■2008/09/18(木)
 Vol.887
第36期雀鬼会
1回戦を終えて、長い夏休みが間に入って、 今日から2回戦が始まる。
ああだこうだとごたくを並べたって、 雀鬼流は麻雀から生れたもの。 それがなければ始まらない。
選ばれし猛者達が緊張して、 緊迫がある試合に挑む。
うまくいけると鍛錬を積んでもいざやる時は、 リズムとかバランスをちょっとでもはずすと、 そこからどかっと崩れていく。
出来ると思って出来ないのが雀鬼流麻雀。 それでも出来っこないことを追い続けるのです。
本戦は町田で行われるが、 下北道場にはあのNHKのキャスターが 今日も来ているという。
「キャスター元気かい?」
と電話を入れてやる。
「ハイ!」
とキャスターらしい声音が届く。
NHKってかたいとこを売りにしているんだろうけど、 キャスターはなんとなく、 初対面から可愛げがあった。
あの日も俺の前で、キャスターに
345678(3)(4)(5)(7)(7)三四
というダブリータンピンドラ1、 高目三色という手が入る。
いいねぇキャスター。 オープンしちゃえと全ての牌を見せてやる。
そしてキャスター最後まであがれない(笑)
が、キャスター、あれはね、 凄ぇこれ以上ない手をすんなりあがっちまうよりも、 奇跡の己の配牌を長い時間楽しめたことに 意味があったんだぞ。 損だ得だってこと以上に楽しみがあったってこと。
あの奇跡のような手牌こそ、 俺とキャスターの出逢いを表現していたんだ。
そういえば俺が突然出ろといった 下北の月例会に出たらしい。
ハイと受けたキャスターだったが、 マイナス115の大敗のペナルティ2個で ダンビリだってな。
「キャスターらしい初陣」
まっことOKですぞ(笑)
雀鬼

[写真:887]
久々に会長がいらしてくださった下北沢道場では、いろんなこと、ホントに不思議で楽しいことが起こっていました。

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