり、自分でもそれまで感じた事のない 穏やかと言うか温かい気持ちで触れ合わせて頂いています。
けして血が繋がっている訳ではありませんが、 道場生と一緒で家族と同じ様な、時にはそれ以上の大切な仲間です。
自分も温舟くんとの絆は本当に大切にしたいですし、 裏切らない様にして行かなければと思います。
また数日間温舟くんと会えなくなりますが、 いつ温舟くんが自分の仕事を見に来てくれても良い様に 自分のすべき事をして、また温舟くんと遊べたらと思います。(シャボ)

■2010年8月7日(土) Vol.1408

この2日間は、 「休みの休み中」で、海へ潜らず 長期のお休みだけでも、贅沢三昧なのに、 さらに休んでいる。
昨日は、海のそばの海水プールで、 少々泳いだだけで、伊東の美味い料理屋の 五味屋で、若い頃から大好物のアジのたたきを頂き、 深夜12時から始まった、 格闘マニアのジーコ率いる格闘技の連戦を観させてもらう。
花岡は女の子として育ったせいか、 始まると同時に「恐いよ!!」と、ベソをかいて どこかの部屋にこもってしまう。
一度、茨城へ帰っていたシャボが再来して、 畳のリングが盛り上がる。
でかいのや、細かいのがドタバタやっちょるんで、
「なんでよ?」
と、ちょこっと触れるだけで充分でしょうと、 身体の使い方を指導してやるが、 技術でないので、感覚の動きを 誰もつかめない(笑)
技術も力も全くいらない、 やろうとさえしない動きを 皆して体験している間に外が明るくなっちまう。
海で潜って、夜は畳の上で格闘技。 道場生はまっことタフじゃないと勤まらない。
そんな姿を見て、 元郎や、シンヤ達、若者に、 たくましさや男らしさを感じている。
そんな姿を朝までながめている今川の久美子なんか 多分、女の子に生まれちゃったことをくやんでいたことだろう(笑)
伊豆の別荘も道場生が 帰ったり、来たりで100名以上が遊びに来てくれる。 打算がちっともない、彼等が楽しんでいる姿を見ていられるだけで、 ありがたさを感じている俺がいる。
「今という時は、今しかないんだ」

         雀鬼




今川の久美子です。 昨日は、久々の格闘技大会。 いや〜、なかなかの大会でありました。 いつもは、結構むりやり参戦してしまうところ、 この大会、タフさ、すばやさと男同士のぶつかり合い。 沓掛vsパゲラ戦でさえ、 技はないけど、ザ・男のガチンコ。
もちろん見てて羨ましかったですが、 それ以上に、その場にいて、 気持ちの良い試合ばかりで、見ごたえ充分でした。 今時、こんな場 他でつくれる人は いないんじゃないでしょうか? “大将”と一緒にいられる時を大事にしたいです。

■2010年8月6日(金) Vol.1407

もの心ついた頃には、 母親やご近所の方々にめいわくばかり。 小学生になって、 先生やクラスの男の子にも、めいわくが増えて、 我ながら、このまま行けば どんな大人になっちまうんだろうかと、 思いにふけったこともあった。
8月4日は、そんな俺が生まれちゃった日。
俺らは、大好きな道場生等20名くらいで、 これまた大好きな真夏の海を潜っちゃ遊んでいる。
好きな時に潜って、 美味いめし食って 又、遊んで好きな時に寝りゃぁいいだけ。
都会に残る道場生達は 俺が遊び呆けている中で、 暑い日々のなかで、精を出して働いている。
8月4日は平日です。 それなのに、ああそれなのに。 都心から続々と道場生等が集まってそれで 広いはずの岩場の海も人であふれる。
「お早うございます!」
とあいさつされても 心の中じゃ
「済まネェ、済まネェ、」ばっかり
毎度のごとく、海を楽しんで 伊東の伊豆で一番美味い店である五味屋さんを 貸し切って祝ってもらう。
大阪や、名古屋や地方からかけつけてくれる者もいて
「悪いなー」と心で思っています。
五味屋さんも人気店で、 開店前から沢山の人が並ぶ店。
こちら様にも大変なめいわくをかけ通し。 マスター御夫妻が、 俺の好みを全て心得ていて 美味いもんがあふれんほど出てくる。
営業的にもかなり、めいわくを かけているのは分かっちゃいるが、 マスターと俺との関係で、 「心温い味」を遠慮なく道場生達と頂いちゃう。
せめてなー 俺の生まれ月が夏じゃなければ、 そんな場でなく近場で済む。
本なんか出しちゃったりして 世間の方々に少しはお役に立っているなんてことは、 決してありやせん。
俺の人生なんて、知り合う人、触れ合う人に めいわくばっかでしょう。
だから俺は「鬼」なんです。

         雀鬼




三代目別荘番長 新屋です。 会長、改めまして、 お誕生日おめでとうございます。 今年も始まりました!夏の別荘!! 7月31日から18日間、 会長と触れ合わせていただいているからこそ 実現できる貴重で大切な夏の空間でございます。
会長が8月4日のお生まれだからこそ、 その日は道場生や会長に関る方々にとって 特別な日であり、あったかくて美味しい 五味屋さんに皆で集まり会長のお誕生日を笑ったり 時には泣き叫び?ながら皆でお祝いする事ができます。
夏の別荘は現在6日目、海でもとろーがサメと戦ったり、 別荘に戻れば、皆でべーゴマで遊んだり、あと誰かが失踪したり… とにかく!会長と道場生の他では体験する事のできない 夏休みはまだまだ続きます。これからのHPもお楽しみに!! それでは…(三代目別荘番長 新屋 現在無職)

■2010年8月3日(火) Vol.1406

週刊現代のグラビア写真が、 7ページにわたって、掲載されちゃった。 写真の方は、相棒の北村が撮って、
「ちょっと、この人危ういんじゃない」
あの日、街ん中で突っ立ってて、と注文が入ったんだが、 あんな人が、一人で街ん中で突っ立ってて、 タバコをふかしていたら、普通、パトカーが来ます。

取材を受けた文を読んでみたら、 間違いだらけ(笑) 本田誠一さんは、 店長じゃなくて、『オーナー社長』です。
本田さん、取材に協力してくれた上で 間違いだらけで、本当スンマセン。
まあね。 これで、雑誌って間違いだらけだっていうことが、 分かりましたでしょう。

別荘の方は、 町田道場がそのまま移った暮らし。
その中で下北道場のシャボと繁が、 若者や新人達のまとめ役になってくれています。
この頃、家じゃちょっとした段差でつまずいている足元が、 大きな岩場を伝わり歩くと、危なさを感じてます。

もう引退ですかねェ。残念!!

         雀鬼




別荘から戻ってきた金です。 都会に戻ってくると 夏の海が幻だったような気がしてきますが、 本来はこちらが自然な生活で 都会の生活が不自然なんだろうと思います。
週刊現代さんの記事は 自分でも気づく間違いがいくつかあり、 図らずも情報の危うさということかな。 と思いました。 でも、写真は本当に格好いいので、 興味のある方はご覧ください。
別荘は、海に潜ったり 格闘技やベーゴマをしたりで本当に楽しいです。 会長にはまだまだ色々教えていただき、 遊んでいただきたいので、まだまだお元気で、 自分たち道場生の父でいて欲しいと思います。(金)

■2010年8月2日(月) Vol.1405

伊豆に来てます。 都会で孫達が夏風邪で高熱を出したり、 娘の誕生日があったりして出発は夜10時。 深山の車に同乗させてもらってドライブ気分で、 深夜に別荘に着くとすでに20名近くが来ていて ヘタッピーのベーゴマ遊びをしている。
集まって酒の匂いを漂わせるのが大人なんだろうが、 シャボを中心の子供の遊びに道場生らしさを感じ、 ホレよと昔し身につけた身体の感覚で手本を見せてやり、 少しずつコツを教えてやるが、 今日びの若者達の遊び方は 良くてスポーツの動き、 昔のような身体使いが出来ない。 つくづく、子供の頃の 身体を使った遊びの大切さを感じていた。

出来ない出来ないと朝4時半頃まで皆してやっていた。 毎度の事ながら床に就いたら7時頃。 ていうことで次の日は早く寝て、6時に目が覚めて 目標の早寝早起きを一日だけ、とにかく出来て、 今この原稿を書いている。

都会で汗水たらして働いているチャッペさん達には恐縮だが、 無職仲間の新屋やパゲラと、涼しい高原と木々に囲まれ、 冷たい海で遊んでいます。 あのちっこい女の子の今川が、俺の導きで 巨大なエイと格闘している姿が見れて何よりでした。
昼間は岩場の海で夜は畳の上で、 身体を使って遊ぶ道場生を見守れるだけでも ありがたさを感じています。
関西からパラオへ同行した中学一年生のまさきも 一人で旅立ってくるし、 我が家の孫のはるしも シャボさんと今年も触れ合ってて、 俺から見ても貴重な時を 過ごさせてもらっていることを感じています。
木々を揺らしている風がやんで、 陽の光が少しづつ強さを増している。 年々岩場で足元が危うくなって、 海中でも大暴れが出来なくなってきましたが 道場生の若者達と過ごせる日々を 俺らしく受け止めています。

         雀鬼




今年も始まりました別荘!! 梅雨も明けてめっきり暑くなったこの頃なので、 しっかり泳いで遊んでもらいたいです。 海水の温度も上がってくれるとベストなんですが。 そして今年は今まで別荘の住人・管理人だった チャッペさんがまだ行けてない・・・。 道場にもあまり来ていない・・・。 きっと噂通り、工場の野菜の海の中に どっぷりつかっていることでしょう。 とにかく早く自分も行きたい!!です(ノック)



■2010年7月29日(木) Vol.1404

仕事はクビになっちゃったけど 残務処理っていうことで道場に呼ばれ、 担当の高木と竹書房の誠で ずーと前に仕上げた原稿をチェックする。
四時間以上もやったんだけど 時折り橋本さんの冷たい視線が刺さる。

俺と同じ無職渡世の新屋が 珍しく入った日雇いの仕事から帰って来る。
俺も夏が過ぎた頃、定職じゃなくていいが なんか日雇い仕事を見つけなきゃならない。
20年以上前に捨てちまった勝負の場へ戻れば まだまだ行けそうだが、 その道は自らが閉じたもの。
だからって新屋みたいに肉体労働は 好む方向だがこの年じゃ到底ムリ。
どなたか俺みてぇな奴にでも出来そうな 日雇い仕事を紹介して下さいませ。

ねぇだろうなー。

高槻まで足を伸ばして 山田んところでバイトでも頼んでみるかなー。
いや、これ以上山田に 迷惑や世話になるのもいけねぇしなー。
悩んだって仕方ねぇから チャッペみたいに有り金全部 パチンコに突っ込んじまえば エッヘッへと笑ってられるかもしれねぇな。

「渡世人」ってなんか俺らしいよなー。

         雀鬼




渡世人は会長に相応しいと思いますが、 勝負の場には戻られないとのことですので 職を探さねばなりまりせん。 もしも何処にも働き場がなかったら、 最後の手段として 生活保護を受けられるという道もございます。(ジーコ)



■2010年7月28日(水) Vol.1403

ウへェー、当然のクビですか、 そりゃ罪は認めますが、 「社会的に救いようがない」 と会社の橋本さんからの通達っていうことは、 謹慎でなくて解雇ってやつですか、 まあこれで仕事は無くなっちゃいましたが、 雀鬼会の方はどうなるんだろう。
今頃、金村、多田、佐々木に山田達で 俺の処分を検討中、
「破門!!」
はねえだろうなー。
下北と町田の委員会は この処置にどう加わるんだろうか、 まあ、やっちまったことは事実だし、 まだまだ手に負えないことをやっちまうことでしょう。

世界中を転戦している卓球の早矢香から電話。 第一声に何時もの元気な声を感じない。
疲れているのか、淋しいのか、 やっぱ早矢香は馬鹿笑いと 楽しい笑顔がお似合いです。
俺なんて仕事は無くすし、 長い夏休み取って遊ぶんだけど、 早矢香は練習尽くめで、 又韓国と中国へ行くらしい。
まあ若いんだから、 その時に出来ることを精一杯やっていい。 出来なくなった大人や世間に振り回されずにな。 俺は俺だし早矢香は早矢香なんだからな。

         雀鬼




最近は早矢香さんとの御縁もあって、 卓球のニュースをこまめにチェックしているのですが、 ヨーロッパ、中国、中東、南米と 世界中で大会やら試合やらがあり、 早矢香さんもそこで優勝したり、負けたりなんですが、 トップ選手は本当に世界中を飛び回っているんだなーと 感心させられます。 会長は江戸所払いの上、伊豆で謹慎となりましたが、 早矢香さんも夏の海に 遊びに来てくれたらと願っております!!(ジーコ)



■2010年7月26日(月) Vol.1402

もうすぐ夏休み。 宿題なんて当然やらねぇぞ。 道場生の海っ子達と丸一日遊ぶだけ。
ていうことで 残りの仕事をちこっとやる。
講談社の取材だったが、 水着で受けちゃった(笑)
外で雷が鳴っているが、普通の会社勤めなら 暑くたってスーツにネクタイでお仕事。
それなのに俺ときたら 水着で仕事を受けちゃってんだから 仕事と遊びの垣根がない。
これじゃ仕事になりません。 だから仕事が来なくなって当然です。
俺、クビかも知れません。 まぁ、仕方あんめぇ・・・・・てか。

         雀鬼




あれでは当然クビです。 社会的に救いようがないと 冷たく言う他ございません。
この場を借りて橋本から関係者の皆様へ、 会長は本日をもって正式に 仕事に関してクビになったことを ご報告させて頂きます。
今後しばらくの間、 会長に御用のある方は 水着にシュノーケル着用で遊びに来て下さいね。(橋本)




■2010年7月24日(土) Vol.1401

高槻塾の山田と 大勢の道場関係者が集ってくれて、 道場中も熱気と人息で猛暑も増加。
そんな中第39期雀鬼会を 全て終了する事が出来ました。 俺の生命線である雀鬼会が 又一期歩めたことは誠に何よりでした。

今も手元に「ゲーテ」と「プレジテント」の雑誌が届く。 そんな雑誌の取材に答えられるのも、 全て道場生達から学べたものを活字に変えただけ。
それを含めても、 全てのことを雀鬼会という存在があって、 そこを守る道場生があってこそ成せたことは事実です。 外部へ出て資料を受けなくとも、 道場に沢山のネタが植えてるんです。
子供のような若者達と一年を通して、 ふれ合い遊べる人生は正直ありがたいです。 雀鬼流をやらなかったら、 こんないい連中と決して出逢えなかったことでしょう。

本戦という試合云々よりも、 彼等と空間を伴に過ごせたことばかりが浮かんできます。
こんな俺ですが 周りを囲んでくれた一人一人に やってくれてありがとうと思える一期でした。

         雀鬼




今日は今期の最終戦、選抜決勝という事で、 大阪や名古屋からも人が集まって、 道場内はかなりの熱気でした。 残念ながら全卓合格ならずでしたが、 評価発表の時は合格、不合格も関係なく、 何時もの楽しい時間。
会長、今期もお疲れ様でした。 今期、輝いた人、上手くいかなかった人もいますが、 終ってみれば、 楽しかったと思っている人が多いでしょう。 厳しい事もありますが、 それ以上に学び、楽しみがあります。 雀鬼会は会長にとって生命線とありますが、 自分も道場がない生活は考えられません。 また遊んで頂けたらと思います。(恒)




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