■2008/09/30(火)
 Vol.898
東大で学業を成し、 司法試験を受けて弁護士の資格まで目指していた川原さんが、 10年余り前に道場に流れついて、 高卒の靴屋さんのせがれの元に弟子入りして、 強くて、恐くって、厳しい、 金村師匠の下で、 東大では決して学べなかったことを、貫き通している。 世間の常識である、知識では川原は金村より、 ずーっと上の立場にいるが、 その他全ては金村の足元にも及ばない。 ボコられても(笑)、相手にされずとも、 金村とちょいと距離を置いて歩いてきた。 世間の常識では有り得ない逆転現象がそこにあっても、 その関係に少しの違和感を感じない。
道場には俺を中心にして、幾組かの師弟関係があるが、 師は弟子に師の姿を見せ続け、弟子がふれあうことで、 それぞれの空間が生まれる。
師の中には弟子に追い越されたり、 存在力を見せ付けられない者も現れる。 師が弟子を選べず、弟子が師に三行半を下せるのが、 雀鬼流の師弟制度。
弟子は師の歩んだ道を学び、 師は面倒見を身につける。 金村は師として頭抜けた雀力を見せるが、 弟子達の雀力は一向に伸びない(笑) それでも金村を通した男っぽい風が吹いてくる。 男はそんな分野を捨てたり、忘れてはならぬものであろう。
「男っぽいって誰よ」と聞けば、 どの部屋の誰からも、 「金村さん」 と返って来る。 花岡の名は残念ながら聞こえない。 多田さん、「ない」「ない」 そんな声、絶対ないってばさあー。 だよなシャボ、どう思うよ。
雀鬼

[写真:898]
会長にここまで書いて頂ければ、川原さん嬉しいでしょうね〜。 男っぽいといえば会長は当然として、 高槻だったら山田マネージャー、本部だったら金村さんの名前が挙がります。 男っぽさ、身に付けたいです。(ジーコ)

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