■2008/11/11(火)
≪ Vol.942
俺らなんかが邪魔しちゃいけないんだろうが、前々から側近の阿部さんに裏から手を回し、「日本を美しくする会」の相談役に久し振りに御対面。
何時ものように、相談役も阿部さんも新上さんも、スーツにネクタイで迎えて下さった。新ちゃんから御指摘通りに俺らは、北村さんのオンボロ車で出向く。
庭に七面鳥がいて、見晴らしが良い大きな応接間に通される。
「お座り下さい」と申されるが、北村はいつも通りのボロ着。オイラも合わせてGパンにスニーカー。出入りの業者さんか、ちょっと落とせばホームレス(笑)新上さんが下まで出迎えてくれなかったら受付は通らなかったろう。
今日は相談役にとっては滅多に無い空き日と聞いていたんだが、早朝五時からドイツのテレビ局の取材があったという。お忙しい、お疲れの中へ、見た目が悪い二人が押しかけてしまった。
「上着か襟付きのシャツぐらい着て来いよ」
と新上さんの目が睨んでいる。
「所用があって行った訳じゃない。ただ遊びに寄っただけ」
と背中で返しておく(笑)
相談役には度重なる御礼の御挨拶もあったんだが、今日の目的は、オイラが勝手に相談役のお体に触れたいだけ。出して頂いたお茶すら飲まぬ内に、相談役の御身体をあちらこちらとさわり出す。
「無礼者!!」と一喝もされずに相談役が耐えて下さる。阿部さんと新上さんが、何かあったら許さんぞとボディガード役で脇を固めている。
ふれあうことで相談役とオイラが一体化され、オイラの額から汗が流れる。たいした動きをしていないのだが、オイラの身体の芯が熱くなる。
相談役、大切な御身体を汚してしまってすいません。
阿部さん、新ちゃん御心配かけてゴメンナサイ。
オイラが勝手なことをしてしまったのに、その後、高級懐石料理屋の部屋まで用意して頂き、旨くて楽しい一時を過ごさせて頂く。
「会長を肴にして飲む酒は格別だぁ。もう死んでもいい。」
と何時もの阿部さん。
「阿部さん何度死ぬんですか。阿部さん殺すのって簡単ですね。」
と返せる仲。
始発の電車で出勤され、送りの車にも乗らずに満員電車で帰られる相談役ってやっぱ凄かないかい。実のったって、ずーっと頭べをたらされる。偉い人ってこういう方を言うんだよなー。
こんな方だからこそ、こんな馬鹿もんでも笑って許して下さるんでしょうね。
それにしても北村、お前汚かったぞ(笑)
雀鬼
[写真:942]
北村先生に「今日はどうでしたか?」と感想を聞いたら、「美味しかった。」と答えてくれました(笑)こういう場に行く時も北村先生は飾らず、何時も通りのボロ着で行かれるのが、ある意味凄いです。(ノック)
≪ [Home]