■2008/04/27(月)
 Vol.754
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【選手紹介:その28】
【町田:歌田哲也】
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花岡さんからの軽いプレッシャー付で金さんから指名をいただいた、町田道場所属の歌田です。牌の音歴は18年、選手としては選抜10期、Jr.12期、Jr.II1期、番外代走1期になります。ちなみに連続千打数は21期です。
自分が牌の音に通い出したのは大学生の頃、何かが切れたように学校に対する気力が消え、どうにかしようと思っても体や気持ちがついていかず焦りや自分への嫌悪感でいっぱいだった時期でした。それまで通っていた雀荘が無くなったのがきっかけで近代麻雀で読んでいた牌の音へ。
当初は雀鬼会には関わらずのフリーの一般のお客さん。そんな状態でしたから自分の中の悪いものを周りに垂れ流していて、嫌われ者で出入禁止寸前でした。会長からは当時は来てから帰るまで一度も笑わなかったと言われます。それでも通い続けたのは悪いのは自分だと分かっていたし、それまで友達や他で打っていた麻雀より道場でのそれが心地よかったからだと思います。
体験卓が出来て雀鬼流麻雀を勉強する機会が増え、スタッフの方にも月例会に誘っていただけるようになった頃、会長の本にサインをいただきました。そこに添えていただいた言葉が
「自分の中の悪臭を消せ」
自分で自分の中の嫌だと思うものを減らしていきなさいと。
「歌田は自分が嫌いだろ? お前自身が嫌っていたら誰もお前を好きになんかなってくれないよ。俺なんか俺が大好きだよ。」
それまでほとんど話していただいたことのない会長からのど真ん中直球。自分の雀鬼会はそこから始まりました。
選手になってからも道場に近い環境を生かしてとにかく打っていました。今から考えると異常なほど打ってました。ただの麻雀好きとも言えますが、道場を守るという言葉が使われるようになり、何が出来るでない自分はそのくらいしかないかなと。
あとは打って打って遅れて打って・・・気がつけば21期。千という数自体は重要ではなく誰もが打てばよいというわけでもない。上の選手たちの千の山登りについていき事切れた新人も数知れず。格好良く言えば現場意識や継続などの意味もあるけれど、結局は道場に居たいから。皆、道場に居るのが楽しいから。
途中鬼打ちキャラからの脱皮を試みた(当然失敗)時期や、麻雀を打つのが辛い時期もありましたが、これが自分の味のうち。道場ではキャラが立って一人前。要はどこで光れるか。
で話を戻して、じゃあ今は自分が好きなのか?嫌いではなく好きとは言える。でも困った事に道場に長くいると当時は見えなかったものが見えてくる。気づかなかったダメな所に気づいてしまう。ある意味イタチごっこ。それでも少しづつでも変わってこれた。当然会長や道場の仲間のおかげですしまだまだ貰っていることのほうが多いですが、わずかでも返せているのかなと思います。
何期か前、会長に
「歌田も良い笑顔が出来るようになった」
と言って頂けたのが今まで雀鬼会をやっていて実は一番嬉しかったりします。
[写真:754]
それでは次は町田で共に五馬鹿と呼ばれていたこともある、恒さん、お願いします!

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