■2008/05/28(水)
≪ Vol.781
暖かくなったので孫と外を散歩。途中で幼い姉妹と出逢う。水が入った小さい器を手に持って、静かに道を歩いている。
「何がいるのかな?」
「めだかです。でも一匹死んじゃってもらいに行くのです。」
大人達よりも丁寧に、しっかり受け答えしてくれる。
幼子等は近所の家に声を掛けて、又新しい小さな生命を貰っていた。
「はるし、めだか買いに行こうか」
古ぼけた店の引き戸を開ける。店番も客も誰もいない。済みません、と声を掛ける。奥から優しげなおじさんが出て来て、めだか五匹と小さい金魚を一匹買う。
孫が小さい生命にどう興味を持つかと眺める。今日びの子は環境が自然から離れちゃったことで、家ん中で遊べるもので遊ぶ。それもテレビとかパソコンのような便利なものをおもちゃにして遊ぶ。
小さい虫を怖がり、自然の生命に触れ合って遊ぶことが苦手なようだ。
買った物で遊ぶ、次から次へと新しい物を買って遊ぶ。
「遊ぶは買うもの」
「楽しみも買えるもの」
俺達子供の頃は買ってもらって遊ぶことはなかった。一銭もかけずに外に出て楽しみを見つける。折れた木々や葉っぱや石ころでも自然の恵みの中で小さい生命達と夕暮れまで真っ黒になって遊べた。子供達の遊びは子供達が工夫して生み出し、
「子供の遊びにゃ親や大人が関わらなかった」
雀鬼
[写真:781]
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