■2008/02/06(水)
≪ Vol.696
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【選手紹介:その16】
【選抜:清川正浩】
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同期のヤンマーから御指名頂きました清川です。唯一の同期だけにちょっと前までは若手同士ライバル的な感じもあった仲でしたが、ヤンマーさんの方がすっかり貫禄を付けられて、先へ行ってしまわれました(笑)
ということで牌の音歴6年位、番外1期、Jr4期、選抜7期です。
牌の音に来た理由は色々ありすぎて、書ききれないのですが一言でいえば憧れでしょうか。単純な理由だったと思います。
それからそんなに日も経たずにスタッフとしてやらせて頂けることなり、初めてJrに受かったときに雀鬼会選手32名にしか頂けない
“会長寸評”に「3年は続けなさい」
と、ありがたくも当時はどういう意味が込められているのかわからなかったですが、あっという間に6年が過ぎました。
その間スタッフとして町田、下北両方でやらせて頂きましたし、多くの方に学びを頂きました。
道場には“部屋制度”というものがあって、基本的に道場番付に名前が載っている道場生はどこかの部屋に入ります。
会長を大師匠とし、その下に選抜を中心とした部屋が現在は町田7つ、下北9つあり、各師匠が弟子をこき使い、日々ムチを打つわけです。それに怒りを覚え、耐え抜いた者だけがJr、選抜と上がって行けて、報復の下克上の雨あらしとなり…
ません。
と冗談はさておき、本当のところはほぼそれの逆に近く、どんなことでも弟子がミスをしたら師匠の責任であり、弟子が成長していく過程で手助けできる存在であればいいのです。もちろん弟子以外の人にも同じですが。
社会とは違い、上に行けば行くほど大変になるのが雀鬼会であり、師匠と弟子と立場は少し違いますがみんな学ばせて頂いています。
あと、雀鬼会に入ってから僕自身の中で変わったのは、男という宿命づいたものへの意識の変化でした。会長を先頭に、山田マネージャー、金村総括部長はじめ、男としてもかっこいい、魅力があるなという方がいて下さり、僕自身も男として恥かしくない生き様でありたいと思うようになりました。それは温かさであったり、強さであったり、
粋、味、筋、器、絆、色気、安心感、体を張ること、
そして素直と勇気等、
言葉だけでは表せられないものだと思います。
本当にかっこいい。
現代は、はっきり言って女々しい男子が多くなりました。そんな中で本物の男になるのは難しいことだと思いますが、そうなりたいという気持と行動だけは持っていたいです。
今の日本人が失ってしまった一つに気付けただけでも、会長に頂いた“3年”の意味が少し分かったような気がします。
[写真:696]
かっこいいと言えば、選抜1期目でいきなり4位、会長評価点23点で合格の高田貴基氏に次回の選手紹介をお願いしたく候。
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