■2008/09/06(土)
≪ Vol.875
俺も床屋に行けた。(笑)
10年をとうに過ぎる行きつけの床屋。 俺の髪を任せる技術者も今や三代目のヨシくん。
彼は俺が知っている限り、 そこで出逢ったスタッフの中では、 最も男の匂いを漂わせる。
その床屋さんも開店以来50周年が経つという。 今は二代目のオーナーがバリバリ仕事をして、 業界では名が売れ、全国はもとより海外まで飛び出している。 ヨシくんに髪をさわってもらっていたところに、 忙しく飛び回っているオーナーがひょいと顔をのぞく。
「会長、久し振りです。」 「久し振り、ところで顔がむくんでる、危ないじゃない。」
散髪の途中だったが、 あっちこっちオーナーの身体を動かしたり、さわってあげる。
「ひゃ歩ける。不思議、俺どうなっちゃったんだろう。20年前に戻っちゃった。」
三ヶ月苦しみ、悩んでいたらしい。 あらゆるよいと思われる治療法や薬を試したらしい。 それでもダメ。
「俺、こんなに頑張って生きてきたのに、 身体が言うこと聞かない動けない。」
気持ちがあっても動けば身体が痛んでいたらしい。 ひょいひょいと俺はたださわっていただけ、 されだけなのに、オーナーは若者のように真っすぐ歩き、 階段も登り降りしている。 その変化をヨシや周りのスタッフも嬉しそうに眺めている。
「会長、何されたんですか?」 「ただやっただけだよ」
本当にただやっただけ、 だからただ、一銭もかからない(笑)
その分ちょっと遅れて町田道場で出版関係と会う。 その後は元朗に変わって、 若者、ひろしの時間が続く。
ひろし中心に皆んなが動き回る。 元朗とひろしは身体的には若い。 スタミナがあり、回復力がある。 橋本なんて一度付き合って、 酸欠状態で床に倒れて寝てしまう。
明日も仕事なのに、 ひろしの時間が朝四時半まで続く。 ひろしはずーっと汗だく、 皆んなはバテ気味。 俺も正直バテていた。(笑)
五時に帰宅すると俺専用の日本間で、 嫁に行った娘が赤ん坊と一つの布団で眠っている。 その子の足と俺の指の大きさが同じだった。 花岡さんも仕事で忙しいんだが、 俺も何かとあるんだよな。(笑)
雀鬼
[写真:875]
ヨシくんこと鈴木さん。今年は別荘にもいらしてくださり、出張調髪(^_^)/海では、どこのレスラーかと思うような肉体で皆といっしょに潜ってくださりカッコよかったです!(花岡)
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