■2008/02/20(水)
≪ Vol.707
甲野先生曰く
「これほどまでも気持ちを入れて 熱心な日々を本作りのために貴重な時間を費やしたのに 中身がパッケージに伝わってない」
ということで、泣くに泣けないショックを、 出来上がった自らの本を悲しみ耐え忍んでいた様相。
それに比べりゃノー天気な俺なんか
「また新しい本が一冊加わったなー」
って感じ(笑) 「俺以外の皆様、お疲れ様」ぐらいしか反応がないにぶさ(笑)
甲野先生のお気持ちも察して、 引きずり出しちゃって 「ごめんなさい、すいませんでしたねぇ」 と謝るしかなかった。
先日下北道場に行った折、駅前の本屋さんに立ち寄り 瞬間で二冊の本を買い、レジの前に行くと 今回の対談本 「賢い身体 バカな身体」 が平積みで積み重ねられていた。 レジのスタッフさんに
「平積みありがとうございます」
の一声に、若いスタッフから
「うちの店にもファンがおりますので」
と返って来る。 俺以外の皆さんの労力やお気持ちがあって 一冊の本が誰かさん達の手に届く。
「どうなんだろうなー」
と思っていたら今日
「出足の売り上げが何倍か早いです」
と一報が入る。少しほっとする(笑) 少しほっとしたところで甲野先生に電話を入れる。 何時ものことだがその「分析」の中に 俺は素直でいるつもりなのに(笑) 甲野先生ときたら・・・・・
「やっぱ甲野先生はうそつきですよ」
と落ちが入る。
ところで俺って今まで何冊の本を出したんだろう。 昨日もまた懲りずに新しい本作りが始まった。 以前8冊同時進行なんて馬鹿な頃もあったんだよな。 それなのに、あぁそれなのに俺ってさぁ 「賢い身体 バカな身体」の自作の本をですよぉ、 出版されて一週間が経ったのに前書きと後書きを読んだだけ。 話にならないどころか笑っちゃいますよね、まったく!!
雀鬼
[写真:707]
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