■2024/2/28(水)
≪ Vol.7128
本日は都心の病院へ。
俺の腕は採血するのが難しい、
ってなもんで、
いつものベテランさんに針を刺してもらう。
これ、血管じゃないね、と針を刺す。
俺も、そうだと思います、と答えていた。
2回ほど血が抜かれず、わずかな痛みが。
「もう私に指名しないでね」
の言葉に、何か引っかかった。
いつもの特診室に呼ばれて入る。
いつもと空気が違う。
「2度ほど、御自宅に電話入れたんですけど」
「何か、先生に変化があったんですか」
「実は、3月に病院の体制が変わって、
わたくし、3月で、ここ終わるんです」
突然のことなんで、絶句、
とはいかず、
よろしかったら、事情をお話し下さい・・・。
わたくし、後5年、こういう型の患者への、
治験をしたかったんです。
その博士号を持つ先生は、
俺のような特殊な病の仕事に、
携わりたかったんですね。
まだまだ現代の医療じゃ、
解読出来ない病だからこそ、
やりがいがあったんですね。
いつも凛としていた先生のまぶたから、
うっすらと涙がにじむ。
「残念、無念!!」
俺の方も、その先生と共感。
36年間やって来た、
道場らしきものを閉じる。
あぁ、つい書いちまった(笑)
皆様方には、長い御支援、御協力を頂き、
深謝致しており候。
道場っていうか、麻雀は俺の生命線だった。
我が手の生命線をふと見つめると、
一本、横に切れ線が出来ていた。
これから、後始末もあるが、
体力、気力が衰えた頃で、
塩梅かも知れませんね。
昨年の8月、
それを越せば、今年の2月、
と予想していたことが、
的を射ていましたね。
山田、丸で始まって、
橋本と恒で終わる。
これも定めですかね。
又ね・・・・・。
雀鬼
[写真:7128]
始まりのお二人と並べられると、違いが大きく、
自分なんかがって思ってしまいますが、
そんな自分でも、濃い触れ合いを続けさせて貰った事が有難いです。
(恒)
後始末や先のことに頭がいっていたせいか、
終わるという実感が、あるようでない感じでしたが、
今は、ふとした瞬間に、
日に日に大きくなっていっているのを感じます。
(橋本)
道場を閉じるお話しを聞いた時は、ついにという思いでした。
都心の病院での出来事とのつながりもそうですが、
36年間という数字も4の倍数であり、
何か意味があるように感じました。
(百武)
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